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屋久島縦走歩き vol.3(終)


――― 屋久島縦走歩き vol.2の続き ―――

屋久島縦走 三日目
3月20日(金曜日)のこと。お天気は朝からスッキリ晴れてくれてもう感無量♪♪♪
昨夜眠りについてしばらくすると、沢の流れる音で目が覚めました。けれどその音が雨が降る音にも聞こえ、気が気じゃないまままた眠りにつき、トイレに起きた朝5時の空模様は、なんと雲ひとつ無い青空を予感させてくれるほどの星空だったのです。
三日目の屋久島の山。これは大きな期待が持てる山行と相成りました。



〈ローソク岩展望台〉



6時30分、お世話になった『鹿之沢小屋』を出発。標高差300mを登り返し、先ずは『永田岳』を目指します。前日は雨とガスで幻想的な景色を見せてくれたローソク岩の岩稜も、晴れた日に見ると見方が変わり、何だか昨日の方が雰囲気良かったねと無いものねだり。あのときの暴風雨にさらされた辛い思いだなんて何処へやらだ。




ところで辛かった前日は、全く素晴らしい景色を見られなかったことにびっくり仰天だ。遠くに見える白い筋のようなものが波だと分かり、さらにびっくり仰天だ。これぞ洋上アルプスの景色なのだろう。これから先に見る景色に心躍ります。



〈永田岳 山頂〉



『永田岳』の山頂直下でザックをデポし、身軽になって岩の山を登ります。標高は1886mで屋久島では第二の高峰。ぐるりと見渡せる“パノラマの景色”がとても美しかった。特に海が見える景色はやはり素晴らしいものがある。大きな花崗岩の岩がごろごろあるのにも目をみはる。永田岳では30分ほど留まり大満喫。





〈宮之浦岳 方面〉



そう云えば、屋久島観光協会で色々と助言をくれた方の“永田岳推し”があまりにもスゴくて笑ってしまった。宮之浦岳はただの通過点、その先にある永田岳こそ屋久島を象徴する山なので、是非とも登ってきてくださいと推されては登らない訳には行きません。その方の言葉の通り、永田岳は本当に素晴らしかった。ありがたい。



〈独特な山容の、永田岳〉


〈凍った地面、まるでスケートリンク〉




〈白い地面が、平石〉




〈平石岩屋〉

さて焼野三叉路まで戻ってきたら、平石、平石岩屋と歩いてゆきます。途中、凍った地面があったりして昨夜の気温の低下が見て取れます。風が本当に強かった。顔に見える岩がたくさんの平石岩屋の下には祠があり、この山行の安全を祈願して先へ進みます。






展望が良好なところではたくさんの小休止。この日のCTは目的地までかなりの余裕があったため、後悔などしないように廻りの景色をしっかりと目に焼き付けて歩いてゆきます。口永良部島や種子島、遠くには鹿児島半島の先端まで見えてヨメ氏と二人で盛り上がる。



〈ビャクシン岳〉



シャクナゲの森を抜けビャクシン岳(坊主岩)を過ぎて第二展望台を通過して第一展望台まで歩いてくると、新高塚小屋まではあと30分ほどの道のりです。ここまでの稜線歩き、歩きやすくって景色が良くってとても気持ちの良い登山道でした。青空の下を歩けるだなんて前日までの激しい雨がまるで嘘のよう。



〈新高塚小屋 ウッドデッキのテント場〉


〈新高塚小屋〉


〈新高塚小屋 室内〉


〈新高塚小屋 水場〉




〈高塚小屋〉

新高塚小屋では、まだ誰も居ない小屋の中を見学し、綺麗なトイレを借りて、水場で水を3L汲んで、この日の目的地『高塚小屋』へ向かいます。緩いアップダウンを繰り返し歩いていると、およそ1時間で高塚小屋へ到着。2階の隅に就寝スペースを陣取り、まだ空いているであろう『縄文杉』へと向かいます。



〈真後ろが縄文杉〉


〈縄文杉〉


〈呑み過ぎ〉

高塚小屋からは歩いて10分ほどの距離に『縄文杉』はあります。今はもうしっかりとした展望台と木の柵によって、縄文杉の直近までゆくことが叶わないんだけれど、それでも遠目から見ても縄文杉の大きさはよく分かります。ひとしきり縄文杉との時間を楽しんだら、さっさと小屋へ戻りビールで喉を潤します。



〈ワインを瓶で持ってくるツワモノ〉


〈立ち呑みスタイルのツワモノ〉

この日は年齢の近い呑兵衛カップルと盃を交わし、楽しい屋久島の時間を過ごします。永田岳からの帰りに出会ったソロのお若い女性が隣の寝床。またフランス人の若いカップルとも交流したりして、とても思い出深い良い“いちにち”となりました。
夕方にも再度 縄文杉へ訪れて、夕焼けの顔はどんなものなのかを見に行きましが、大して変化もなく水を汲んで早々に退散。そして小屋ではまた時間と酒の量がゆるす限り、宴会が続きます。



〈ウッドデッキのテント場〉


〈地面のテント場〉

20日(金曜)の高塚小屋は、1階〜3階までの収容数15人のところ、17人の登山者が寝床をともにしていました。結構ぎゅうぎゅうでした。外のテントスペースにもところ狭しとテントがぎゅうぎゅう詰め。三連休はこんなところまで混むのだなと改めて驚いた。翌土曜のことを考えると少し怖い。(~_~;) トイレは少し離れたところに一箇所だけあって、とても綺麗で良かった。何よりも洋便器だったのが使いやすくて良かった。



因みに今回持参してきた酒とつまみの量が完璧だったことに驚いた。今回もオーバーウエート気味の酒とつまみではありましたが、酒一滴柿ピーの一粒まですべて平らげてからお開きとしたこと、ヨメ氏の読み通りであったことがスゴい。


■三日目ルート:〔鹿之沢小屋 06:30 → 永田岳 07:50 → 焼野三叉路 09:30 → 平石岩屋 10:20 → 第二展望台 11:30 → 新高塚小屋 12:10 → 高塚小屋 13:30〕

 



屋久島縦走 四日目
3月21日(土曜日)のこと。この日もお天気は朝からスッキリと晴れ模様で嬉しい限り。
これはもしや!!と、急いで『縄文杉』へと向かいます。“朝焼け”の縄文杉狙いです♪





でもなかなか真っ赤になるまでの時間は許されず、この日のタイムスケジュールではなんとしても“13時45分”のバスに間に合わせたかったので、縄文杉の展望台を早々に出発。長〜い階段を踏み外さないように降りてゆきます。赤い縄文杉がなんとも中途半端。(´Д`)








〈自然観察路〉


〈大きな切り株〉

そして夫婦杉、大王杉などの有名どころの屋久杉を観察したあとは、『自然観察路』の分岐を左へ入ってゆきます。次の目的地は“ウィルソン株”なので、山の仲間が歩いてきたように、ボクらも同じ道を歩いてウィルソン株まで進みます。この登山道がじつに良かった♪ そこかしこにウィルソン株のような大きな切り株があったのも楽しめた。Thanksチュチュさん



〈ウィルソン株〉



さて本家の『ウィルソン株』へ。
ボクらが到着したときはまだ人はまばら。切り株の中で2〜3人、にぎやかにあーでもないこーでもないしながら目当ての“♡マーク”を探してうろうろしてましたが、切り株から出た瞬間に目を疑った。あっという間に長蛇の列ができあがってました。(~_~;) まさにギリギリセーフ。
因みにボクの♡マークので出来栄えは70点ほどか。右側の丸みがいびつでまるでダメですね。涙




次はいよいよ“楠川分れ”まで長い『トロッコ道』を歩きます。
レールの間に設置された連続する“木床”歩きは気持ちが良くってたしかに歩きやすい。がしかし前方からくる観光客とのすれ違いに、ストレスが生じてかなり難儀しました。



お互いに“必ず”譲り合って左右のどちらかへ体を避ければ気持ちよく歩けるものを、我が物顔で避けもせず真ん中だけを歩いてくる人が多くてとても腹が立つ。ましてやガイドが居るにもかかわらず、話に夢中で譲り合う指示すら出さないのには本当に腹が立った。



とても気持ちの良いガイドさんがたくさんいる中で、こうした残念なガイドが少数いると、やはりかなり目立ってまいっちんぐ。トロッコ道は、観光客の少ない早い時間に歩くことを学びました。



〈楠川分れ〉




〈辻の岩屋〉

“楠川分れ”から楠川歩道へ入り、今度は『白谷雲水峡』を目指します。
楠川歩道にも幹の大きな屋久杉があって圧巻されます。岩がどかんと張り出した“辻の岩屋”にも圧倒されて、これはスゴいなと開いた口がふさがらない。



〈辻峠〉



『太鼓岩』には“辻峠”でザックをデポして空身で向かいます。
なるほどと思える素晴らしい景色が目の前に広がり、人気のポイントなのがすごく良くわかる。縦走最終日のこの日も本当に晴れてくれてラッキーでした。








苔の歩道、苔の森、苔の沢はどこも素晴らしく、何処を向いても苔だらけ。木の葉の隙間から落ちるきらきらの日差しが、苔へ当たるととても幻想的でファンタスティック。友人の“背景画家”に、この苔のシーンを是非とも描いてもらいたくなりました。



〈白谷山荘〉



“白谷山荘”を過ぎ、くぐり杉を抜けて、さつき吊橋を渡ったらもうこの山旅が終わるのも間近なのが分かります。バス乗り場は管理棟の前から。考えていたバスの時間よりも早い13:00時の便に乗れて、時間のロスも無く大変満足のゆく山旅となりました。最後の最後まで屋久島の深い森が楽しめて本当に何よりでした。






そして宮之浦港へ向かうバスの中で、屋久島観光協会で出した登山届の“下山報告”の電話をかけました。
「どうでしたか?屋久島の山は」の問いに、『ありがとうございました、感動しました!』と答えるのが精一杯。とても思い出深い山旅をすることができました。感慨無量です。(°∀°)


■四日目ルート:〔高塚小屋 06:00 → ウィルソン株 07:50 → 大株歩道入口 08:20 → 楠川分れ 09:40 → 辻峠 10:35 → 白谷山荘 12:00 → バス停 12:55〕


――― 終わり ―――




屋久島縦走歩き vol.1
屋久島縦走歩き vol.2
屋久島縦走歩き vol.3(終)

 


下山後の話
宮之浦港で予約してあった“レンタカー”をピックアップ。バスを乗り継いで宿へ向かうのでも良かったのだけれど、四日間の縦走でカラダが汗と匂いで※■▽☆+*✕□◆~_~; こんなときレンタカーはありがたいと思った。

縦走後に先ず向かったのは『尾之間温泉』のお風呂。捨て猫が居付いてしまったようで、ネコちゃんたくさんいました。猫好きにはたまらない温泉かも。入浴料が200円と格安。脱衣室あり。シャンプー、石鹸無し。シャワーも無いと思った方が良い。
地元人向けの温泉なので、ルールに従った方が良い。浴槽の縁の床に直接座ってカラダを洗う。髪の毛も浴槽縁で洗う。お湯はヌルヌルして最高の湯質♪ ものすごく気持ちが良い♪




屋久島の最終日に泊まる宿は『モスオーシャンハウス』としました。この宿も、屋久島に詳しい仲間の助言を参考にして決めた宿。ログハウスの母屋の目の前が海という素敵なロケーション。デッキテラスから見る屋久島の海とビールが格別でした。

反省点は、『携帯トイレ』を山中の携帯トイレブースで一回も使わなかったこと。


屋久島山旅 費用》※二人分
・飛行機代:東京→鹿児島〔21,880円〕 鹿児島→屋久島〔26,400円〕/屋久島→鹿児島〔32,600円〕 鹿児島→東京〔59,880円〕 小計;140,760円
・宿泊費:エコホテルソラ 和室=9,600円/モスオーシャンハウス=26,400円 小計;36,000円
・レンタカー代:ワゴンR(軽自動車)を〔6時間〕と〔48時間〕のレンタルで≒15,000円
・羽田空港駐車場代:〔6日間〕の個室駐車場=18,000円

・上記旅費合計:209,760円
・その他別費用:75,000円〔タクシー代(エコホテルSORAからヤクスギランドまで5,100円)、バス代(白谷雲水峡から宮之浦港まで560円✕2人)、山中宿泊の屋久島山岳部環境保全協力金2,000円✕2人、登山用品代、飲食代など〕
・屋久島山旅費:284,760円

※3月の“春分の日”の三連休を行程に入れたため、飛行機代はその三連休最終日が高額。復路も平日だったらかなり安かった。羽田空港駐車場代は、個室じゃなければ“半分の料金”で利用ができた。
3月の“屋久島の山旅”は比較的空いているようで快適に山歩きすることができました。避難小屋を利用する縦走スタイルでは、ボクはもう空いている時期の空いている平日の屋久島以外は考えられません。次にまた屋久島へ訪れる機会があったら、また3月の平日狙いです。
因みに屋久島山旅の最後の最後、屋久島空港で“建築士の講師”の仕事をしていたときの生徒さんに会ったのには最高に驚いた( ఠ_ఠ )!
 
| 山歩きと山登り | 15:15 | comments(2) | -
屋久島縦走歩き vol.2


――― 屋久島縦走歩き vol.1の続き ―――

屋久島縦走 一日目
3月18日(水曜日)のこと。いよいよ『屋久島』の山へ足を踏み入れる日だ。お天気は、曇のち雨。あまり芳しくない。

前乗りした宿へ予約したタクシーに6時30分ごろ迎えに来てもらうため、5時に起床し、毎日の日課となっているストレッチを始めて“うんち体操”を開始する。ボクは山歩きをする際、うんちが出ないと調子が悪くなって歩きに支障をきたすので、切実です。
因みに令和二年の元旦から、今年の目標に『180度の開脚』をかかげているため、ストレッチは最近特に時間をかけて入念にします。けどまだまだ先は長い。(´Д`)




タクシーに乗り込んだら前日に頼んでおいた“お弁当かもがわ”の『たけのは弁当』を受取りにゆきます。朝と昼のセットで800円。リーズナブルな価格で美味しい。何よりも竹の皮でお弁当を包んでくれるから、エコロジーでコンパクトになってとても良い。まさに山歩き向けのお弁当と思う。
そしてタクシー運転手のプチガイドを聞きながら、入山するための登山口となる“ヤクスギランド”へ向かいます。トイレを済ませ、身支度を整え、屋久島の山へ、いざ入山!




先ずはこの日一番の目的としている『大和杉』へ歩き始めます。
千年杉、仏陀杉、三根杉などを経由し、ヤクスギランドのよく整備された幾つかのコースを歩き渡り、“17番の標識”があるところから『花之江河登山道』へIN。




屋久島の森が何やらしっとりしていることを肌で感じます。早々に上着を脱ぎ、早々に朝弁当も食べて腹ごしらえ。そしてまた誰も居ない静かな深い森を歩いてゆきます。




ああ、、なんだ此、あまりにも気持ち良すぎるこの登山道。そんなことを常に考えながら、肩に食い込む重たいザックのことは考えないようにして、先へ進みます。



因みにこの日のザックの重さは完全にお酒でオーバーウエート。「山で呑むビールは何が何でも外せないし、屋久島で呑む三岳は絶対にマストだよ!」とヨメ氏に伝えた前日の夜。ヨメ氏がトイレに行っている隙にこそっと三岳のボトル二本を忍ばせておいたのは内緒の話。
屋久島は、水の豊富な島で本当に良かったと思っている。なんせ水の心配をしないで良いのが嬉しい。感激だ。






屋久島の森は、何もかもがスケールが大きく感じました。
例えばサルノコシカケ。ボクですら座れるほどに大きいの発見。それから屋久杉。樹齢1000年を超える杉が屋久杉にランクインされるようなのだが、あまりにも幹が太くてデカイ。いったいこの杉の大木は、樹齢どのくらい経っているのだろうかと思える杉がそこかしこにありビックリする。





そうこうして歩を進めてゆくと、とうとう待望の『大和杉』へ着いた。
樹齢は3000年とも4000年とも云われ、あまりにも大きくて、超感動する。大和杉のある花之江河登山道にはほとんど登山者が居ないので、じっくりゆっくり大和杉を見ることができた。近くに寄って見上げ、遠くに離れて再び見る。
木の柵で囲まれた縄文杉とは違い、今はまだ近くで見ることができる大和杉は矢張り迫力が違います。花之江河登山道を歩いてきて本当に良かった。




ところで、今回考えていた縦走路の北には“縄文杉”があり、そして南にはこの“大和杉”がありました。
洋上アルプスと云われる屋久島の素晴らしい稜線を歩くことが本来の目的ではありますが、それに伴って発生するこうしたモニュメント的な屋久杉が素晴らしすぎて涙もの。特に登山者以外の観光客があまり立ち入れないところは、当然ながら自然が成す造形が美しくて言葉を失います。








そんな、これまた感動した苔苔のビャクシン沢の渡渉ポイントでのお昼ごはん。苔むした岩場の上に置いたお弁当かもがわの『たけのは弁当』がよく似合う。その美味しさもさることながら、このロケーションがまた何倍も良い味にしてくれるのです。たまらん♪




そしてとうとう雨が降ってきます。大木の影に隠れてカッパ上下を着て雨仕様に備えます。入手していた天気予報よりもかなり早い雨でした。屋久島の天気はころころ変わると云われているようで、何やら嫌な予感。



〈みはらし台からの眺望〉


〈高盤岳の、とうふ岩〉


〈翁岳〉

絶景と云われていた『みはらし台』では、少々残念な景色でまいっちんぐ。まだガスっている訳ではなかったので稜線の景色は見えましたが、翌日歩く予定としていた稜線の景色は青空ではありませんでした。






そして本格的な雨となってしまった頃、一日目の終着点『石塚小屋』へ到着します。15時45分頃のことでした。
びっしょり濡れた雨具を脱いで干したら、石塚小屋の特等席を陣取り風呂敷を広げます。窓を開けて外を見ると、そこには屋久杉(?たぶん)がありました。それを見ながら呑む三岳のお湯割りが最高に美味しかった。




翌日以降のためにも、三岳はほどほどにしておきます。夜の小屋内の気温は5度でした。ダウン上下を着ていたのでそれほど寒くはありません。むしろボクにとっては快適な気温です♪



因みにこの日の石塚小屋はボクとヨメ氏の他にソロの男性が一人の計3人。酒はほどほどにしたはずなので、迷惑をかけていなかったことと祈りたい。


〈岩屋の下が、水場〉

それからトイレは小屋の裏手にあって近いのだが、水場が10分程歩いてかなり遠い。岩屋の下の溜り水から汲むので、浄水器を持参していると安心です。水は美味しい。




■一日目ルート:〔ヤクスギランド 07:00 → 大和杉 10:30 → ビャクシン沢渡渉地点 11:40 → みはらし台 14:25 → 石塚小屋 15:45〕

 


■縦走装備memo:
ザック(KLATTERMUSEN アルヴォーケル60L)、追加サイドポケット×2(12L)、ザックカバー(KLATTERMUSEN レインカバー)、ストック(ローカスギアCP2)、ヘッデン(ブラックダイヤモンド スポット 予備電池含む)、寝袋(mont-bell ダウンハガー800#3)、防水シュラフカバー(ISUKA ゴアテックスシュラフカバー ウルトラライト)※ヨメ氏のみ、エアーマット(mont-bell U.L.コンフォートシステムパッド120)、座布団(サーマレストZシート)、ダウンソックス(INTEGRAL DESIGNS ホットソックス)、ダウンパンツ(マーモット)、ダウンジャケット(Patagonia マイクロパフフーディ)、カッパ上下(THE NORTH FACE クライムベリーライトジャケット+mont-bell レインダンサー)、予備靴下(DARN TOUGH タクティカルT4033エクストラクッション)、予備ニット手袋(ミズノ ブレスサーモインナーニットグラブ)、ゴアテックス手袋(アクシーズクイン GORE-TEXストレッチシェルグローブ)、ネックゲイター(SmartWool メリノ)、膝サポーター(ザムスト ZK-7)、エマージェンシーセット、メスティン、火器(JETBOILミニモ)、ガス缶、チタンシェラカップ×3(ベルモント)、チタンシングルマグ×2(スノーピーク)、カトラリー(箸とスプーン)、iPhone X、充電器、小型LEDランタン(GOAL ZERO ライトハウス マイクロ)、トイレットペーパー、携帯トイレ、着替え、カメラ(CANON PowerShot G3X)、カメラレインカバー(mont-bell)、タオル(MOKUライトタオル)、手ぬぐい、ツェルト(finetrack ツエルト2ロング)、簡易アイゼン(mont-bell リバーシブル グリッパー)、ゴミ袋(mont-bell ガベッジバッグ

■共通装備memo:
プラティパス水筒(2L)、サブ水筒(0.5L)、ナルゲンボトル(1L×2個)、ナルゲンボトル(0.5L×2個)、袋めし×14、インスタント物×10、インスタント味噌汁×8、スティックパン、缶ビール(500ml×3)、缶チューハイ(350ml×2)、三岳ペットボトル大×4、三岳ペットボトル小×2、おつまみ各種、乾き物各種

■縦走服装memo:
帽子(Patagonia サーフブリム)、サングラス(Oakley Latch)、すけすけアンダーTシャツ(finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ)、しましま長袖Tシャツ(ポリエステル100%)、ソフトシェル(Haglöfs ボアフード)又はレインジャケット(THE NORTH FACE クライムベリーライトジャケット)、すけすけパンツ(finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ)、サポートタイツ(C3fit フォーカスロングタイツ)、ズボン(THE NORTH FACE トレックカーゴパンツ)、靴下(DARN TOUGH タクティカルT4033エクストラクッション)、登山靴(HANWAG アラスカGTX)、ニット手袋(ミズノ ブレスサーモインナーニットグラブ)

 




屋久島縦走 二日目
3月19日(木曜日)のこと。お天気は朝から雨・・・。とても芳しくない。




石塚小屋はかろうじて携帯電話の電波(docomo)が入るので、昨夜から何度もこの日の天気予報をみるもどれもこれも全然芳しくない。しかも風が台風並みにスゴいのが分かって尻込みしてしまうお天気でした。
ボクもヨメも、この天気じゃせっかくの屋久島がもったいないので、“晴天”となっている翌日にかけよう!と覚悟を決め、もう一泊を山中で過ごすことに早々に決めたのです。ところがここで意見が対立。




再度、石塚小屋でこのまま停滞するか、少しでも先に進んで『鹿之沢小屋』まで行って停滞するかの2択。ボクとヨメさんの性格の違いが見て取れます。(~_~;)






意を決し、カッパを着てザックカバーをかけてゴアテックスの手袋もして雨仕様で6時に小屋を出発します。日の出は6時30分と遅くまだ廻りは薄暗い。ヘッドランプを付けての歩行に慣れていないボクらはのろのろ歩きます。




雨でつるつるの丸太の橋をのろのろ歩き、激しい雨と真っ白なガスで廻りが見えなくてのろのろ歩いていたら、気がついたら黒味岳分れ(分岐点)まで来てました。もちろん黒味岳へ行っても展望など望めそうもないのでスルーをする。先に進みます。




8時ごろ。激しい雨に辟易し、大きな岩の影に隠れて雨宿りを決め込みます。地図を見て確認したら、そこが『投石岩屋』と云うところでした。
ゴアテックスのカッパ上下も、ましてやゴアテックスの手袋もまさに全身水びたし。ゴアテックスの登山靴を履いているはずなのに、ヨメ氏は右足の靴下が濡れてきていると云う始末。「雨が痛かった」と云う大雨の日に屋久島へ来ていた山仲間ちいさんの“blog記事”を思い出して意気消沈。






でもま、登山道が川のようにはなっていないからまだマシだと言い聞かせ、岩屋を飛び出したのもつかの間で、今度はヤクシマシャクナゲの稜線で暴風雨にひどくやられます。本当に飛ばされるのではないかと思ったものです。ヨメ氏、岩にひっつき虫




栗生岳の祠では、本来ならば米と塩と焼酎と海砂を供えるものらしいのですが、この日の祠は風の通り道。翌日の晴天を心のなかでお祈りし、手を合わせて願かけの岳参り。とにかく風と雨がスゴいんです。




「雨こそが屋久島の本当の美しさを教えてくれる。」と、雨の恵みを受けていきいきとする屋久島の森のあり方を何かで読んだことがありますが、そんなものは眠っているときにでもやってほしいと切実に願います。雨の屋久島はもう十分に堪能させてもらったので、晴れた屋久島がそろそろ見たいんです。(´Д`)




宮之浦岳の山頂で、下山後に泊まる予定としていたエコホテルソラへ、山中でもう一泊するために『宿泊キャンセル』の電話をします。
ごぉーーーっと風の音で聞きづらかったことと思いますが、なんとかこちらからの連絡が通って何よりでした。iPhone、防水で本当に良かったと思う♪ ホテル側の、臨機応変の対応に大感謝。



さて、暴風雨の『宮之浦岳』を過ぎたら、30分で“焼野三叉路”に行き着きます。そして左へゆき永田岳方面へ歩を進めます。
もしもこの日このまま目的どおりのルートを歩いていたとしたら、悪天候で真っ白な永田岳もきっとスルーしていたことになっていたであろうし、あとでこの山行を振り返ったとき、なんてもったいないことをしたもんだと大後悔していたかもしれません。そんなことにならないように、この日は“翌日の晴天”を信じて『鹿之沢小屋』へ向かうのです。





〈ローソク岩展望台からの眺望〉

途中、視界が悪くて見落とした“落とし穴”に片足を取られ、前方へくるりと一回転してしまった。急な坂道での出来事だったので呆気に取られましたが、何より骨折などしなくて良かったなと本当に胸をなでおろしている。もしかして180度開脚の特訓の成果かしら。カラダが柔らかくって助かった♪






鹿之沢小屋』には13時50分ごろに到着。少し早い気もするが、この日の山行は停滞なのでこれで終いとした。小屋中心部の共有部分に濡れた衣類を全部干して乾かし、三岳のお湯割りをやって冷えたカラダを温めた。




この日の小屋の気温も5度。寝袋に入ってダウン上下とダウン靴下を履いてりゃ全く寒くなく、むしろ快適で塩梅よし。




水場は小屋裏の沢からじゃぶじゃぶ汲めるから近くて便利でしたが、トイレが遠くてやや難儀した。滑りそうな橋や斜面があるので、きちんと登山靴を履いて行かないと後悔しそうでもう大変。
星が綺麗な夜でした。翌日の山行のお天気に期待大♪(・∀・)




■二日目ルート:〔石塚小屋 06:00 → 花之江河 06:45 → 黒味岳分れ 07:10 → 投石岩屋 08:00 → 栗生岳 09:50 → 宮之浦岳 10:20 → 焼野三叉路 10:55 → ローソク岩展望台 13:10 → 鹿之沢小屋 13:50〕

――― 屋久島縦走歩き vol.3へ続く ―――
 
| 山歩きと山登り | 12:24 | comments(2) | -
屋久島縦走歩き vol.1

プロローグ
2020年3月17日(火曜)から3月22日(日曜)のこと。ヨメさんと二人、5泊6日で憧れの【屋久島】を歩いてきました。山中では4日間の大縦走。屋久島特有の激しい雨も風も体験し、とても内容の濃い縦走歩きとなりました。

さて、ボクのブログ記事はいつもはただの日記口調で全く参考になりませんが、今回はボクもそうしたように、先人の先輩方のブログ記事のように、多少詳しく山行記録的なものを真面目に残しておこうかと思っています。もしもボクらの今回記事が、いつか誰かのお役に立てれば良いなと思います。



屋久島への山旅の動機
生命力あふれる屋久島に呼ばれたから!、とかそんなロマンチックな理由なんて全くなく、ただ単に一度、海に浮かぶ“洋上アルプス”の稜線を歩いてみたかっただけ。
あとはまとまった休暇が取れるチャンスが不意に訪れたので、このタイミングを失うことの無いように行使してきただけ。



屋久島への計画と準備
山旅の期間を、3月の春分の日の連休のある週に定めて計画を開始。悩んだのが屋久島をどのコースで歩くかと、何日間の山旅とするかでした。

愛用の『屋久島トレッキングサポートBOOK』を参考にし、歩くコースはヤクスギランドから入って白谷雲水峡へ抜ける花之江河登山道を歩く2泊3日の“縦走コース”と、予備日としても使える“日帰りコース”を幾つか検討し、前泊と後泊も含めて、全行程としては“5泊6日の旅”として計画をする。
それからとても参考になったのが、山仲間の『パノラマの写真』であった。沢山の写真よりも一つの動画の方が良く分かるように、ぐるりと写真で見渡せるパノラマ写真は、動画に匹敵する分かりやすさがあった。ふかくんThanks。

ある程度日程を決めたら、次は旅の足となる“交通手段”と寝床となる“宿泊施設”の検討を開始。ここでももう先人たちのアドバイスやブログ記事を大いに参考にさせてもらいました。



さて当初の予定はこう↓でした。
〈結果的には、縦走が四日間となり日帰り山行が無くなります。〉


・自宅 → 羽田空港:自家用車で移動 『羽田空港P4駐車場』に駐車(6日間)
・羽田空港 → 鹿児島空港:飛行機(ソラシドエア)*富士山ビューは右側席
・鹿児島空港 → 屋久島空港:飛行機(JAC
・屋久島空港 → 前泊宿(エコホテルソラ)[レンタカー(6時間 カミヤマレンタカー)*空港で受け取り、ホテルに乗り捨て]
・ガス缶、食料、お酒、携帯トイレの買いだし、登山弁当の予約注文、屋久島観光協会(安房)へ『登山届』の提出と環境保全協力金(一人2000円)の支払い

・縦走一日目:宿(エコホテルソラ) → 予約送迎タクシー(屋久島交通) → 弁当屋(かもがわ) → ヤクスギランド → 花之江河登山道 → 石塚小屋(避難小屋)泊
・縦走二日目:石塚小屋 → 黒味岳 → 栗生岳 → 宮之浦岳 → 永田岳 → 新高塚小屋 or 高塚小屋(避難小屋)泊
・縦走三日目:避難小屋 → 縄文杉 → ウィルソン株 → トロッコ道 → 白谷雲水峡 → バス → 宮之浦港(レンタカー 48時間*宮之浦港で受け取り) → 宿(エコホテルソラ)

・日帰り山行:宿(エコホテルソラ) → 弁当屋(かもがわ) → 蛇之口滝 → 大川の滝 → 千尋の滝 → 尾之間温泉 → 宿(モスオーシャンハウス
・最終日:宿(モスオーシャンハウス) → 観光 → 屋久島空港[レンタカー *空港に乗り捨て]

・屋久島空港 → 鹿児島空港:飛行機(JAC)
・鹿児島空港 → 羽田空港:飛行機(ソラシドエア)*富士山ビューは左側席
・羽田空港 → 自宅:自家用車で帰宅



上記の準備にほぼ一か月以上をかけて色々と手配。航空券は『エアトリ』を使いました。

所感:羽田空港までは、自家用車での移動が極めて楽ちん。大きなザックもなんのその。コロナウイルスの件もあり、極力電車移動をしたくなかったので丁度良かった。
羽田空港P4駐車場は一か月前から予約ができるのも良い。仮に山旅の期間が満車になっていたとしても、毎日webサイトをチェックしていると、キャンセルが出たりすることが多い。
事実ボクは毎日チェックしていたら、旅の2週間程前に予約ができてラッキーだった。個室だったので値段がちょっと高くてまいっちんぐではあるが。(~_~;)
因みに羽田空港P4駐車場の入口前には、ネズミ捕りの警察がいるので要注意。必ず一時停止は忘れずに!
 



屋久島山旅 初日
朝5時に自宅を出発し、首都高速道路を経由して“羽田空港P4駐車場”へ向かう。空港中央IC下車。P4駐車場予約済みのゲートに入るため、P4駐車場をぐるっと一回りし、見えづらい“一時停止”の表示を見落として、ネズミ捕りにまんまと引っかかる・・・。警察のバカ野郎。そんなところに隠れるのズルい。1点減点7000円の罰金であった。旅の初日についてない。(´Д`)

羽田空港P4駐車場からソラシドエアの荷物預かりカウンターへゆき指示に従う。ヨメさんともども重量オーバーにならず、生地の厚い大きなビニール袋にザックを入れて梱包してもらい、荷物もボクらも搭乗手続きを終えて朝ごはんへ。ザックの外に“ストック”を取り付ける場合は、ケースに入れてからにしたほうが無難。

羽田空港  07:25発 → 鹿児島空港 09:25着 / 乗り継ぎ路を通って、屋久島便へ。
鹿児島空港 11:00発 → 屋久島空港 11:40着 / ほぼ定刻通りに予定が進み、屋久島空港で予約済みのレンタカーをピックアップ。

レンタカーは“カミヤマレンタカー”を使いました。選んだ理由は一日目に泊まるホテルの目の前にあるレンタカー屋だったから。そこのおやじが面白くって気分良く借りられました。レンタル料金はだいたい何処も同じようなものなので、地の利を活かせるところで借りた方が良い。



先ずは山旅に必要な物を揃えに、スーパーや山道具屋にレンカターで移動します。縦走に必需品な『三岳』はスーパーやドラッグストアで手に入れた方がやっぱり安いんだけれど、一人幾つまでと個数が決められているので、一箇所でまとめてドカッと買える方が便利。ガス缶に食料、携帯トイレなんかは『山岳太郎』で購入。ガスの種類も袋めしも豊富で何でも売っていた。


〈太忠岳の天柱石〉

屋久島観光協会では、登山届の提出と一緒に現地の人から情報を収集。流石に色々な面に詳しく、ガイドブックに書いていないこともマズいことも何でも教えてくれた。(~_~;)
特に親身にアドバイスをくれた担当者の『永田岳』推しがすごくて、これは何が何でもボクらも歩いて来なければならないと云う気持ちにさえなってしまった。のちにこれが本当に良かったのは云うまでもありません。



素泊まり専用の“エコホテルソラ”は、二人で泊まれる『和室』を利用しました。ユニットバスと洗面所とトイレが付いており、部屋は畳の廻りに板の間があるのでかなり広くて快適でした。初日に縦走登山用の荷物と預ける荷物用に仕分けしたかったので、こうした和室で広いスペースがあって非常に大助かりなホテルでした。

ただエコホテルソラには、和室が一室しか設定が無いのが残念でなりません。しかも“じゃらん”からでしか予約が取れないので、いつも争奪戦のようでした。
特筆すべきは寝具にこだわっており、とても安眠ができたのはありがたい。寝心地の良い寝間着があったのも嬉しい。部屋には冷蔵庫が備え付けられているので、冷蔵物があっても心配不要でした。



ところで、縦走登山後に泊まる宿は、初日と同じエコホテルソラを予約していたのだけれど、どうしても一つ気になる懸案事項があったのでホテルの支配人にちょっと相談をしてみました。
内容は「縦走二日目のお天気がすこぶる悪いので、もしかしたらキャンセルするかもしれない」と云うもの。もちろん、こちら側の勝手な申し出なので、下山後にきちんと全額のキャンセル料金は支払うつもりであることを伝えます。
せっかく初めての『屋久島』ですから、何としても“晴れた稜線を歩きたかった!”のです。暴風雨で風速20m以上の終日悪天候の翌日のお天気は、何度調べても揺るぎない『晴天』のマークが続いていました。~_~;

と云うことで、悪天候でキャンセルをする場合、一度何処かで連絡をすることで話がまとまり、翌日の山歩きへと備えます。臨機応変に対応してくれたエコホテルソラの方々に大感謝。




屋久島へ着いた初日の食事は、“お昼ごはん”は翌日の『登山弁当』の予約も兼ねて“レストランかもがわ”へ。
ボクは“トビウオの唐揚げ定食”を注文し、ヨメさんは“有頭エビフライ定食”を食べた。美味しくてボリュームがあって◎。二つで2000円ほど。



レストランかもがわの横が“お弁当かもがわ”になっており、登山弁当が頼めます。
かもがわの『たけのは弁当』は竹の皮でお弁当を包んでくれるので、エコロジーでコンパクトでありがたい。もちろん美味しくて◎。朝と昼のセット弁当で800円。お値段的にも◎。



“晩ごはん”はエコホテルソラから歩いて5分で行ける“定食パスタかたぎりさん”へ。
呑み目的で行ったので最初は肴になるおつまみばかり食べていましたが、最終的には名物料理の“トビウオひつまぶし”までしっかりとたいらげ、満腹に。
ボクらの後ろの席には、屋久島のガイドさんと撮影隊の方々がいらしていたようで、小耳にはさむプチ情報が面白くてとても良い肴となりました。



初日は翌日からの“縦走登山”のことを考えて、軽く3時間、ほろ酔い程度で切り上げます。(´_ゝ`)

――― 屋久島縦走歩き vol.2へ続く ―――
 
| 山歩きと山登り | 15:44 | comments(4) | -
しらびそ小屋歩き&稲子湯


2月29日(土曜)〜3月1日(日曜)のこと。
八ヶ岳は“しらびそ小屋”まで歩いてきた話と、“稲子湯旅館”に泊まった話です。

――――――――――



さて、しらびそ小屋には、宿泊した人しか食べられない“厚切りトースト”と云う名物料理があるのは有名な話。
てことでいつかはそちらへ泊まりたい!と考えているのだけれど、山行どきにしらびそ小屋を利用するタイミングがなかなか見出せずで、泊まることが叶わないまま今日に至ります。




てことでせっかく近くにいるのだから、気分だけでも味わいに、しらびそ小屋の“目の前”で厚切りトーストを焼いて食べてみようじゃないかと云うことになったのである。~_~;
とはいえ、トーストは“辻和金網の焼き網”のおかげでこんがり焼けて美味しかったんですが、、トッピングのバターが雪山の寒さで上手く融けず、カチカチでまいっちんぐ。バターかじりながら少しずつ食べました。やっぱり本場の厚切りトーストは、、一度は食べてみないとダメであるな。(´Д`)






山歩きの話。車は山歩き後に宿泊予定としている稲子湯に駐車。10時20分に歩き始め、12時にはしらびそ小屋へ着いてしまった。この日の雪のコンディションはトレースも付いてとても歩きやすい。12本爪アイゼンもチェーンアイゼンも持参してきたけれど、終始つぼ足で歩き通せました。


〈スポルティバ トランゴタワーGTXウーマン

ヨメ氏は新しい登山靴の履き慣らしも兼ねた山歩きだったので、調子を見るには最適な雪山歩きとなったようでした。




しらびそ小屋で、エセ厚切りトーストを食べたりして楽しんだあとは、仲間の待つ温泉宿へ一気に駆け下りた。14時のことである。
集合場所の稲子湯では、ボクらスノーハイキング組とは別に、小海リエックススキー場でスキーをしていた仲間と合流。福井からはコージさんmieさん、そして“いちにち”blogの克ちゃん雅ちゃんがチャックイン。
気持ちの良い温泉で汗を流してから宴会へ突入だ。






稲子湯旅館はボリュームのある晩ごはんで有名なので、この日の酒のアテは少な目にして大正解。炙り師による名物の“炙りタコ刺し”、べらぼうに美味しかった。醤油とねぎ塩で味が2種類楽しめたのも良かった。セミプロの腕前、流石である。ごちそうさん!




翌日は定番の二日酔い。仲間に「あんた二日酔いじゃないとき無いよね?」と指摘されまいっちんぐ。(´д`)
せめて翌日もちゃんと動けるような呑み方を心がけないとなと猛省する。またこんな呑み山行したいので、皆さんどうかよろしくお付き合いを頼みます!(´_ゝ`)
 
| 山歩きと山登り | 12:26 | comments(2) | -
福寿草パトロール歩き


のっけから急登で、どこぞの犬には遠くから吠えられ、崩落した登山道を慎重に進み、ザレて急なトラバースを這いつくばり、鹿よけゲートを幾つも越えて、道に迷いに迷い、大きめの岩がごろごろした沢を進み、苔むした岩場のエリアを過ぎたら、今年も黄色くて色鮮やかな“福寿草”がにょっきりとたくさん顔を出していました。




いったい何がいいんだか、眺望もたいして良くなく景色もそれほどでもない渋〜い秩父のとある山を、今年も“秘密の花園”と云われる場所を目指して歩いてきました。



その“秘密の花園”に咲く、山の中腹に自生している黄色の花の“福寿草”が目当てですが、このお花が無ければ本当に渋くて渋くてまいっちんぐ山。








駐車場から福寿草の咲く自生地までは、約3時間の険しい道のりを歩きます。ぐるっと回れる下りは、尾根道を歩いてこられるので2時間かかりませんが、実はこちらも結構な急坂で気が抜けない。スリップ注意。
福寿草のところでたっぷりと1時間花と戯れたら、見晴らしの良い広い尾根でゆっくりとお昼ごはんを楽しみます。横着して最近はラーメンばかりです。(~_~;)




さて今回のこの山行も、翌日はちゃんと筋肉痛になれるレベルですから、なかなか険しい山歩きだったことが分かります。
そんな山を、よくぞ4年も連続して遊びに行っているなーと不思議でなりません。秩父の山の斜面に自生する、ダイナミックな福寿草がきっと魅力的だからでしょうか。花に興味が無かったボクも、やっと花慣れしてきた模様です。


 
| 山歩きと山登り | 12:48 | comments(2) | -
刈込湖・切込湖歩き


2月9日、日曜日のこと。山仲間にとても良いところを教えてもらった。
場所は日光の『刈込湖』と『切込湖』。凍てついた湖上の上を歩いてゆくスノーハイキングだ!




コースは“光徳牧場の駐車場”に車を1台デポし、メンバー皆でもう一台に乗り合わせて“湯元温泉の駐車場”までゆき、そこからスタートしてぐるりと回れるルート。
ん?車を1台デポ? ・・・なるほど、どMルート好きの夫婦からお呼びがかかった訳が分かったぞ。この日の山行はカッチンとちいちゃんがご一緒。普段厳しくて渋い山行ばかりしているので不安が隠せなかったが、たまにはこんなゆるい山行もするのだなと安堵。



黒いクマの尻皮を付けて参上。お尻まわりが温かいのだそうだ。雪山では腰からお尻など冷え込むことが多いから、尻皮はやはり便利そうだ。何処にでも座れるし。ボクも何かの皮でヨメさんにつくってもらおうかしら。




さて山行の話。スタート地点の湯元温泉の駐車場で身支度を整えるも、吹きすさぶ風とあまりの寒さで心少し折れる。~_~;
いったん車の中へ避難して、皆でせーの!のかけ声で出立したもんです。



登山口の前にある源泉帯を通過すると温泉臭(屁)が香り、山へ繰り出すのは止めてお風呂に入りたくなりました。それほどに寒かった。仲間のデジカメなんて低温のためにエラー音がピーピーうるさかった。結局この山行、低温による電池消耗が激しく10枚しか写真が撮れなかったとか・・・。(´д`)






先ずは凍てついた蓼ノ湖(たでのうみ)の上を歩きます。ヨメさんあまりのへっぴり腰に大笑いしてしまうが、雪の乗っていないスケートリンクの上をつぼ足で歩けばやっぱりこうなるのだろう。








つるつるの階段などの障害をいくつか乗り越えて、歩を進めて次に立ち入ったのは『刈込湖』の湖上。見晴らしがすこぶる良い。気持ちが良い。誰も居ない。あっという間にお気に入りになってしまった♪(´_ゝ`)






そしてここからボクだけスノーシューを付けてスノーシューイング。せっかく重いの持ってきたのだからこれで遊ばないだなんて勿体ない。もちろん、ボク以外はみんな自分に厳しい人たちだから、終始つぼ足でづぼづぼ足を取られながら黙々と歩いていた。
ボクは縦横無尽、林の中へ、ノートレース地帯へスノーシューで突入。浮力があって沈まない。快適スノーシュー歩きを満喫だ。






続いて『切込湖』の湖上を通過し、陽だまりを探して涸沼が見下ろせるエリアまで歩いてゆきそこで大休止。お昼ごはんとした。
日が差していても寒さで手袋を外せないので、箸がつかめない使えないとヨメさんがうるさい。そんなときにこそフォークなのだなと実感。山ではいまいちフォークの出番って無いよなーて感じていたので、これでどうやら眠っている道具が日の目を見そうです。






涸沼へ下りたあとは、今度は急な斜面を登り返して山王峠へ。そしてまた小休止。
目の前には見たことの無い角度の男体山が見えて迫力満点。山頂があんなに平らだとは思わなかったな。




さて下りはいつものごとくあっという間。光徳牧場の駐車場へ辿り着いたら、もう一台の車をピックアップしに移動する。
ボクらは早い時間からハイクアップしたのがよかったようだ。帰り道の赤沼茶屋周辺の駐車場は大混雑であった。今度からも、寒くても早い出立を心がけよう。楽しい山歩きであった。
 
| 山歩きと山登り | 12:00 | comments(0) | -
アイスモナカ雪歩き
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『アイスモナカの雪歩き』 歩きにくいことこの上ない。
翌朝、ふくらはぎが超の付く筋肉痛となりました。階段おりるのに超難儀 (´д`)


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2月1日、土曜日のこと。
この週末は関東近辺の山なら、何処もお天気が約束されていた週末。珍しく土曜も日曜もよいお天気。
となれば、こんな日に山を歩かない訳にはいきません。がしかし前日の金曜日。晩ごはんを食べた後お酒を呑みながらだらだら過ごしてしたら、あれよあれよと言う間に“明日はゆっくりモード”へ突入しそうになった。
ここ最近の暴飲暴食による体重増加のため、とにかくカラダを動かさねばならないのだ。

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そんなこんなで重い腰を上げ、山歩きの用意をして就寝。朝4時30分起床、5時出発。目的地は・・・、下道でだらだら行けて、のんびり歩けて、ホッと一息つけるお気に入りのところ。

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ところが登山口。スタート地点からがっつり雪がありまして、そしてほぼノートレース。しかもずーっとアイスモナカ。ちらほら見える前を歩く足跡は、シカだけでした。シカも途中からいつシカまたノートレースに。
無雪期なら苔も登山道も森も日差しできらきらして美しく、コースもなだらかで非常に歩きやすいのだけれど、この日の雪質はとても硬くバリッバリ。表面はまるでタイルのようにかたい。


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ツボ足で歩けたのは最初の方だけ。次第に足を乗せたところは全部沈むようになり、超絶歩きにくい。ワカン及びところによりアイゼン装着する。
アイスモナカ雪の表面はおよそ5cmほどあり、その下の雪の餡がこれまたふっかふか。ひざ下まで沈みこむところ多数。しかもこれが実に、い、痛い!(>_<)

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痛いとはなかなか表現が上手くないかもしれませんが、アイスモナカ雪を踏み込んで沈んだ足の“弁慶の泣き所(すね)”に、硬くカチカチになったアイスモナカが刺さるのだ。そして其れに足を取られ、ワカンを抜け出せずに転ぶことヨメさん数回繰り返す。


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結局目的のところまで行けず、時間切れとなりこの日の山行は途中で引き返してしまった。
ラーメン食べて思いにふけ、帰路につくこととした。とりあえず朝8時から10時間歩き続けたので良しとする。少しは痩せたかしら。

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| 山歩きと山登り | 19:51 | comments(0) | -
日光澤温泉呑み山行


今年も恒例、雪のある“日光澤温泉”へ呑み山行してきました。
メンバーは7名。毎度の“いちにち”克ちゃん雅ちゃん尻皮夫婦の他に、飯豊LOVE&雨巻山命のカッチンちいちゃん夫婦、いぶし銀フカくんの3人が初参加。+ヨメ氏とボクを含めて今年の日光澤温泉山行は7人でのにぎやか山行となりました。



〈ゴロー’S〉

北の国からの黒板五郎さんをオマージュする“五郎さんのニット帽”で登場してきた仲間の洒落っ気には脱帽。前日に「ゴローさんのニット帽かぶってきてね!」とヨメ氏に伝えた意味がやっと分かったのであった。(´∀`)





〈ある意味、一番の核心部〉

さてその山行。
“女夫渕温泉の駐車場”へ10時頃集合し10時30分には皆で歩き始めるも、のっけから雪が少なくてびっくり仰天する。気温の上昇により雪が解けてつるつるのアイスバーンとなっている箇所多数により、さらにびっくり仰天もする。もう何度も歩きに来ている過信からか、ヨメ氏ともどもアイゼンを忘れると云う大失態を犯しさらにさらにびっくり仰天する。なんとかなったから良いものの、二人して新年早々、猛省する。(´ε` )



〈中洲ができてた〉


〈渡渉〉

しかしながら今回は本当に雪が少ない。いつも歩く奥鬼怒遊歩道の冬道は、沢が露出していたり渡渉しなくてはならなかったりで、まるで初めて歩くコースにみえて何やら違和感を覚えます。


〈雪の大海原〉

トレースの付いていない雪の大海原へスノーシューで足を踏み入れるも、まるでモナカの上を歩いているようで歩きにくいことこの上ない。できれば、ぱふぱふの雪の上を歩いてみたかったのである・・・。



〈眼光鋭いつららハンター〉


〈白州の、つららオンザロック〉


〈陽だまり休憩中〉

ところで道中では、凍てついた滝からつららを少し頂戴し、ウイスキーの“つららオンザロック”を愉しんだり、陽だまりがあれば輪になってまたウイスキーを呑んだりおやつを食べたり、今回も毎年のルーティンを実行できたのはとても嬉しいことでありました。



〈チャンわらサン〉たまらん♪


〈食事風景〉


〈晩ごはん〉


〈炙りタコ刺しとサーモン〉

あとは日光澤温泉にて、3匹の柴犬チャンわらサンと戯れることと、温泉♨に三度入ることと、朝晩の美味しいごはんを味わうこと、そして克上魚類の炙り師(いちにちの克氏のこと)による炙りタコ刺しをアテに、時間のゆるす限り呑んで語るのがいつものルーティン。今年も大満足でした。



〈ノシ滝の氷瀑〉

翌朝。これまた恒例としている“ノシ滝の氷瀑”を見に朝の散歩。今年は雪が少なかったからその先の鬼怒沼湿原まで行けたかもしれない。呑みすぎたていでなければの話だけれど。(~_~;)



今年の日光澤温泉山行は、ボクらが贔屓にしている宿へ山仲間を初めて連れてゆくことができて何よりでした。いつもは四人で夜通し語り合うのだが、色々な山に明るい三人の仲間の参上で、これまた至福のひとときを愉しむことができました。話題に上がった今年のいくつもの山行計画、今からもう楽しみで仕方がありません♪



※NHK BSプレミアム“グレートトラバース3”でお馴染みの、プロアドベンチャーレーサーの“田中陽希”氏が日光澤温泉で滞在した様子が観られるようです。何やら温泉につかっている姿など映るんだとか。
2月1日の土曜日に放送されるとのことだけど、ウチ・・・、BS観られないのよねぇ〜。残念賞(´ε` ) 誰か観せてちょんまげ。

 
| 山歩きと山登り | 07:06 | comments(2) | -
奥武蔵歩き


年が明けて令和二年。1月19日、日曜のこと。
この山歩きがボクら夫婦にとって、初歩きとなりました。




前日は雨。気温が低くとても寒かった。天気予報では山間部は雪となる模様と言っていた。
これは朝早く山へ出かけたら、きっと低山でも綺麗な雪化粧が拝めると思い、何処の山へ行こうかといろいろ思案するも、結局前日に呑んで食べてだらだら過ごしていたら、サクッと身近にゆける“奥武蔵の山”となりました。相変わらず今年も、困った時の奥武蔵である。



山歩きの序盤。か、からだが重い・・・(´д`)
このお正月休み、食べに食べて吞みに呑んで過ごした不摂生が祟ったのだろう。どすどすと、どすこいステップになってしまっている。
暇を見つけて山歩きへゆくと云うよりも、これは強制的に毎週末山歩きをせねばマズイ状態だ。新年早々、まいっちんぐ。(>_<)



〈武甲山〉


〈両神山〉


〈浅間山&黒斑山〉


〈日光連山〉


〈八ヶ岳〉

山頂までの道中。予想の通り、低山でも綺麗な雪山を楽しめた。
展望台からは、武甲山、両神山、浅間山&黒斑山、日光連山、八ヶ岳、と遠くまでたくさんの山々が見通せてスカッと爽快で気持ちが良い。








下りの樹林帯では、木々の上から日差しで解けた雪が落ちてきて、キラキラして幻想的で綺麗であった。
・・・がしかしものには綺麗に感じるための限度があるようで、途中から背の高い木立から落ちる雪が大粒の水と変わり、それはまるでどしゃ降りの雨のようになり、不快にかわってしまったのは予想外。~_~;




とは云え、樹林帯さえ抜けてしまえば気持ちの良い山歩きに変わりはありません。奥武蔵の山に、今年も楽しませてもらえてなによりでした。



※新しい“山専ボトル”のテストも兼ねてきた。
マットブラック。艶消しの黒い水筒が格好いい。
 
| 山歩きと山登り | 18:14 | comments(4) | -
忘年山行


12月28日から29日のこと。今年の『忘年山行』は、“燗酒”と“お鍋”が特に印象的な山行となりました!(・∀・)




標高こそそんなに高くはないものの、この日は雪が結構あって非常に嬉しい。真っ青な空と真っ白な雪とのコントラストが綺麗で非常に美しかった。しかも気温が低かったので、あまり汗もかかず、山を歩くにはとても快適な状態。
低山で、そして近場で、なかなか楽しめた山でした。同行した山仲間の千里眼、2019年、最後までナイスチョイスでした。カッチンとちいちゃんのお陰さま。



そう云えばこの山仲間と付き合うようになってから、今年は随分と素敵な山へのサポートをしてもらいました。GWの前半に歩いた残雪の“飯豊山 頼母木山”の山行を始め、ハクサンイチゲが満開だった“杁差岳”の山行など、今年は3回も『飯豊山』を歩いてくることができました。



狙っていた北アルプスの山々も、相次ぐ天候不良によって延期と断念の繰り返しだったのだけれども、飯豊山を歩けたおかげで、実はあまり消化不良とは思ってはいないのだ。
そして、“天ぷらの雨巻山”と“トレランの雨巻山”など、美味しくて面白い山行も経験し、実に楽しい山歩きをすることができた年でした。










さて山歩きの後の、忘年会。囲炉裏のある、とある小屋にて。
メスティンでつける熱燗が最高に美味でした♪
アルミ鍋で煮込んだピェンロー鍋がたまらない♪










囲炉裏の中心に置いた炭火が心地よく、四人で火を囲んで長々と呑みました。
チリコンカーンとフランスパンで♪
栃尾のあぶら揚げと黒はんぺんを炭火で炙って♪




酔い醒ましに小屋の外へ出ると、それはそれは綺麗な星空でした。
2019年以上に、2020年はもっとたくさんの山を歩きたい。
南の方のあの人気の島も歩いてみたい願望もあり、行きたいところだらけでもう大変だ。
 
| 山歩きと山登り | 20:44 | comments(0) | -
トレラン益子と雨巻山歩き


この週末は、“益子いくべ会”に所属する山仲間を手伝いに、『第6回トレラン益子』へボランティアスタッフとして参加してきました。
12月7日の土曜日は雪が舞うとても寒い一日でしたけれど、かなり盛り上がった大会でした。引き続きまた来年そして再来年と、末永く続く大会となることを切実に望みます。目当ての“お店”の出店もあり、参加してきてとても良かった週末でした。12/7(土)〜12/8(日)のこと。


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朝7時、裏方さんの待ち合わせ場所であるCAFEマシコビトへ集合。カレーが旨いらしいがそんな時間なし。また今度来ることを誓い、トレランの大会が始まる10時に合わせて、各自持ち場へ散って準備に忙しい。ボクの持ち場は林道の中腹で、外気温は2度でした。
山歩きを趣味としているのでこんな寒さは屁でもないんですが、一箇所でじっとしているとこの寒さがじわじわと骨身に染みてきます。
持ってきた山の防寒着を総動員。同じ持ち場の仲間が入れてくれたホットドリンクが五臓六腑に染みました。こっそりブランデー入れたらもっと沁みたかしら。(~_~;)


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〈↑beefさん:レースの模様(YouTube)

さて持ち場にてランナーを応援し誘導していると、ボクの目の前を颯爽と駆け抜けていったロマンスグレーの男がいた。“仲間”であった。
色々なトレランのレースに出ていると云う話はblogを読んだり呑んだりしたときに聞いてはいましたが、実際に目の当たりにした衝撃は大きかった。しかも結果は13位とな。めちゃくちゃ速く、格好いい。

そして先頭ランナーたちが“雨巻山”を周回してきてボクらの持ち場を二回目に通過したとき、ちらほらと雪が降ってきた。どうりで寒いはずです。
でもランナーたちは皆カラダ中からもわもわと湯気が立ち上っていて寒さを感じなさそうだった。スゴイ!そして皆の顔がスゴイ!にこにこしてみんな笑顔なのだ。応援している側からも見ていてこれは実に気持ちがいい♪
特に印象に残っているのは、「あと3.4km〜!もうちょっとで〜す」の返しに、「え〜!もう終わっちゃうの〜、残念〜」てな返事。スゴイ!(°∀°)

ボクも走ってみたくなりました。いったいどんだけ気持ちが良いのだろうか。

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さて翌日。
裏方さんの反省会で日本酒を呑みすぎてぐだぐだに。茶屋雨巻の石窯ピザがべらぼうに美味しかった記憶はあるが、カラオケの、ましてや何を歌ったかの記憶はない。(>_<)
二日酔いでとてもとても辛かったんですが、それでもリフレッシュしに(酒を抜きに)“雨巻山”を歩きます。で残念ながら晴天。この青空が前日だったらどんなに良かったことかと云う意味で。


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雨巻山のスペシャリストたちに、抜け道的なスペシャルなコースを案内してもらってお初のタイタニック岩へ。山の上から見える景色はまだまだ紅葉が綺麗でした♪
上に着いた頃はすっかりと酒も抜けよい気分に。山歩きは心身ともにやっぱり気持ちがよい。ボクはまだ“山歩き”でよいのかも。


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〈タイタニック岩〉

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余談。タイタニック岩でトレラン軍団と遭遇。そしてトレランシューズの本当の靴紐の結び方を教えてもらいました。これはめっけもん。なるほどである。一番上にある“二つの穴”の使い方である。シューレース穴と云うらしい。これはやっぱり飾りではなかった。特に下りでスゴイ威力を発揮。この日、ぐいぐい下れました。(°∀°)

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| 山歩きと山登り | 07:45 | comments(8) | -
白井差新道の“両神山”歩き〈ケーコ編〉

〈両神山 山頂にて〉

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台風19号による崩落のあと

ガードレールが落ちてるなぁくらいに見えるけど、
角度を変えてこっち側とあっち側から、よーく見ると道の下がえぐれて恐ろしい。
まだ汲み取り車が入って来られないとのこと、工事の予定も未定だそう。
ジムニーは通行できる。ジャガーは無理。





流された木の橋や梯子を新たに架け直し、それが出来ない箇所は
迂回して岩の上を渡るようにしたりと登山道も変わっていた。
木の材質や長さや角度(水平さ?)などのこだわりが強く、
気に入らず直したい所が色々とあるようだった。



山中さんは左手に竹の棒を右手にペットボトル飲料を持って歩く。
棒で登山道の落ち葉や枝を除けながら、
150mおきに隠しているという飲料水やら登山道整備の道具、装備品のチェックも怠らず、
お口は救助や木や動物の話でフル回転・・・こんなに面白い人だったんだ。



終始、山中さんの後ろに着いていた私は山歩きよりも山中さんの行動が気になり、
なんだか登山そっちのけだった。
埼玉県警山岳救助隊でもある山中さんは、漫画「岳」以上にリアルな「岳」だけではなく、
+火曜サスペンス劇場+ダーウィンが来た+チコちゃんに叱られる
を織り交ぜたような話をするものだから、もうホントに聞き入ってしまった。
夢中になりすぎて、携帯電話で通話中の山中さんにも合いの手を入れてしまう始末、私はあほだ。

だもんで、今、
情報通な私が書かされているのだが、具体的には書けない話が多すぎて困っている。(~_~;)



白岩山と雲取山


珍しく空いていた狭い山頂

中国系のカップルと南米系のメンズが写真を撮りあい、
インスタグラムの交換をしようぜ〜#$&’”!#みたいな会話をしていた、多分。


先週登った“蓼科山”にだいぶ雪が着いている。
浅間、北ア、南ア、ヤツ、こんなに見えたの初めてかも。





「念願の第2コースへ!」


梵天尾根を行くのかと思いきや、少し下って、落ち葉の中をトラバース気味に進む。
近道なんだそうで。



前方の屏風のような壁を登る。



と、その前に腹ごしらえ





北斜面で全体が筋状に凍っている。



尾根に出ると、中津川の集落が見えた。素晴らしい眺めだ。
山中さんちの庭を山中さんに案内してもらう。なんて贅沢なことか。



モモンガの木


自慢のゴヨウマツ



こちら側には落ちないでよーーーてな痩せ尾根もいくつか出てきて、
距離にすると5mもないが、幅15cm以下、塔渡りか?みたいなとこもあったりで気が抜けない。



逆さ橋
えらい所に梯子を架けたなぁ。


昇竜の滝の手前で、白井差新道に合流する。


この日、第2コースを歩かせてもらい、なにが良かったか?て
山中さんの『話』、此れに尽きる。
眼光鋭いのに笑うと可愛いんよ。

春にまたお邪魔します。



覚え書き

トリカブトのあれこれ
ハシリドコロ
ロート
メグスリノキ
ミズキ
こけしの木
ヤマグルマ
とりもち
皮がネバネバ

 
| 山歩きと山登り | 06:52 | comments(0) | -
蓼科山歩き with 克雅


久しぶりに、いちにちblogの“鬼コーチ”と一緒に、北八ヶ岳の“蓼科山”を歩いてきました。
11月23日(土曜)〜24日(日曜)のこと。記録は23日の日帰り山行になります。






車二台あるのを活かし、この日のコースは『女乃神茶屋〜蓼科山七合目登山口』までとし、一台を白樺高原国際スキー場より上の“蓼科山七合目P”に駐め、もう一台は女乃神茶屋前の“すずらん峠園地P”に駐めて山歩きを開始。スタート地点から気温は高く暖かい。滝のような汗をかくことを想定し、ソフトシェルを脱いで長袖Tシャツ一枚で歩く。
つい先程まで降っていたと思しき雨のせいか、湿気がカラダにまとわりつき、とにかく暑い。袖をめくって半袖Tのようにする。タオルも頭に巻いて滝汗防止スタンバイ。






健脚な“いちにち”の克雅夫妻にぐいぐい引っ張っていってもらい、苔むしたエリアで小休止。苔を愛でながらいつしか体験した“北八苔ツアー”の話をしていると、その辺の有名所である北横岳には登ったことが無いと云う。あまりにもメジャーで混雑した山を避ける傾向にある二人には、これからもきっと、縁のない山になるのだろう。呑み山行と称して、雪のある時期にでも誘ってみるかな。






ごろごろした岩場の急登にさしかかり、森林限界を越えると、急に風が強くなり寒さを感じるようになってきた。ソフトシェルを着て防寒し、一息いれていると、今度はあたり一面が真っ白にガスってしまい、青空の山頂は何処へやらになってしまった。山頂へゆけばきっと晴れるだろうとの思い虚しく、写真を撮って先へ進むことにした。山頂ビールをあきらめて、将軍平へ。








山頂から将軍平へは北斜面。ごつごつした大きな岩場の陰は雪が氷になっており滑る。チェーンアイゼンを付けるまでもないが、やや注意して下り、将軍平の“蓼科山荘”でお昼ごはん。沸かした湯を山専ボトルに入れて持ってきて、即席カップラーメンとした。・・・微妙にいつもよりお湯がぬるい。そろそろ寿命かなと感じるようになってきた。








七合目登山口までの登山道は、ガスで何やら幻想的でメルヘン。苔むした北八ヶ岳は、お天気の悪いときでも愉しめるのはやはり良いなと思う。将軍平から車を駐めた七合目登山口までは約一時間で下山。9時30分に歩き始めたこの日の山歩きは14時30分に終了し、『目的のため』に5時間ほどカラダを動かすことができて何よりであった。“蓼科温泉共同浴場”に立ち寄り、目的の宿へと向かいます。






さて目的とは、『美味しいごはんと美味しいワイン』をたらふく味わうため。山歩きをして腹を空かせる戦法です。
リゾート イン スクアミッシュ編”に続きます。

■ルートラボ:https://yahoo.jp/AUL0ec
 
| 山歩きと山登り | 19:41 | comments(0) | -
鬼怒沼湿原歩き&日光澤温泉

〈池塘が凍っている 鬼怒沼湿原〉


11月9日(土曜)〜10日(日曜)の週末のこと。
日光澤温泉』で宴会山行とするときは、“雪”が無ければ決まって鬼怒沼湿原まで登ります。宿の美味しいごはんを食べるためには、少しでもカラダを動かしたほうが良いに決まってます。
女夫渕温泉駐車場から日光澤温泉までは、標高差300mほどの緩〜〜〜い山道。そして日光澤温泉から鬼怒沼湿原までは、標高差600mほどのなか↗なか↗の急な山道。


〈遊歩道〉


〈仲間の差し入れおにぎり:すじこ〉


〈遊歩道〉


〈おやつに舟和のいもようかん〉


〈木道〉


〈一番大きい池塘(金沼)前のベンチにて山ごはん〉


〈仲間の差し入れおにぎり:ベーコンと枝豆〉

この緩急のある登山道を歩いた先にある高層湿原『鬼怒沼湿原』は、それはそれは見事な景色なんです。青空の下で眺める景色ならなおさらのこと。
ところが、到着した鬼怒沼湿原は青空で超の付く最高のお天気だったんだけれども、鬼怒沼湿原の池塘も凍りつき、超が付くほどに寒かった。(´д`)



それでも“山頂ビール”を嗜みます♪
缶ビールの右が日光白根山で、左が根名草山。



〈サンボちらりズム〉

さて、前哨戦で骨の髄まで冷えてしまったカラダを温め♨に、日光澤温泉へと一目散に駆け下りてゆきます。
8時30分に女夫渕温泉Pを出発して、鬼怒沼湿原に着いたのが13時45分。たっぷり一時間ほど休憩して、日光澤温泉へ戻ったのが16時30分。お待ちかねの晩ごはんがこの日は18時00分でしたので、ゆっくりと一時間、露天風呂の湯につかってスタンバイ。



〈食事風景〉

この日の山仲間はボクら夫婦を含めて6人のにぎやかなメンツ。
エベレストやデナリ・マッキンリーを登ってきちゃうような猛者から、いったいいつ寝ているの?と思うほど元気で遊びに忙しいはつらつお母さん、うん。それから山のムック本をつくることを生業にしている山のプロ夫婦でチーム編成。
そんなにぎやかなメンツだったもので、宿や温泉では、はたして他の人たちに迷惑をかけていないかと心配で心配で本当にたまらなかった。~_~;


〈晩ごはんも朝ごはんも安定の美味しさ〉




〈爪痕:土砂崩れ〉


〈爪痕:削り取られた河川の肩〉

甚大な被害がでた台風19号の爪痕は、“奥鬼怒遊歩道”のいたるところでも目の当たりにしましたが、山歩きを心得ている方々ならばまったく問題はありませんでした。
ただ何かあったら困るので、役所からは遊歩道への入口と脇道からの進入路に、立ち入り禁止の札とトラロープで塞がれてはいました。あくまでも自己責任で立ち入るのが賢明です。



〈紅葉の奥鬼怒スーパー林道〉

ほんのりと紅葉の残る日光澤温泉は、空いていてとても快適に過ごすことができました。次の日光澤温泉は雪でもふもふの頃にまたゆくことになっています。スノーシューでバフバフと、雪の大海原を歩いて思いっきり汗を流したい♪
それもこれも、宿で食べる美味しいごはんと酒と温泉のためなのです。(°∀°)

 
| 山歩きと山登り | 18:12 | comments(0) | -
平ヶ岳歩き


鈍ったカラダに“喝”を入れるべく、平ヶ岳を歩いてきました。9月15日、日曜日のこと。




引っ越し”の梱包作業や荷解きの後始末に忙しくしていたら、気が付けば一ヶ月以上も山歩きをしていなかった。山歩きはボクにとって、健康維持のためのバイタルであり、ストレス発散のための大切な手段であるので、欠かすとカラダが不調になってきます。特にお腹まわりがひどくなる。~_~;




平ヶ岳は、流石は百名山。駐車場は“朝5時前”でほぼ満車。何とか路肩に停めることができましたが、ギリギリセーフな塩梅。お便所は小便器が一つ、洋便器が一つ。携帯の電波は山頂も含めてほぼ圏外でした。今後はうんちもオンラインの登山届も、麓の“道の駅 尾瀬檜枝岐”あたりで出してきた方が良さそうだ。



さて平ヶ岳までの登山道。序盤は、樹林帯の急登で大汗をかきまくり、息切れして生あくびが連発する。蒸して暑かったからなのか、初っぱなから疲れてクタクタでした。



頑張って踏ん張って景色の良い稜線に出るも、痩せ尾根が次に控えているもんで全く気が抜けない。しかもザレていたりするものだから、ザレ場がトラウマなヨメ氏はもう帰りの心配で気が気でない。







きつい下台倉山を過ぎたあたりからだったでしょうか、だんだん景色を楽しみながら山歩きをすることができるようになってきます。そして台倉山、台倉清水の水場(未確認)、白沢清水の水場(水たまり?)と、幾度となくアップダウンを繰り返し、疲れる山道を進んでゆくと、姫ノ池なる高層湿原のある“池ノ岳”に到着。






姫ノ池越しに見える『平ヶ岳』が素晴らしかった。空が青くて快晴だったらもっと素晴らしかった。(~_~;)






池ノ岳から平ヶ岳の山頂までは約30分の道のり。疲れてヘトヘトだったため木道が歩きやすくてとても助かります。ガスってきてやや残念な景色ではありましたが、山頂へ向かうにつれ元気も取り戻し、“山頂ビール”を楽しむことができました。



龍馬ビール(ノンアルコールビール)で我慢ですが・・・。






今山行はあまりのんびりしていられない長丁場なので、30分ほど休憩したあとは重い腰を上げて再び来た道を戻ります。山頂まできて時間と体力にまだ余裕があったら、立ち寄りたいと考えていた“玉子石”は残念ながらスルー。



帰りの脚と時間配分を考えると、玉子石までの往復一時間がどうにも捻出できません。姫ノ池でテント泊できたらどんなに良かったか。(>_<) ああ、もったいない。




広大な景色をじっくりと堪能したら、下山に取りかかります。痩せ尾根から続く稜線を目で追うと、結構な距離を歩いてきたことがよく分かる。下りも暑くてヘトヘトです。



と、ここで案の定ヨメさんが懸念していたザレ場で軽くアクシデント。滑って転んで危なく尾根道から滑落する勢いでしたから、精神的にもヘトヘトです。(´д`)




満身創痍ではありましたが、ゆっくりと下って何とか暗くなる前に帰ってくることができて何よりでした。
山行時間にして12時間30分。距離にして21.3kmの道のり。今山行の目的は二つありまして、運動不足の解消と今週末に登る予定としている山への足馴らし。どちらも準備は万端なので、あとは何としても晴れてほしい!
平ヶ岳、ああ・・・しんどかった。汗

――――――――――



■山域:平ヶ岳 2019年09月15日(日)
■目的:運動不足解消と次週山への足馴し
■山水:水場をあてにせず二人で“7L”の飲料水、ゼリー飲料4つを歩荷。
■山行:
05:12 鷹ノ巣登山口 ⇒ 07:23 下台倉山 ⇒ 08:19 台倉山 ⇒ 08:29 台倉清水 ⇒ 09:24 白沢清水 ⇒ 11:05 池ノ岳 ⇒ 11:41〜12:16 平ヶ岳三角点 ⇒ 12:45 池ノ岳 ⇒ 13:42 白沢清水 ⇒ 14:22 台倉清水 ⇒ 14:40 台倉山 ⇒ 15:42 下台倉山 ⇒ 17:42 鷹ノ巣登山口


〈オオシラビソの青い松ぼっくり〉

■山記:12時間30分(山行 11時間42分・休憩 48分) / 距離 21.3km
■ルートラボ:https://yahoo.jp/LtLOIP
 
| 山歩きと山登り | 12:36 | comments(0) | -
飯豊本山・大日岳歩き〈続き〉

1日目の続き
ちょっと早い夏休み山行の、飯豊山の『飯豊本山』と『大日岳』を歩いてきた話。8月5日(月曜)の、2日目のこと。





切合小屋のテントの中で、3時半に自然と目が覚めた。日中はあんなにもうだるような暑さだったのに、朝方テントの中はやや涼しい。それもそのはずだ、ボクの寝袋が消えていた。『ん?』っと思い横で寝ているヨメ氏を見ると、自分の寝袋を下に敷いて、ボクの寝袋を掛け布団として使っていた・・・。(´Д`)
朝からまいっちんぐであったが、昨夜は記憶を無くして、辺りをヒッチャカメッチャカにしてぶっ倒れるように寝てしまったみたいなので、朝ごはんの用意には細心の注意をはらって準備した・・・。(~_~)



〈切合小屋とテント場〉

さて、この日の予定はこうでした。
今回の山行の拠点はもう“切合小屋のテント場”として、2泊目の山行は身を軽くして行けるところまで行こう!と云うもの。でも目的はあくまでも“飯豊本山”と“大日岳”として、“御西岳”あたりまで行って時間切れなら引き返そうと云うことになりました。この暑さに、果たして何処まで耐えられるのか、答えを見いだせない山歩きが始まります。




まずは“飯豊本山”までの山歩き。
テント場を5時に出発。本来ならば3時あたりに出立して涼しいうちに高度を稼ぎたいところですが、これはヨメさんとも相談して決めたこと。初めて歩く山道は、やっぱり景色を見て感動しながら歩きたいので、少しあたりが明るくなってからにしようと決めたのです。
これにより前日の山歩きは暑さからえらくバテたものでしたが、この日はこの場にいるボクらの高度からして全く違うので、朝はとにかく涼しくて気分爽快で歩くことができて何よりでした。



〈草履塚〉


〈姥権現〉

“草履塚”からの景色がこれまた良くて、足がなかなか前へ進まない。“姥権現”では、真っ白なよだれ掛けを身に付けた姥さまに安全登山を祈願し、御秘所、御前坂、と過ぎたら、あっという間に昨日目指していた“本山小屋のテント場”へと到着したのでした。


〈本山小屋のテント場〉

までもこれはやっぱり昨日では、気温高くてザック重くて疲労度MAXなボクらでは恐らくたどり着けない。暑くならないうちに早々に本山小屋から下ってくる登山者の何人かと話したら、「日帰り山行のつもりだったのに暑さにバテて本山小屋へ泊まってしまった」と云う方が何人かいて驚いた。




テント場から歩いて5分ほど行った先にある本山小屋を過ぎたら、いよいよ一つ目の目的である『飯豊本山』に到着。小屋からは20分ほどの道のり。



小屋を過ぎたあたりの稜線から、“イイデリンドウ”がちらほらと目につくようになってきた。初めて見たのだが、青くて小さくてなかなか可愛らしい♪(゚∀゚)



そして誰もいない飯豊本山タイムをひとしきり楽しんだら、さらにその先のお花畑へと歩いてゆきました。




つぎは“御西岳”までの山歩き。
特に、飯豊本山から御西岳までの稜線歩きは兎にも角にもスゴかった。お花に疎いボクでさえ、その風景を見たら声が漏れるほどの美しさ。とても綺麗で色鮮やかな稜線でした。



青い空に真っ白な雪渓も効果的。キスゲにハクサンフウロ、アザミにコバイケイソウ、そしてお目当てのイイデリンドウが鮮やかでとにかく美しい。暑くてたまらなかったけれど、足をのばして歩いてきて本当に良かった。


〈御西岳の山頂〉

百名山の“飯豊山”を目指す行程上、飯豊本山まで来て引き返す話はよく聞きますが、こんなお天気の日だったらその先の御西岳まで歩かないともったいない。本当に素晴らしい稜線歩きだった。




御西小屋の水場。オアシス♪
小屋からはちょっと遠いが、ここの水場で大休止を決め込まなければ、ボクらはきっとこの先へは進めませんでした。
水は冷たくて超絶美味しい。水量も豊富だったので、頭から幾度となく冷水をかけてリフレッシュ。日焼けで火照った腕を冷やしてリフレッシュ。足りない水を補給して、持参してきた水も全部入れ替えた。




いよいよ“大日岳”までの山歩き。
水場から御西小屋へ戻りリスタート。コースの途中にある雪渓へ降りることができたら、すかさず雪渓の雪を日本手ぬぐいで包む“雪渓手ぬぐい”をつくります。雪渓から綺麗な雪を掘り出して、大盛りにして包むのです。これを首に当てたり後頭部に当てたりして灼熱の登山道を進みます。



暑くて日射のきつい山歩きの道中、これに随分と助けてもらいました。一時間半ほどは氷でキンキンに冷えた手ぬぐいだったので、次なる目的の『大日岳』へとまっしぐら。




偽ピークに辟易しながらも、なんとか晴れた大日岳の頂きを踏むことができて感無量。山の仲間によると、初めてでこんなに晴れた大日岳に遭遇できるのはとてもラッキーなんだとか。いまのところ飯豊山は全部晴れ♪( ´∀`) 持っている夫婦で良かったです♪



山頂では、御西小屋から良きペースメーカーをしてくれた笑顔の爽やかなおじ(兄?)さんとしばし雑談会。皆さんこの暑さにはほとほとまいっていたようで、お互いの顔からは苦労が垣間見えました。




さて大日岳からの下りは、今まで歩いてきた稜線が一望できて実に美しい風景でした。下りは登りよりも気持ちに余裕が生まれるので、見忘れていた景色を確認しながら歩いてゆきました。





そうこうして、あっという間に御西小屋へ。雪渓では再び雪を手ぬぐいに入れてリフレッシュ。帰りは水場をスルーして、切合小屋のテント場までの帰路を急ぎます。



〈飯豊本山〉



帰りはありがたいことに曇りがち。飯豊本山までの稜線の風はあまり期待できなくなっていたので、太陽の日差しが隠れてくれるのはとてもありがたかった。雪渓手ぬぐいを首に巻いて、クールダウンしながら足早に戻るのです。



しかしテント場が見え、小屋まであともうちょっとのところでペースダウン。また再び手ぬぐいに雪渓の雪を入れて、家路を急ぎます。夕方だってぇのにとにかくまだ暑い。




この日の山行の後半。山行時間は11時間半と長丁場でしたので、最後の方はもう〜切合小屋のキンキンに冷えた“缶ビール”だけを考えて歩いていました。(~_~) 駆けつけに一本呑んで、あとはテントからつまみを持ってきて日陰でもう一本。きっとそれもすぐに呑むだろうからまたもう一本。と云う具合に。



それが何と!!テントの延泊と“缶ビール”をお願いしに小屋番さんのところへゆくと!!!
「あ、ビールはもう“売り切れ”です」と云う返答が・・・・・。ガ〜ン! ( ꒪Д꒪)白目
しかも小屋番さん、そのきつい本気みたいなジョーダンを5分ほどボクに放置するものだから、山行の最後の最後で凍りついたのです。暑いのにもうキンキンです。(-_-;)



延泊の手続きをしている最中、小屋番さんから「缶酎ハイが品切れだから2ケース歩荷してくれない?日当15000円だすよ!」との今度はジョーダンみたいな本気の申し出がありましたが、そんなことがボクらには到底できるはずもなく、丁重にお断りを申し上げ、テントに引き上げて翌日をむかえます。




切合小屋のテントの中で、4時に自然と目が覚めた。昨日はあんなにもうだるような暑さだったのに、朝方テントの中はやや寒い。それもそのはずだ、ボクの寝袋が消えていた。『ん?』っと思い横で寝ているヨメ氏を見ると、自分の寝袋を下に敷いて、またボクの寝袋を掛け布団として使っていた・・・。(´Д`)
2日連続で朝からまいっちんぐであったが、清々しい朝を台無しにしたくなかったので、不問にして出立するのであった。



〈激下り〉


〈無風の稜線〉


〈剣ヶ峰〉

冗談の好きな小屋番さんへ挨拶をして、6時、川入へ下山開始。急登、岩場、高温、多湿、と最後の最後まで油断のおけない下山路でありました。なんせ切合小屋で汲んだ水も、途中の峰秀水場で汲んだ水も、すべて飲みきってへろへろになって登山口へと到着。11時頃のこと。 一ノ戸川での水浴びがなんとも気持ちが良かった。(゚∀゚)




初めての夏の飯豊山。厳しい暑さで思うように行程が進みませんでしたが、結果蓋を開けて見たらボクらには“切合小屋のテント場”を拠点とした山行で丁度良かったように思います。小屋もテント場も水場もトイレも近いので、とても利用しやすくお気に入り。テン場からの景色だってそんな悪くない。
夏のビール事情や飯炊きなどの話も聞けて、とても楽しくて印象深い山行となりました。次はぜひとも御西岳から北股岳の稜線などを歩いてみたいなと思っている。飯豊の年、まだまだ歩いてみたいところだらけです♪
 



〈夏休み山行記録〉
1日目:川入in 04:30 ⇒ 御沢野営場 05:00 ⇒ 横峰小屋跡 08:00 ⇒ 峰秀水場 08:30 ⇒ 地蔵山分岐 09:00 ⇒ 剣ヶ峰岩稜 09:20 ⇒ 三国小屋 10:30 ⇒ 種蒔 12:50 ⇒ 切合小屋 13:40 (テント泊)
2日目:切合小屋 05:00 ⇒ 草履塚 05:35 ⇒ 姥権現 05:55 ⇒ 御秘所 06:00 ⇒ 御前坂 06:20 ⇒ 本山小屋 07:00 ⇒ 飯豊本山 07:30 ⇒ 玄山道分岐 08:20 ⇒ 御西岳 09:05 ⇒ 御西水場 09:20 ⇒ 御西小屋 09:40 ⇒ 大日岳 11:05 → ピストン → 切合小屋 16:30 (テント泊)
3日目:切合小屋 06:00 → 種蒔 06:30 → 三国小屋 07:30 → 剣ヶ峰岩稜 08:00 → 地蔵山分岐 09:00 → 峰秀水場 09:10 → 横峰小屋跡 09:45 → 一ノ戸川 11:20 → 御沢野営場 11:30 → 川入out → いいでのゆ
 
| 山歩きと山登り | 17:25 | comments(8) | -
飯豊本山・大日岳歩き


ちょっと早い夏休みは、今年は山形、新潟、福島三県にまたがる“飯豊の山”を歩いてきました。8月4日(日曜)〜6日(火曜)のこと。大変に暑すぎてまいっちんぐな山行でしたが、無事に下山してみたら何とも達成感が半端ではない満足のゆく山歩きでした。
いやしかし夏山ってやっぱり暑いのなんの・・・。こんなにもバテるのだから、まだまだボクら修行が足りません。~_~;




〈夏休み山行記録〉
1日目:川入in ⇒ 御沢野営場 ⇒ 横峰小屋跡 ⇒ 峰秀水場 ⇒ 地蔵山分岐 ⇒ 剣ヶ峰岩稜 ⇒ 三国小屋 ⇒ 種蒔 ⇒ 切合小屋(テント泊)
2日目:切合小屋 ⇒ 草履塚 ⇒ 姥権現 ⇒ 御秘所 ⇒ 御前坂 ⇒ 本山小屋 ⇒ 飯豊本山 ⇒ 玄山道分岐 ⇒ 御西岳 ⇒ 御西水場 ⇒ 御西小屋 ⇒ 大日岳 → ピストン → 切合小屋(テント泊)
3日目:切合小屋 → 種蒔 → 三国小屋 → 剣ヶ峰岩稜 → 地蔵山分岐 → 峰秀水場 → 横峰小屋跡 → 御沢野営場 → 一ノ戸川 → 川入out → いいでのゆ



「蒸し暑くって・・・」

ゴールデンウィークに初めて歩いた飯豊山。デビュー山の“頼母木山”を皮切りに、どうせなら今年は飯豊の年にしようとヨメさんと二人して心に決めていたので、ならば早いうちに、“杁差岳”に続き、飯豊山の本丸である『飯豊本山』と『大日岳』を歩いて来ようじゃないかと計画。そしてわざわざ暑い夏に実行。目的は“イイデリンドウ”などの飯豊山の夏に咲く花を見るためでありました。



「蒸し暑くって・・・」

いやしかし飯豊の夏は暑い暑いと聞いてはいましたが、まさかこんなにも“暑い”とは想像を絶するものでした。登山口から初っ端の樹林帯の3時間歩きで、暑さと湿気でとても息苦しくなり意気消沈。



「ダウン・・・。(-_-;)」

実は早々にヨメさんへギブアップを申告。ザックの重さと寝不足からくる体調不良によるものと想像できましたが、飯豊のお花をすぐにでも見たいヨメには全く取り付く島もなく、華麗に却下。
尻をたたかれながら、水と塩とカロリーを摂取されながらの小休止をたくさん取らされながら、先ずは“三国岳避難小屋”を目指したのです。




コースの途中には“峰秀水”なる冷たくてべらぼうに美味しい水場があって、それはそれは生き返ったものでした♪(º∀º) ちょうど持参してきた水の半分を飲み干していたので、全て満タンに給水補給。冷たくて美味しい水場だっただけに、その場から離れるのがとても辛かった。



〈稜線〉


〈剣ヶ峰 岩稜〉



そして稜線へ出て、廻りの景色を楽しみ、蒸し暑かった樹林帯から解放されたと思いきや、今度は剣ヶ峰岩稜の岩肌に蓄熱された暑さにダメージを受ける。相当ヘロヘロになって“三国小屋”へ到着するのであった。




三国小屋では少々小休止。岩場の暑さにやられ水の消費が激しかったので、三国小屋でポカリスエット500円をひとつ追加購入。・・・ぬるくて涙する。(>_<)



「奥に見える山が飯豊本山」

さて、三国小屋からこの日の目的としていた“本山小屋のテント場”のある飯豊本山をロックオン。・・・遠い。コースのCTを確認すると、4時間ちょっとで着けるようだ。






だが今度は、三国小屋を過ぎてからはヨメさんが激しくバテ始める。逆にボクは元気に元通り。ヨメさんは日陰を探しては小休止を取りまくり、ボクは稜線で少しでも風を受けたいがために少しでも先へ急ぎたい。
暑い時期のコンビ山行はなかなか上手く行かないものである。まさかCTが2倍もかかるとは思いもよらず。



「なんだか遠い飯豊本山」






〈マツムシソウと大日岳〉

結局この日は“種蒔山”を過ぎた辺りでターゲットを“切合小屋のテント場”へと変更。お互い体を労わりながら、お花でも撮ってゆるゆると先へ行くことにしたのです。もうバテバテで喉がカラカラだったので致し方無し。




切合小屋”へ到着。テント場の受付をし、とりあえず一泊分の二人料金2000円を支払い、テントの幕営地へ向かって急いで設営する。テントの中へ放り投げたザックからは、キンキンに冷やして持ってきた大量の缶ビールとつまみをだけを取り上げて、小屋の影になっているベンチの特等席へ向かうのであった。・・・ビールが旨くて涙する。(º∀º)



「歩荷したビール類」

ところで、切合小屋には、とても“冷えた”缶ビールも缶酎ハイもジュースもあってものすごく驚いた。これは小屋番さんが取りにいける雪渓がまだ残っているお盆の時期あたりまでは、こうして冷え冷えのドリンクを提供できるのだそうだ。
ああぁぁぁ(´Д`)、この情報さえ知っていれば、ヘタに大量のビールと酒を歩荷してバテる必要など無かったのに・・・と大失敗。




切合小屋は、テント場も水場もトイレも全てが近くてすこぶる良かった。冗談に全く聞こえないギャグを云う小屋番さんも面白くって良かった。噂の温い水は、夜になるとちゃんと冷えるからボクはあんまり気にはなりませんでした。




テント場からの景色は北西側しか見えませんが、飯豊本山も大日岳も見えて、意外と良くって感無量。この日はその景色に酔いしれて、そして疲れて酔いつぶれて翌朝を迎えます。(~_~;)

2日目に続く
 
| 山歩きと山登り | 11:14 | comments(2) | -
巻機山歩き


なにがなんでも山を歩きたかった先週末。そしてなにがなんでも高速道路で長距離を走りたかった先週末。
鈍ったカラダに活を入れるべくお天気な山 & ジムニーに取り付けた“新機能”を試せる高速道路に近いよき山域はないものかと考えていたら、ボキャブラリーの少ないボクの引き出しの中からは『巻機山』しか出てきませんでした。(~_~)




先週末のお天気。晴れ間が出るのは新潟県と秋田県と青森県の日本海側あたりとなっていましたから、関越自動車道でバキュ〜ンと北上し、塩沢石打ICで降車したら、登山口のある“桜坂駐車場”までは20分の道のりと近いのが良かった。
山を歩いたおかげで運動不足も解消となり、さらにはジムニーに取り付けたクルーズコントロールの試走も満足のゆくものとあって、なかなかの週末となりました。




そんな7月7日の山歩きのこと。気がつくと七夕山行でもありました。そして何と結婚記念日山行というおまけ付き。今年も無事に迎えられた。




さて登山口のある桜坂駐車場には7:40分に到着。この日はいくつかある駐車スペースもまだまばらだった。駐車料金の500円は帰りに支払うシステムなので、トイレを借りて8時過ぎには歩き始めた。



前日の雨のことを考慮して、この日は最初からゲーターを付けて歩き始める。予感は的中し、もう初っ端から足もとが泥々になっていた。歩くコースは井戸尾根ピストンルートなので、下りが思いやられるのであった。まいっちんぐ。



ドロドロでムシムシ蒸し暑い樹林帯を抜けて、五合目、六合目、七合目と順調に飛ばして歩いたら、丁度シャリバテになってしまったので岩場に腰を下して“おにぎり”補給を決めこんだ。最近の充電チャージには、セブンイレブンの“チャーハンおむすび”と“ドライカレーおむすび”が食べやすくて美味しくて超の付くお気に入り。




そして稜線へ。景色が抜群に良くなり、がぜんやる気満々モードになるのだが、矢張り8年前に歩いたときと同じで、“ニセ巻機山”の九合目までがキツイことキツイことこの上ない。(´Д`)




でもそこからは巻機山までは歩きやすい階段状の木道が続くので、それほど難儀せずに山頂へ到着。・・・嘘、階段の木道が歩きやすくても結構ヘトヘトになって山頂へ到着。意外ときつくて4時間半もかかってしまった。




山頂標識のあるあたりでいったん息を整えたら、その先のケルンのある本当の山頂まで足を延ばして、パノラマの景色を堪能しておいた。そこからの景色、またいつか是非とも“山のパノラマ写真まとめ”でも見たいものである。




今山行。澄み渡る青空とまでは行きませんが、狙い通りのお天気で◎であった。特に山頂で見た、池塘とまるで夏山のような鮮やかなグリーンの高層湿原が綺麗であった。山頂での風が爽やかで心地よかったな♪



因みに帰りの車中、クルコンの効果がてきめんであった。横でヨメ氏が高いびきで寝ていようとも、ボクが平常心で帰って来られたのは本当に素晴らしい。満足のいく山行であった♪




■ルートラボ:https://yahoo.jp/ZelfRl
 
| 山歩きと山登り | 07:56 | comments(2) | -
雨の棒ノ嶺歩き

〈棒ノ嶺のゴルジュ〉
※ゴルジュとは、切り立った巨大な岩壁に挟まれた谷のこと。


週末のこと。飯豊山を愛する埼玉支部の2人から、“奥武蔵の「棒ノ嶺」歩くんだけど〜”って連絡が入り、少々返事に悩んだ。(´Д`)
その2人、こよなく自身のカラダを痛めつける通称“ドMルート”を歩きたがりで有名人なので、ちょいと悩んだのである。先週末は確か、ホーム山の雨巻山を、“一筆書きなる軌跡”で10時間もの時間を費やして歩いていた変態さん。しかもまた雨の中・・・。






てことで先にヨメさんへ連絡を取り、棒ノ嶺って変態ルート無いよね?大丈夫だよね?的な内容で確認をまず取ったのであった。
そして、「ノーマル?」「アブノーマル?」「ブルーチーズサンバースト?(さらにやば目のルートの意)」とルートの確認を取ると、さわらびの湯からゴルジュを通り、ゴンジリ峠経由、山頂で山ごはん。帰りは岩茸石から根っこの滝ノ平尾根を下って帰るノーマルルートと分かりほっと一安心。
OK牧場と返事をした、そんな6月22日の土砂降りの雨の土曜日のこと。




さて集合場所に、いきなり山仲間が“長靴”で登場。ノーマルだよね?ノーマルだよね?と再度ルートの確認。でもそのいでたちを見る限り、どうも変なところを歩くんじゃないのかと不安でならなかったが、




〈棒ノ嶺のゴルジュ〉

『棒ノ嶺のゴルジュ』までは沢の中をじゃぶじゃぶ歩くものの、あとは通常のルートを歩いてくれてほっと一安心。
OK牧場と返事をして良かった、雨で緑が生き生きしていた山歩きでした。






棒ノ嶺の山頂に到着。でも曇天。て云うよりガス。しだいに雨。景色はなんも見えねぇ状態。
雨は小康状態だったので、隙きを見て備え付けのテーブルを借りて山ごはんとした。





ウチはお湯を沸かして入れて混ぜるだけのカレーメシ。でもって毎度々ちゃんと山ごはんをこしらえる山仲間からいつものタコさんウインナーをもらい、カレーめしにINした。今回はプチトマトと一緒に和えていたプチゴージャス版♪(°∀°)
大変美味しゅうございました。



〈岩茸石にて、日光澤温泉Tシャツの機能性を試用中。塩梅良し♪〉

今回の雨の山行で分かったこと。やっぱカッパ暑い!てこと。
どんなに高級なゴアテックスのレインジャケットを着ていても、蒸して激しい雨の中では、やっぱカッパ暑い!のである。
カッチン&ちいちゃん、今回も楽しい山行をありがとう。またいつか鍛えてくださいませ。ノーマルルートに限りますが・・・。~_~;
 
| 山歩きと山登り | 12:32 | comments(0) | -
鬼怒沼湿原歩き


珍しく暴風雨の中の山歩き。そして珍しくカッパ上下を着こんでの山歩き。目的の“日光澤温泉”へ立ち寄る前の、鬼怒沼湿原まで歩いてきた記録です。6月16日の日曜のこと。




スタート地点の女夫渕温泉駐車場は晴れていた。カッパを着るかどうするか装備に迷いながら、8時30分頃には歩き始める。序盤はお天気が持ってくれて、緑鮮やかな景色が楽しめて何よりでした。



そうこうして八丁の湯まであと20分ほどのところだったでしょうか、ヨメさんと話しながら歩いていると、左側の木の上から「バキバキバキー!」っと枝の折れるものすごい音がしたので、何だろと音の鳴る方を見上げてみると!
ななんと!( ఠ_ఠ )
クマ棚があって黒い獣がもぞもぞと動いていたのだった!
ひゃあ〜!!
熊だった!!!( ꒪Д꒪)



おっかなびっくりその場を立ち去り、すぐさま熊ベルを出してザックに取り付けたことは云うまでもありませんが、何度も来ている奥鬼怒遊歩道では初めてのことでしたので、朝からとてもショッキングな山歩きと相成りました。大汗かきました。






約二時間で日光澤温泉へ到着すると、お天気が急速に下り坂へ。
先ほどの件で大汗かいたし、雨だし、風強いし、寒いし、と言い訳してもうこの日は日光澤温泉までで良いのではないかと考えていたボクとは対照的に、ガンガン行くよー!上まで歩くよー!と元気ハツラツなヨメ氏。最近パワフル過ぎて、まいっちんぐ。




とは云え、買ったばかりの新しい“レインジャケット”を着て、性能を確かめられたのは実に良かった。ゴアテックスのカッパは、やっぱり薄くて軽くて快適で最高でした。しかも卸したてなので、雨が面白いように弾いて気持ちが良い。




土砂降りの雨に耐えながら鬼怒沼湿原へ到着。そしてそのまま鬼怒沼山まで行こうとしていたヨメさんをなんとか制止し、あまりの暴風雨で視界も悪いため、早々に引き返すことにしたのでした。



ヨメ氏、少々不満気味であった。言い聞かせるのが大変であった。最近パワフル過ぎて、まいっちんぐ。




で、日光澤温泉♨で一夜を明かし、重要な使命も果たし、帰路につく。
三匹の柴犬のわんこ、チャンわらサン。相変わらずの可愛らしさであった。サンボの大冒険のお話は、時間のあるときにでも小屋主さんに聞くと超面白い。(゚∀゚)



〆の温泉があってのことだけれども、終わってみれば、雨の日の山歩きもなかなかのものでした!
 
| 山歩きと山登り | 12:16 | comments(0) | -
飯豊山 杁差岳歩き


満開の“ハクサンイチゲ”の洗礼を受けて、磯B、とうとうお花が好きになりました!
(´_ゝ`)
そんな、良く晴れた6月2日の日曜日〜3日の月曜日のこと。




先日のGWに歩いてきた飯豊山“頼母木山 山行”のとき、次は是非ともハクサンイチゲの咲き乱れる時期にでもいらっしゃいと、飯豊山を愛する山ヤたちから云われていたことを実行。
どうしても外せない所用で土曜日に出かけられなかったため、月曜日を急遽休みにして、日月で飯豊山の“朳差岳”まで歩いてきました!



いやもうこれが大正解。日月の方が良く晴れたようで、満開のハクサンイチゲが見られました。群生したハクサンイチゲがとにかく綺麗で、どの方向から写真を撮っても絵になる華やかさ。この独特の雰囲気は本当に凄かったです。




〈足の松尾根〉

さてこの可憐なハクサンイチゲを見にゆくために、実はちょいと迷っていたことがありました。それは、奥胎内ヒュッテからのコースでは、ボクらではまだ日帰り山行は無理だから、どちらの小屋に泊まろうかと云うこと。



前回泊まったことのある“頼母木小屋”にするか、初めて泊まる“朳差小屋”にするか。その選択肢は“水”と“山行の長さ”によるもの。



〈滝見場〉

頼母木小屋は水が浴びれるほど出ていて行動水以外を持ってゆく必要は無く、コースの分岐点となる“大石山”からも50分ほどのゆるい道のり。かたや朳差小屋はまだ水が出ていないので持参してゆく必要があり、大石山からも1時間50分ほどの険しい道のり。
今のボクらに、水も無くて1時間も長くアップダウンの激しいコースを歩く自信が無かったのであった。(>_<)



〈頼母木小屋〉

でそんな時。頼母木小屋に土曜日から前乗りしている山仲間からとても嬉しい提案がありました。
「頼母木の水、朳差小屋まで歩荷してあげるよ!」と!!( ఠ_ఠ )
こ、これは何とも素晴らしい〜♪
てことでもちろんこの話にはすっかりと甘え、熱望するお初の朳差岳を目指すのであった。
この借りはいつか馴染みの焼き鳥屋でね。


〈目の前のピークが大石山〉



ところがどっこい、その分岐点となる“大石山”までが実に辛かった。
お天気が良すぎるのも考えもの。兎にも角にも暑くて暑くてときおり出てくる涼しい雪渓からはまるで動けない。
行動水を飲み切らないよう注意するも、ハッと気が付くとボトルの半分近くを一気に飲んでしまっていたオレのバカ。



〈4人の神さま〉

そんなとき、上から下りてきた山仲間と遭遇し難を逃れた。頼母木小屋から朳差小屋まで歩荷してきてくれた4人の神様たちだった。
水を荷揚げしてくれたのにもかかわらず、今度はキュウリの浅漬けと冷え冷えのトマトまでもご馳走になった。写真を撮り忘れるほどバクバク食べた。生き返った。もう少し頑張れそうとなる。
この借りはいつか馴染みの呑み屋でね。




そうこうして何とか一歩一歩足を進めてゆくと、どうにかこうにか大石山へ辿り着きました。当初そこから頼母木小屋方面へは行くつもりはなかったのだが、先ほど会った神様たちが絶対にそちらまで行ってこいと云うので素直に従った。
結果これが良かった。





群生したハクサンイチゲはこちらの方がスゴイものがありました。あまりにも綺麗で目を見張る。目的の朳差岳をバックにしてもよし、反対側のゼブラ柄の山肌をバックにするもよし、迫力満点のハクサンイチゲを終始楽しめました。

―――――



さて大石山まで戻ったら、気合いを入れて目的の“朳差岳”を目指して歩いてゆきます。
大石山からは鉾立峰を経由して行かねばならず、下って↘登って↗また下って↘また登らなければならず↗、これが最高にキツかった。(´д`)



そのキツさは事前情報で仕入れていた通り。実は途中から頼母木方面のハクサンイチゲを愛でているとき、このまま頼母木小屋へ進んでそっちに泊まっちゃおうか!なんて会話が出ちゃうぐらいに、おののいていたのでした。



とは云え、山仲間が朳差小屋まで“水を歩荷”してくれたのだから、それを絶対に無駄にするわけにはいかない。鉾立峰をパスしたら、景色なんてそっちのけでギャンブレル屋根の避難小屋、朳差小屋へ向かいながら充電チャージ。凍らせて持ってきたカルピスの口栓付パウチとウイダーインゼリーに救われる。
そしてとうとう朳差小屋の前まで来て足がピタリと止まった。





ものすごいハクサンイチゲだ!・・・すごい♪
こちらへも足を運んでおいて本当に良かったと思うほどの群生。これは力を振り絞ってここまで来た甲斐があったと云うもの。この日の有終の美を飾るにはとても相応しい風景であった。




そして、しばらくその場にてひとしきりお花を楽しんだら、小屋内へデカザックをデポして山頂へ向かった。当然ながら、重たいザックから解放されたカラダは軽い。朳差岳へは5分で到着。飯豊山はこれで二峰目となった。



しかもこの日は日曜日。もうまわりには誰も居なかった。ゼブラ柄の綺麗な飯豊連峰の主稜線をじっくりと眺めていた。感慨深い。



朳差小屋はこの日貸切かと思っていたら、初老の男性二人組と我々の4人であった。
この小屋の良いところは、入口別に1階と2階でフロアが分かれているところかしら。2階へは梯子ではなく階段で上がれるのもよい。上下に分かれてしまえば物音や話し声は聞こえるものの、互いの視線が全く気にならないのがよい。
平日宿泊の特権を生かして、大風呂敷を広げてゆったりと過ごさせてもらいました。




さてさて感動したのはここから。
朳差小屋へ戻ると、『磯B氏デポ品』と書かれた大きなナップザックが置いてあった。“水”なのは分かっていたのだが、あまりにも量が多い・・・。こりゃあ悪いことしたなぁと思いながら袋の中を検品してみたら、何と!( ఠ_ఠ )




“ウェルカムBEER”と“ウェルカム梅酒”までもが一緒に入ってた。



〈ビールの差し入れ シビレタよ!〉

しかもなんでだか知らないが、ビールも梅酒もキンキンに冷えていたのだ。
おそらくは水のボトルのどれかが凍っていたのだろうと想像ができるけれど、このささやかなサプライズが何とも嬉しくて涙する。飯豊連峰の景色に酔いしれながら、ビールを一気に呑んだ。あまりにも美味しすぎて涙した。



―――――





静かな翌日。早朝から青空が眩しい。
この日も朝から暑くなりそうだったので、朳差小屋を6時には出発し下山を開始。朝日を浴びて綺麗なハクサンイチゲに別れを告げて、キツイ登り返しに堪えながら鉾立峰、大石山へと順調に歩を進める。




〈シラネアオイも結構咲いていた〉







そこを過ぎればもうハクサンイチゲは見納めとなるため、その次の一歩がなかなか出ないのであった。お花にあまり興味の無いボクでさえ、ここのハクサンイチゲには首っ丈になってしまった。白くて小さい花は可愛くて見所満載でした。





〈タムシバ〉



前日に登ってきた“足の松尾根”を下りながら、何度も何度も後ろを振り返った。あの山は鉾立峰であっちは大石山と、帰りは先ほど歩いてきた山だから正確な山座同定ができて嬉しい。



しかし翌日も矢張り暑い・・・。下りとは云え、汗が目に入る程の大汗をかき、頭に巻いた手ぬぐいは今山行で何回絞ったことやらだ。(-_-;)



―――――







それにしても、よくこんな根っこだらけで岩場だらけの急登を上がってきたものだと我ながら感心する。それよりもこのコースを日帰りでやっちゃう人たちの多いことにも感心する。ここを歩く人たちは、皆、天狗じゃないのかと思うほどだ。




満開の“ハクサンイチゲ”の洗礼を受けて、磯B、とうとうお花が好きになりました!
・・・嘘。(~_~;)
花好きになるにはまだもうちょっと時間がかかりそうですが、でもとても愉しいお花見山行に行ってくることができました。また来年、是非とも再訪したいものである♡

―――――



■山域:飯豊山 杁差岳 2019年06月02日(日)〜03日(月)
■目的:ハクサンイチゲと杁差岳
■山泊:杁差岳避難小屋
■山水:水はまだ出ていなかったので仲間が頼母木小屋より“4L”歩荷してくれた。

■山行:〈1日目〉奥胎内ヒュッテ 05:25 ⇒ 足の松尾根コース登山口 06:16 ⇒ 姫子ノ峰 07:23 ⇒ 英三ノ峰 08:29 ⇒ ヒドノ峰 08:53 ⇒ イチジ峰 10:15 ⇒ 西ノ峰 11:08 ⇒ 大石山 11:17 ⇒ 鉾立峰 13:18 ⇒ 朳差小屋 13:52 ⇒ 朳差岳 14:03 ⇒ 朳差小屋 14:19〈泊〉
〈2日目〉朳差小屋 06:11 ⇒ 鉾立峰 06:52 ⇒ 大石山 07:43 ⇒ 西ノ峰 08:00 ⇒ イチジ峰 08:33 ⇒ ヒドノ峰 09:13 ⇒ 英三ノ峰 09:34 ⇒ 姫子ノ峰 10:37 ⇒ 足の松尾根コース登山口 11:30 ⇒ 奥胎内ヒュッテ 12:15
※リンク先のパノラマ写真は、フカくんのblog“山のパノラマ写真まとめ”から。

■ルートラボ:https://yahoo.jp/NTfVDX



■寝具:モンベル ダウンハガー800 #3+U.L.コンフォートシステムパッド120
■防寒:Tシャツの上にソフトシェルで十分
■下飯:新潟県新発田市 麺食堂まる七の“タンメン

 
| 山歩きと山登り | 15:00 | comments(5) | -
令和元年の“丸鍋会”
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令和元年の“丸鍋会”の話。5月25日(土)〜26日(日)のこと。
本来ならば“6つの丸鍋”が並ぶはず、なのだが・・・。(´Д`)



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去年の丸鍋会”での山菜料理に味をしめてしまったのか、今年もほぼ同じ頃に丸鍋会を開催。ところで丸鍋会とは、大菩薩嶺の、丸川峠にある丸川荘でしか売っていなかった『丸鍋』ユーザーの集まりのことで、丸川荘の小屋番 只木さんを囲んでどんちゃん騒ぎをするただの吞み会のこと。

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各々で持ち寄った酒の肴をアテにして、昼過ぎから夜遅くまで気持ち良く呑んだのであったが、今年はなんと!参加資格の丸鍋を!忘れてきた重鎮が!いた!( ఠ_ఠ )
丸鍋を持ってこないとはこれでは本当にただの呑み会・・・苦笑。まぁいつもの忘れ物大王さんのことなのでコレばかりはしょうがないが、いつかは丸鍋忘れ、やると思っていたのよね。まいっちんぐ。~_~;

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〈ヨメ氏のXデーの現場〉

丸鍋会までの山歩きは、先ずは柳沢峠に集合して、呑みたがりの先陣メンバー達で10時過ぎに駐車場を出発。酒とめしとつまみでズシリと重くなったザックを担ぎ、新緑の綺麗な山道を、丸川荘を目指してゆる〜く歩いてゆきます。
途中の苔むした山道では、ヨメ氏が“足首を骨折”した現場をみんなで検証し、あーでもないこーでもない。もう3年も前(2016年10月10日)のことなので今ではすっかり克服しているようですが、苔むした中にある横に走る木の根っこ(通称:横根っこ)を見ると、ドキリとはするようです。

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この日の山歩きは暑かった。ゆっくりと歩いてゆくはずだったのに、みな喉の渇きに耐えきれず途中からはほとんど休憩無しで足早に丸川荘へ。
到着後は小屋番さんへの挨拶もそこそこに、外の休憩スペースで缶ビールを数本一気飲み。あまりにも良いお天気だったので、岩に寝そべり日光浴する人も出てくる始末だ。

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〈この日はIPAビール祭りだった!タムちゃんありがとう♪〉

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よいピッチでビールをどんどんやっていくと、後陣の仲間たちも集まってきた。そしたら宴の場を小屋内に移して、まだ冷えているうちにと日本酒にも手を出し、揚げたての“コシアブラの天ぷら”を肴にこれまたどんどんやっていく。山菜の時期の丸鍋会、たまらん。至福♪

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〈日本酒:一本義 甜潤系 純米吟醸〉

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〈この日のアテ〉



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今年の丸鍋会では、以下のこんな人たちが集まった。各々で酒の肴をつくりながらそして呑みながら、とりあえずは近況報告会。


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・丸鍋会だと云うのに丸鍋を忘れてくる人
・痩せてカラダの調子が良くなり元気な人
・忙しくてやばい咳をずっとしている人
・丸鍋を持ってこないで丸鍋会へきた人
・エベレストを登ってきた人
・指先が凍傷になってしまい大変だった人
・カメラの撮影がとても上手になってきた人
・丸鍋会で丸鍋を忘れたことに気が付いた人
・大きな仕事が無くなってやさぐれた人
・念願の飯豊山デビューを果たしてきた人

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〈丸川荘の夜〉

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〈朝ごはん〉

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〈デザート:末澤ちはるさんのレモンのシフォンケーキとマンダリンと、丸川荘の珈琲〉

今年の丸鍋メンバーは8人が集まってくれた。丸鍋で繋がった山仲間の話はどれもこれも本当に面白い。中でも、ボクにとってはエベレスト登頂を果たした話がすこぶる面白くって興味津々だった。でも、色々な意味でやっぱりボクには無理だなと分かったのはとても良い収穫となった。登頂する話を聞いているだけでもう大満足だもの。

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さて今年も、只木さんのコシアブラの天ぷらの力を借りた“他力本願そば”がすこぶる美味しかった。来年もまた是非ともよろしく頼みたい。そしてサポートしてくれた丸鍋メンバーの皆さんも、また来年もよろしく。m(__)m

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覚書:帰りに立ち寄った道の駅たばやまの、“丹波山温泉 のめこい湯”のレストランの『塩かつ丼セット840円』がなまら旨かった。べらぼうに旨かった。めちゃくちゃ旨かった。

 
| 山歩きと山登り | 20:06 | comments(6) | -
両神山歩き with 民宿すぎの子


5月18日(土)〜19日(日)のこと。
毎年、新緑の頃になるときまって訪れている山と民宿。まるでウチのルーティン。その山を歩いて泊まらないと、なんだかもやもやするのだ。
山歩きは、埼玉県は両神山の“白井差コース”を歩いて、民宿は秩父の宿“民宿すぎの子”に泊まって旬の山菜料理を食べることが目的。
今年も無事に、行ってくることができました。そんなウチの、山系ルーティンのお話。




両神山の白井差コースとは、山中さんの私有地を歩かせてもらうコースなので、したがって有料(1000円)となっている。
良く整備された楽しいコースでとても気持ちがいい。ところどころに設けられている休憩ポイントが便利で、ついついそこで長居をしてしまいがち。



この白井差のコースは電話(0494-79-0494)にて事前予約が必要で、どうやら受け入れる人数の制限をかけているようだ。因みに駐車するスペースもあるため、このコースでは確実に車を駐められる。綺麗なトイレもある。水も川から引いてじゃばじゃば出ているので、汚れた登山靴も備え付けのブラシでもってガシガシ洗える。



山歩きの最初に渡される専用の地図と引き換えに、山歩き後に山中さん宅へ料金を支払いにゆくと、両神山のバッヂをもらえてなんだか少し得した気分。でももう何回もこのコースを歩いているので、ウチには両神山のバッヂがたくさんあって、さてこれどうしたもんかと実は少しばかり困っている。~_~;



さてこの日は朝から概ね晴れていたのだが、山頂へ着くとガスってしまいタイミング悪く真っ白だった。けれども、山頂はアカヤシオが満開でピンクの花びらがその景色によく映えていた。



珍しく空いていた山頂なのに、ガスってゆっくり堪能できなかったので、“ブナ平”なる広場へとっとと下りてお昼ごはんとした。これまた最近ウチの定番品、カップヌードル味噌で超簡単の山めしだ。にんにくがピリリと効いて今回も美味しい。買いだめした味噌がそろそろ終わりそうで悩ましい。




―――――――――――




山歩きのあとは、秩父錦の酒づくりの森で、“芝桜の丘限定 秩父米 純米原酒 瓶燗”という冷酒を買ってから待望の“民宿すぎの子”へと移動。とてもフルーティーで美味しい日本酒を見つけてしまったようだ。これは是非ともリピートしたい。



民宿すぎの子は15時からチェックインが可能。もちろん毎年その時間に合わせて山を下ってくるので、今回も15時ジャストにIN。部屋へ案内され、ご主人に軽く今年の山菜の状況を聞いたら◎とのこと。これでは山菜料理の晩ごはんが楽しみで仕方がない。



でも、17時30分の晩ごはんまではまだあと2時間もあるので、鉱泉のお風呂に入って山歩きの汗を流し、ビールを呑んで山菜料理へスタンバイ。ジェットバスの湯舟が疲れたカラダに心地良かった。



さて待望の、民宿すぎの子の山菜料理。端から端までのほとんどが山菜料理で至福であった。〆の蕎麦も絶品であった。中でもやっぱり山菜の天ぷらが抜群に旨い。イワタケ、こごみ、モミジガサ、タカノツメ、コシアブラの天ぷらはヨメ氏と争奪戦。



今年の山菜料理も大変に美味しかった!これでまた来年も楽しみです♪( ´∀`)

 
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| 山歩きと山登り | 17:35 | comments(3) | -
中倉山歩き

〈ローソク岩、にて〉

10連休のGWが明けた最初の週末、5月12日、良く晴れた日曜日のこと。
大型連休のGWが明けたばかりだからなのか、高速道路が予想以上に空いていてビックリした。なもんで、パーキングでゆっくり朝ごはんを食べてくつろいでいたら、いつの間にやら集合時間ぎりぎりになってしまい朝から額に汗する。



〈井戸沢ルートへの登山口〉

それにしてもこの日は朝から暑かった!(´д`)
歩き始めから頭に手ぬぐいを巻いてTシャツ姿で挑んでも、滝のような汗がすぐ額に流れて目に染みる!(>_<) サングラスなんてすぐに曇っちゃってかけられやしない。


〈痩せ尾根〉



それもそのはず、今回の山行も急登大好きの“カッチン&ちいさん夫婦”からの提案によるものだった。誘い文句はこう。「業務連絡、業務連絡。今回はゆるハイク、孤高のブナを見ながら山頂で山ごはんどう?」と。
ところが、いざ歩き始めてみたらゆるゆるハイクだなんてとんでもない。コースこそ短いものの、しっかりと変化のある歩き応えのある山歩きでした。


〈クライミ〜ング〉


〈登りきるとローソク岩〉

でもこれがすこぶる愉しかったのだ。
スロースターターのボクにとって、初めの長い林道歩きはとても良いウォーミングアップになり、その後に続く“急登”のオンパレードにも耐え忍ぶことができて何より。痩せ尾根や岩場歩きもこれまた楽しくて、ウキウキウォッチング。



初めて歩く山はいつも何処でも楽しいのだけれど、今回は登りで歩いた“井戸沢ルート”の尾根歩きが本当に気分爽快であった。低山にもかかわらず、景色が抜群に良いのだ。


〈眼下にローソク岩と井戸沢尾根〉

シンボリックな“ローソク岩”を過ぎてからがまたスゴイ。男体山を中心にした最高のパノラマの景色が楽しめた。しかも苦労して登ってきた痩せ尾根の稜線が、綺麗な筋のように見えたのも感慨深い。



↑同行者ふかくん、“山のパノラマ写真”の撮影に余念がない。余談だけど、山仲間たちが残念ながらblogから遠ざかってゆく昨今、こうしてまた新しく山ブロガーと知り合えるのはとても嬉しく思う。しかもそのコンセプトが面白い。



〈中倉山 山頂〉




〈下ったところにあるのが、孤高のブナ〉

さて、中倉山、標高は1530.4m。これまた稜線からの景色が綺麗で目を見張る。中倉山の頂を過ぎたら、目的の“孤高のブナ”の木に向かう。あらかじめヤマレコ等で予習をしてきたのだが、え?どれ?という感じで同行者に教えられてやっと分かったほどピークからではあまり目立たない。でもひとたび孤高のブナのまわりに近づくと、その凛々しくそびえる一本のブナの木の存在感が立派で見惚れてしまった。


〈孤高のブナ〉



そんな孤高のブナが良く見えるところで、やっと目的の山ごはん。この日はメスティン弁当を持ってきた。メニューは暑いことを見通して“冷やし中華”とした。これが大正解。



流水麵を水でほぐしたものをメスティンに入れ、その上に刻んだきゅうりとハムと、錦糸卵をIN。紅ショウガはラップして別添えし、スープと一緒に食べる直前にIN。美味しくてものすごく楽ちんだから、今後の暑い山行でヘビロテになりそうです。


〈団らん中〉



一時間ほどゆっくりみんなで山ごはんを楽しんだら、下山路は“上久保沢ルート”で下ることになった。今度は樹林帯。でもやっぱり急登。(苦笑) ザレているところもあるのでなかなか気が抜けないルートであった。そして林道へ出たらクールダウン。てくてく歩いて、銅(あかがね)親水公園の駐車場でお疲れさまとなった。



矢張り、歩いたことの無い知らない山は楽しい。今回も色々な発見があって、とても楽しい山行となりました。お付き合いしてくれた先輩方、今回もありがとう。


〈一番奥が、中倉山〉

■山域:北関東 中倉山 2019年05月12日(日)
■目的:山ごはん
■山人:カッチン、ちいさん、まーちゃん、つなちゃん、ふかくん、ケーコ、bebe。
■山行:足尾銅親水公園P(07:19)⇒ 中倉山(10:58)⇒ 孤高のブナ“山ごはん休憩”(11:07)⇒ 中倉山(12:05)⇒ 中倉山取り付き点(13:24)⇒ 足尾銅親水公園P(14:18) / 登り“井戸沢ルート” 下り“上久保沢ルート”
■山飯:メスティン弁当(冷やし中華
■ルートラボ:https://yahoo.jp/ZsbdQy

 
| 山歩きと山登り | 12:18 | comments(2) | -
大佐飛山“撤退”歩き

天ぷらパーティー歩き at 雨巻山”から、つづき。

10連休中のGW。後半戦は5月4日、土曜日のこと。
朝3時30分にiPhoneの目覚まし時計で起こされるとそこは( ఠ_ఠ )、なななんと“益子いくべ会”のうらら会長宅だった!(;´Д`)
そうだった。昨夜は雨巻山での“天ぷらレストラン”歩きのあと、うららさん宅での宴会にも参加させてもらい、そのまま一夜をあかしたのだった。う〜む、まいった・・・。またきっと、酒でごきげんな状態(醜態を晒す状態)のボクをあらわにしたに違いない。令和初の、まいっちんぐ。( ꒪Д꒪)白目




さて今回の山行。初めての『飯豊山行』に導いてくれた山仲間が、これまたボクらの心をくすぐるようなことを云う。「大佐飛山の天空の回廊で、山ごはんなんてどう?」と。



栃木県で一番遠い(アクセスするのに遠い)山であって、大佐飛山までは6つの山のピークを越えて行かなくてはならない。ピストンルートで軽く10時間はかかるコースと聞いていたのだが、その雪の“天空の回廊”がどうしてもこの目で見たくなり、同行させてもらうことにしたのだった。




山歩きのスタート地点は、道の駅アグリパル塩原から車で20分ほど走った山中の、ハシゴがかけられた斜面脇(黒岩山新登山口)の林道から。コンビニで朝ごはんを買うとき一緒にソルマックも買って即飲んだのだが、なかなか二日酔いが治らずでまいっちんぐだったのを良く覚えている。




こいつはやべぇな〜(´Д`)と、額に汗しながら最後尾から皆を必死で追いかけているうち、超急登な長い長い登りで大量の汗をかいていたら、1つ目の“三石山”に到着したときにはすっかりと酒が抜けていたようでほっと一安心。やれやれだ。




2つ目の“さる山”を越えると、ところどころに雪が出てきた。3つ目の“山藤山”ではダケカンバの木肌が美しくてうっとり見惚れていたら、皆足が速くてとっとと先へ行かれてしまっていた。




と ぼちぼちこの辺から行く手を阻む意地悪な木々が登場してきて、ぐねぐねに曲がった木の幹を避けたり乗り越えたりくぐったりして難儀しながら先へ進む。






4つ目の“黒滝山”まで、もう少し雪の登山道が続いてくれたらずいぶんと歩きやすかったと思うが、そこは自然が相手。先週のヤマレコ情報では雪が残っていたとしても、GWでのこの陽気です。すっかり雪解けが進んでいたとしても矢張り不思議ではない。




やっとのおもいで黒滝山へ到着。そして小休止。山仲間がおすそ分けしてくれた“きゅうりの浅漬”がべらぼうに美味しかった♪






次の5つ目の“西村山”までもキツかった。今度は“踏み抜き”そして“藪こぎ”と腐った雪に笹ヤブと忙しい。特にシャクナゲの藪こぎが硬くて痛くてムチのように跳ね返ってくるものだからたまらない。しかも暑くて半袖のいでたちだったから、両腕に刻まれたムチのあとが未だに痛いオレのバカ。





〈作戦会議中〉

で西村山からちょいと先まで進み、6つ目の“大長山”まではあと1キロの道のりと分かり、メンバー皆で作戦会議。このまま先へ進んでも踏み抜きも藪こぎももっと酷くなるようだから、まだ山歩きが楽しめているうちに引き返し、先程の西村山でお昼ごはんにすることにしたのだった。



〈お昼ごはん中〉

てことで今回の山行記事は、大佐飛山、ましてや雪の天空の回廊までも行かずに、西村山で“撤退”とした山行の記録となりました。また来年、今度はもう少し早い時期(少なくとも4月中)にリベンジを誓い、一同帰路に着いたのでした。




結果はどうであれ、今山行も険しくてとても成長した山歩きとなりました。しかもこのGW中の山行は、ボクらにとっては初めてづくしの山行だらけですこぶる楽しいものとなりました。飯豊山と雨巻山と今回の大佐飛山。非常に内容の濃い〜山行でした。ヘトヘトです。(-_-;)

 
| 山歩きと山登り | 06:58 | comments(4) | -
天ぷらパーティー歩き at 雨巻山
雨巻山 天ぷらレストラン

10連休中のGW。後半戦は5月3日、金曜日のこと。
初めての『飯豊山行』に導いてくれた山仲間が、これまたボクらの心をくすぐるようなことを云う。「雨巻山で“山菜”の天ぷらレストランやるんだけど、どう?」と。
山菜には目がないので、これは是が非でも行かない訳がない!
そんな山仲間が所属する“益子いくべ会”が開催の山イベント、“天ぷらパーティー”を目的とした山歩きをしてきました。

雨巻山

栃木県は益子町にある“雨巻山”は、家からは割と近く、実はよくゆく山域の奥武蔵とはさほど距離が変わらない。むしろ車線数が多い国道4号線でスイスイ行ける分、こちらの方が近いように感じます。

雨巻山

さて、雨巻山は何と7年ぶりの再訪となり、ずいぶんと久しぶり。しかも、以前歩いたときからゴミひとつ落ちていない綺麗な山だなと感じていましたが、今山行もその感じは全くもって変わらずじまい。きっと益子いくべ会がさらに登山道を整備しているからでしょうか、とても歩きやすくさらに綺麗な山のように思えました。

雨巻山

歩いたコースは前回と同じく、足尾山、御嶽山を経由して、雨巻山(あままきさん)まで時計回りに歩いてゆくコースで、違うところと云えば、三登谷山へは行かず、雨巻山からは直近の林道を使って帰ってきてしまったこと。

益子いくべ会

この日の山行目的は“山菜の天ぷらパーティー”でしたので、カラダもちょうどほぐれて、ゆる山行で非常に良い塩梅だった。因みに“山歩きの地図”は益子町のHPからダウンロードができる。

雨巻山 天ぷらレストラン

で、その山菜の天ぷらパーティーが凄かった。本当にまるでレストランのよう。こころばかりの協力金を募金箱に入れて、お皿とお箸を受け取ったらすぐさま行列ができてしまうほどの人気ぶり。雨巻山の山頂で、もう毎年やっているのだそうだ。

雨巻山 天ぷらレストラン

天ぷらは、コシアブラ、ふきのとう、山椒の葉があり、本当にこれは美味しかった。しかも他に、お赤飯、ワラビにタケノコ、〆のお抹茶などもあり、受け皿にたっぷりと盛ってしまった。しかもお代わりまでして。(~_~)
結局、持参してきたお昼ごはんはそのまま手を付けずに持ち帰ったほど爆食いしてしまった。

雨巻山de天ぷら

そう云えば、令和になってからの歩き初め。なななんと雨巻山での食いしん坊登山となってしまった。(´Д`) う〜む、何だか嫌な予感がする・・・。苦笑

つづく
 
| 山歩きと山登り | 21:27 | comments(0) | -
残雪の飯豊山歩き


梅花皮(かいらぎ)、朳差(えぶりさし)、頼母木(たもぎ)。この山行で覚えてきた名前の数々。とうとう、かねてより憧れだった残雪の『飯豊山』を歩いてくることができました。
今山行はその飯豊山の一つ、“頼母木山”を歩いてきた記録の話。しかも今山行は“平成最後の山歩き”となる4月28日(日)〜29日(月)のこと。GWの前半戦。お天気に恵まれたとても楽しい“飯豊山デビュー”の山行と相成りました。




先ずは残雪の飯豊山・頼母木山に連れて行ってくれた飯豊山フリークの山仲間に感謝。残雪期限定で、しかもコースを熟知している人に案内してもらわないと、到底ボクらだけで歩くのはかなり難しいコースを歩いてきました。



コースへのINは、梅花皮荘より先にある民宿奥川入から。そして標高320mの“西俣ノ峰登山口”から標高1023mの西俣ノ峰までは一気にぐいーんと高度を稼ぐ。いやはやこれがキツくてキツくてまいっちんぐ。(´Д`)







「新緑が綺麗だね〜」や「カタクリが小さくて可愛いね〜」だなんて云うゆとりや余裕は、全くもって口に出せないほどの急斜面。しかも飯豊山の猛者たちに付いてゆくのだって精一杯。その間の急なところの写真があまり無いことに驚いてしまった。(~_~)





〈オアシス♪〉

さて、あまりにも急な斜面をパスしてやっとこさ辿り着いた先は、楽園でした。ちょっと大袈裟すぎるかも知れないけれど、目が痛いほどの日差しの影を落とす“十文字ノ池”での木陰は、本当に楽園だった。そよ風を肌に感じながらおにぎりと塩でエネルギー補給。




暑くて持参してきたビールに手が出そうでしたが、まだ1/3のところにも来ていないことをCL(チーフリーダー)に告げられ意気消沈。ビールの旨さをさらに倍増させるため、そこは我慢ガマンであった・・・。





〈左側には雪庇・・・〉


〈超急登な斜面、ヨメ氏軽く滑落する〉

次の休憩&補給地点は“西俣ノ峰”となった。そこから見られる景色がこれまた半端ではなかった。ぱっくりと口を開けたような雪庇の危険な感じと、何処までもアップダウンが繋がっていそうな魅惑な登山道がたまらない♪(゚∀゚)






初めての飯豊山に登る興奮から、あまり寝られずに下がっていたテンションも西俣ノ峰ではMAXへと上昇。前日に降った真っ白な雪と、目に鮮やかな青い空とのコントラストがあまりにも美しかったのであった。






枯松峰を越え、右手に鉾立峰と杁差岳がぐぐっと近くに感じて来ると、この日の目的地である『頼母木小屋』は“意外と”近いのだとCLから聞かされる。ちょうど酒と酒と酒で重くてしんどかったザックに嫌気が差していたところだったので、この知らせにはずいぶんと気力が奮い立った。






頼母木平でひと息入れ、頼母木山へは明日登ることにして、頼母木小屋へ向けてトラバースを開始する。先ずは何もかもが“キンキンに冷えたビール”のためであった。皆本当に最後のラストスパートが速いこと速いことこの上ない。ボクはあっという間に最後尾に・・・。汗






ところがどっこい、頼母木小屋が見えだしてからがこれが実に長い――。ビールの旨さがどんどん倍増するのであった。




〈缶ビールを雪で冷やすメンバー〉



頼母木小屋へ到着後は、放り投げたザックから缶ビールを取り出し雪の中へ入れて急速冷凍。あとは小屋内へストーブを出し、水にするための綺麗な雪をビニール袋へ確保し、着替えて寝床を整えたら、やっとゆっくり腰を下ろして“乾杯!”へ。
それはそれは・・・( ´∀`) えも言われぬビールの旨さであった♪






さて小屋では宴会が進み、酒も進み、料理上手な仲間がどしどし“酒の肴”をつくってくれる。どれもこれもが美味しかったのだが、行者にんにくを乗せた“冷奴”と、丸鍋でつくった“コシアブラのペペロンチーノ”が最高に美味しいツマミとなった。





〈佐渡島に沈む夕日〉


〈夕日の大きさにもびっくりだが、佐渡島の大きさにも驚いた〉

特に今回この山行に誘ってくれた仲間が、大菩薩嶺は丸川荘の“丸鍋”を持っていることを知ったときはびっくり仰天だ。( ఠ_ఠ )




メインは『鴨鍋』であった。これまた料理上手な仲間がこしらえてくれてもう感無量。ボクらは軽い野菜だけ持参してその鍋に入れてもらい、文字通り今山行のメンバーにも入れてもらって感無量。



そもそもGWに憧れの飯豊山に来られるとは思ってもいなかったし、こうしてまた素敵な山仲間に出会えるとは思ってもいなかった。鴨鍋、美味しすぎて3杯もお代わり。大変に美味しゅうございました。m(__)m








因みに小屋ではこの日、一緒に歩いてきた我々メンバー7人含め、総勢10人となっていた。うるさくしないように注意していたつもりではあったが、例によって気がついたら寝袋の中だったので、宴会の最後の方、果たしてどうだったのか気が知れない。まいっちんぐ。

――――――――――



翌朝、誰かが缶ビールのプルタブを開ける“プシュッ”って音で目覚める。良く知る克ちゃんかと思ったら、新しく知ったカッチンだった。類は友を呼ぶと云うように、本当にボクらの廻りには“呑兵衛”が良く集まるもんだ。



綺麗なバイオトイレ棟で用を足して小屋へ戻ったら、“丸鍋”からは白い湯気が勢いよく出ていてスタンバイ直前のご様子。グループリーダーからは“ごはんのおとも”だけ持ってきてと指示があったので、真に受けてウチは山形の“自家製だし”だけ持ってきた。ウチのはやや粒が大きいナス、オクラ、ミョウガ、キュウリだけのシンプルなだしが定番なのだが、意外とこれがちやほやされて大満足。



タコさんウインナーなど、洒落た山ごはんを堪能できて最高の朝ごはんであった。








平成最後のボクらの山歩き。頼母木小屋を8時に出発し、前日に言った通り、頼母木山を登頂。そこから見るパノラマの景色が素晴らしくてなかなか足が先へ進まない。








下りは雪が締まっているところではグリセードで速く降りられて非常に楽ちんで楽しかった。ところが途中から気温が高く雪がくさってくるともう大変。ステップも消え、踏み抜き地獄に大ハマリ。それも残雪の雪山の楽しさと思えば良いのだが、やはりここは快適にアイゼン効かせてサクサク降りたかったものである。








名残惜しい飯豊山に別れを告げ、前日に相当苦労していた急登をスムーズに下り、駐車場の梅花皮荘Pが見えてくると何だか一安心。途中では、つい先程まで近くにいたと思われる“クマ”の足跡に驚きながら、危険箇所を絶えずフォローしあって無事に下山することができて何よりでした。





〈クマの足跡〉

一日目のコースタイムは8時間33分。梅花皮荘を06:02に出発して頼母木小屋には14:35に着いていた。二日目のコースタイムは6時間32分。頼母木小屋を08:13に出発して駐車場のゴール地点には14:43に到着。
梅花皮荘で♨に入ってから帰路についた。顔と腕の日焼けがひどくて温泉では痛くてたまらない。そんなになるほどの快晴に恵まれ、とても良い“飯豊山デビュー”を飾れました。




来月には真っ白なハクサンイチゲが満開な飯豊山(杁差岳)が見られるんだとか。・・・うむ、それは是非とも行ってみたいなと云う気分になってきた。違うところもまた登りたくなってきた。飯豊山の魅力にたっぷりとハマって帰ってきた、とても良い山行でした。



同行してくれたカッチン、ささやん、秋ちゃん、ちまるちゃん、そして声をかけてくれた ちいさん、ありがとう。おかげさまで記憶に残るとても楽しい山行でした。また今後もよろしく頼みます!(・∀・)




■山域:飯豊山 頼母木山 2019年04月28日(日)〜29日(月)
■目的:残雪の飯豊山歩き
■山泊:頼母木小屋 この日は10人が宿泊 ※避難小屋協力金 一人1500円
■山水:水はまだ出ていないため、雪を融かして調達。
■山行:一日目(8時間30分) 梅花皮荘P 06:02 ⇒ 西俣ノ峰 09:21 ⇒ 頼母木小屋(泊) 14:35 / 二日目(6時間30分) 頼母木小屋 08:13 ⇒ 頼母木山 08:49 ⇒ 西俣ノ峰 12:17 ⇒ 梅花皮荘P 14:45

■寝具:モンベル ダウンハガー800 #3+U.L.コンフォートシステムパッド120
■防寒:ダウンセーター(patagonia)+ダウンパンツ(Marmot)
■下飯:山形県長井市今泉 かめや“中華そば”(馬肉チャーシュー入り)

 
| 山歩きと山登り | 13:51 | comments(4) | -
裏筑波山歩き〈ケーコ編〉
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湯袋峠から裏筑波を歩いた4/21の話
ここで見られる平成最後のニリンソウ、カタクリ
同行者は昭和の女くにさんまつおの母


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 湯袋峠7時ちょい過ぎスタート

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キランソウ

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フデリンドウ

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ラティオス(ヤマエンゴサク)

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思いのほか天気が好転せず、花は閉じ気味


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アケビ
上の大きいのが雌花、下の小さいのが雄花、
雌花にはアケビの実になるらしきモノが5つついていた
綺麗な造形でお気に入りに追加

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咲き残っていたカタクリとニリンソウの夢の共演

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シキミ
全部毒だから、食べてはいけない

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キャンプ場で昼食を済ませ、居ても立ってもいられず

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おばちゃん2人はキャンプ場の草むしりをし始める

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キブシ
雄花がナンチャラ、雌花がナンチャラの確認中


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クロモジは爽やかな匂い、アケビの葉とツルは苦い、
ニリンソウの群生の中に猛毒トリカブトが紛れ込んでいたりする、
ウグイスカグラの実は甘く食べられる、などなど・・・
鳥の鳴き声はすっかり忘れてしまったが、
五感が研ぎ澄まされる山歩きだった
早起き頑張ったくにさん、そしてCLまつおの母に感謝

 
| 山歩きと山登り | 07:58 | comments(6) | -
天覧山・多峯主山めし歩き
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4/14日、日曜日の山歩き。


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この日歩いた里山は“天覧山”と“多峯主山”。標高195mの天覧山にいたっては、飯能市市民会館の駐車場から見えるポコッと盛り上がった丘みたいな山がそう。たぶんのんびり歩いて15分ほどで到着するはずだ。でもそこからの眺めが意外と良い。

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ここへ訪れてくる人たちは、皆軽装で朝の散歩よろしく的な装いで、景色を見に来られている人たちが結構いたな。そして皆の挨拶が軽快で気持ちが良かった。
やや霞んではいたが、この日は新宿副都心もスカイツリーも富士山も肉眼でバッチリ見えた。

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入の谷津田にて、マムシに注意。
ヨメ氏が撮ってくれる写真はいつもこんなものしかない。まいっちんぐ。(´Д`)

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先へ進み今度は標高271mの多峯主山(とうのすやま)を歩く。こちらも標高はとても低い山なのだが、先ほどの天覧山以上のパノラマの景色が楽しめた。

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さて、もう山ごはん。(~_~;)

今回は朝ごはんと昼ごはんを兼ねたブランチとした。この日はまったく距離を歩いていないんだけれど、景色もよく丁度良いところにベンチとテーブルがあるものだから、ま しょうがない。
また例によって“メスティン丼”をつくりました。沖縄土産をありがたく頂戴したもんだから、メニューは白飯を炊いてラフテー丼とスーチカ―丼とした。

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で このままたいした距離も歩いていないうちに帰るのもアレなんで、ちょっと遠回りしてから戻ることにしたら、これが意外と楽しくて良かったのであった。
入間川の、吾妻峡とドレミファ橋方面へ向かったのである。

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変な畑”があって、変な橋があった。
二輪草がとても綺麗で、のんびりと川の畔を歩けるのどかな散歩みちでした。
 
| 山歩きと山登り | 17:54 | comments(0) | -
カフェ丸川荘歩き
山小屋丸川荘

4月7日の日曜のこと。
何処でも良いので軽くカラダを動かしたかった。ふと思いついたのが丸川荘。大菩薩嶺ではなく、その山頂の下の方にある“山小屋丸川荘”だ。そこの小屋主の只木さんが淹れてくれる美味しいコーヒーを飲むことが今山行の目的。ゆっくりと歩いてきた。たまにはこうした山歩きも実に楽しい。

柳沢峠ルート

アクセスは柳沢峠から。当初は裂石側から歩き始めようと考えていましたが、トイレして駐車場が空いていたので柳沢峠から歩き始めてしまった。天気予報は晴れのち午後から曇り。午前中さえ気分良く楽しく快適に山歩きできれば良しとして、丸川荘からの帰りのピストンはさくっと下りるつもりであった。

柳沢峠ルート

ところがどっこい、柳沢峠からのルートにはまだ結構な雪が残っており、足を取られてまいっちんぐ。大幅に時間をロスする。しかも気温が高かったせいか、雪が腐ってずぶずぶ潜る。かと言って日陰に入るとつるつるのアイスバーンだったりで気が抜けない。特にヨメ氏。なもんでのらりくらりと慎重に歩いてゆく。

山小屋丸川荘

青いトタンが印象的な山小屋丸川荘が見えてきた。玄関前で、小屋主の只木さんが何やら仕事で忙しそう。とりあえず、元気な姿の只木さんを見られて一安心。去年秋に大怪我をされて心配していたところだ。
小屋で一息ついたら、豆から挽いてくれるコーヒーを注文。何種類かあるうち、濃くてコクがあるナリーニョストレートを頼んだ。うむ、旨い。

山小屋丸川荘

と同時に、時間のかかる炊飯に取りかかる。この日の山ごはんは“たこ飯”とした。うむ、これも旨い。手前味噌だが、とても美味しくご飯が炊きあがった。新しい調理道具メスティンの使い勝手もバッチリ。実践したので、これで何処かの山の上でも大丈夫かしら。いやきっと大丈夫だろう。

山小屋丸川荘

食後にはヨメ氏ともう一杯ずつコーヒーをおかわりした。今度もナリーニョストレート。新しい茶菓子の“そばっこ棒”なるそば粉で作ったビスコッティがあったので、ひとつ購入して珈琲に合わせて食べてみた。うむ、旨い。
只木さんに云わせるともう少し甘い方が良かったというが、コーヒーに合わせるビスコッティだったらボクは今のままで良いと思った。

柳沢峠ルート

柳沢峠

カフェ丸川荘でひとしきり休んだら、下山へ取りかかる。来た道を戻るだけと単純明快ですが、先程通って来てつるつるだったところがきになるところ。この日は最後までノーアイゼンで歩き通した。ところが泥濘が酷かったのでノーゲイターで来たことには大後悔でしたが。(;´Д`)
丸川荘で美味しいコーヒーを飲むことが今山行の目的。ゆっくりと歩いてきた。たまにはこうした山歩きも実に楽しい。
 
| 山歩きと山登り | 07:58 | comments(0) | -
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