中倉山歩き


〈ローソク岩、にて〉

10連休のGWが明けた最初の週末、5月12日、良く晴れた日曜日のこと。

 

大型連休のGWが明けたばかりだからなのか、高速道路が予想以上に空いていてビックリした。なもんで、パーキングでゆっくり朝ごはんを食べてくつろいでいたら、いつの間にやら集合時間ぎりぎりになってしまい朝から額に汗する。

 


〈井戸沢ルートへの登山口〉

それにしてもこの日は朝から暑かった!(´д`)
歩き始めから頭に手ぬぐいを巻いてTシャツ姿で挑んでも、滝のような汗がすぐ額に流れて目に染みる!(>_<) サングラスなんてすぐに曇っちゃってかけられやしない。

 


〈痩せ尾根〉

 

それもそのはず、今回の山行も急登大好きの“カッチン&ちいさん夫婦”からの提案によるものだった。

誘い文句はこう。「業務連絡、業務連絡。今回はゆるハイク、孤高のブナを見ながら山頂で山ごはんどう?」と。
ところが、いざ歩き始めてみたらゆるゆるハイクだなんてとんでもない。コースこそ短いものの、しっかりと変化のある歩き応えのある山歩きでした。

 


〈クライミ~ング〉

 


〈登りきるとローソク岩〉

でもこれがすこぶる愉しかったのだ。
スロースターターのボクにとって、初めの長い林道歩きはとても良いウォーミングアップになり、その後に続く“急登”のオンパレードにも耐え忍ぶことができて何より。痩せ尾根や岩場歩きもこれまた楽しくて、ウキウキウォッチング。

 

初めて歩く山はいつも何処でも楽しいのだけれど、今回は登りで歩いた“井戸沢ルート”の尾根歩きが本当に気分爽快であった。低山にもかかわらず、景色が抜群に良いのだ。

 


〈眼下にローソク岩と井戸沢尾根〉

シンボリックな“ローソク岩”を過ぎてからがまたスゴイ。男体山を中心にした最高のパノラマの景色が楽しめた。しかも苦労して登ってきた痩せ尾根の稜線が、綺麗な筋のように見えたのも感慨深い。

 

↑同行者ふかくん、“山のパノラマ写真”の撮影に余念がない。余談だけど、山仲間たちが残念ながらblogから遠ざかってゆく昨今、こうしてまた新しく山ブロガーと知り合えるのはとても嬉しく思う。しかもそのコンセプトが面白い。

 


〈中倉山 山頂〉

 

 


〈下ったところにあるのが、孤高のブナ〉

さて、中倉山、標高は1530.4m。

これまた稜線からの景色が綺麗で目を見張る。中倉山の頂を過ぎたら、目的の“孤高のブナ”の木に向かう。あらかじめヤマレコ等で予習をしてきたのだが、え?どれ?という感じで同行者に教えられてやっと分かったほどピークからではあまり目立たない。でもひとたび孤高のブナのまわりに近づくと、その凛々しくそびえる一本のブナの木の存在感が立派で見惚れてしまった。

 


〈孤高のブナ〉

 

そんな孤高のブナが良く見えるところで、やっと目的の山ごはん。この日はメスティン弁当を持ってきた。メニューは暑いことを見通して“冷やし中華”とした。これが大正解。

 

流水麵を水でほぐしたものをメスティンに入れ、その上に刻んだきゅうりとハムと、錦糸卵をIN。紅ショウガはラップして別添えし、スープと一緒に食べる直前にIN。美味しくてものすごく楽ちんだから、今後の暑い山行でヘビロテになりそうです。

 


〈団らん中〉

 

一時間ほどゆっくりみんなで山ごはんを楽しんだら、下山路は“上久保沢ルート”で下ることになった。今度は樹林帯。でもやっぱり急登。(苦笑) ザレているところもあるのでなかなか気が抜けないルートであった。そして林道へ出たらクールダウン。てくてく歩いて、銅(あかがね)親水公園の駐車場でお疲れさまとなった。

 

矢張り、歩いたことの無い知らない山は楽しい。今回も色々な発見があって、とても楽しい山行となりました。お付き合いしてくれた先輩方、今回もありがとう。

 


〈一番奥が、中倉山〉

■山域:北関東 中倉山 2019年05月12日(日)
■目的:山ごはん
■山人:カッチン、ちいさん、まーちゃん、つなちゃん、ふかくん、ケーコ、bebe。
■山行:足尾銅親水公園P(07:19)⇒ 中倉山(10:58)⇒ 孤高のブナ“山ごはん休憩”(11:07)⇒ 中倉山(12:05)⇒ 中倉山取り付き点(13:24)⇒ 足尾銅親水公園P(14:18) / 登り“井戸沢ルート” 下り“上久保沢ルート”
■山飯:メスティン弁当(冷やし中華

-山歩きと山登り

© 2024 bebeDECO