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bebeDECO /〈山歩きに山旅・キャンプに呑み食い〉⇒うつつをぬかすmemo的ウェブログ
屋久島備忘録 vol.3


はまゆ
山歩きのあとの『尾之間温泉』でさっぱりしてから寄った喫茶店。というよりカフェ。もとい珈琲店。




甘いもの系の軽食の他、自家焙煎した珈琲を主だって出してくれるお店なので、珈琲店と云った方がしっくりくる気がします。
頼んだのは好みの深煎りコーヒー。カウンターに座ったので、目の前でコーヒーを淹れてくれるご主人の姿をガン見。やかんに入れた温度計のメモリを気にしながら、ゆ〜くりと注ぎ口を回して真剣にドリップしてくれます。ほっと一息つけるコーヒーで、好みの味で本当に美味しかった。お気に入り。



珈琲はまゆ”は、湯泊の海沿いに位置しているので、これまた最高のロケーションで素晴らしい。駐車場からお店へ向かって歩いてゆくと、右側がもう海なので景色が抜群でした。コーヒーゼリーが美味しいと云う情報を仕入れていたので楽しみにしていましたが、この日は生憎作らなかったそうな。残念賞である。

 




雪苔屋
モスオーシャンハウス』をチェックアウトして、大雨の“千尋の滝”の見学のあとの寄った喫茶店。というよりカフェ。もとい珈琲屋。




カウンター席から見える、目の前の庭にできた雨の水面がなかなか乙で、新しくて洒落た店内で飲んだ珈琲の香りが良くて、とても素晴らしかった。う〜んマンダム、って感じ。
11時のオープンと同時に入店したのだけれど、15分もしたらあっという間に満席になっていてびっくり仰天だ。雪苔屋でも“深煎りコーヒー”を頼んで味を堪能。帰りにはご主人が焙煎した豆を買って帰るほどのお気に入りとなった。
屋久島は珈琲の美味しいお店が多くてまいっちんぐ。お店選びに難儀します。



雪苔屋”は、島の東。屋久島空港からほど近いところにあって、何処から来てもアクセスしやすい高台の立地に位置してました。この場所での歴史はまだ日が浅いようで、横板張りの木造建物がまだまだ新しい。
またいつか、ここに珈琲を飲みに来たら、また違ったシーンが見られそうで楽しみで仕方がない。珈琲もトーストもケーキも美味しゅうございました♪



さて、長々と記録してきた“屋久島の山旅”もこの記事で最後とします。
また来年、もしチャンスがあったらもう一度、屋久島の山を登りたい。
今度はまた違った視点から屋久島を眺めてみたいんです♪
 
| 旅宿 | 09:18 | comments(0) | -
屋久島備忘録 vol.2





モスオーシャンハウス
屋久島縦走歩き”のあとに泊まった宿。島の南東、高平集落に位置している。バスなら“中橋バス停”で降車だが、レンタカーでアクセスする方が断然便利かと思う。





ログコテージ風の母屋の目の前が“海”と云う絶景ロケーションで、母屋2階共有スペースのピクチャーウインドウからの景色や、ハンモックや薪ストーブと云ったアイテムを使っての滞在も楽しくて面白い。
けれども、この宿は何と云っても『外部デッキテラス』から望む“海”をお楽しみのメインとしなくてはもったいない。ビールを呑みながら、ずぅーーーっと“たそがれ”ておりました。






因みにですが、雨やお天気の悪い日はお楽しみの度合いが激減します。なんと宿泊した翌朝は激しい雨でした・・・。まいっちんぐ (´Д`)




モスオーシャンハウス”で泊まった部屋は、和室10帖の『母屋タイプ』。洗面と便所のサニタリールーム付きで、お布団の上げ下げは各自の仕事。ごろ〜んとできる龍髭畳表のピッチが幅広で特に気持ちがよい。部屋には板の間も付いていて二人ではかなり広い。専用廊下越しに見える外の景色もなかなかのもの。

お風呂は母屋のユニットバスか、外の五右衛門風呂に入ることになります。冷蔵庫、TV、歯ブラシは無し。タオルは部屋に備え付けがあり。一泊二食付きで一人13,200円でした。料金はまた近々変動しそうです。




その『五右衛門風呂』。薪を焚べて釜の湯を沸かして入りますが、折角なのでとご主人の斎藤さん、“屋久杉”を幾つか焚べてくれました。これはちょっと感慨深い思い出です。



五右衛門風呂は、外部デッキテラスのちょうど真下にあるので、視線を気にせずに星空を見ながらゆっくりとお風呂に入れます。釜の大きさは残念ながら一人用。三岳を呑みながら入浴れたら、もっと最高だったに違いない。





〈前菜〉

モスオーシャンハウスの『ごはん』は、晩ごはんも朝ごはんもカラダに優し〜い感じの塩梅。肉々しいごはんが好みのボクには、少し物足りない感は否めませんが、味はどれもこれも美味しくて舌鼓を打ってしまう。



〈晩ごはん〉



特に“里芋とアオサのお焼き”と“トビウオのなめろう”はお代わりをお願いしたいほどにお気に入り。縦走後のお腹ぺこぺこ具合は、ごはんと味噌汁のお代わりでしのぎます。(~_~;)




晩酌には島のクラフトビールを呑んだあと、『島内限定 三岳』をロックで呑みまくります。これが最高に美味でして、何倍も呑みまくります♪
リピーターが沢山いるのもうなずける、とてもアットホームな良い宿でした。



〈朝ごはん〉
 

| 旅宿 | 11:55 | comments(0) | -
屋久島備忘録 vol.1


尾之間温泉
四日間の“屋久島縦走歩き”のあとに、真っ先に立ち寄ったお風呂の『尾之間温泉』。
山の中に四日間も居ると、それはもうなんともスゴいことになります。この山行がもし夏の暑い時期であって大汗かいていたらと思うと、それはもう・・・怖くて怖くて想像したくはありません。(~_~;)

さて尾之間の温泉。足元自噴です。お湯がとても熱いと聞いていたけれど、ボクが入浴ったときのタイミングが良かったのか、湯加減が絶妙でものすご〜く気持ちが良かったんです。四日間の山旅の疲れもありまして、なんとも言えない心地良さ。
肌にしっとりするヌルヌルのお湯と、浴槽下に敷かれた玉砂利の指圧効果がこれまたグー。なんとも言えない気持ち良さ。とても良い温泉でした。




尾之間温泉の『入浴料』は格安の200円。ありがたい。
けどシャンプーと石鹸は無いので、持参するか買い求めます。一回分のシャンプー&リンスが100円。ボディーシャンプーのミニボトルも100円で売っています。
ところで、番頭台の上に猫ちゃんが乗っているのには驚いた。外の駐車場にも、室内にも猫ちゃんが沢山いて結構驚きます。
野良猫の他、捨て猫が知らぬうちに集まってきたようです。因みに全ての猫ちゃんは去勢済みとのこと。

脱衣室で入浴の準備をしていると、地元の人たちは皆元気よく挨拶して入ってきます。よって挨拶してくれるのが地元の方々で、挨拶無しの人は他所の人と云うことになりそうです。因みにお風呂に入っていたほとんどの方が地元の人。入浴の仕方が手慣れておりました。




その入浴の仕方。ボクは地元の強面のお兄ちゃんに指導を受けました。「先ず浴槽の縁でカラダを良く洗う」「そして頭も良く洗う」「そしたらゆっくり入る」と。
なるほど。どおりで浴槽の『縁の床』にみんなで座って、桶で湯をすくってカラダを流してるはずだ。ボクも皆に習って同じことをします。でもお湯がぬるぬるで頭の泡がちゃんと流れているか分からなかったので、強面のお兄ちゃんを見て確認をうながします。
「うむ」をもらえてやっと入浴です。これがもうたまらない。なんとも言えない気持ち良さ。とても良い温泉でした。
因みにシャワーは一台きりで洗頭のみの使用で可。二台あるカランからは水しか出ません。




次回の“屋久島”は、是非ここからも歩いてみたいものである。尾之間歩道からの“蛇之口滝コース”、なかなか魅力的なようです。
 
| 旅宿 | 09:44 | comments(0) | -
屋久島縦走歩き vol.3(終)


――― 屋久島縦走歩き vol.2の続き ―――

屋久島縦走 三日目
3月20日(金曜日)のこと。お天気は朝からスッキリ晴れてくれてもう感無量♪♪♪
昨夜眠りについてしばらくすると、沢の流れる音で目が覚めました。けれどその音が雨が降る音にも聞こえ、気が気じゃないまままた眠りにつき、トイレに起きた朝5時の空模様は、なんと雲ひとつ無い青空を予感させてくれるほどの星空だったのです。
三日目の屋久島の山。これは大きな期待が持てる山行と相成りました。



〈ローソク岩展望台〉



6時30分、お世話になった『鹿之沢小屋』を出発。標高差300mを登り返し、先ずは『永田岳』を目指します。前日は雨とガスで幻想的な景色を見せてくれたローソク岩の岩稜も、晴れた日に見ると見方が変わり、何だか昨日の方が雰囲気良かったねと無いものねだり。あのときの暴風雨にさらされた辛い思いだなんて何処へやらだ。




ところで辛かった前日は、全く素晴らしい景色を見られなかったことにびっくり仰天だ。遠くに見える白い筋のようなものが波だと分かり、さらにびっくり仰天だ。これぞ洋上アルプスの景色なのだろう。これから先に見る景色に心躍ります。



〈永田岳 山頂〉



『永田岳』の山頂直下でザックをデポし、身軽になって岩の山を登ります。標高は1886mで屋久島では第二の高峰。ぐるりと見渡せる“パノラマの景色”がとても美しかった。特に海が見える景色はやはり素晴らしいものがある。大きな花崗岩の岩がごろごろあるのにも目をみはる。永田岳では30分ほど留まり大満喫。





〈宮之浦岳 方面〉



そう云えば、屋久島観光協会で色々と助言をくれた方の“永田岳推し”があまりにもスゴくて笑ってしまった。宮之浦岳はただの通過点、その先にある永田岳こそ屋久島を象徴する山なので、是非とも登ってきてくださいと推されては登らない訳には行きません。その方の言葉の通り、永田岳は本当に素晴らしかった。ありがたい。



〈独特な山容の、永田岳〉


〈凍った地面、まるでスケートリンク〉




〈白い地面が、平石〉




〈平石岩屋〉

さて焼野三叉路まで戻ってきたら、平石、平石岩屋と歩いてゆきます。途中、凍った地面があったりして昨夜の気温の低下が見て取れます。風が本当に強かった。顔に見える岩がたくさんの平石岩屋の下には祠があり、この山行の安全を祈願して先へ進みます。






展望が良好なところではたくさんの小休止。この日のCTは目的地までかなりの余裕があったため、後悔などしないように廻りの景色をしっかりと目に焼き付けて歩いてゆきます。口永良部島や種子島、遠くには鹿児島半島の先端まで見えてヨメ氏と二人で盛り上がる。



〈ビャクシン岳〉



シャクナゲの森を抜けビャクシン岳(坊主岩)を過ぎて第二展望台を通過して第一展望台まで歩いてくると、新高塚小屋まではあと30分ほどの道のりです。ここまでの稜線歩き、歩きやすくって景色が良くってとても気持ちの良い登山道でした。青空の下を歩けるだなんて前日までの激しい雨がまるで嘘のよう。



〈新高塚小屋 ウッドデッキのテント場〉


〈新高塚小屋〉


〈新高塚小屋 室内〉


〈新高塚小屋 水場〉




〈高塚小屋〉

新高塚小屋では、まだ誰も居ない小屋の中を見学し、綺麗なトイレを借りて、水場で水を3L汲んで、この日の目的地『高塚小屋』へ向かいます。緩いアップダウンを繰り返し歩いていると、およそ1時間で高塚小屋へ到着。2階の隅に就寝スペースを陣取り、まだ空いているであろう『縄文杉』へと向かいます。



〈真後ろが縄文杉〉


〈縄文杉〉


〈呑み過ぎ〉

高塚小屋からは歩いて10分ほどの距離に『縄文杉』はあります。今はもうしっかりとした展望台と木の柵によって、縄文杉の直近までゆくことが叶わないんだけれど、それでも遠目から見ても縄文杉の大きさはよく分かります。ひとしきり縄文杉との時間を楽しんだら、さっさと小屋へ戻りビールで喉を潤します。



〈ワインを瓶で持ってくるツワモノ〉


〈立ち呑みスタイルのツワモノ〉

この日は年齢の近い呑兵衛カップルと盃を交わし、楽しい屋久島の時間を過ごします。永田岳からの帰りに出会ったソロのお若い女性が隣の寝床。またフランス人の若いカップルとも交流したりして、とても思い出深い良い“いちにち”となりました。
夕方にも再度 縄文杉へ訪れて、夕焼けの顔はどんなものなのかを見に行きましが、大して変化もなく水を汲んで早々に退散。そして小屋ではまた時間と酒の量がゆるす限り、宴会が続きます。



〈ウッドデッキのテント場〉


〈地面のテント場〉

20日(金曜)の高塚小屋は、1階〜3階までの収容数15人のところ、17人の登山者が寝床をともにしていました。結構ぎゅうぎゅうでした。外のテントスペースにもところ狭しとテントがぎゅうぎゅう詰め。三連休はこんなところまで混むのだなと改めて驚いた。翌土曜のことを考えると少し怖い。(~_~;) トイレは少し離れたところに一箇所だけあって、とても綺麗で良かった。何よりも洋便器だったのが使いやすくて良かった。



因みに今回持参してきた酒とつまみの量が完璧だったことに驚いた。今回もオーバーウエート気味の酒とつまみではありましたが、酒一滴柿ピーの一粒まですべて平らげてからお開きとしたこと、ヨメ氏の読み通りであったことがスゴい。


■三日目ルート:〔鹿之沢小屋 06:30 → 永田岳 07:50 → 焼野三叉路 09:30 → 平石岩屋 10:20 → 第二展望台 11:30 → 新高塚小屋 12:10 → 高塚小屋 13:30〕

 



屋久島縦走 四日目
3月21日(土曜日)のこと。この日もお天気は朝からスッキリと晴れ模様で嬉しい限り。
これはもしや!!と、急いで『縄文杉』へと向かいます。“朝焼け”の縄文杉狙いです♪





でもなかなか真っ赤になるまでの時間は許されず、この日のタイムスケジュールではなんとしても“13時45分”のバスに間に合わせたかったので、縄文杉の展望台を早々に出発。長〜い階段を踏み外さないように降りてゆきます。赤い縄文杉がなんとも中途半端。(´Д`)








〈自然観察路〉


〈大きな切り株〉

そして夫婦杉、大王杉などの有名どころの屋久杉を観察したあとは、『自然観察路』の分岐を左へ入ってゆきます。次の目的地は“ウィルソン株”なので、山の仲間が歩いてきたように、ボクらも同じ道を歩いてウィルソン株まで進みます。この登山道がじつに良かった♪ そこかしこにウィルソン株のような大きな切り株があったのも楽しめた。Thanksチュチュさん



〈ウィルソン株〉



さて本家の『ウィルソン株』へ。
ボクらが到着したときはまだ人はまばら。切り株の中で2〜3人、にぎやかにあーでもないこーでもないしながら目当ての“♡マーク”を探してうろうろしてましたが、切り株から出た瞬間に目を疑った。あっという間に長蛇の列ができあがってました。(~_~;) まさにギリギリセーフ。
因みにボクの♡マークので出来栄えは70点ほどか。右側の丸みがいびつでまるでダメですね。涙




次はいよいよ“楠川分れ”まで長い『トロッコ道』を歩きます。
レールの間に設置された連続する“木床”歩きは気持ちが良くってたしかに歩きやすい。がしかし前方からくる観光客とのすれ違いに、ストレスが生じてかなり難儀しました。



お互いに“必ず”譲り合って左右のどちらかへ体を避ければ気持ちよく歩けるものを、我が物顔で避けもせず真ん中だけを歩いてくる人が多くてとても腹が立つ。ましてやガイドが居るにもかかわらず、話に夢中で譲り合う指示すら出さないのには本当に腹が立った。



とても気持ちの良いガイドさんがたくさんいる中で、こうした残念なガイドが少数いると、やはりかなり目立ってまいっちんぐ。トロッコ道は、観光客の少ない早い時間に歩くことを学びました。



〈楠川分れ〉




〈辻の岩屋〉

“楠川分れ”から楠川歩道へ入り、今度は『白谷雲水峡』を目指します。
楠川歩道にも幹の大きな屋久杉があって圧巻されます。岩がどかんと張り出した“辻の岩屋”にも圧倒されて、これはスゴいなと開いた口がふさがらない。



〈渋峠〉



『太鼓岩』には“辻峠”でザックをデポして空身で向かいます。
なるほどと思える素晴らしい景色が目の前に広がり、人気のポイントなのがすごく良くわかる。縦走最終日のこの日も本当に晴れてくれてラッキーでした。








苔の歩道、苔の森、苔の沢はどこも素晴らしく、何処を向いても苔だらけ。木の葉の隙間から落ちるきらきらの日差しが、苔へ当たるととても幻想的でファンタスティック。友人の“背景画家”に、この苔のシーンを是非とも描いてもらいたくなりました。



〈白谷山荘〉



“白谷山荘”を過ぎ、くぐり杉を抜けて、さつき吊橋を渡ったらもうこの山旅が終わるのも間近なのが分かります。バス乗り場は管理棟の前から。考えていたバスの時間よりも早い13:00時の便に乗れて、時間のロスも無く大変満足のゆく山旅となりました。最後の最後まで屋久島の深い森が楽しめて本当に何よりでした。






そして宮之浦港へ向かうバスの中で、屋久島観光協会で出した登山届の“下山報告”の電話をかけました。
「どうでしたか?屋久島の山は」の問いに、『ありがとうございました、感動しました!』と答えるのが精一杯。とても思い出深い山旅をすることができました。感慨無量です。(°∀°)


■四日目ルート:〔高塚小屋 06:00 → ウィルソン株 07:50 → 大株歩道入口 08:20 → 楠川分れ 09:40 → 辻峠 10:35 → 白谷山荘 12:00 → バス停 12:55〕


――― 終わり ―――




屋久島縦走歩き vol.1
屋久島縦走歩き vol.2
屋久島縦走歩き vol.3(終)

 


下山後の話
宮之浦港で予約してあった“レンタカー”をピックアップ。バスを乗り継いで宿へ向かうのでも良かったのだけれど、四日間の縦走でカラダが汗と匂いで※■▽☆+*✕□◆~_~; こんなときレンタカーはありがたいと思った。

縦走後に先ず向かったのは『尾之間温泉』のお風呂。捨て猫が居付いてしまったようで、ネコちゃんたくさんいました。猫好きにはたまらない温泉かも。入浴料が200円と格安。脱衣室あり。シャンプー、石鹸無し。シャワーも無いと思った方が良い。
地元人向けの温泉なので、ルールに従った方が良い。浴槽の縁の床に直接座ってカラダを洗う。髪の毛も浴槽縁で洗う。お湯はヌルヌルして最高の湯質♪ ものすごく気持ちが良い♪




屋久島の最終日に泊まる宿は『モスオーシャンハウス』としました。この宿も、屋久島に詳しい仲間の助言を参考にして決めた宿。ログハウスの母屋の目の前が海という素敵なロケーション。デッキテラスから見る屋久島の海とビールが格別でした。

反省点は、『携帯トイレ』を山中の携帯トイレブースで一回も使わなかったこと。


屋久島山旅 費用》※二人分
・飛行機代:東京→鹿児島〔21,880円〕 鹿児島→屋久島〔26,400円〕/屋久島→鹿児島〔32,600円〕 鹿児島→東京〔59,880円〕 小計;140,760円
・宿泊費:エコホテルソラ 和室=9,600円/モスオーシャンハウス=26,400円 小計;36,000円
・レンタカー代:ワゴンR(軽自動車)を〔6時間〕と〔48時間〕のレンタルで≒15,000円
・羽田空港駐車場代:〔6日間〕の個室駐車場=18,000円

・上記旅費合計:209,760円
・その他別費用:75,000円〔タクシー代(エコホテルSORAからヤクスギランドまで5,100円)、バス代(白谷雲水峡から宮之浦港まで560円✕2人)、山中宿泊の屋久島山岳部環境保全協力金2,000円✕2人、登山用品代、飲食代など〕
・屋久島山旅費:284,760円

※3月の“春分の日”の三連休を行程に入れたため、飛行機代はその三連休最終日が高額。復路も平日だったらかなり安かった。羽田空港駐車場代は、個室じゃなければ“半分の料金”で利用ができた。
3月の“屋久島の山旅”は比較的空いているようで快適に山歩きすることができました。避難小屋を利用する縦走スタイルでは、ボクはもう空いている時期の空いている平日の屋久島以外は考えられません。次にまた屋久島へ訪れる機会があったら、また3月の平日狙いです。
因みに屋久島山旅の最後の最後、屋久島空港で“建築士の講師”の仕事をしていたときの生徒さんに会ったのには最高に驚いた( ఠ_ఠ )!
 
| 山歩きと山登り | 15:15 | comments(2) | -
屋久島縦走歩き vol.2


――― 屋久島縦走歩き vol.1の続き ―――

屋久島縦走 一日目
3月18日(水曜日)のこと。いよいよ『屋久島』の山へ足を踏み入れる日だ。お天気は、曇のち雨。あまり芳しくない。

前乗りした宿へ予約したタクシーに6時30分ごろ迎えに来てもらうため、5時に起床し、毎日の日課となっているストレッチを始めて“うんち体操”を開始する。ボクは山歩きをする際、うんちが出ないと調子が悪くなって歩きに支障をきたすので、切実です。
因みに令和二年の元旦から、今年の目標に『180度の開脚』をかかげているため、ストレッチは最近特に時間をかけて入念にします。けどまだまだ先は長い。(´Д`)




タクシーに乗り込んだら前日に頼んでおいた“お弁当かもがわ”の『たけのは弁当』を受取りにゆきます。朝と昼のセットで800円。リーズナブルな価格で美味しい。何よりも竹の皮でお弁当を包んでくれるから、エコロジーでコンパクトになってとても良い。まさに山歩き向けのお弁当と思う。
そしてタクシー運転手のプチガイドを聞きながら、入山するための登山口となる“ヤクスギランド”へ向かいます。トイレを済ませ、身支度を整え、屋久島の山へ、いざ入山!




先ずはこの日一番の目的としている『大和杉』へ歩き始めます。
千年杉、仏陀杉、三根杉などを経由し、ヤクスギランドのよく整備された幾つかのコースを歩き渡り、“17番の標識”があるところから『花之江河登山道』へIN。




屋久島の森が何やらしっとりしていることを肌で感じます。早々に上着を脱ぎ、早々に朝弁当も食べて腹ごしらえ。そしてまた誰も居ない静かな深い森を歩いてゆきます。




ああ、、なんだ此、あまりにも気持ち良すぎるこの登山道。そんなことを常に考えながら、肩に食い込む重たいザックのことは考えないようにして、先へ進みます。



因みにこの日のザックの重さは完全にお酒でオーバーウエート。「山で呑むビールは何が何でも外せないし、屋久島で呑む三岳は絶対にマストだよ!」とヨメ氏に伝えた前日の夜。ヨメ氏がトイレに行っている隙にこそっと三岳のボトル二本を忍ばせておいたのは内緒の話。
屋久島は、水の豊富な島で本当に良かったと思っている。なんせ水の心配をしないで良いのが嬉しい。感激だ。






屋久島の森は、何もかもがスケールが大きく感じました。
例えばサルノコシカケ。ボクですら座れるほどに大きいの発見。それから屋久杉。樹齢1000年を超える杉が屋久杉にランクインされるようなのだが、あまりにも幹が太くてデカイ。いったいこの杉の大木は、樹齢どのくらい経っているのだろうかと思える杉がそこかしこにありビックリする。





そうこうして歩を進めてゆくと、とうとう待望の『大和杉』へ着いた。
樹齢は3000年とも4000年とも云われ、あまりにも大きくて、超感動する。大和杉のある花之江河登山道にはほとんど登山者が居ないので、じっくりゆっくり大和杉を見ることができた。近くに寄って見上げ、遠くに離れて再び見る。
木の柵で囲まれた縄文杉とは違い、今はまだ近くで見ることができる大和杉は矢張り迫力が違います。花之江河登山道を歩いてきて本当に良かった。




ところで、今回考えていた縦走路の北には“縄文杉”があり、そして南にはこの“大和杉”がありました。
洋上アルプスと云われる屋久島の素晴らしい稜線を歩くことが本来の目的ではありますが、それに伴って発生するこうしたモニュメント的な屋久杉が素晴らしすぎて涙もの。特に登山者以外の観光客があまり立ち入れないところは、当然ながら自然が成す造形が美しくて言葉を失います。








そんな、これまた感動した苔苔のビャクシン沢の渡渉ポイントでのお昼ごはん。苔むした岩場の上に置いたお弁当かもがわの『たけのは弁当』がよく似合う。その美味しさもさることながら、このロケーションがまた何倍も良い味にしてくれるのです。たまらん♪




そしてとうとう雨が降ってきます。大木の影に隠れてカッパ上下を着て雨仕様に備えます。入手していた天気予報よりもかなり早い雨でした。屋久島の天気はころころ変わると云われているようで、何やら嫌な予感。



〈みはらし台からの眺望〉


〈高盤岳の、とうふ岩〉


〈翁岳〉

絶景と云われていた『みはらし台』では、少々残念な景色でまいっちんぐ。まだガスっている訳ではなかったので稜線の景色は見えましたが、翌日歩く予定としていた稜線の景色は青空ではありませんでした。






そして本格的な雨となってしまった頃、一日目の終着点『石塚小屋』へ到着します。15時45分頃のことでした。
びっしょり濡れた雨具を脱いで干したら、石塚小屋の特等席を陣取り風呂敷を広げます。窓を開けて外を見ると、そこには屋久杉(?たぶん)がありました。それを見ながら呑む三岳のお湯割りが最高に美味しかった。




翌日以降のためにも、三岳はほどほどにしておきます。夜の小屋内の気温は5度でした。ダウン上下を着ていたのでそれほど寒くはありません。むしろボクにとっては快適な気温です♪



因みにこの日の石塚小屋はボクとヨメ氏の他にソロの男性が一人の計3人。酒はほどほどにしたはずなので、迷惑をかけていなかったことと祈りたい。


〈岩屋の下が、水場〉

それからトイレは小屋の裏手にあって近いのだが、水場が10分程歩いてかなり遠い。岩屋の下の溜り水から汲むので、浄水器を持参していると安心です。水は美味しい。




■一日目ルート:〔ヤクスギランド 07:00 → 大和杉 10:30 → ビャクシン沢渡渉地点 11:40 → みはらし台 14:25 → 石塚小屋 15:45〕

 


■縦走装備memo:
ザック(KLATTERMUSEN アルヴォーケル60L)、追加サイドポケット×2(12L)、ザックカバー(KLATTERMUSEN レインカバー)、ストック(ローカスギアCP2)、ヘッデン(ブラックダイヤモンド スポット 予備電池含む)、寝袋(mont-bell ダウンハガー800#3)、防水シュラフカバー(ISUKA ゴアテックスシュラフカバー ウルトラライト)※ヨメ氏のみ、エアーマット(mont-bell U.L.コンフォートシステムパッド120)、座布団(サーマレストZシート)、ダウンソックス(INTEGRAL DESIGNS ホットソックス)、ダウンパンツ(マーモット)、ダウンジャケット(Patagonia マイクロパフフーディ)、カッパ上下(THE NORTH FACE クライムベリーライトジャケット+mont-bell レインダンサー)、予備靴下(DARN TOUGH タクティカルT4033エクストラクッション)、予備ニット手袋(ミズノ ブレスサーモインナーニットグラブ)、ゴアテックス手袋(アクシーズクイン GORE-TEXストレッチシェルグローブ)、ネックゲイター(SmartWool メリノ)、膝サポーター(ザムスト ZK-7)、エマージェンシーセット、メスティン、火器(JETBOILミニモ)、ガス缶、チタンシェラカップ×3(ベルモント)、チタンシングルマグ×2(スノーピーク)、カトラリー(箸とスプーン)、iPhone X、充電器、小型LEDランタン(GOAL ZERO ライトハウス マイクロ)、トイレットペーパー、携帯トイレ、着替え、カメラ(CANON PowerShot G3X)、カメラレインカバー(mont-bell)、タオル(MOKUライトタオル)、手ぬぐい、ツェルト(finetrack ツエルト2ロング)、簡易アイゼン(mont-bell リバーシブル グリッパー)、ゴミ袋(mont-bell ガベッジバッグ

■共通装備memo:
プラティパス水筒(2L)、サブ水筒(0.5L)、ナルゲンボトル(1L×2個)、ナルゲンボトル(0.5L×2個)、袋めし×14、インスタント物×10、インスタント味噌汁×8、スティックパン、缶ビール(500ml×3)、缶チューハイ(350ml×2)、三岳ペットボトル大×4、三岳ペットボトル小×2、おつまみ各種、乾き物各種

■縦走服装memo:
帽子(Patagonia サーフブリム)、サングラス(Oakley Latch)、すけすけアンダーTシャツ(finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ)、しましま長袖Tシャツ(ポリエステル100%)、ソフトシェル(Haglöfs ボアフード)又はレインジャケット(THE NORTH FACE クライムベリーライトジャケット)、すけすけパンツ(finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ)、サポートタイツ(C3fit フォーカスロングタイツ)、ズボン(THE NORTH FACE トレックカーゴパンツ)、靴下(DARN TOUGH タクティカルT4033エクストラクッション)、登山靴(HANWAG アラスカGTX)、ニット手袋(ミズノ ブレスサーモインナーニットグラブ)

 




屋久島縦走 二日目
3月19日(木曜日)のこと。お天気は朝から雨・・・。とても芳しくない。




石塚小屋はかろうじて携帯電話の電波(docomo)が入るので、昨夜から何度もこの日の天気予報をみるもどれもこれも全然芳しくない。しかも風が台風並みにスゴいのが分かって尻込みしてしまうお天気でした。
ボクもヨメも、この天気じゃせっかくの屋久島がもったいないので、“晴天”となっている翌日にかけよう!と覚悟を決め、もう一泊を山中で過ごすことに早々に決めたのです。ところがここで意見が対立。




再度、石塚小屋でこのまま停滞するか、少しでも先に進んで『鹿之沢小屋』まで行って停滞するかの2択。ボクとヨメさんの性格の違いが見て取れます。(~_~;)






意を決し、カッパを着てザックカバーをかけてゴアテックスの手袋もして雨仕様で6時に小屋を出発します。日の出は6時30分と遅くまだ廻りは薄暗い。ヘッドランプを付けての歩行に慣れていないボクらはのろのろ歩きます。




雨でつるつるの丸太の橋をのろのろ歩き、激しい雨と真っ白なガスで廻りが見えなくてのろのろ歩いていたら、気がついたら黒味岳分れ(分岐点)まで来てました。もちろん黒味岳へ行っても展望など望めそうもないのでスルーをする。先に進みます。




8時ごろ。激しい雨に辟易し、大きな岩の影に隠れて雨宿りを決め込みます。地図を見て確認したら、そこが『投石岩屋』と云うところでした。
ゴアテックスのカッパ上下も、ましてやゴアテックスの手袋もまさに全身水びたし。ゴアテックスの登山靴を履いているはずなのに、ヨメ氏は右足の靴下が濡れてきていると云う始末。「雨が痛かった」と云う大雨の日に屋久島へ来ていた山仲間ちいさんの“blog記事”を思い出して意気消沈。






でもま、登山道が川のようにはなっていないからまだマシだと言い聞かせ、岩屋を飛び出したのもつかの間で、今度はヤクシマシャクナゲの稜線で暴風雨にひどくやられます。本当に飛ばされるのではないかと思ったものです。ヨメ氏、岩にひっつき虫




栗生岳の祠では、本来ならば米と塩と焼酎と海砂を供えるものらしいのですが、この日の祠は風の通り道。翌日の晴天を心のなかでお祈りし、手を合わせて願かけの岳参り。とにかく風と雨がスゴいんです。




「雨こそが屋久島の本当の美しさを教えてくれる。」と、雨の恵みを受けていきいきとする屋久島の森のあり方を何かで読んだことがありますが、そんなものは眠っているときにでもやってほしいと切実に願います。雨の屋久島はもう十分に堪能させてもらったので、晴れた屋久島がそろそろ見たいんです。(´Д`)




宮之浦岳の山頂で、下山後に泊まる予定としていたエコホテルソラへ、山中でもう一泊するために『宿泊キャンセル』の電話をします。
ごぉーーーっと風の音で聞きづらかったことと思いますが、なんとかこちらからの連絡が通って何よりでした。iPhone、防水で本当に良かったと思う♪ ホテル側の、臨機応変の対応に大感謝。



さて、暴風雨の『宮之浦岳』を過ぎたら、30分で“焼野三叉路”に行き着きます。そして左へゆき永田岳方面へ歩を進めます。
もしもこの日このまま目的どおりのルートを歩いていたとしたら、悪天候で真っ白な永田岳もきっとスルーしていたことになっていたであろうし、あとでこの山行を振り返ったとき、なんてもったいないことをしたもんだと大後悔していたかもしれません。そんなことにならないように、この日は“翌日の晴天”を信じて『鹿之沢小屋』へ向かうのです。





〈ローソク岩展望台からの眺望〉

途中、視界が悪くて見落とした“落とし穴”に片足を取られ、前方へくるりと一回転してしまった。急な坂道での出来事だったので呆気に取られましたが、何より骨折などしなくて良かったなと本当に胸をなでおろしている。もしかして180度開脚の特訓の成果かしら。カラダが柔らかくって助かった♪






鹿之沢小屋』には13時50分ごろに到着。少し早い気もするが、この日の山行は停滞なのでこれで終いとした。小屋中心部の共有部分に濡れた衣類を全部干して乾かし、三岳のお湯割りをやって冷えたカラダを温めた。




この日の小屋の気温も5度。寝袋に入ってダウン上下とダウン靴下を履いてりゃ全く寒くなく、むしろ快適で塩梅よし。




水場は小屋裏の沢からじゃぶじゃぶ汲めるから近くて便利でしたが、トイレが遠くてやや難儀した。滑りそうな橋や斜面があるので、きちんと登山靴を履いて行かないと後悔しそうでもう大変。
星が綺麗な夜でした。翌日の山行のお天気に期待大♪(・∀・)




■二日目ルート:〔石塚小屋 06:00 → 花之江河 06:45 → 黒味岳分れ 07:10 → 投石岩屋 08:00 → 栗生岳 09:50 → 宮之浦岳 10:20 → 焼野三叉路 10:55 → ローソク岩展望台 13:10 → 鹿之沢小屋 13:50〕

――― 屋久島縦走歩き vol.3へ続く ―――
 
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