丸川荘 Again

柳沢峠から丸川峠までの苔コケ山道

先週の丸鍋パーティーで丸川荘に行ってきたばかりだと云うのに、昨日の雨の中、再び、丸川荘に行ってきた。ちょっと忘れ物を取りに行ってきたんである。

駐車場となる柳沢峠に到着する頃はもうけっこうな土砂降りで、天気予報通りの展開。ハズレてくれねーかなーて、せめてどんよりな薄曇りで良いからさなどと、淡い期待もチリと消え、トイレ前の大きな屋根の下で身支度を調えて、丸川荘までの山歩きに備えた。
今回ボクはカッパの上下を着て傘を差して歩いた。
緩い山歩きのコースで誰とも会わなかったからそれができたんであるけれども、ショルダーハーネスに付けたポーチに入れていたiPhoneから流れる音楽を聴きながら、ゆっくりと歩いてきた。
このコースには途中、苔むしたところが何カ所かあって、こうした雨降りなときは其処がつやつやとし生き生きとし、歩みを遅らせる素敵な姿に様変わりしていた。それを見事に写真におさめられないもどかしさと格闘しながら、中納良恵の濡れない雨や大江千里原曲秦基博のRainやTHE MODSの激し雨がを聴きながらそして歌いながら丸川荘へ歩いて行った。やや選曲に古くさいかたより、あり。~_~;

丸川荘と只木さん

さて、丸川荘に着いたら小屋番の只木貞吉さんに美味しいコーヒーを飲ませてもらい、先週の丸鍋パーティーの反省会などをひとしきりお話して、またいつかやるであろう次回の丸鍋パーティーの願望などを語ってもらった。
今度は「春」なんてどう?て云っていた。5月の第三週か第四週にできたら、コシアブラの美味しい季節だから、目の前で天ぷらにして振る舞えるかも~だなんて美味しそうなことを云っていました。それ聞いただけで辛抱たまらなくなってくるんですが、朝ごはんはみんなに丸鍋で米を炊いてもらったらオレが とろろ をすっても良いしね~だなんてことも云っていました。これにはますます辛抱たまらない。春のその季節、是非ともやってもらいたいものですね。

因みにその丸鍋。
丸川荘にはあと残り15個。下の番屋茶屋には14個。独特の形が愛らしい丸鍋も、もうこれが最後の最後になるそうです。価格は2800円で厚さは2mmとタフネス。特徴的な持ち手が邪魔してパッキングしづらい難点があるけれど、焦げつかず、どんなに適当にやっても美味しくご飯が炊ける点は、とてもありがたい。番屋茶屋なら地方発送もしてくれるんだそうです。

■山域:大菩薩嶺 丸川荘 2015年11月08日(日)
■目的:忘れ物を取りに、そして只木さんの珈琲を飲みに
■山行:柳沢峠(駐車場) 09:40始 ⇒ 丸川荘 11:50 / 丸川荘 12:50 ⇒ 柳沢峠 14:50終

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