足かけ五年

グレーシャーが描かれている絵はがきで、アメリカからエアメールが届いた。送り主は、ボクが山に関する事柄で大尊敬しているうちのお一人(夫婦だからお二人か)。6月の後半から約3週間もの間、スケールの大きいグレーシャー国立公園などなどを自由気ままに旅してきたこのご夫婦は、旅の仕方も山の歩き方もスケールが本当に大きい。いつも圧倒されるんです。でこのお二人を知ったのは、タビノカミサマと云うブログのとある記事から。

今でこそボクは矢の姉さんや福井の変態などを筆頭に、仲良くさせてもらっている山の仲間がどしどし増えてゆき、山に関する経験値も併せて増えてきたけれど、ヨメさんと二人で山歩きを始めた2010年は、おっかなびっくり見様見真似で、強者ハイカー達のホームページやブログ、そして山に関するガイドブックなどを、どれもこれも穴の空くほど見て読んでいたことがつい最近のよう。

それでその中で、山専ボトルに関する情報を調べていたら、妙にボクの心を鷲づかみにするブログに辿り着いたんです。で すっかりとお気に入りに。しばらくするとそのお二人さんが、山の本を出している事が分かり、もちろん買い求めた。その本もすっかりとお気に入りに。そしたらいつしかご本人からこの拙いブログにコメントを残してもらうようになり、とても歓喜したものでした。

そんな時間的経緯を考えると、もうかれこれ足かけ五年の間柄。山の仲間としては誰よりも長い。がしかし、実は初対面は昨日でした。いつか山の上で会えるかも?との儚き想いも、週末ハイカーのボクらと平日を活動の場としているお二人とはなかなか接点が見つからず、じゃ~ってことで今回お互いのタイミングを合わせて馴染みのお店で会ってきた。場所はもちろん、西日暮里やきとり鳥臣で。
どんな人を連れていっても必ず喜ばれる安心店&美味店だもの、話もはずんで帰る時間が惜しかったほど。聞きたいこと話したいことがまだまだたくさんあったのに、この日はなんとたったの6時間で時間切れ~(>_<)
まぁ得てして最初はこんなものなのだろうか、それにしても最高に楽しい時間だった。会話がスムーズに流れるか心配だったこともあり、たまたま東京に出てきていた福井の山師匠夫婦にも同席してもらっちゃったけれど、万事上手く行き、とても贅沢な夜を過ごすことができた。お互いにちょっと緊張して呑み足りない感がたっぷりあったけれど、最初のご対面はま、こんなもので良かったのかしらね。笑

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