将監小屋・源流のみち山歩

将監小屋

11/15(土)~11/16(日)のこと。山の上でのんびりしに、テント泊山行をしてきました。

陽が暮れる前から心ゆくまでビールを呑んで、目の前の景色を飽きるまで楽しんで、夜寒くなったら温かい鍋物をつくって食べて暖まり、さらにはホットワインもつくって呑んで暖まり、そしたらテントから顔だけ出して星空観賞なんてのもいいなと考えていましたが、陽が暮れた時点でそんな考えなど頭の片隅にもありませんでした。
辺りが暗くなった途端に夜露が凍りテントはバリバリに凍てつき、水場の廻りは水しぶきが凍り地面がツルツル。

そんな寒~い週末は、将監小屋でのテント泊を目的とした山歩き。源流のみちを歩いてきました。
とはいえ陽が差すところはぽっかぽか。けれども日影になるとびっくりするほどに寒くなる。日中でこの寒暖の差ですもの、夜なんてもう・・・、垂らした鼻水が凍るぐらいの勢いでしたよ。
と、楽しかったんですが、久しぶりに骨身に応える寒さでした。

源流のみち

さて、この日の当初考えていた山歩きのルートは、作場平の駐車場から将監小屋まで行ってテント泊をし、翌日は唐松尾山、黒えんじゅ山、笠取山を歩いたのち駐車場へと戻るルートを頭に思い描いていましたが、寒さと、さらにいつも以上にのんびりと過ごす山の仲間を見ていたら、大幅にボクらもルート変更を余儀なくされた。
特に将監小屋からの帰り道、楽ちん過ぎて、朝にみんなで食べたきのこ鍋の消化がまったく進まない。~_~;

将監峠から将監小屋まで

で 山の仲間!それは将監峠から下って将監小屋へ向かってゆくと、テント場のど真ん中の特等席に鎮座していました。
ボクと同じ緑色のニーモのテントがポツーンと一張り。近くに寄るとzzzとかブ~とかのサウンドが今にも聞こえて来そうな雰囲気。笑

なんとテントの中ではいつもの矢車姉さんと矢車兄さんがのんびりと過ごしていた。
あの辺歩いてあそこに泊まるかも~!な程度で特別に時間などを召し合わせた訳ではないんだけれど、将監小屋まで歩いてきたルートは違えど、目的の場所はどうやら同じ。笑

将監小屋テント場

[下段:myテント ニーモ・アンディ / 上段:矢車草氏テント ニーモ・タニ]

テン場では、夕方まで50張りのキャパのところをボクらと矢車草さんのところの二張りのみ。プライベートもいいところだ。
天気の良い週末だったのにまるで混んじゃいない。ひょっとしたらこの時期の将監小屋って、穴場なのかも知れません。
テントは最終的にはあと三張り増えましたが、それでもたったの五張りだけ。静かにゆったりと過ごすことができて何よりでした。

将監小屋 山めしアラカルト

さてそうなると、呑兵衛の4人が集まってしまったのでやることは一つ、酒盛りです。
とはいえテン場ではじっとしていると凍える寒さだったので、宴は小屋前にある寒さしのげる自炊小屋へと移動。ここではとてもゆったりと過ごせて心ゆくまで呑めました。
美味しくて豊富な水と綺麗なバイオトイレに新しい自炊小屋。9/1からはテン場が一人1000円になったようですが、ボクにはたったの一つの事をのぞいては快適で文句なしでした。
その一つ⇒小屋番さんがいなかったので、ビール無し。涙

源流のみち

作場平から歩いてきた源流のみちは、ほとんどが等高線を真横に歩いてゆく感じの緩やかなルートでとても楽しかった。
1:50,000の地図では等高線の一つが20mになるから、それなりに登り下りして大汗はかいたけれども歩きやすくって何より気持ちが良かった。友達と話しながら歩いたならば、距離が長いけれどもきっとあっという間にテン場へ到着だろうか、そんな快適な山歩きでした。

将監小屋からの林道歩き

そして将監小屋からの帰り道は、テント泊でゆったり過ごしすぎたようで萎えた気持ちが奮い立たなかった。とてもじゃないが将監峠の急坂を登り返してからの稜線歩きとしようとはならなかった。
したがってボクらも下の「民宿みはらし」までを林道歩きで一目散に下山。さらにそのあとも矢車carで作場平の駐車場まで送ってもらいお世話になってしまった。

ま、どんなカタチにせよ、テント泊山行はやっぱり楽しかった。果てさて、今年はあと何回テント泊が出来るかしら。

一日目:作場平駐車場(無料・トイレあり)⇒一休坂分岐⇒馬止⇒黒えんじゅ分岐点⇒山ノ神土⇒将監峠⇒将監小屋(テント泊)
二日目:将監小屋⇒ムジナノ巣⇒三ノ瀬(民宿みはらしの駐車場)⇒矢車car⇒作場平駐車場

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