ギッパのみみずくキャビン にて

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元はハンターテントキャビンがあった場所のひとつに、新しく“ギッパのみみずくキャビン”なるものが建っていました。
泊まるのも実際に目の前で見るのも初めて。切妻屋根形状の“大きなタープ”の下に、“小さな小屋”と火遊びのできる大きなテーブルがある“テラス”で構成された、とても遊び心のあるキャビンでした。同行してくれた、自由と旅を愛する友人夫婦にとってはまさにどんぴしゃな用途の施設だったようで、無邪気な笑顔を見せてくれました。ギッパのみみずくキャビンへ遊びに来て大正解。8日金曜〜9日土曜にかけての、北軽井沢スウィートグラスでのこと。久しぶりのキャンプでした。

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土曜日は浅間牧場スノーパラダイス、通称アスパラの青空ツアーに参加するため、金曜日はキャンプ場へ前乗り泊。嬉しいことに、雪が降ってきた。もちろん外はマイナスの世界で実に寒い。けれども、焚火で温かいキャビンのテラスから眺められる外の景色は、北軽SGの、どの施設よりもこの日はグッときました。金曜で空いていたのもあるけれど、目の前のミズナラの木々やツリーハウスに浅間山までが見通せるので、この日のギッパのみみずくキャビンは特等席ではなかろうかと思えるほどに心地良かった。

焚火ができるテーブルは、これは最高のツールだと思った。焚火に熾火、そして炭火となんでもござれ。四角い卓を囲いながら中心部では火遊びができるので、燗をつけながら一方では焼き鳥を焼いて食を満たす囲炉裏から、防寒のための炉としても役目を果たしてくれます。テーブルの下に足を突っ込むとぽっかぽか。まるでコタツの中に入っているような暖かさであった。また一つ、面白いキャビンを見つけてしまったな。

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室内はけして広いとは云えないんだけれども、跳ね上げ式の2段ベッドや収納棚など工夫されているので、それほどの圧迫感はありません。暖炉を目の前にして、四人で食卓を囲みながらごはんを食べることもできるし、小屋の役目としては必要にして十分。妻側上にある小窓が個人的にはお気に入り。それを開放してやることによって、暖炉で暑すぎる室内とはならず、常に快適な温度の室内空間を保ってくれるので、なかなか良く考えられているキャビンでした。
雪、星空、朝焼け。どれもこれも何とも美しくみえる、とてもタイミングの良いときにキャンプできた週末でした。

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ギッパのみみずくキャビン シャシン記ログ

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