長七郎山と地蔵岳山歩

赤城山(地蔵岳)
[地蔵岳山頂の特等席で、カルディで買ったフォーをたいらげる]

2/1の良く晴れた土曜日のこと。この日は無風で暑いぐらい。ハードシェルを着ていたのなんて歩き始めの10分だけ。あとは終始ソフトシェルだけで歩き通しました。赤城山の、長七郎山と地蔵岳を歩いてきたロケーションは、こんな感じで最高な日和。
鳥居峠の登山口に入ってすぐに、完全なる装備ミスに気付く。トレースがたくさん付いた登山道はよく締まっており歩きやすく、ストックさえあれば、あとは重たいアイゼンは要らなければワカンも要らなかったほど。結局終いまで両方とも装着しなかった。
でこの日必要だったのは、断、然、ヒップソリ!。すっかり持ってくるのを忘れてしまって涙を呑んだ。長七郎山から小沼へ向かう緩い傾斜の大雪原なんて、各自横並びになってヒップソリのレースが楽しめるくらいに良い斜面でしたし、地蔵岳から赤城大洞方面までの急な坂なんてスリルあるソリ遊びがきっと楽しめたはず。
ああ、ヒップソリ持って、すぐさまリベンジしに行きたいぐらい。因みにトップの写真は地蔵岳から少し下にあるケルン廻りの岩場のあたり。ここ、地蔵岳山頂の名物である各放送局の無線中継鉄塔が全部綺麗に見える特等席。座りやすい岩がごろごろあって、ランチするには山頂よりも静かで空いてて最良です。眼下にはさっきキンタマ縮み上がらせながら歩いて来た凍った小沼の湖上と長七郎山が見えて景色がすごく良い。

赤城山(長七郎山)
[長七郎山の山頂から向こうの地蔵岳を望む]

この日のスノートレッキングのコースは、9時前だったので赤城大洞Pでトイレを済ませ、赤城公園ビジターセンターに駐車(無料)。車道を鳥居峠まで歩き登山口へIN。小地蔵岳はスルーして長七郎山の山頂に着いたのは登山口からたったの60分ほど。それが上の写真。
次なる目標の地蔵岳へ向かうべく、小沼までは緩やかな山道を下ってゆき、凍っている湖上を冷や汗かきながらゆっくり踏みしめて歩きショートカット。八丁峠に着いたらそこは地蔵岳の登山口。山頂まではゆっくり歩いても30分ほどの道のりでした。あっという間にトップ写真の特等席にたどり着きます。

黒檜山と駒ヶ岳と大沼
[赤城山最高峰の黒檜山(くろびさん)と駒ヶ岳と大沼と赤城神社を望む]

地蔵岳の山頂からは無線中継所の他、上の写真のような景色も堪能できて、空いているロケーションを大満喫。赤城山は黒檜山がダントツ人気ですが、山頂でゆったりと過ごしたければ、地蔵岳と長七郎山の塩梅良いです。山頂が広いのがグー。パーティーができるほど。
下りは地蔵岳の山頂から赤城神社や大沼が見える方面へ歩を進め、赤城大洞を目指します。ここからは雪深くなりワカンを付けるべきか大いに悩んだところだったが、パワフルにラッセルするヨメさんの後ろをラッセル泥棒しながら楽に歩いてく。

尻セード
[尻セード?]

歩いていたかと思いきや、いきなりストンと尻もちを突きそのまま尻セードに突入。が尻セードしたが最後。どこまでも止まらない止まらない。そんなこんなを二人して繰り返しながら下まで降りて行ったものです。であるからして下山の早いこと早いこと。
車を駐めた赤城公園ビジターセンターへは車道を少し歩く。その途中にある赤城山第1スキー場では雪祭りが開催中。1杯100円と格安でボリューム満点なけんちん汁を食べてこの日のスノートレッキングは〆。どこまでも食い意地を張った山歩きでした。
ボクの住まいからは、赤城山へゆくには割と近くて気軽に雪山を楽しめるので大好きな山なんですが、運悪く天候に恵まれない日に遭遇することが多いので、この日のこんなに良い天気に雪遊びができたことは本当に嬉しい。また今度、今度は仲間を連れて遊びに来るのも良いかもな。

赤城山歩(長七郎山・地蔵岳)シャシン記ログ

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