自分の無知ぶりにあきれてしまうことがあるが、この本を読むまで北海道の大雪山が北アルプスと同じぐらいの規模の山だとは全く知らなかった。そうなのだ、北海道はでっかいどうなのだ。
そもそもボクは北海道出身と公言しているのだから、北海道を歩きたがっている山ノ仲間にあそこのアレは良いよと教えてあげてもいい立場のはずなのに、実はそんな世話を焼くことがまったくできないほどの北海道音痴でまいっちんぐ。
中学二年生までしか居なかったエセ道産子だったので勘弁してもらいたい。~_~;
で、そんなボクが夢中になって読んだ今回の本が、「北海道トレッキングサポートBOOK」と云う山のムック本。
北海道にある9座全部の日本百名山が取り上げられた、なまら情報満載な本でした。初めて読む興味のある山域は、すべてにおいて大変面白かった。けれど同時に大変ビックリもした。え!この山こんな山容だったの?と。
子供の頃、学校の遠足やバス旅行で、この本の中に登場してくる山の近くに行った記憶はあるのに、なんせ北海道音痴なもんで紗がかかった程度にしか覚えていないのだ。>_<
そんな経緯もあってか、土地の所在や地名は何となくおぼろげに覚えていたので、北海道トレサポ本の新鮮な内容にすごく興味を惹かれたのでした。
特に今回の本では写真の使い方がダイナミックなので、広大な北海道の大地を象徴するかのような山の景色がこの目に浮かんできます。併せて山歩きのその愉しさも伝わってきます。う~む、これは是非とも行きたい北海道。
とりあえず優先順位を付けるのならば、黒岳からトムラウシ山までの長い縦走路を歩く山行と、旭岳と黒岳を8の字に巡る山行の大雪山系は外せないし、神々しい利尻山の山行も外せない。行きたいところだらけで大変だ。
とは言え、北海道の山々を歩くためには今までの山歩き以上の費用とアクセスの時間が必要だから、おいそれとフットワーク軽く行けないのが目下悩みのタネ。(´д`)
補足:この本の制作に携わった方のinstagramプチ取材記録が楽しい♪
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