酒処おとめ

間々田居酒屋『酒処おとめ』

“旧日光街道”を歩いた先で見つけた、栃木県は小山市間々田にあった居酒屋があまりにも素敵だったので、自分memoとして記録しておくことにする。

2017年3月25日の良く晴れた土曜日。粕壁宿から間々田宿までの約40kmの道のりを、およそ10時間かけて歩いて行った。お天気に恵まれて良く晴れた日だったため、この日のゴールとした間々田に到着した頃はそれはもう~喉がからからで全身が干からびていた。
となれば、帰りの駅を目指す傍ら、何処かのお店でビールを呑って喉を潤してから帰ることにしたのだった。すると偶然、赤ちょうちんが灯された居酒屋が目に入ってきた。

酒処おとめとおとめママ

お店は『酒処おとめ』と云うところ。外からでは店内が見えないため、意を決して暖簾をくぐってお店の中へ入ってみた。店は想像していたよりも広い。カウンターには常連さんらがもうとっくに呑っている模様。軽く盛り上がっていた。
これはなかなか良いぞ、と、ヨメさんと二人してボクらもL型のカウンターの隅っこに座って、ゆっくりと呑んでゆくことにした。

モツ煮

先ずはヨメさんと二人で瓶ビールを三本頼んで一気に喉を潤した。ひと息付くと、カウンターの中で忙しく調理する“おとめママ”の様子をうかがいながら、食べたいメニューを片っ端らから選んでばんばん注文していった。
最初はすぐに出せると云う“モツ煮”から箸をつける。・・・( ఠ_ఠ ) う、旨い♪

ベーコンエッグ

めちゃくちゃお腹が空いていると云う事を伝えたら、次は“ベーコンエッグ”を出してくれた。最後の瓶ビールを呑みながら、がっついてベーコンエッグをたいらげる。あまりにもふつ~の、こんなメニューですら本当に美味しい。お腹がペコペコだからと云うそれではない。半熟卵がグーだった。

揚げつくね

“揚げつくね”が出てきた。カリッとした食感で香ばしくて◎。

雪っこ

カウンターの上に“雪っこ”が置いてあったので、口直しに注文。以前呑んだことがあって、その美味しさをまだちゃんと覚えていた。おとめママに雪っこだなんて珍しいものを置いているんですね――と聞くと、ママのご出身が岩手県の陸前高田なのだそうだ。なので、故郷のお酒を置いているとのこと。なるほど。( ´∀`)

ニラ玉

“ニラ玉”が出てきた。卵の味付けが超好み。これでやっとお腹が落ち着いてきた。けれども、まだまだイケるのでまたまた口直しに今度は日本酒を注文。

日本酒

銘柄は“酔仙”と云っていたと記憶している。たしか、おとめママの同級生がやっている酔仙酒造の日本酒だったはず。すると先程まで呑んでいた“雪っこ”もその酔仙酒造のお酒なので、なるほどここのお酒にはそんな由来があったのかと、ますます楽しい酒席となって行きました♪

揚げ餅

メニューに書いてあった気になる“揚げもち”を注文。これもうま旨い。味付けがこれまた絶妙で舌鼓をうつ。

鮭茶漬け

最後の〆に“鮭茶漬け”を頼んだ。鮭から焼いてほぐしてくれる本格的なお茶漬けだったので、美味しくてこれにはかなり驚いた♪(´ー`)

間々田居酒屋『酒処おとめ』

田舎で偶然見つけて入ったお店があまりにも良かったので、記録のために記事としてまとめていると、またこの店で呑みたくて食べたくて居ても立っても居られなくなってきた。
なにか理由を付けて、これはまた行かねばならぬ。とりあえずは、旧日光街道歩きの終編の〆の打ち上げとして、またここ『酒処おとめ』で心ゆくまで呑りたいものです。
 

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