うんこの本

くう・ねる・のぐそ。 著:伊沢正名
くう・ねる・のぐそ。 著:伊沢正名

とても愉快な本だった。もう最初から最後までずぅーっと、うんこの話。
冒頭から巻末のリアルな袋とじまでずぅーっと、うんこの事。これは愉快でたまらない。だって子供から大人まで皆んなウンコの話って好きだものね。
とくに野糞に関する事柄がスゴくて圧倒された。その作法、礼儀、対処、そして思い入れなどなど、ああぁ・・・ボクもこんなシーンで野糞ができたらなぁ・・・、て、矢張りならないが、いつかのためにも、正しい野糞のやり方を学んでおく必要はあるなと、これはスゴく思った。山歩きを趣味としているハイカーたちは必見かしら。(・∀・)
もしこの方が周りにいたら、ボクは間違いなく「先生先生」と尊敬の念を持って呼んでいたであろう。文中にある、ヘリとの遭遇とか・・・、本当に最高です。爆笑

実はこの本。小さな友達の、小学6年生の女の子の誕生日に贈る予定でした。去年の秋口に買っておいたのです。
で、本の概要をあらかじめ知っていただけに、ちょいと気になっていざプレゼントする前に軽く試読しておいた方が良いかしらと思いたち、読み始めてみたらあれよあれよと時間も忘れるほどの本気モードでの読書に至ったわけでした。想像以上に面白かった。(゚∀゚)
・・・ところが、どうにも考えていた以上にうんこの話が目白押しだったので、我々大人が読んで楽しめるのと同じように、果たして彼女が愉しんで読んでくれるのかどうか不安になった。「パパのお友達、下品ねぇ・・・嫌い!」、だなんて云われかねない。~_~;
結果、感受性豊かなお年頃の女の子にはまだ早いのではないかと判断し、最近お気に入りの、大いに涙した漫画本にプレゼントを変更したのだった。帳尻を合わせ万事上手くいく。

-本や音楽など

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