軍艦島旅行記

軍艦島

風や波の影響を大いにうけて、出航で5割、そして上陸できる確率が3割と、見学すること事態が非常に厳しく難しい島へ行ってきました。

4月の始め頃だったかと思うんだけれど、いつもの矢車姉さんと長崎は軍艦島に行ってみようか!と云う運びになり、一同は早々に予定を立てました。
恐らく梅雨のまっただ中、空いているよねきっと。的な安易な考えでいたボクらは、ツアー当日、ガイドさんから冒頭の話を聞き、非常にあたふたしたもんです。
え?(ʘдʘ) ここまで来て見られないの?しかも上陸できないの?な不安要素をみんな隠しきれずに旅は始まりました。

参加してきたツアーは世界遺産暫定リスト登録地になっている長崎の「軍艦島」。
参加表明したのは世界遺産の話でにぎわう全然前のこと。なんて良いタイミングだろうと思った。しかもこの軍艦島が、ヨメさんからの今年のボクの誕生日プレゼントでした。

軍艦島

さて、結果から云ってしまうとボクたちはラッキーにも軍艦島へ上陸して見学をすることができました。
前日にガイドさんから、本日の午後便は風が強くて船が出なかったんだとか散々脅され一夜を過ごしましたが、その時呑んだ酒がやけ酒にならずに本当に良かったとおもっています。
なんせボクの誕生日プレゼントだもの、長崎まで行って軍艦島を見ることができなかったからカステラ食べて帰りました、じゃあ目も当てられない。~_~;

ではその軍艦島。
船で近づくにつれ、まるで軍艦のように見える正式名称の端島は格好のいい船体を見せてくれました。とても美しいモニュメントを目の当たりにしてもう感動的。悔いの無いようにカメラのシャッターを押しまくりまくりまくりました。

船はぐる~っと右や左に島を回ってくれてかなりサービスしてくれました。
この日は先日の岩手山のお花山行のお返しとばかりにボクがギャーギャーワーワーとてもうるさかったと思います。でも仕方がない。目の前にこの独特の雰囲気をまとった魅力的な軍艦島があるんだもの。

軍艦島

そして無事に上陸。
すると上陸後は軍艦島コンシェルジュのスタッフの指示に従い、島内の3カ所の見学スポットを一緒に移動して説明を聞きました。

これがもう面白いのなんの(°∀°)
説明してくれた方は実際に軍艦島に住まわれていた方なので、その話が妙にリアルでとても楽しいんです。
上陸した島内は見学できるエリアが限られているため全島内を見ることはできません。正直もっとたくさんのエリアを見たかったんですが、今回は上陸できたので贅沢はいえません。
ただ世界遺産に向けて、ボロボロの廃墟と化したこの建物全体をどうやって保存してゆくのか、また違った難問が待っているような気がします。
青空であってくれたらまさに文句なしな、6/13(土)~6/14(日)のことでした。

長崎の夜景

■旅行記詳細:ツアー会社 クラブツーリズム
6/13:羽田空港⇒福岡空港⇒バス移動⇒武雄温泉(辰野金吾設計)⇒グラバー園⇒長崎・矢太楼(矢太楼南館)泊
6/14:矢太楼南館⇒常盤ターミナル(常盤桟橋)⇒軍艦島(端島)⇒長崎造船所船上見学⇒長崎原爆資料館(自由見学)⇒福岡空港⇒羽田空港
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