燧ヶ岳・尾瀬沼山歩

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7/6(土)~7/7(日)のこと。

先週末は尾瀬人になってきました。入山は尾瀬御池から。したがって、燧ヶ岳を登ったあとに尾瀬沼入りしました。
ニコニコな笑顔でいられたのは初めの2時間だけ。重たいテント泊装備を担いでの燧ヶ岳はとても険しかった~(>_<)
急斜面にさしかかる前の熊沢田代の湿原で、降ろした腰がなかなか上がらなくってそうとう困った。尾瀬の広大な景色見たさの早る気持ちとは裏腹に、足がだんだん動かなくなって行くんだもの。
ひんやりと涼しい雪渓も、ボクにとっては角度のきつい斜面で歩きづらいだけ。もうホントに信じられないような大汗かきました。
下山後のお楽しみがなけりゃ、おそらくきっと、へこたれている。

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下山後のお楽しみとは、ズバリ、生ビ~ル!!である。

尾瀬では、尾瀬沼でも尾瀬ヶ原でも極上の生ビールが飲めるのです。本当に美味しくて、いつも涙が出そうになる。だから生ビールが尾瀬に来る理由の一つだったりもします(本気)
そんな尾瀬は、今回でやっと4回目。尾瀬の魅力をやっと知ったばかりのまだまだの初心者ですが、今回の山歩の最大の目的は「燧ヶ岳」を歩くこと。

尾瀬に来る度にいつも未踏に終わっていた目の前の格好いい山を、御池からトライしたかった。キツいながらも山頂までは素晴らしい景色で圧倒されると云う言い伝えは本当のこと。
左眼下には尾瀬沼が、右眼下には尾瀬ヶ原が、さらにその奥には至仏山も見えた。優雅にたたずんでいた至仏山は、今年の目標山のひとつです。
ところで今回の燧ヶ岳は、下山の時間的都合で(生ビールの我慢的都合とも云う)俎?(まないたぐら)のピーク(標高2346m)しか踏まなかったけれど、それにはさっぱりと未練無し!生ビールのためなら決断も早い。お隣の本当の最高峰、柴安?(しばやすぐら)はたったの10m高いだけ。生ビールのためなら諦めも早い。

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さて、幕営地である尾瀬沼ヒュッテのキャンプ場に、15時頃にはどうしても着きたかったので、泥濘、急坂、高温、湿気地獄もなんのその。長英新道を一目散に下りました。
足下は先日の武尊山に比べたらまだマシなレベルだけど、下りの長英新道もなかなかの難所。膝下はやっぱり泥んこで、尾瀬沼ビジターセンター前にある足洗い場がとてもありがたかった。
登山靴もゲイターも綺麗に洗い流し、頭からもジャブジャブ冷水をぶっかけた。ホッと一息ついたそんな至福の時、頭が冷えてやっと急いで下りてきた理由を思い出す。

‥‥が、時すでに遅く、水浴びしていたボクらに後ろからものすごい視線がビンビン突き刺さる。オ~ノ~(>_<)
この日、大清水から入山していた矢車姉さんをばったりドッキリさせるために密かに仕組んでいたサプライズが、こんな形でバレるとは。なんだか中途半端。
まあそれでも信じられないような驚き方を見せてくれた矢車姉さんには主演女優賞を贈りたい。しかしあんなに人たくさんいたのに何で見つけちゃうかな~

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ともあれ、出くわしてからがスゴかった!尾瀬ブロガーの有名人、ひだまりさんozebakaさんに遭遇し、とっても濃い時間をご一緒させてもらった。
矢車姉さんにドッキリ仕組んだつもりが逆にドッキリされちゃって、楽しい尾瀬旅を満喫。
晩めしも、ひだまりさんと矢車姉さんに世話になり、ボクらは焼きそばと少しの野菜焼きのみで晩餐会に参加。尾瀬沼ヒュッテのデッキのテーブルの上が、色とりどり、ものすごく華やかになりました。
どれもこれも美味で大感激。特にカボチャの漬け物が新食感でたまらなく美味し。ビールにすごく合う。おかげさまで、楽しい尾瀬メシも満喫。ヤバいな、週末の尾瀬人、癖になりそうです!

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