
ヨメさん念願の『鳥海山』を目指し、秋田県と山形県へ。

今回の旅の往復オドメーターは1,065km。
やはり鳥海山は遠かった。

8月1日(土) 晴れのち雨
埼玉・大宮を出発したエブリイワゴンは、山形県で給油が必要になった。
ところが、山形はどこのスタンドもガソリン価格が高い。
どこで給油しようか悩みながら走っていると、思わず二度見する価格のスタンドを発見した。

1リットル147円。
もちろん満タン給油。
気分よく再出発である。

お昼ごはんは、今回もヨメさんお気に入りの『げそ天エンドー』へ。

目的は名物のげそ天と筋子。
そして、お約束の顔はめパネル。これはシュールだわ(笑)

こういう情報を本当によく探してくる。
毎度ながら感心してしまう。

エンドーは、どこか懐かしい雰囲気の地域密着型スーパー。
店内には広々としたイートインスペースもあり、我々の好きな要素がぎっしり詰まっていた。

ヨメさんは筋子めし(げそ天付き)
私はおむすび四姉妹(げそ天おにぎり定食)

お世辞抜きで、本当に美味しい。

ただ一つだけ心残りがあるとすれば、げそ天をもっと追加注文すればよかったこと。
あれは、いくらでも食べられそうだった。

食後は銀山温泉へ。

目的は、隈研吾氏設計の**『銀山温泉共同浴場 しろがね湯』**。

入浴料は500円。

小さな敷地に建つ二階建ての共同浴場だが、これが実に心地よい。

〈男子風呂〉

〈女子風呂〉
男女で一階と二階が固定なのか、それとも入れ替え制なのかは確認できなかったが、格子越しに柔らかな光が差し込む二階の浴室は、眺めも雰囲気も素晴らしかった。

〈男子脱衣室〉

〈女子脱衣室〉

欲を言えば、もう少し丁寧に維持管理してほしいところ。

2001年竣工とはいえ、細かな傷みが思いのほか目立っていた。

湯上がりには名物の100%尾花沢スイカジュース。

本当はビールといきたいところだったが、この日はぐっと我慢である。

その後、この日の車中泊予定地だった道の駅象潟へ。
寝床を整えたものの、とにかく暑い。

結局、激しい雨の中を鳥海山・象潟口の鉾立五合目駐車場まで移動することにした。
濃いガスで視界は5mほど。かなり神経を使う運転だった。
しかし標高1,150mの駐車場は別世界。
涼しく快適で、この夜はぐっすり眠ることができた。

8月2日(日) 雨
朝から本降り‥‥。
それでも続々と登山者が鳥海山へ向かっていく姿には驚かされた。
我々は潔く登山を断念し、麓へ下山する。

途中で見つけた「朝ラーメン」の幟に惹かれて立ち寄った一軒だったが、これが思わぬ大当たり。

〝中華そば 肴 yamago にかほ店〟
ぜひまた訪れたい一杯だった。

その後、再び道の駅象潟へ戻り、今後の作戦会議。

岩牡蠣を頬張りながら導き出した答えは、『元滝伏流水』と『あがりこ大王』。
Thanks「いちにち」BLOG。

元滝伏流水は、往復30分ほど、約1.5kmのお手軽散策。

滝から湧き出す伏流水がとにかく涼しく、天然のクーラーのようだった。
迫力は、やっぱり写真だけじゃあ‥伝わらない。

続いて向かったあがりこ大王・あがりこ女王は、往復約4km、1時間半ほどの森歩き。

中島台レクリエーションの森駐車場から歩き始め、大王、女王、鳥海マリモへと巡る。

〈あがりこ大王〉
あいにくの雨ではあったが、高い木々が雨を受け止めてくれるため、それほど濡れることもない。

〈あがりこ女王〉
むしろ雨に濡れた森が生命力を増し、木々も苔も、すべてが瑞々しく輝いて見えた。

晴れの日とはまた違う森の美しさを味わえた気がする。

途中で見つけた炭焼き窯の跡は、どう見てもイグルー(笑)
もう完全にイグルー中毒である。

来年こそ、どこかで泊まってみたい。

再び道の駅象潟へ戻る。
……いったい、この道の駅に何度来たことだろう(笑)

海沿いという立地が本当に気持ちいい。
青空も広がり始め、翌日の天気も間違いなく良い方向へ向かっているようだった。

ヨメさんは岩牡蠣フライ定食。
私は海鮮丼。

牡蠣に三度もあたった経験がある私は、大事な山歩きを翌日に控えていることもあり、泣く泣く岩牡蠣を断念。
ヨメさん曰く、「べらぼうに美味しかった」そうだ‥‥。

温泉は、道の駅象潟ねむの丘の展望温泉**『眺海の湯』**。
JAF割引で一人400円。
塩気があり、とろみを感じるお湯が心地よい。

サウナでしっかり整えてから、この日の車中泊地である鉾立五合目駐車場へ向かった。

鉾立展望台では、ブロッケン現象まで見ることができた。
これは幸先がいい。

特等席にエブリイを停め、鳥海山を目の前にしながら一杯。
鳥海山を眺めながら、鳥海山を呑む。
この時間が、たまらない。

晩ごはんは、道の駅象潟「にかほっと」の〝456ステーキ〟でテイクアウトしたハンバーグとビーフシチュー。
ビーフシチューには大きなステーキ肉がごろごろ入っていて、お気に入りの一品になった。
ここもまた再訪決定である。

暗くなってきたので早めに就寝。

夜中にトイレで目を覚まし、何気なく鳥海山を見ると、月明かりに照らされた山容がくっきり浮かび上がっていた。
この景色を見た瞬間、「晴れを待ってよかった。」
心からそう思えた。
そして翌朝。
8月3日(月) 晴れ
いよいよ、ヨメさん念願の鳥海山へ。
鳥海山歩き【本編】へつづく。
※元滝伏流水
最高点の標高: 219 m
最低点の標高: 168 m
累積標高(上り): 95 m
累積標高(下り): -83 m
総所要時間: 00:37:37
※あがりこ大王&あがりこ女王
最高点の標高: 560 m
最低点の標高: 448 m
累積標高(上り): 242 m
累積標高(下り): -229 m
総所要時間: 01:40:44