コシアブラ採り

山菜の女王と云われる〝コシアブラ〟を採りにゆく。
あの独特の香りとほろ苦さ――これがたまらない。

 

しばらく長い山道を歩き、狩り場へ。

 

各々、しばしコシアブラ採りに精を出す。

 

お昼ご飯に、料理上手な仲間が見事な弁当をこしらえてきてくれた。
今回も〝東の横綱弁当〟が美味しげだ。

たけのこご飯🍙、炒り黒豆ご飯🍙、うこぎご飯🍙に、ミョウガのピクルス、わらびのナムル、ギンナンのピクルス、肉団子の黒酢餡、卵焼き、蒲鉾、そして野菜スープ。

 

春をぎゅっと詰め込んだような内容のお弁当で、どれもこれも抜かりなく旨い。文句なしの花丸◎であった。

 

さて、肝心のコシアブラだが、ここではほんの少し時期が早かったようで、爆発はしていなかった。
でもありがたく、ほどほどにはいただいてきた。

 

――コシアブラ劇場 覚え書き――

いつもは天ぷら一辺倒なのだが、今回は少しばかり趣向を変えてみた。

・コシアブラのペペロンチーノ
細かく刻んだニンニクとコシアブラの香りが、なんとも堪らない。
塩気と脂は、細く切ったソーセージからじんわりとにじみ出る。

 

・生コシアブラの混ぜごはん
炊きたての白米に、生のまま刻んだコシアブラと塩昆布を放り込み、ざっと混ぜるだけ。
これもまた香り豊かで、お代わりはほぼ確実となった。
ただ、個人的には、サッと茹でたものを刻んで混ぜるか、バター醤油で軽く炒めてから合わせたほうが、どうにも好みだ。

どちらも春の香りがぐっと立ち、箸が止まらなかった。
この時期ならではの贅沢ができる山は、やはり良いな。

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