2月24日の週末、土曜日のこと。ちょうど天皇誕生日の㊎㊏㊐の3連休だった週末のこと。
天気予報の悪い連休だったので、暇をもてあますことになりそうなところに仲間からタイミング良く嬉しい山行のお誘いがあった。
ところが言いだしっぺの彼女が体調不良となり、その夫婦だけ、皆で計画していた山行を欠席に‥。前日に高熱出すだなんてまるで小学生だよ笑。
今回の計画は“雪山”と“お刺身”と“お花の山の下見”であった。詳しくmemoしておくと、新潟の山仲間と群馬県の『三国山』を歩き、新潟へ移動してお刺身を堪能し、翌日はお花の山といわれる『角田山』を歩くという計画だ。
懸念事項は、お刺身と一緒にやるであろう日本酒に呑まれずに、ちゃんと次の日に山歩きをできるかどうか!
さて先ずは、三国山の話。
朝8時〝三国峠上州口駐車場〟に集合する。
メンバーは5人。新潟組が3人で、埼玉組からはウチの2人の構成。もしかしたら発熱組の2人がいるかと思ったが、症状は結構深刻だったらしい。お大事に。
車道を少し北へ歩き、ピンクテープが付いているコンクリートの法面ガードが切れているところからin。三国峠上州口登山口だ。
予定を一日ずらした前日金曜の悪天候から、雪が降ってもふもふの登山道を想像していたのだが、雪が少なくこの日の山行は終始スノーシューがザックの重りとなってしまった涙。
登山道の状況を見計らい、のっけからアイゼンを付けて歩いてゆく。つるつるで滑りそうなアイスバーンもあり、雪のコンディションが良くない様子が見てとれた。
お尻が暖かそうな尻皮、ボクも欲しくなってきた。
東屋前で体温調節。1枚脱ぐ。気温がとびきり低くても、風が無いとやはり暑い‥。ヨメ氏はほとんどパタゴニアのR1フーディ1枚で歩いていた。
通常ならば冬季限定の雪道を歩いてゆくはずが、ブッシュがひどいため途中までは夏道を歩いてゆく。
アイゼン効かせて、急登をぐいぐいっと登る。
青空が目に鮮やかで、雪山特有の綺麗な景色を味わいながら進んでゆく。
ノートレースの稜線歩きがたまらなく気持ちいい!
これでもう少しだけ青空があったら最高だったのだが‥。
標高1636mの三国山の山頂に到着。
新潟組の面々。仲間のアライグマの尻皮が、前の方に回ってきちゃって前掛けになっている笑。
先へ進み、樹氷の中を歩いてゆく。
水墨画のようなモノトーンの世界では、カラフルなウェアや道具がよく映える。
三角山あたりまでもう少し稜線を歩いて行きたかったが、次の目的もあったためショートカットのコースを選んで歩いてゆく。
樹氷があまりにも綺麗で、何度足を止めて観察していただろうか‥。おじんとおばんでスミマセン‥苦笑。
苗場スキー場で流れている放送が聞こえてくる。雪が少ないながらも繁盛しているようだ。
下山に向かうと晴れてくるというよくあるやつに‥。
陽だまりで腰をおろしてお昼ごはん休憩。
お腹とお喋りが満たされたら下山路へ。ビールが呑みたくて喉がごろごろ鳴ってきた。
軽めの山歩きながらも、とても楽しめた雪山だった。
三国山はウチからも比較的近くて空いているので、また来シーズン、今度は雪がもっともっふもふのときにでも再訪したいと思う。
さて、次の目的地の前に温泉♨へ。
〝宿場の湯〟という共同浴場へ入る。とても気持ちの良いお湯であったが、玉砂利が埋め込まれている床が足裏にとても痛い‥。JAF会員証を見せると600円が480円となりお得に入浴できた👌
そして、新潟へ。ヨメの喉も助手席でごろごろなっている笑。
じっくりまったりと、新潟の美味しいお刺身と日本酒を堪能するのであった。新潟組の皆さん、今回も大変世話になりました。
『角田山』の山行記録へ続く。
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最高点の標高: 1631 m
最低点の標高: 1068 m
累積標高(上り): 628 m
累積標高(下り): -633 m
総所要時間: 05:14:23