以前キャンプで、尊敬する燻製道士がこしらえてくれたプチトマトの燻製があまりにも美味しくって、その感動をヨメさんとも共有したかったので一丁ボクも自分で作ってみた。
さてそうなるとボクは何でもカタチや格好から入る典型的なタイプなので、上手くできるかどうかも分からないのに燻製道士師匠のと同じ燻製器を揃えてみた。
⇒スノーピークのコンパクトスモーカー
燻製の他にも、おでん鍋としても使えそうだ。角っこが丸みをおびていて可愛い形をしている。取説には焼き肉もOKなんていうのも説明されているが、果たしていかほどか。
それでは、と、先日買ったばかりの燻製の本を読み直して習いながらやってみた。
先ずはプチトマトを水洗いしキッチンペーパーの上でよく乾燥させろ、とある。ヘタを取ると見映え的にアレなんでへたしないように注意して水分を拭き取った。→20分ほど放置。
次はスモーカーの底に燻製チップを一つかみ銀紙を敷いた上に乗せてやり、さらにその上に汁受けをセットして、網の上にプチトマトを乗せて準備はOKとなる。
あとは蓋をしてチップから煙りが出るまで強火で炙ってやって、それからは中火で10分ほど熱してやればOKと云う運び。う~んこれは簡単である。ボクでもできる。
さ、やろう!と思い立ったとき、横目でその辺にある味付きうずらの卵って云うおつまみの袋を見つけてしまった。
幸いにも網がもう一段セットできるので、下段にプチトマト、上段に味付けうづらの卵をもれなくセット。・・・でもこれがダメだった。(ー ー;)
風乾すらしていない味付けうずらの卵がいったいどんな悪影響を及ぼしたのかは想像通りで、下段のプチトマトにタールの水滴が付きぶちトマトになり、そしてタールの味で酸っぱいこと酸っぱいこと、もう散々なもん。
美味しいプチトマトの燻製を食べさせたかったヨメさんからは、おめぇこれ初級って書いてあるじゃないかよ!こんなのも出来ないのかよとなじられて、散々なもん。
もちろんこの失敗トマトは皮を剥いで全部食べました。そしてふて寝です‥。良かったのは上段の味付きうずらの卵が美味しかったこと。
さて、次こそはちゃんと個別にやって、美味しいのを見せつけてやらないとな。と心に誓った昨日のこと。燻製のこと。