谷川岳山歩

谷川岳山頂手前標識

谷川岳山歩。無事にリベンジが完了♪
先週末は谷川岳ベースプラザへ行ったものの、大雪と悪天候のため山登りする気力がすっかりと失せ、ロープウェイで上まで上がるまでもなく早々に撤退。そして勝手知ったる赤城山へ退路を求めたわけでありますが、この週末は見事にリベンジすることができました。
雲1つ無い空ではなかったけれど、日差しが強く、気温も高く、これでもかって云うぐらいに晴れ渡っていたお天気で、最高の雪山歩きを楽しんでくることができました。

持参したダウンやハードシェルの出番など皆無でとにかく暑かった!メリノウールの長袖Tシャツ&ソフトシェルだけの登攀スタイルでしたけれど、まるで常夏の島に来ているようで、ほとんど長袖Tだけで山歩き。半袖Tが欲しかったほどでした。
そして歩いてきたコースには太陽の日差しを遮る木々がほとんど無いために、顔と首の日焼けがスゴイ。真っ赤っかです!好天が予想されるときには、今度からコンパクトになるツバ付きのハットが必須だと大いに反省したものです。
帰りに汗を流してきた湯テルメ谷川ではパンダ焼けした日焼けあとの痛いこと痛いこと(>_<)。冷たい源泉風呂がとにかく気持ちが良かった。

谷川岳オキの耳からトマの耳を望む

さて、谷川岳リベンジ山歩の詳細。
3月29日の土曜日。谷川岳ベースプラザに駐車(駐車料金1000円)し、土合口駅から天神平駅までは谷川岳ロープウェイ(往復券大人一人2000円)に乗ってあっという間にトップへ。
谷川岳の山頂までは、雪に埋もれた熊穴沢避難小屋、天神のザンゲ岩、肩の小屋を順次経由して、ひたすら天神尾根を歩いてゆく。
途中の雪崩れている斜面を横目で見てヒヤヒヤしながらも肩の小屋まで達したら、トマの耳とオキの耳の双耳峰・谷川岳までは目と鼻の先。パノラマの景色が素晴らしくてもう~、ボクらも廻りの皆さんも肩の小屋あたりから急激に歩みが遅くなる。

谷川岳山頂までの天神尾根歩きは、3/29~5/2まで登山禁止となる危険区域では無い一般道を歩くため、ボクみたいな雪山初心者でも残雪の谷川岳歩きが楽しめます。あ、帰りはもちろんピストンで帰ります。下りはもう早い早い~。

天神尾根稜線歩き

さてさて、谷川岳リベンジ山歩の所感。
正直けっこうキツかった。今朝目覚めたら、久しぶりに太ももが筋肉痛でした。天神平駅から天神尾根に出る最初の斜面がとにかくツラくてなんと序盤からてんてこ舞い。超スローペースで山歩きをスタート。
ところがどっこい、天神尾根に出てからは目の前にそびえている谷川岳の雄姿を眺めながら、山頂までず~っと気持ちの良い稜線歩きが続くのでなかなか頑張れちゃう。でも最後までずっと登り調子だから、これが応えるのです。
肩の小屋に出たときはホッとします。トマの耳からオキの耳への眺めは噂通りに素晴らしかった。すごい雪庇に圧倒された。

ところどころでピッケルを出した方が良かったかなと思う箇所があったけれど、今回は最初から最後までダブルストックで歩きました。雪が腐って歩きづらいところや腰まで埋まる踏み抜きが結構多かったので、最終的にはストックで正解だったかもしれません。
いやしかし谷川岳、本当に楽しかった。それに、天気の良い日に登れて本当に良かったと思う。だって駐車場料金が1000円でロープウェイ代が二人で4000千円。合計5000円もかけて山の上に行ったら曇ってましたじゃちょっと悲しいですもの~!!

谷川岳山歩シャシン記ログ

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