日光白根山歩

梅雨の晴れ間の、6/23の土曜日の話。日差しが容赦なく照りつけ、ボクの真っ白い肌が見事に真っ赤っか。顔、首、腕。未だに日焼けの熱が引きません。痛いのなんの。この日、早朝から真っ青な空模様とはいきませんでしたが、なかなかのお天気でした。歩いてきた山は、日光白根山。標高は2577.6m。さすが百名山、朝7時半の時点で、50台は駐められる菅沼登山口の前の駐車場はほぼいっぱい。ボクもギリギリセーフな感じでした。(あとで気付きましたが、茶屋の横にも20台ほど駐車できるスペースがありました。)駐車場料金は6/1から1000円とのこと。下山してから支払うらしい。ところがこの日、係の人がおらず、本当に良かったのであろうか無料の恩恵を受けました。

日暈(ひがさ、にちうん)と日光白根山

歩いてきたルートは、さまざまなコースがある中、菅沼登山口からのコースを選びました。菅沼登山口→弥陀ヶ池(みだがいけ)→座禅山→日光白根山→五色沼→弥陀ヶ池→菅沼登山口、というコース。展望が良く全く退屈しない山頂でたっぷりと休憩して全行程を8時間かけてゆっくりと歩いてきました。ところどころでシカと遭遇し観察しっぱなしでしたから、小さな小休止もたくさん取りました。
このコースは弥陀ヶ池まで苔むした樹林帯を歩くので、森林浴がとても気持ちが良かった。弥陀ヶ池付近には、いま見頃なシラネアオイが見られた。花にあまり興味のないボクでも可愛らしさ具合はわかる。花大好きおばさん軍団がキャーキャー言いながら写真を撮りまくっていましたから、シラネアオイの見事な具合もわかった。
そして難関はそこから。目の前にそびえている急登の白根山がスムーズになっかなか登れない。休憩のたんびに後を振り返って見透す遠くの山々の景色を糧に、なんとかがむしゃらに登頂した感じです。日光白根山の山頂は狭いけれど、山頂の周りのスペースは広々としているから滞在しやすく、ついつい長居をしてしまった。梅雨の貴重な晴れ間なので混雑していましたけれど、自由にどこへでも動けましたから、まったく嫌な気になりませんでした。さらに、いい塩梅の椅子になる岩があればベッドになる岩もあり、目標地点での休憩場所としても最適な山頂であった。日光白根山、ゆったり過ごせてお気に入りです。

日光白根山頂からの展望

山頂からの展望は本当に最高で、目を見張ります。遠くに見える燧ヶ岳が黒々して格好良く、すぐ目の前に広がる日光連山の格好良さったらない。ため息でます。五色沼や弥陀ヶ池付近では、たくさんのシカとも遭遇し、ツノの生え替わったオスのシカも見てしまった。可愛いけれど、樹皮や草花を食べ甚大な被害をだしていることを考えると、少し複雑な気持ちなる。
日光白根山の近辺はいろんなコース取りができる山がたくさんあるので、次回はどこにしようかと悩んでしまう。何処かキャンプ地でテン泊し早朝から歩き始めるのもいいし、長い距離を遠くからのんびり歩き温泉宿でゆっくりしちゃうのも魅力的だ。何れにしてもこのエリアの地図を見て次なるターゲットを考えると、目が泳ぎゆく先が定まらない。贅沢な悩みだこと。

五色沼

日光白根山歩シャシン記ログ

五色沼のシカ

視線を感じると、だいたいこんな感じ。お邪魔さま。

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