[函館の、子持ち丸干しにしん]
最近ボクは、あまり『呑みに行かなくなった‥』
未だ長引くこのコロナ禍で、家庭菜園したりリモートワークだったりと生活スタイルが大きく変わり、ほとんど外へ『呑みに行かなくなってしまった』のだ。これは本当に一大事!
そりゃあ馴染みのお店で思いっきり“焼き鳥”とか食べたい…、でも、このコロナ禍での生活の二年間で、すっかり家で呑む“楽ちん”さに慣れてしまって、もうあまり外で呑みたいと云う気持ちにならなくなってしまったのだ。
[コシアブラのバター醬油炒め乗せごはん]
もともと一人で呑むことが多かったので気楽ではあったが、外で呑んで、酔っ払って、マスクして電車で帰ってくると云うのが、もう何はともあれ煩わしい。
家で呑めば、そのままゴロンとできるので安全で安心だし、何よりあまりお金がかからず安価ですんでしまう。しかもNOマスクだ。
日本酒やワインを四合瓶ひとりで呑めば、すっかりべろべろになって安上がりだもの、こんなに良いことはないなと悟ってしまったのである。
とは云え、外で呑む楽しさはよ〜く分かっているので、こちらも止められない。
呑みに行くときは早い時間からピッチよく呑んで、なるべく遅くならない混まない電車で帰ることを心がけているのだが、やっぱりノリノリになると、然うは烏賊の金玉で悩ましい。
そして、この日は家にとても嬉しいお届けものがあった!
な、な、な、なんと、山菜の女王『コシアブラ』である。
コシアブラを採りに行こうと予定していた山行が、な、な、な、なんと住まうエリアの自治会の総会とやらで、今年は採りに行けなかったのだ。
因みに去年はこんな→『コシアブラ天国♪』だった‥‥。
そんなボクらのしょぼくれた姿をみて憐れんでくれたのか、仲間がコシアブラを差し入れてくれた。感激であった。
[丸川荘 元小屋番只木さんから教わったレシピ:コシアブラのごま油炒め]
そんな、上等な山の恵みを受け取り、今夜も家呑みで晩酌するのである。もちろん今夜もべろべろになる予定である。
また日常のように、馴染みのお店で気軽に呑める日はいったいくるのだろうか…、電車で呑んで帰っても苦にならない、要は気持ちの問題だろうけれど、こういう輩も少なからず沢山いるのではないだろうかと思う今日この頃。呑み助にとって、これは一大事である。