山の思い出写真

笠取山 テント場
〝笠取小屋裏のテント場スペース〟

懐かしい山の思い出写真発見♪(´∀`) 写真右の、黄緑色の“ニーモのテント”がmyハウス。
そしてそのボクんちを後ろから取り囲むように老若男女の団体さんのテントが複数幕営されていたのでした。

その中のとあるお母さんが、「すいませ~ん、子どもたちがきっとうるさくすると思いますので、あらかじめ謝っておきますね。m(_ _)m 」 と、わざわざボクらのテントまで挨拶に来てくれた。とても感じの良い山慣れている山ヤさんと云うイメージで、尊敬のまなざしで少しの会話をした。
そして、夕げの時間が過ぎ去り静かな夜になった頃、後ろに陣取る一つの大きなテントの赤ちょうちんに、さぁ開始だとばかりに灯りがともされたのだった。( ꒪Д꒪)

山歩きで疲れてとっくに寝ていたカラダには、トーンの低い男の声はそれほど気にならないのだが、爆笑する女の人の声はこの日はやたらと耳に付いた。
聞く耳を立てているわけでは無いのに、もうすっかりと情報が満載。しかも時間はばからず桃色のY談(山談議)が深夜まで炸裂する。
これには“まいっちんぐ”なので、ちょっと注意してくるよ!とヨメさんに言いテントを出ようとすると、やめとけ!と制止され、耳にティッシュを詰め込んだヨメさんのその夜の覚悟がうかがえた。
結局、大きな笑い声とY談を肴にボクはウイスキーを瓶ごと直接に呑り、酔いにまかせて夢の中へ突入して翌朝をむかえたのだった。山慣れたお母さんは大酒呑みの相当な酔っぱらいだった。因みにその子供たちは終始静かでいい子ちゃんたちだった。今ではもう懐かしい思い出だ。2012年の7月のこと‥‥。

ところで、大きな声でY談をしていたこのお母さんとは、いまではもうすっかりと仲良しの友達となっている。
あの時ヨメさんに制されたのが何よりも良かったんだけれども、ひょんなことから山系の人気ブロガー経由でつながりを持てたことが何よりもスゴいことだと思っている。
山の仲間はいつ何処で“どうやって”繋がってゆくのか、なかなかに面白いところでありますね。ああ‥、怒鳴り込まないで本当に良かったのであった‥。(^^;

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