ニーモ アンディ JP

ニーモ・イクイップメント アンディ JP
ニーモ・イクイップメント アンディ JP

山用のテントが新しくなりました。メーカーは前と同じニーモ・イクイップメント。モデルがバージョンアップしまして、ナノからアンディへ鞍替えです。
以前のテント、ニーモのナノは、14山行で17泊の丸二年間お世話になった。
シングルウォールで設営も簡単。軽量でスタイリッシュ。前室まで付いてる。
テントの色合いも、窓がついて視認に優れる機能的な前室も、間口の広い入口も、どれもこれもかなり気に入って使っていました。ところがどっこい、そんなお気に入りのテントの一部に不具合が生じまして、修理工場の世話になる。

1ヶ月後の診断結果によると、結局は「加水分解」と判明。アンディへ交換となる。
修理結果は問題無しと判断し、修理完了だという代理店メーカーにたいして、綿密な検品と独自の耐久テストまでしてくれた販売店のODBOX渋谷店の配慮、
これには素直に感謝しなくてはならない。だってそのままテントを使っていたら、修理箇所から雨が漏ってきたはずだったから。危ない危ない。危機一髪である。
このような体験をしてしまうと、テントとかの大物で高価な道具たちなどは、やっぱりアフターサービスがしっかりしたお店で買いたいものだなと思うのです。
これでまたボクは、ODBOX渋谷店びいきになりました。お世話さまですm(_ _)m

ニーモ・イクイップメント ナノの不具合箇所

ニーモ・Nanoの不具合状況です。
ナノはインナーフレーム式なので、ご覧の通りフレームはテントの内側に立てます。そしてフレームを4隅に沢山付いているマジックテープの留め具によって固定します。
このマジックテープの留め具がべろんと剥がれフレームが固定できない状況でした。
留め具の役目はかなり重要で、ひとたび強い風が吹きますとフレームが偏りまして、スタイルも強度も機能も優れません。はたから見ると形が崩れひどいありさまです。

マジックテープの留め具は接着でテント生地に留められており、それが加水分解によって、なにやら悪さした模様です。下2つの写真は首の皮一枚だけ繋がっている様子です。
その他の部分もだいたいこんな感じでした。大丈夫な箇所も角が剥がれかけてましたから、そのまま使っていたら時間の問題でした。
今回のこのような不具合ケースはかなりのレアでまれだとの説明を受けましたが、ものすごく丁寧に使っていたとはいえ、保証期間も過ぎ、丸二年間も使ってきたのに、この誠意ある対応は本当に見事としか云えません。感謝。

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