飯豊山を歩くため、たまにはのんびり過ごしたくて前泊した宿の話。
翌日歩く登山口は山形県となるため、ウチからは約380kmの道のりをおよそ5時間半もかけて移動する必要がある。
仮眠も取らずに狭いジムニーで移動して、すぐさま険しい飯豊山を登るからなのか、ボクは飯豊山へ来るとだいたい初っぱなからバテてしまうので、今回ばかりは〝他の皆さん〟に迷惑はかけられないなと考え、前泊したのである。
この翌日の山歩き。実はなんと初めてツアーに参加したのであった。その〝ツアーの話〟はまたあとで書くことにして、今回記事はお世話になった『民宿 奥川入』のお話を。
細い舗装路を終点まで進むと、目の前には美しい飯豊山がそびえていた。
田植えを終えて水を張った田んぼには、逆さ飯豊山が綺麗に写り、ケロがゲコゲコと大合唱。そんなのどかなところに“民宿 奥川入”はあった。
挨拶をすると、すぐさま愛嬌のある旦那さんと女将さんが出迎えてくれて、お風呂場のある“離れの部屋”へと通された。
「おお‥!」と声が漏れる。
離れの部屋の窓からは、山容の美しい飯豊山が見えるのだ。長時間の移動に疲れて喉はもうカラカラだった。目の前の風景を肴にして、瓶ビールを一気に飲み干した。
お風呂からの眺めも絶景だった。
晩ごはんは何もかも絶品だった。
山菜の天ぷら、地鶏の天ぷら、ウドのおひたし、ワラビのおひたし、イワナの塩焼き、なめこ汁、卵かけごはん、などなど好みのものばかりだった。
前泊だもの、朝の目覚めも良好です。
朝ごはんももりもりたいらげて、山歩き前の、英気を養うことができてなによりだった。
飯豊山に登る前は、やっぱりのんびりと前泊したいものである。ジムニーじゃあ小さくてやっぱり車中泊はできないや。
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さて『山歩き』の終了後、‥‥後泊もしてしまうのであった。^^;
こんなに素晴らしい種類のお酒が揃っちゃ~帰れません‥‥。
メイン料理は“クマ汁”でした。
脂が甘くてべらぼうに旨い♪ 熊汁、初めて食べましたが、こんなに美味しいとは露知らず♪ 癖になりそう。
山形地鶏も抜群の美味しさで、こちらも癖になりそうだ。
そして翌日。民宿奥川入で“ワラビ採り”をして〆
兎にも角にも、のんびりできた宿でした。ここも癖になりそう。