温泉の“はしご酒”と雪山歩き―前編―

温泉の“はしご酒”の記録と雪山歩き。
4日間と長いので、〈前編〉は「日光澤温泉」から「白布温泉 中屋別館不動閣」までの記録。

 

先ずは『日光澤温泉』での話。2/23(木)〜2/24(金)のこと。
約9年ぶりとなる大阪の山仲間との再会に、またまた またまた いつもの日光澤温泉へと行ってきたのであった。

 

もちろん、川っペりを歩くとっておきのルートの案内役を買って出た。大阪のモナさんもお連れのユーコさんも健脚なので心配したが、楽しんでくれたようで本当に何よりだった。無事に引率でき、ほっと胸をなで下ろしている。

 

ノートレースを探して、ずんずん先へ進んでゆく‥‥

 

ん?この足跡は何だろか…??

 

おサルさんだ!!( ఠ_ఠ )
てことでしばらくはお猿と一緒にゆっくり同行する♪

 

そしてそのまま日光澤温泉へ到着。15時30分頃のこと。
もちろん、早々に温泉♨️へ。皆でホッとひと息つきにゆくのであった。朝昼晩と、3回もお湯を堪能する!

 

風呂上がりのビールとお酒は、やはりたまらない♡

 

晩ごはんは、ボクらで勝手に云っているスペシャルなバージョンに遭遇し、嬉しい限りであった。イワナのから揚げとトンカツが最高に美味だった。

 

翌日は、9時頃に日光澤温泉で解散。仲間の二人はノシ滝の氷瀑を見に行き、ボクらはそのまま一般遊歩道で女夫渕の駐車場へ向かい、次なる目的地の温泉宿へと移動する。

 

久しぶりに、よくおしゃべりした二日間だった。盛りだくさんの、濃い内容の話が聞けて今回はお腹いっぱいであるが、やはり時間が足りない‥。またいつか、二人とこうして供に山歩きしたいものである。

―――――

 

さて次は『白布温泉 中屋別館不動閣』での話。2/24(金)〜2/25(土)のこと。
全国旅行支援の恩恵を受けに、栃木県は日光市から山形県は米沢市の老舗の温泉宿へと移動し、一日のんびりと過ごしてきた。翌日と翌々日の山行のための前泊なのである。

 

日光の女夫渕駐車場からは、国道121号線をひたすら200kmほど北上する。途中、美味しいと評判の『あいづ亭』でお昼ごはん。確かに“担々麺”がべらぼうに旨かった👌
昔よく食べた“支那麺はしご”のだんだん麺を思い出す。そんな味のする美味しいラメーンだった。女将さんの人柄がとても良い。

 

道路に雪はほとんど無くすいすい快適にドライブしていると、下道の200kmなんてのもあっという間。東北の道路は運転しやすくてとても走りやすい。明るいうちに、有名な“雪かぶり郵便ポスト”が見られて感激する。

 

お初の温泉宿となる“白布温泉 中屋別館不動閣”では、トイレと洗面所付きの八畳の和室(渓谷館17号室)に泊まった。ボクらには上等な部屋であった。部屋にトイレが付いているのはやはり良い。因みにノーウォシュレット。コロナ感染予防のため、お布団は初めから敷いてあった。

 

そして歴史ある待望のお風呂♨️へ。館内レトロでなんだかホッとする。

 

 

浴槽が18mと長くて圧倒される内湯の『オリンピック風呂』と、眼下には最上川の上流が見える外湯の『露天風呂』も、双方ともとても気持ちの良いお風呂だった。ここでも朝昼晩と、しっかり3回も入浴し、翌日のために英気を養った。

 

温泉効果が本当にすんごくて体がぽっかぽか。氷点下の山形県米沢市であったが、寒さなどまったく微塵も感じなかった。

 

晩ごはんは、米沢牛のある満足のゆくものだった。

日本酒のおためしセットもグッド👌
全国旅行支援のクーポン券もたくさん貰ったので、調子に乗ってガンガン呑む!(^_^;)

 

なにより、中屋別館不動閣のスタッフ全員の応対が素晴らしい!こんなにも心地良い気持ちになれたのは本当に久しぶり。また米沢へ来る際は、是非とも再訪したいと思っている。

 

そんなスタッフのまごころが強く感じられたのは、この“おにぎり弁当”であった。
翌日は朝早くから山歩きに出立するため朝ごはんの時間に間に合わず、特別におにぎり弁当にしてもらったのだがこれがえらく美味しくて感動したのだ。
6時に部屋で食べることを伝えたからかもしれないが、温かい味噌汁までつけてくれて、ほとんど朝ごはんのそれと変わりない内容の“おにぎり弁当”であった。お米がまた旨い♪

 

さて朝6時50分。温泉とおもてなしで身も心もぽっかぽか。前泊のおかげで気分よく山歩きの集合場所へ出発する。この日は『栗子隧道の氷筍(ひょうじゅん)』を見にゆく予定であった。

後編へ続く

-山歩きと山登り, 旅宿
-

© 2024 bebeDECO