奥利根水源の森山歩

花咲湿原

前回歩いた巻機山から早2週間。下山時はカモシカ並みの軽快なステップが自慢だった。
けれどもその自信過剰な、段差もなんのそのな、タッタカターと下りてくるボクの足運びに、とうとうツケが回ったようでした。左膝の関節痛。治すのに約2週間もかかったことになる。
なので今回は、治ったばかりの左膝を安静にするため、キャンプ主体のゆるいハイクに!

10日の体育の日の連休、出かけて行った先は群馬県の「奥利根水源の森」と云う場所。
ブナの原生林が広がるブナの森。ここは色々な散策路があるから紅葉の時期は兎に角、楽しめる。色とりどりな葉が美しい。単純に見ているだけで癒されるから、紅葉は素敵です。
ゆるりなハイキングとはいっても、林道から田代湿原や花咲湿原に向かう道はなかなか。ボクはこちらのサイトを参考させてもらったけれど、記憶に新しい台風や大雨の影響で、幾つもある面白そうな山道のコースには、通行不能とお知らせされていました。残念ー。
ヒメカイウ園駐車場から2つの湿原をぐるりと廻ってくるコースは紅葉が見頃で最高です。

 

奥利根水源の森の紅葉

見頃な紅葉をひとしきり楽しんできたあとはキャンプしました。テン場の標高は1400m。山道と同じくテン場も紅葉が素晴らしかった。赤、橙、黄の暖色の葉に目が釘付けです。
ロケーション抜群なこのテント場は、奥利根水源の森キャンプ場。ボクのこの秋の収穫は、何と言ってもこのキャンプ場である。とても綺麗な水洗トイレがあるのに、なんと無料!

ボクは一泊しただけですが、時間さえゆるせば何日いても無料なのである。感動モノだ。駐車場の近くにテントを設営できればオートキャンプができる。ボクは中腹の沢を渡り、静かな時間とひっそりとした場所を満喫するために、少しだけ山側の方で幕営しました。
荷物を担いで運ぶけれど、これが大当たりでした。この景色、この紅葉。忘れられない。もっと早くに知っていればと思うと残念でならない。県道水上片品線63号が開通したら、すぐにまた訪れたい。どうやら新緑のころも、良さそうな野営場でした。超お薦めです!

 

奥利根水源の森のテント場

奥利根水源の森山歩シャシン記ログ

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