雲取山歩4

奥多摩小屋テント場 夕暮れ

テント泊山行は去年の2014年12月にしたきりでとても久しぶり。今回のテント泊山行はいつもの毎度お馴染みの矢車家の二人と一緒に、野山を駆けずり回ってきました。

概ね晴れ間の空模様。気候も申し分なし。喉もカラカラです。目的の通り、山の上でのビール三昧、楽しんできました。
今回記事は、4/18(土)~4/19(日)の記録です。

奥多摩小屋テント場

13時頃、テントを張った奥多摩小屋テント場は風もなくとても穏やかで暖かい。
いつも混雑すると聞いているそのテント場では、これまた斜めなところが多いとも聞いていたものの、ラッキーにもとても平らな地面のエリアを確保できてテントを張ることができた。
二つの緑色の幕は角度を付けて向かい合わせて、その中心をお互いの団らんスペースとして話に花咲かす。念のためにと思い持参してきたビールと、小屋で買った冷えたビールを心ゆくまでグビグビやって、一息ついたら日が暮れて肌寒くなる前に晩ごはんの準備に取りかかった。
今回のテント泊の同行者は矢グルメ姉さんだからして、美味しいごはんをシェアさせてもらった。
メニューはなんと野菜で具だくさんのギョウザ鍋ホタテのバター醤油焼きだった。問答無用に旨い。が、最近面白い忘れ物が無いのでちょっとつまらない~_~;

由比丼

で ウチは頂き物の新鮮なネタがちょうどタイミングよく手元にあったので、ホカホカごはんを丸鍋で炊いて、釜揚げ桜えびとしらすを乗っけて由比丼の山めしとした。薬味のシソとおろし生姜が効果絶大♪
あとはタコ足ウインナーとソラマメの炒め物を作って山の上で晩餐会。今回は仕事で泣く泣く来られなくなったもう一人のメンバーの分まで呑んで食べまくった。そしてお腹いっぱいで眠くなった順に、一人また一人とぬくぬくのテントの中へ消えるのであった。

奥多摩小屋テント場 夜景

ボクは綺麗な星空を見上げながら19:30分頃まで呑んでました。なんとも至福の時間でした。今回のボクの寝具はナンガのオーロラ600DX。その他の防寒着はダウンセーターとダウンパンツ。ダウンの上下を着ていれば外でのくつろぎも屁のかっぱ。きわめて快適にテン場で過ごすことができました。寝ているときもまったくもって寒くなく、超安眠できたようです。なんせ翌朝これでもかって云うぐらいにスッキリでした。

雲取山 山頂

山行の詳細。
4/18(土)⇒7:10 峰谷登山口駐車場⇒7:40 浅間神社⇒9:25 鷹ノ巣山避難小屋⇒11:25 七ツ石山⇒12:00 ブナ坂⇒13:30 奥多摩小屋(テント泊)。
一人一泊500円。缶ビール一本500円。水場あり。トイレ和便三つ。

4/19(日)⇒5:40 奥多摩小屋⇒5:45 ヨモギノ頭⇒6:05 小雲取山⇒6:20 雲取山避難小屋⇒6:25 雲取山⇒7:30奥多摩小屋(朝ごはん)/9:00 奥多摩小屋⇒9:45 七ツ石山⇒11:20 鷹ノ巣山避難小屋⇒12:25 浅間神社⇒12:45 峰谷登山口(終)。

浅間尾根

山行の所感。
実は奥多摩側からの雲取山への山歩きは初めての経験で、非常に心躍ってました。王道ルートで人気の高い鴨沢からのアクセスでは無いのにもかかわらず、眺めがとても良かった。石尾根とか素晴らしい!奥多摩側からの雲取山が人気なのがとても良く分かった。
でこれに対して、ボクが今まで歩いてきた三峯神社側の三峰口からのルートは、非常に渋いルートなのがとても良く分かった~_~;
でもあちらの埼玉側からの渋いコースは何でだか安心するのよね。駐車場も広いし何よりも空いているのがいいし。

雲取山避難小屋

しかしながら双方の登山道。
面白いことに陰と陽に思えてならない。両極端だ。特にテン場を比較するとスゴイ。やっぱり奥多摩小屋のテン場は花形ですね。テントの入口を開け放てば目の前に広がる開放的な空がすごかった。さらに一歩外に出りゃ富士山が見えるんだもの、この景色はやっぱり良かったです。
そんな、コースによって楽しみ方を色々と選べる雲取山は、やっぱりいい山なんだなと改めて実感した次第です。
さて、今年も今回のこのテント泊を皮切りにどしどしと色んなところに行って幕営したいものです。あとは去年のような天気にだけはなって欲しくはないですね。

七ツ石山 山頂直下

雲取山歩4シャシン記ログ

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