大菩薩嶺山歩

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関東からは車も電車の便もよくアクセスしやすいのに、意外にもまだ未踏だった大菩薩嶺。ちょうど丸川荘で面白いイベントがあったので、一日目の山歩きの終わりをそこにして、大菩薩嶺山歩を楽しんできました。丸川荘でのイベントの話しは後日ネタへ。

11月16日土曜日、晴れ。
朝から中央道下り線の事故渋滞にまきこまれ辟易しながらも、耐えに耐えて勝沼ICを下車。信号も無く景色が最高のフルーツラインを疾走し、裂石の丸川峠分岐無料駐車場にPして歩き始める。誰もいない上日川峠までの落ち葉で真っ赤に染まった登山道を、ゆっくり道草しながら歩いて思いっきりお腹を空かせてゆきます。この日の目的地では豪勢な山メシの数々が待っているのです。

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上日川峠ではバスで来られる大勢の登山者に揉まれ、大いに急いでその場を退去。
しかしながら気持ちは急いでその場を離れ山頂を目指すものの、ズッシリと重たいザックが云うことを聞いてくれず、足はどんどんとその場へ根付いてく。どうやらイベントのための山メシをザックに詰め込み過ぎたようだ。
この日もまた元気なヨメさんに日本酒2本をボッカしてもらうと云う実に情けないていたらく。2本=山道具×2で手を打ってもらった。(>_<)

唐松尾根では前日に降った雨が雪に変わり、登山道の早めから積もっていました。
といっても、アイゼンなどは要らずにすむ程度。下は雪、上は真っ青な空がところどころ。気温は5度と低いけれど、日差しがぽかぽかで暑いぐらい。お天気が良すぎて気分が高揚します。
雷岩あたりでコーヒーブレイクをしてバテたカラダを休め、雪で真っ白になった山頂で目の前の富士山や山座同定で覚えたばかりの白峰三山を目で追い楽しんだ。

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雷岩でひとしきり休んだあとは、大菩薩嶺の山頂へと歩を進め、いよいよこの日の終点である丸川峠の丸川荘へ超特急で下りて行った。
北斜面のところは雪が解けず多少つるつると滑るものの、道は終始緩やかな下り坂だったので全く怖くはない。それよりも途中でシャリバテとなり、持ってきた山めしをそこで食ってしまおうかとの考えがよぎり、その気持ちを抑えることの方がもう大変。体力もお腹も我慢我慢の山歩きである。
丸川荘には14時前に到着。山歩きの疲れをとりながら、陽がまだ高いのも気にせずに呑みはじめるのであった。

翌朝は、赤く焼けた富士山を寝ぼけ眼で見て感動を覚えるも、ガンガンする頭の痛さに勝てず、ウコンと水をがぶ飲みして急場をしのいだものでした。
昨夜おひらきとした時間は何と23時30分。これで二日酔いにならない方がどうかしている。
丸川荘からの下山時も、実は体調がちょっぴりイマイチな感じ。ひっきーさんなるフジヤマのスペシャリストと三人で裂石まで歩いた下りでは、後ろから新鮮な山のお話を聞かせてもらったのが良い影響になったのかは知らないが、なぜか先頭を歩くヨメさんが元気に飛ばす飛ばす。で転ぶ(1回)。
ボクは写真を撮っている風を装って、休みながら下りました(苦笑)。帰りは軽めのルートで大正解。山歩きのコース、見誤らなくてホントに良かった。

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