五竜岳山歩(五竜唐松縦走)

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ちょっとコレ~、山雑誌のワンダーフォーゲルばりの写真撮れちゃったんじゃない?(^^;
結局、重た~い一眼レフカメラを持って行ったボクの写真よりも、全天候型の馬鹿ちょんカメラで撮影したヨメさんの写真の方が良い塩梅だったりするんです‥。涙

 

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疲れちゃって疲れちゃって、手が反対の方に向いているのにも気が付かないとはね。前を歩くヨメさんから「ほら~うしろ~うしろ~!」と景色の良いことを教えてもらったのにもかかわらず、家に帰ってきて写真を見てからやっと気づくダメダメっぷり。寝不足に体調管理ミスが大いにたたる。

 

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[黄緑色のニーモ・アンディがmyテント]

三連休の後半の2日間。9/22~9/23。アルプスの方の、北アに行って来ました。北アルプスをデビューしたのは今年の3月のこと。西穂山荘へラーメンでも食べに行かない?との誘いを受けて、ついでに北ア雪山残雪期の西穂独標へ山の先輩に連れて行ってもらったのであった。
西穂山荘の名物ラーメンの美味しさったらたまらなかったな。と記憶しているが、そんな楽しかった雪山の思い出は、どうしても連れて行ってもらった感が否めない。なのでたまには自分たちで行ってみたかったのである。

山域はホント良かった!なまら良かった。すごくいい!目の前にバーンと広がるダイナミックな景色に圧倒されて、惚れ惚れし、ノックアウトされたものです。
ところがしかし、大混雑したテント場に、ボクはダメダメでした…。
そもそも混雑が嫌いなのに何故そんな山へ行ってしまったのかが不思議でならないが、紅葉で混雑する前の無雪期の北アをどうしても一度歩いておきたかったのが正直な気持ち。
でもこれ、大失敗。週末が晴れるのはお盆以来ときたものだから、そりゃ~みんなもこの日に集中するはずよね。読みもツメも甘かった。おかげでとても良い体験をさせてもらったけれど、しばらくは人気のテン場が恐怖症になりそうです(苦笑)

ボクは元来、気が小さく神経質なタチですから、テント泊なのにまるでお隣でおしゃべりしているかのような何もかも筒抜け状態はとても苦手。
テントのプライベート感なんて、今回の五竜山荘のテン場ではあったものじゃない。何せ30張りがキャパのところを、110張り以上のテントがひしめき合っているのだから、ゲップもゲ~もブ~も歯ぎしりもイチャイチャもすぐ横でやっているようなもの。
テント場まで場所取りのために30分以上先行してとっとと歩いてくれたヨメさんのおかげで、何とかギリギリセーフな感じで山荘前の通路に張ることが出来たけれど、あくまでも通路だから、テントを蹴っ飛ばされたりともう散々。図太いヨメさんはここぞとばかりにテントの中で音だしブーブーしてたけれどね、笑

 

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さてどこ歩いてきたのかと云うと、歩いてきた山は北アルプスの五竜岳。遠見尾根から唐松、そして八方尾根へと続く縦走路をテント担いで山旅してきました。
いや~しんどかった。疲れすぎて、もうくったくた。まだ浅いボクの山経験ではありますが、間違いなく3本指に入る険しさ。次の日の筋肉痛のひどさったらない。座ったイスから満足に立てない程だ。

今回ボクは五竜とおみ駅から出る始発のテレキャビンとリフト(1200円)に乗るため、トイレのある無料の八方第3駐車場で車中泊をして山歩きにいどみました。

山歩きのスタート地点、地蔵ノ頭の標高1673mまで一気に上がります。そして、小遠見山、大遠見山、西遠見山、白岳と、いくつもの頂を越えて、やっと五竜山荘に到着でした。テン場は、ホントに危なかった。お昼の12:30着でギリギリセ~フだもの。ところで、五竜山荘のビールはキンキンで最高♪そして、小屋番さんの人柄の良さも最高♪この二つにかなり感動したものです。

翌朝は、早朝からの話声と歯ぎしりとブーとゲーで3時半にはボケボケで起床する。寝ぼけ眼がいけなかったのか、コッヘルで沸かした湯をテント内におもいっきりぶちまけてしまい、熱ちぃ~!との発声と同時に目も体もバッチリと目覚めた。お湯は沸点に達する少し前だったからか、足首膝太ももは何とか無事でした。ヒリヒリする程度。(*_*;

それで早朝5:30、五竜岳を目指して登山を開始。
途中でご来光を拝み、山頂では日本百名山を踏破した方をお祝いし、間近に見える鹿島槍ヶ岳や劔岳を目に焼き付けて、五竜山荘まで下山。デカザックと身支度を整えて、7:30には次なる目標地点へ向けて出立。
大黒岳、牛首の岩場がデカザックで辛かった。バランスに気をつけないと、本当に後ろへひっくり返りそうになりヒヤヒヤしたものです。
そして唐松を経由し6つのケルンを横目に見て、八方尾根で八方池山荘まで歩いて山歩の終了。リフト二本とゴンドラを乗り継ぐ八方アルペンライン(1400円)に乗って無事下山と云う運びに。
そういえば今回、五竜山荘も唐松岳頂上山荘もコカコーラが売り切れでした。皆考えることも同じ。汗が噴き出し暑かった連休。かぁ~(>_<)キンキンに冷えたコーラが飲みたかった!残念賞。
一日目は5時間、二日目は8時間の山歩で大満足。とても思い出深い山歩きとなりました。北ア、色々な意味で矢張り凄い!

五竜岳山歩(五竜唐松縦走)シャシン記ログ

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