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bebeDECO /〈山歩きに山旅・キャンプに呑み食い〉⇒うつつをぬかすmemo的ウェブログ
浅間山外輪山歩き


黄金色に輝く黄葉した落葉松を見に、“浅間山”を歩いてきた2020年10月21日、よく晴れた水曜日のこと。

2020年10月現在は、浅間山の噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」となっており、浅間山の事実上の山頂とされている『前掛山』には登れないこととなっている。
よって、浅間山の外輪山までは入山を許されているので、黒斑山を経て、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と進み、賽ノ河原に湯ノ平高原を通り、草すべりからトーミの頭へと戻り、ぐるっと浅間山の外輪山を歩いてきたのでした。







スタートは“高峰高原ビジターセンター”の駐車場から。平日だと云うのになかなかの登山者入り。
事前情報から、もうすでに“浅間ゴールド”と呼ばれる黄金のカラマツの見頃には遅いのは分かっていましたが、これがなかなかどうしてで、まだまだ十分にその綺麗な落葉松を愉しめた山行となりました。






小一時間ほどで到着する“トーミの頭”からの景色からがもうスゴい♪ 見ごたえバッチリの◎の景色でした♪
ガトーショコラと呼ばれている雪のついた浅間山から、裾に広がる黄金色のカラマツの山容があまりにも綺麗で舌を巻く。








山頂の狭い“黒斑山”は写真だけ撮ってすぐにスルーし、次の“蛇骨岳”で一息ついた。蛇骨岳からの稜線歩きはさらに素晴らしく、南に浅間山、そして北に雲海が何処までも広がってここでも景色の綺麗さに舌を巻く。






さて このままずんずん休まずに先へ進んでも勿体ないんで、“仙人岳”では腰を下ろしてのんびりお昼ごはんの大休止。カールの景色が素晴らしい。



もうすっかり山専ボトルにお湯を入れて持参する季節になってきました。この日はぽかぽか陽気ではありましたが、やはり山頂では日陰やひとたび風が吹くともう寒い…。






浅間山が良く見える“鋸岳”まで来たら、凛々しい山容に別れを告げて“Jバンド”まで戻り、急なガレ場を下って三ツ石へ。ほっと一息ついたら“湯ノ平高原”まで歩き、黄葉した落葉松エリアで小休止。



でも悲しいかなカラマツの葉はほとんどが落ちていた…。あと一週間早く来られていたらと思うと残念でなりません。お天気め…。




そしてその名の通りの“草すべり”へ。ジグザクで急なつづら折りを登り返す。途中、歩いてきた後ろを見返すと、これまたびっくりで綺麗な景色がお目見えだ。



浅間山へは季節問わず何度も訪れていますが、少し黄葉の見頃には遅かったかもしれないけれど、この日の山行は最高のものとなりました。




青空、浅間山の雪化粧、広がる雲海、そして黄葉した落葉松。見るものすべて色鮮やかで、とても有意義で愉しめた山歩きでした。
朝早くからガスがかっていたので、今山行はゆっくり目のスタートにしたのが良かったかと思う。次は雪のときにまた訪れよう。




浅間山外輪山歩き:
高峰高原ビジターセンター〈08:30〉→中コース→トーミの頭〈09:40〉→黒斑山〈10:05〉→蛇骨岳〈10:40〉→仙人岳〈11:15〉→鋸岳〈12:15〉→湯ノ平口〈13:10〉→草すべり〈14:10〉→トーミの頭〈14:25〉→中コース→高峰高原VC〈15:15〉
 
| 山歩きと山登り | 06:50 | comments(0) | -
裏岩手縦走〈ケーコ編〉三日目


二日目の続き

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10/10土


小屋の中は6.5℃、外は3℃、天気はもちそうだが風が強い。
今日は八幡平頂上14時50分発の自然散策バスで松川温泉に戻ればいい、ゆっくり出発する。
1日1本だけのバスってのはちょっとドキドキするな。





岩手山は雲の中、高い雲と低い雲が入り交じり、空が騒がしい。







嶮岨森(けんそもり)、前諸桧(まえもろび)、諸桧岳(もろびだけ)、とゆるやかなアップダウンを繰り返し、
立ち枯れ地帯を抜けると、目の前に畚岳(もっこだけ)が現れる。



時間はたっぷりあるので「もっこ」も登ろう。
強風で長居こそ出来なかったが360度、遠くまで見渡せる展望の山であった。



八幡平も風は強いわ、観光客が多いわ、レストハウスの食堂は休業中だわで、
悪天候時のプランBで“藤七温泉”まで歩く。下りなんでスイスイ楽ちんで良い良い。
勝手に岩手宣伝大使をしてるちゅちゅ先輩からの、
「湯浴み着を買って、混浴露天風呂に入り、泥パックをして来い!」との推しが激しく、
興味津々だったのである♡

好天時のプランAは八幡平〜源太森〜黒谷地湿原の散策だった。
藤七温泉にして大正解、思いっきり楽しんじゃった。



車だと一瞬しか見えないかもしれないが、八幡平樹海ラインを歩いて下ると、
露天風呂の全貌がよーくわかる。もうね、あの開放感たるや、笑ってしまう。
群馬の尻焼温泉以来の衝撃だった ( ఠ_ఠ )




山の斜面から湧き出ている源泉に直接入っている感じで、
湯床から絶えずボコボコ吹き出している所の周辺に泥が溜まっているようだった。
それを体や顔に塗って泥パックをする。
こういう時、私は貪欲で顔にもたっぷり塗ってしまい、いざ泥を洗い流そうとするも
泥を泥水で流す様なものだから、目の中がゴロゴロしてしまい、
帰宅後、家の風呂で洗い流してもまだゴロゴロが取れず痛かった。
顔の泥パックは目の下までに留めておいた方が良いかも。

がきデカふうな人🍄もちらほら居て、目のやり場に困ったりするかもしれない。
けどまぁ魂の自由を感じ、楽しんだらいいんじゃないかな。



カレー南蛮そばと稲庭山菜うどんを食べ、藤七温泉14時54分発のバスで松川温泉に下りた。
バスは乗車時に整理券を取り、降車時に現金払い
藤七♨〜松川♨区間は30分程度、大人¥560
松川温泉峡雲荘前のバス停から駐車場に戻り、



盛岡へ移動し、ぴょんぴょん舎で冷麺と焼肉を食べて帰る。
そう!なんとぴょんぴょん舎の会計レジ横で岩手の松茸が売られていて、
翌日、大深山荘の水場の水と埼玉の新米で松茸ご飯を炊いた。美味しゅうございました。
今年は松茸の当たり年なんて噂もちらほら耳にした。
少なくとも藤七温泉産の松茸🍄は大豊作だったな。ニヤリ



振り返ってみて、
達成感じゃなく、
すごく満たされた山旅だった。


〈おしまい〉
 
| 山歩きと山登り | 17:01 | comments(0) | -
裏岩手縦走〈ケーコ編〉二日目

〈大深山荘のマジックアワー〉

一日目の続き

――――――――――

10/9金
朝食を30分早めてもらい、7時半前には宿(松川温泉 松楓荘)を後にした。


米と味噌汁が美味しい



トイレのある駐車場は7時半で20台の入り、ほぼ満車



松川地熱発電所
時間が合えば見学したかったな

駐車場から道なりに4~5分下ると右手に登山口
松川大橋Pからの登山道は現在通行止め




急な所は階段がつけられており歩きやすい



「あ、岩手山」


「あ、三ツ石山、見っけ」



歩きやすいと心に余裕が生まれる。多分、CTもゆるめの設定と思う。





三ツ石山荘
中を覗かせてもらうと、さっき追い抜かれた長靴履きのお兄さんがトイレ掃除中で、
「ちょっと待ってねー」と明るく言う。ご苦労さまです。
まだ自分のタンクにはかなりの余裕があるため、先に進む。







三ツ石山







紅葉も終盤とはいえ、はっとするような鮮やかな赤いの、残っていてくれててありがとう。



ニセ畚






小畚

なんていうか、たおやかな稜線を歩いている間だけは、
自分もそんな人間になれた気がした。今はもう別人、えぇ。



六曲がり
人が造ったジグザグ道との調和の、何て可愛らしいことか。
自然の中には無作為の美が溢れている。

三ツ石山〜大深岳はいいね〜



ここが乳頭温泉へと続くあの八瀬森の分岐かぁ。(くにさんとこで予習済み)
この時点で乳頭温泉まで全て刈り払われNO藪漕ぎとの事。(yasuyoさん情報)
行ってみたいような、行ってみたくないような、複雑な気持ちである。



大深岳


水場経由で大深山荘へ


ほんとうの水場
うちのせっかち君が水場まで0.2kmって書いてある所から、
20mも歩いていない水溜りで水を汲みそうになるもんだから、ホント呆れる。



大深山荘
随分と早く着いてしまった。
ゴミ1つ落ちてないような綺麗な小屋で、大切にされているのがよくわかる。









寝床を整えて、外で乾杯をする。

私達夫婦2人と先輩方4人のパーティ、計6人の静かな夜だった。
前日の利用者は3人だったそうな。
19時前には皆就寝。
ゴゴゴゴォォォという地鳴りのような風の音?で何度か目が覚めた。




三日目に続く
 
| 山歩きと山登り | 07:10 | comments(0) | -
裏岩手縦走〈ケーコ編〉一日目


♨ 松川温泉 松楓荘
――――――――――





高速道路くらいは運転を代わってあげたい気持ちは山々なのに、
どうも私は船漕ぎ専門で、至福のうちにバビューンと岩手着だった10/8~10/10の話

すっかりタイミングを逃してしまった。
今年こそはペーパードライバー講習を受ける予定でいた。
体が覚えているから大丈夫とよく言われるが、どちらがアクセルでどちらがブレーキかさえ記憶にない。
安全のため、ブレーキは大きくして踏みやすくしてるよねと真顔で答えるレベルである。
さらに自分が運転してる姿が全く想像できないのも困ったものだ。
早く自動運転が普及するといいな。

10/8木
台風14号が接近中、貴重な薄曇りのうちに八幡平へ向かう。
まずは人気(ひとけ)のない黒谷地湿原をぶらりとするも、笹薮の方からガサゴソガサゴソ・・・
大声を出して手を叩き、音楽も鳴らし引き返す。


「熊の泉」って




車を山頂レストハウス手前の無料Pに移動させ、岩手と秋田の県境をウロウロしてると、
すぐにわかった。
「あれ、もっこだよね?」
「多分そう、もっこりしてるから。」
畚岳(もっこだけ)だ。



明後日昼頃ここへ下山予定であるが、やはり今日のうちに八幡平も登ってしまおう。




山頂からの道すがら、気になるのは何故か畚岳で、
「あれ、もっこっかな?」
「そう、もっこもっこ!」
一度聞いたら忘れられない「もっこ」の響き、「もっこ」に夢中になってしまった。




――――――――――






八幡平樹海ラインで藤七温泉経由で松川温泉に下りる。
登山口Pの下見をし、松楓荘へ到着。



ウェルカム温泉卵




まだ明るいうちに洞窟岩風呂(混浴)へ吊橋を渡って行く。
うっかり裸にマスクでお湯に入ってしまった。これってひょっとしてコロナあるある?






もう一つの露天風呂(混浴)はとても入りやすかった。
入口は男女別で、女性だけが内湯と通路で繋がっており、脱ぎ着の煩わしさもない。
湯船に浸かったまま、ネッシー(死語?)のように移動した先にメンズが居る、という形式はとても良いと思う。
タオル巻OKと言われたけど、NOタオルでいける!





内湯は熱めとぬるめの二つ
熱めというか、超熱め



水が冷たくて美味しい



岩手の松茸ごはんが美味しかった。
好きなものは先に食べる派なんで、まつたけ御飯を二膳たいらげ、おひつを空にしたら、
配膳のお母さんがコショコショと「あと一膳ぶんくらいならまだありますよ。」って。
食べ過ぎて辛い思いをした“大天荘”の二の舞だけは避けたかったから、丁重にお断りした。
明日の昼用におにぎりにして下さいとも言いかけてやめた。いくらなんでもがっつき過ぎだろう。


今日のうちに精算を済ませる。
モモちゃんおやすみなさい。


二日目に続く
 
| 山歩きと山登り | 06:48 | comments(2) | -
燕岳・大天井岳歩き〈後編〉


―――〈前編の続き〉―――

燕岳と大天井岳を歩いてきた北アルプスでの話。9月13日(日)〜15日(火)のこと。





6年越しの思いを馳せ、『大天井岳』への登頂を果たしたら、今度は次なる目的のために“大天荘”へと戻り急ぎチェックイン。燕山荘と同じくマスクを着用して手続きします。そして同じく事前に記入して持ってきた“COVID-19チェックシート”も提出。




併せて、以前から気になっていた“インディアンランチ”のカレーはまだ食べられるのかを確認します。
「大丈夫ですよ!」とスタッフさんからの優しい返答。これでほっと一安心。

実は大天荘に泊まる大きな目的は“朝晩のごはん”なんだけれど、お昼のランチも絶品だとの呼び声も高く、これを食べずしては帰れないとの思いもあったんです。ランチは13時45分まで。




さてその“インディアンランチ”&生ビール。ボクはキーマカレーでヨメ氏はグリーンカレーを頼みます。各々1500円。サフランライスの他にナンまで付いており、本当に絶品でした♪ チャイまで付いてくるとは芸が細かい。




ランチで満腹になったあとは、小屋の食堂で呑みなおし。至福の時間を満喫します。ここに来る人ならばなんてことはない大天井岳。
されどボクにとっての今山行では経由地ではなくて目的地。6年前の“山行の情景”を思い出しながら呑む酒は、本当に格別の味がした。




そして待望の『晩ごはん』は16時30分からでした。やっと念願の『とんかつ定食』にありつけます♪ これが相当に美味しくてびっくり仰天です♪

・・・しかしながら、お昼ごはんを食べ終わってからまだ3時間30分ほどしか経っていません。運動もしていません…。昼から呑みまくっています…。
大天荘の場所がら、早立ちする登山者のためとは思いますが、この日のボクらにとってはあまりにも晩ごはんが早すぎた。( ꒪Д꒪) 白目




“とんかつ”は前泊が燕山荘の人の特権らしく、チェックインどきに魚とハンバーグの他に、とんかつが選べるようになります。
ヨメ氏が云うには、こんな標高の高い山小屋で、こんなに美味しくてこんなにも手の込んだ料理はなかなか無いのだそうだ。



しかも、見栄えも良くて綺麗に盛り付けされていて、とんかつの他の、カレー味のマリネやゼリー仕立ての副菜もあって、付合せが何もかもが美味しいとしきりに云っていた!!
…そのせいか、ヨメ氏、満腹でダウン。自分の寝床でひと休み。こんなことは初めてのこと。実はそんな姿を初めて見た。( ఠ_ఠ )




“大天荘”はとても綺麗な山小屋で、従業員の対応も皆さん感じが良くてまさに文句無し。このコロナ禍での営業は、半分の収容人数にするために、ロールスクリーンを設置して“仕切り”を設けたり、それに伴ってハシゴを増やしたりとやっぱり大変だったようです。




ところで、大天荘の“一般室”は空いているだろうと勝手に想像して“個室”の予約を取らなかったんですが、これが予想に反して大賑わい。と云っても上で述べたように、登山客の受け入れは半分にしていたようですが、今回のこの“山行の目的”を考えてみると大失敗。(´Д`)
個室一部屋でプラスα、8000円。一人当りが15000円となる訳ですが、ケチケチせずに個室にしておけばよかったなと残念で仕方がない…。
なもんで、この落ち度を生ビールで埋め合わせして帳尻を合わせます。






さて晩ごはんのあとの夜。まだ18時。食堂は照明が消され、かわりにランプの明かりが灯されてバータイムに様変わりしていました。
ランプの雰囲気が抜群で、標高2870mの食堂バーでおじさん寂しく一人呑み。ヨメ氏は満腹で未だに立ち直れておりませんでした。一人で心ゆくまで酔いしれます。




朝4時の星空観賞。
大天荘とその後ろにある大天井岳を眺めながら、4時45分の朝ごはん待ち。外のテーブルの上には霜が降りていました。ダウンが無いと、もちろん寒い。




スパニッシュオムレツがメインの“朝ごはん”は、これまた何処かのレストランのような朝ごはんで大変に美味でした。新鮮な野菜がありがたい。個人的にはとろろご飯が絶品でした。



そして食堂の窓からは朝日が望め、綺麗な雲海がお目見えです。



この日の山行は常念乗越を経由して一ノ沢へと下るだけだったので、ゆっくりな山歩き。と云っても朝ごはんを食べて身支度を整えたら、あっという間に山歩きスタンバイ状態になったので早々に歩き始めます。朝6時のことでした。



小屋泊はテント泊と違って朝の準備に余裕が持てるので、何やら癖になりそうです。






朝焼けの中をゆっくり歩行します。雲海を見ながら歩けた幸せを噛みしめながら、至福の時間を大満喫。





〈槍ヶ岳と穂高連峰〉



槍穂を見ながらの稜線歩き。歩が遅くなり何度も足を止めてその景色を堪能します。至福の時間を大満喫。




途中の面倒くさい山はスルーして、常念小屋で大休止。100円出してトレイを借ります。仮設型のトイレブースの中にもアルコール除菌スプレーがあって驚いた。




常念乗越では、一ノ沢登山口から車を停めてある“穂高駐車場”までのタクシーの手配をするために電話をします。3時間30分程度で下山する旨を伝え、標高差1160mを一気に下る準備に着手。上着を脱ぎ、手ぬぐいを頭に巻いて、Tシャツ姿へ切り替える。



ここでは“槍穂”の風景が見納めとなるので、じっくりと目に焼き付けます。






額に汗しながら、胸突八丁まで下りてくる。ここまでずーっとガスだったので、登ってくる登山者たちはみんな口を揃えて「上は晴れていますか?槍穂は見えますか?」と心配顔で聞いてきます。もちろん上は、きっとスッキリとした晴れ模様だったことでしょう。




一ノ沢登山口ではタクシーを予定通りにピックアップ。穂高駐車場までは6000円ほどでした。
無理せずのんびりと、北アルプスは表銀座の良いコースを歩いて来られました。初日こそ雨に降られたものの、あとは“晴天”に“星空”に“雲海”と、目を見張る景色を肌で感じ、コロナ禍での山小屋泊など、貴重な体験をしてこられたのはとても有意義な山行となりました。
此れも其れも、きっかけを与えてくれたスロさんのおかげだな。





―――あとがき―――

テント泊装備ではなかったので、1日目に頑張って中房温泉から大天荘までは行けないこともなかったのですが、また疲れ果てて“大天井岳の頂き”を踏まないとも限りませんから、今山行は“のんびり”をテーマで歩いてきました。

実は心残りが1つあるんです。
もう1日休みが取れたら、小屋泊は是非とも“ヒュッテ大槍”で〆たかったのです。ワインにパスタの晩ごはん。ああ…いったいどんなんだろう…。涎



コロナ禍での燕山荘と大天荘の“一般室”
コロナ前の、大混雑時のキャパオーバーのときの様子は知りませんが、コロナによっての『苦肉の策』が最良に思えてしまった感は否めません。
ソロなら畳一枚から二枚程度、夫婦やカップルなら畳二枚から三枚程度で、ロールスクリーンやカーテンで仕切ってもらえるのは、ものすごく良い対策だなと思ったんです。
コロナ禍が落ち着いた今後も引き続きこうしてくれていたら、また小屋泊でお世話になりに行きたいものです。
 
| 山歩きと山登り | 07:31 | comments(4) | -
燕岳・大天井岳歩き〈前編〉


6年前の『槍ヶ岳縦走山行』のこと。上高地から蝶ヶ岳、常念岳と縦走し、東鎌尾根ルートで槍ヶ岳を目指して歩いたとき、あまりにもお疲れちゃんで肝心の“大天井岳”をスルーしてしまったオレのバカ。

先日の『ハイク&呑みキャンプ』でのこと。山談議で盛り上がり、↑上の山行の話をしたら、去年歩いた“オレのルート”どうよ?とスロトレさんが云う。のんびり歩けてたまにはそんなルートも良いのでは?とエロトレさんが云う。中でも興味しんしんになってしまったのは、大天荘で食べた“とんかつ”が絶品だったと云うスロのバカ。

さてそんな↑美味しそうな話を聞いてしまったら、居ても立っても居られない夫婦のボクらなものですから、丁度この“コロナ禍”で苦しめられている山小屋に、“お金を落としてくる”目的を持ってのゆる山行を計画。
普段はテント泊を好んで山を歩いてくるのですが、こんなことになろうとはコロナのバカ。




そんな『三つのバカ』が重なった、9月の13日(日曜)〜15日(火曜)の、燕岳と大天井岳を歩いてきた北アルプスでの話です。


――――――――――




今回の山行は全て“小屋泊”でごはんも全て“小屋で食べる”と決めていましたから、テント泊山行に比べると準備がずいぶんと楽ちんです…。
のはずなのに、実は小屋泊する山行にはあまり慣れておらず、あれ必要これ必要ないと山道具の厳選には時間がかかりました。

さらにこのコロナ禍での山行ですから、行く先の小屋の情報をウェブでしっかり得ておかないとと思い、実はいつもの山行以上に時間がかかりまいっちんぐ。




今回泊まった二つの小屋では共通して、予約者のみを受付し、通常よりも受け入れ人数を少なくして応対し、小屋内ではマスク着用は必須事項で、そこかしこにあるアルコール除菌を毎回使用することがルールとなっていました。
そして受付どきには、事前に記入して持参しなければならない“COVID-19チェックシート”の提出を求められます。

これはこのコロナ禍では致し方ないことなのでもちろん小屋のルールに従いますが、とにかく手間で面倒くさかったのが『マスク着用』による動作。
小屋内では、飲食以外ではマスクを着用するので、飲食したあとや自室で過ごしたあとはすぐにマスクの着用を忘れてしまいます…。そんな点が、なかなかに、面倒でした。


――――――――――




さて、山行の話です。
13日の日曜日。3時30分に起床し、4時に家を出立。事前情報から、混雑しているであろう中房温泉の駐車場にははなから停めず、麓の“穂高駐車場”を目指しました。7時30分に到着。
予定していた“中房温泉行きの定期バス”は、二便の8時25分発だったので、約一時間も早めに到着する。車の中で朝ごはんを食べ、ゆっくり身支度してもまだまだ時間的余裕があったので“バス停のある穂高駅”へと歩いてゆきます。




すると、穂高駅のタクシーから提案があり、ボクらと同じように早着の登山者二人が居るので、四人で乗り合って中房温泉へ向かってはどうかと云う。ふむ、なかなかの営業上手。
バスなら一人1800円なのだが、四人で乗り合えば一人2100円と云うので、提案を受けて待ち時間無く中房温泉へ向かいます。これは幸先がよい♪




ところがどっこい中房温泉に到着するとどしゃ降りの雨。たまらずにカッパ上下とザックカバーを着衣し、8時30分に歩き始めます。ああ…雨とはついてない…。天気予報ではこの日は終始曇天のはずだったんです。
雨のせいか汗のせいかも分からず全身びしょ濡れになって登る合戦尾根。急登の難易度よりも豪雨に打たれながら歩くのに難儀したものです。




ちょうどお腹が空いた頃、“合戦小屋”に到着します。タイミング良く雨もちょうど止んでくれたんで、外のテーブル席でひと休み。
今回いつもならがつがつ前を歩きパワフルなヨメ氏が何やら絶不調。頭痛や食欲不振などの症状からよくよく考えてみると、どうやら高山病の様子が少し出ているようでした。
なんせ標高の高い山はもう何ヶ月も歩いておりません。合戦小屋まで休憩なしで一気に歩いてきた分、小屋では十二分に休んで体調を調整します。




合戦小屋では名物のスイカを貪り食い、山菜うどんまで平らげます。このとき困ったのが、全てびしょ濡れだったので当然お財布もびしょ濡れで、中に仕舞ってあるお札が濡れてくっついてしまい、なかなか支払えずに超難儀。良い教訓になりました。




ところで…今山行は終始タバコ吸いの“マナーの悪さ”に悩まされました。10年前はボクも超のつくヘビースモーカーでしたから、山の上で吸うタバコの旨さは痛いほどに分かっています。
なので、けっして吸うなとは思ってはいませんが、一服する“場所”と“タイミング”を見計らってほしかった。これからのタバコ吸いたちは、吐き出す煙の行く先と登山者が集まりそうなところでの喫煙は『NG』かと思うんです。
ましてや人がごはんを食べているところにタバコの煙が流れてきては、どんなにロケーションがよくても美味しさが半減です。




合戦小屋で小一時間も休んだら、ヨメ氏の体調もずいぶん復活してきたので、この日の目的地『燕山荘』へとゆっくり歩き始めます。雨が上がってくれたのが幸いし、出だしは快調でした。
ところが山の上に燕山荘が見える休憩ポイントからが遠かった…。この日の宿へ、なかなか辿り着きません。燕岳はお天気が良くなかったので、登頂は翌日へ持ち越しし早々に呑み三昧♪






燕山荘に着いたら、マスクを着用し予約した旨を伝えチェックイン。事前に記入して持参した“COVID-19チェックシート”を提出し、コロナ禍での小屋の過ごし方の注意事項を受け、首元に検温されました。山歩きでカラダを動かしてきたあとの到着だったんで、少し焦ります。




燕山荘では“個室”を借りました。日曜の宿泊でしたので一人13500円と少しだけお得。“安曇野”と云う個室は6帖の部屋で、景色が良くてとても快適でした。感動したのは部屋から朝日が見えること。たまりません。
部屋では、ボクらはお願いされていた寝具のひとつ、シュラフを持参して、直接畳の上に敷いて寝ました。カバーをかけた枕だけは借りて、使用後はカバーは持ち帰ります。




燕山荘の食堂横にある“喫茶サンルーム”では、ヨメと二人で生ビール大会。
ワインや三岳やすだち酎など、口直しのお酒は幾つか持ってきたけれど、この山行では山小屋の“生ビール”をじゃんじゃん呑むと云う目的があったので、こんなにお財布気にせずに呑むビールは久しぶり♡
因みにヨメ氏はサンルームで食べられるケーキ(モンブラン)にお熱だったが、晩ごはん前のため諦めさせた。大変だった…。
サンルームが密になり個室へ退散し呑み直し。






待望の晩ごはんは5時15分から。二回転のうちの一回目。
正直、ずいぶんな登山客がいるなと云うイメージでしたが、間隔の空いた席などを見ると、やっぱり6割程度には収容人数の調整をしているようでした。対面の席にはアクリル板のパーティションが設置され、コロナ禍での苦肉の策も随所に見られます。



晩酌にはまた生ビールを呑りながら、赤沼オーナーのホルンと面白いおしゃべりを聞きながらの食事は18時に〆。おしゃべりが過ぎて10分の延長でした。


――――――――――



綺麗な朝焼け。




朝ごはんは5時45分から。朝からもりもり食べて、快便。トイレが水洗で綺麗で驚愕した!
売店では畦地梅太郎 山男エプロンの紺色とエンジ色を購入。昔ながらのエプロンとはなかなか珍しい。家で使うことになりそう。1つ1500円と格安だった。








燕山荘をチェックアウト後、空身で“燕岳”へ向かいます。
やっぱり“晴れた日の山”は何においても良いですね。この日の行程は無理なくゆっくりでよかったので、山頂での山時間を大いに楽しみます。



〈燕岳 山頂〉






イルカ岩に軽く感動をするおのぼりさん。




燕山荘のラックに預けたザックを引き取り、身支度を整えて“6年前の忘れ物”を果たしに“大天井岳”へ向かいます。






右に見える槍ヶ岳と穂高連峰を見ながら歩く稜線がとくに素晴らしい。さっさと歩いてしまうのが勿体ないので、ところどころで歩みを遅め、景色をじっくり堪能します。






ところで、槍穂が見える尾根の西側(右側)を歩くには涼しくて快適なのだが、逆に尾根の東側が異常に暑いのだった。上着を脱いだり着たりと忙しい。汗



〈喜作新道〉


〈登り返し〉



喜作新道を経由して槍ヶ岳への分岐点まで歩いてきたら、あとはひと踏ん張り。最後の登りがしんどいが、後ろにそびえる燕岳を見返して英気を養います。





大天荘』に到着。
そしてそのまま“6年前の忘れ物”を果たしに“大天井岳”へ向かいます。重たいザックを小屋にデポしてくれば良いものを、そんなことも忘れて念願の登頂を果たして山頂で一人ひとしきり堪能中!で感動中!!




―――〈後編へ続く〉―――
 
| 山歩きと山登り | 16:37 | comments(8) | -
雨巻山歩き


『朝山歩(あささんぽ)』―――9月6日の日曜のこと。




2時半に起きて、3時に家を出る。山仲間と5時に大川戸の駐車場で集合し、身支度を整えて歩き始める。
暑くなる前の、山歩き。それでも何回手ぬぐいを絞ったか数えきれぬ…。湿気がじめっとまとわりつき、噴き出してくる汗が底知れない。




しかしながら早朝に歩く山は、朝もやなどの綺麗な景色が見られてとても楽しかった。また、この山をホームとしている仲間の後ろをついて歩くのも安心感があって愉しかった。




このコロナ禍での近況を話ながら山を歩く行程も、話したいことだらけであっという間の時間であった。よって、この山歩きが終わったあとも、仲間の家で続きの会となったことは云うまでもありません。
ご馳走してもらった新潟の日本酒「特別純米酒 菅名岳 九」がべらぼうに美味しかったのは、まだ記憶に新しい♪




今回の朝山歩。実は試してみたい装備があって丁度良い山歩きでした。
短パン推しがすごい山仲間の忠告を聞き入れて、遅ればせながら初めて山で“半ズボン”を穿いてみたのであった。
確かにこれは涼しくて快適であった。もうすっかりと病みつきである♡




それから、涼しいとされるサポートタイツも試してみた。C3fitのインパクトブリーズと云うもの。
膝裏、お尻、そしてちんちんのところがメッシュ素材になっており、これがすこぶる涼しくて気持ちがよい。
ただ…、卸し立てだからなのか、足を通すときがとにかくキツイ。通常タイツと同じサイズなんだけれども、サポート力が半端ではない。
夏の衣服装備、双方共にいい塩梅であった。




お気に入りの、山の行動食(ドラヤキワダヤのどら焼き)を食べながら、常陸那珂方面の“海”が見えることを教えられてびっくりする。低山でも実に景色の良い山であった!
雨巻山”にて。
 
| 山歩きと山登り | 07:34 | comments(2) | -
避暑キャンプ&ハイク


8月29日(土)〜30日(日)の『カヤの平高原キャンプ場』と『八剣山歩き』でのこと。





冷房の効いた部屋でじっとしていれば良いものを、カラダを動かしたくて外に出てみりゃ、ここのところ一瞬でくらくら目まいがするほどの暑さが続き、どうにもこうにもやるせない。マスク外せない。( ꒪Д꒪)




夏山の計画をするも、ここのテント場は予約が必要であそこのテン場は予約が要らなかったり、withコロナでの山歩きでは当然のことなのであるが、小屋内へ入るにはマスクや何々が必須ですよと事細かく決められたルールをネット情報で得てゆくと、、だんだんと山行の計画自体も面倒くさくなって、仕舞いには幾つもの山歩きを止めてしまった今年のこの夏…。コロナ禍でのこの暑さ、本当にどうかしているよ…。( ꒪Д꒪)




てことで、涼しいところでたまには仲間とスカッと呑んで語らいたいなと思い、きっとボクと同じく悶々としているであろう山の仲間に声をかけてみたら、“A5ランクのお肉”をたくさん持参して、陽気な関西人の『スロトレ氏』が参加してくれた。




ブナの森と湿原ずきのスロさん、ショートパンツ姿で参上。
「いいぞ!短パン。涼しいぞ!短パン」と短パン推しがとにかく凄い。とりあえず来年は二人してもっと短い“山と道の短パン”を穿くことを約束し、先へ進む。




湿原の木道へさしかかると、この時期はあまり登山者が立ち入らないからなのか、両サイドに生えている雑草が伸び放題で肌がめちゃくちゃに痛い。スロさんなんてミミズ腫れになっていたもんだ…。笑




カヤの平キャンプ場から八剣山の山頂までは、一時間程度で到着できる登山道。山頂直下だけが少しだけ険しいが、あとはほぼ平坦で歩きやすいことこの上ない。




ブナの森は本当に綺麗なので、この日も“大きな休憩”をとりながら、ゆ〜っくりと歩いてキャンプ場へ戻ってゆく。




カヤの平のブナの森は、たとえ雨が降っていても綺麗なたたずまいが楽しめるところが特に素晴らしい。
ブナの幹に流れてくる雨が、油絵のような色鮮やかな色彩を浮き出してくれる木肌に魅力を感じます♪




往復3時間程度のハイキングのあとは、キャンプ場へ戻って待望の呑み始めエンドレス。お互いの近況報告から山行報告とお話もエンドレス。
お約束の例のビールから日本酒にワインといつも通りの流れで呑んで語り合っていたら、あっという間に夜が更けてボクは知らぬ間に撃沈していた模様…。( ꒪Д꒪)




☆―――――☀



翌日、珍しく(!)ボクだけが二日酔いじゃない朝をむかえて、ホットドッグを一人で3つもたいらげる始末であった。元気であった。




さてコロナ禍でのこの生活。ボクと同じように3月中頃からリモートワークとなったスロさんの生活ぶりも、何やら少し疲れが見え始めているのでは?と思っていたのは杞憂であった。
このピンチな状況を乗り切るための策はいくらでも持っているようであった。流石だなと思う。でも…そのお腹とおっぱいは何とかせねばいかんよ…。( ఠ_ఠ )
 
| 山歩きと山登り | 07:03 | comments(2) | -
火打山歩き


先日のこと。新しい“テント泊用のザック”を手に入れた。そしたらテント泊に行かねばならない使命がふつふつと湧き、新しい相棒のザックを引き連れてテント泊山行に行ってきました。8月4日(火曜)〜5日(水曜)の話です。




“夏山はじめ”となるこのテント泊山行は、去年の8月“飯豊本山・大日岳”以来の、実に一年ぶりのテント泊となりました。あまりにも久しぶりのテント泊だったもので、行く先を何処にするべきか悩んでいたら、山仲間の山行の記事が目に止まります。




地図を出して調べてみると、登山口までは高速道路から近く、駐車場もトイレもあってとても入山しやすいことが分かった。どうせなら初めて歩く山に行きたかったので、高谷池ヒュッテのテント場でのんびり呑むことを目的として、『火打山』を歩いてくることになりました。




登山口に直近の駐車場へジムニーを停めて身支度を整えていると、多くの車が後から次々とやってきます。
さて、登山口ゲート建屋の集金箱に入山料をいれて入山。登山道の序盤はボクの大好きな緩〜い登り坂。よく整備されていてとても歩きやすい。木道の階段もピッチよく歩ける歩幅でこれまた歩きやすい。




酒とつまみを持ちすぎたのでは?と一抹の不安は感じるものの、ずしりと重たいザックが今山行は妙に心地良い。新しいザックの調子がすこぶる良いのであった。
とりあえずは高谷池ヒュッテのテント場までの、たったの3時間半の山行です。久しぶりのテント泊とはいえ、我慢できないはずがない。




…我慢できなかった。😫 蒸し暑くって、風がにゃい…。😫
序盤の木道と大きなブナ林の道は気持ちよく歩けたのだけれど、黒沢を過ぎたあたりから信じられないような“大汗”をかき、足が前に進みません。
十二曲り、ならぬボクにとっては十七曲りはあったのではないかと思われる、つづら折れの急坂をやりきって富士見平へゆくのに、相当に難儀してしまった。予定CTを大幅超え…。
( ꒪Д꒪) 白目






黒沢岳を左にまいてゆく登山道で、まだまだ先は長そうであったが、ようやく見たかった待望の景色を目にすることができて元気を取り戻す。そしてこの日の目的地とした“高谷池ヒュッテ”も見えて更に元気を取り戻す。




…元気が回復しなかった。😫 テン場暑くて、風がにゃい…。😫
ボクには珍しくお昼ごはんのおにぎりが喉を通りません。今回の体調不良はあきらかに“シャリバテ”と分かってはいるのだけれど、兎にも角にも暑くて🍙おにぎりが喉を通りません。今度からは喉をするする通るゼリー状のものだけにしようと学びます。






さてその“高谷池ヒュッテ”のテント場。一人1000円で30テントまで張れるキャパのところを、この日8月4日の火曜は28張りとほぼ満床。平日にもかかわらず、それは大層なにぎわいでした。
でもみんな翌日の妙高山アタックが控えていた方がほとんどなのか、18時にはとても静かなテン場となり、遅くまでだらだらとテント外で“呑んだくれていた”のはきっとボク一人だったように思います。汗




高谷池ヒュッテは今年2020年の5月いっぱいまで増築に伴う改修工事が行われていたようで、とんがり屋根の新館はとにかく綺麗な建屋でした。元からあった旧館も改修されたようで、新館に見劣りしないほどの装い。
特にボクは、洗浄便座付きの綺麗なトレイに感動してしまった。洋便器でウォシュレット付きで土足厳禁だと、皆さんトレイを綺麗に使うようで何よりです。




テン場で一時間ほど休憩したら、根の生えた重い腰を上げて『火打山』へと向かいます。もうこの日はテン場でビール呑んでまったりしちゃおうかしらとも考えましたが、とにかくテン場が暑くてじっとしていられません。
少しでも涼を求めて、火打山へ向かうことになったんです。




ちょうど高谷池を挟んでテント場の対岸から、火打山への本格的な登山が再び始まりますが、そこから高谷池の湿原と高谷池ヒュッテを見る景色が抜群に素晴らしくて、今度は違った意味で足が先に進みません♪



俯瞰で見る『池塘』が美しすぎて、すこぶるナイスビュー。草紅葉した秋の景色も当然見てみたいのですが、こうして緑鮮やかな池塘の景色の方がボクは好きかもしれません。






天狗ノ庭では、湿原に映り込む“逆さ火打山”とぽわぽわワタスゲ天国に歓喜し、先程のぐだぐだだった疲れなんてあっという間に吹っ飛んだかと思いましたが、然うは烏賊の金玉で、実はここからの1時間半がぐだぐだで本当にしんどかった(ひどかった)。

―――💧



時折吹く風に足を止めて小休止、自分の水を飲み干して小休止、ヨメ氏の水を半分もらって小休止、、何とか“雷鳥平”までは辿り着けたものの、あまりの暑さで意識がもうろうとし、ヨメ氏秘蔵の凍ったウィダーインゼリーを奪って一気飲みしだす始末でもう大変…。ヨメ氏談。😫




火打山、山頂。…ガスでした。😅
大展望とのことでしたが、360度まったく何も見えませんでした。しかも山頂ビールを味わおうと用意してきたキンキンに冷えたビールをテントに忘れてもう散々…。途方に暮れるとはまさにこのことかしら。






ところが下りは早いこと早いことこの上ない。先程のぐだぐだは何処へやらで、ヨメ氏にさんざん詰られて野次られながら、ペース良くテント場へと戻るのでありました。
駆けつけ一杯のキンキンに冷えたおビールが、どんだけ旨かったかは言うまでもありません。

―――✪






さて翌日。妙高山へのアタックは暑くてそうそうに諦めていたボクたちは、テン場をゆっくりと7時に出立し、茶臼山と黒沢池ヒュッテを経由してから富士見平へ向かうことになりました。
何やらそちらのコースもお花畑がすごいんだとか。前日の件もあるんで、この日はヨメの指示通りに動きます。




茶臼山を過ぎたあたりの稜線を歩いていると、これまた素晴らしい景色に遭遇します。目の前に妙高山を見ることは叶わなかったのだけれど、ぐるっと回ってきて本当に良かったと思うほどに素晴らしかったんです。






黒沢池の湿原では群生したハクサンコザクラが見られ、さらに先へ進むとここでも思いがけず、ぽわぽわワタスゲ天国の洗礼を受けながら歩いてゆきました。





まっすぐ最短距離で帰ろうと言っていたボクに対して、遠回りして寄り道して帰ろうと言い張るヨメ氏。これは黙って言うことを聞いておいて良かったなと思うほどにナイスなコースでした。ワタスゲすげー。




今回の山行。新しいザックを手に入れてのテント泊ができて楽しいものとなりましたが、反省点もいくつかあって、何年経っても夏の山はなかなか悩ましい。特に“シャリバテ”、“飲料水不足”、“暑さ対策”が顕著でした。
次の夏山は、なんとしても上の3つを克服して望みたい!!



山行:
4日(火曜):笹ヶ峰登山口P→黒沢→十二曲り→富士見平→高谷池ヒュッテ→天狗ノ庭→雷鳥平→『火打山』→高谷池ヒュッテ(テント泊)
5日(水曜):高谷池ヒュッテ→茶臼山→黒沢池ヒュッテ→富士見平→笹ヶ峰登山口P→車移動→燕温泉 黄金の湯

覚書:
次回は絶対に“笹ヶ峰グリーンハウス”の『ステーキ』を食べてから帰りたい。
 
| 山歩きと山登り | 16:44 | comments(2) | -
日光澤温泉と鬼怒沼湿原歩き


新型コロナウイルスの影響による山歩きの活動自粛中、兎にも角にも“温泉”に入りたかった。しかも、ひとしきり山を歩いて汗びっしょりになった後にざぶんと入る温泉に、だ。
そして風呂上がりにキュ〜と呑むのは“瓶ビール”でなければならない。しかも傍らに可愛いワンちゃんがいたらもう最高だ♪




そんな思いを馳せながら、他県への移動制限が解除されるのを心待ちにして、『日光澤温泉』へひとっ風呂浴びに行ってきました。
山歩きは『鬼怒沼湿原』へ。そしたら思いがけない真っ白いふわふわのに出くわせて、とてもタイミングの良いお花見山行ができて何よりだったのです。
そんな梅雨の晴れ間の、7月の2日(木曜)から3日(金曜)のこと。

――――――――――





5時起き5時半出。東北自動車道へ。日光はウチからは比較的近くて良いんです。3時間も掛からずに目的地の“女夫渕温泉駐車場”へ到着。ジムニーのバックドアを開けて身支度を整えていると、真上からカーカーとカラスの鳴き声がけたたましい。背の高〜い木の先端には巣があって雛がいた。親カラスが餌をやっていた。カラスのそんな光景、初めて見た。






風がそよそよ吹いて気持ちの良い奥鬼怒遊歩道を歩いて、先ずは日光澤温泉にある鬼怒沼湿原への“登山口”を目指します。道中の沢沿いでは、去年の台風19号によって被害の大きかった箇所の修復を、そこかしこにしていました。石を積んでより堅牢に。ご苦労さまです。




八丁の湯、加仁湯、手白澤温泉、日光澤温泉と四軒ある奥鬼怒温泉郷では、コロナ禍の影響で改修工事をしている八丁の湯だけが8月いっぱいまで臨時休業の模様。
その他の宿では、宿泊できる部屋を間引いたり、宿泊客を少なくしたりして、換気にも注意し、様々な問題をかかえ苦労しながらも営業を再開したのだそうです。



〈日光澤温泉〉


〈温泉神社〉



登山口の日光澤温泉へ到着。クリンソウの咲く温泉神社で登山の安全を祈願して、標高差600mある鬼怒沼湿原へと向かいます。
ノシ滝、ヒナタオソロシの滝への分岐点、ヒナタオソロシの滝の展望台、渡渉風ポイント、木道などを経由して、2時間40分ほどで鬼怒沼湿原へ。
するとそこには素晴らしくドラマチックな光景があって目を見張ります。







何と!ふわっふわな綿毛(果穂)を付けたワタスゲが群生していました。鬼怒沼湿原までの登山道は、湿原以外はほぼ樹林帯で眺望などが無いため、こうしたワタスゲのような名物があってくれると、辛くてあまり面白くない登山道も別物となりウキウキします。






しかもこの日は何の前情報も得ずに鬼怒沼湿原まで上がって来てしまったので、途中で出会った登山者が興奮気味で云う「スゴイ綺麗でしたー♪最高でしたー♪」の意味が、湿原まで来てやっと分かったのが兎にも角にも良かったのでありました。ご褒美とはまさにこのこと。






さて、ボクらしか居ないこの鬼怒沼湿原を、一時間ほどはゆっくりと堪能したでしょうか。何処を向いてもワタスゲだらけ。写真を撮っても撮ってもワタスゲばかり。ワタスゲすげーところは全く飽きません。ふわふわな綿毛の感触がたまりません。耳の中に入れたくなります。





〈金沼(池塘)と根名草山〉



一番大きな池塘の金沼でお昼ごはんを食べたら、名残惜しい景色でしたが、再びワタスゲだらけの木道を歩いて下山します。
湿原は風が吹いてくれていたから快適な気候でしたが、樹林帯へ入ると無風に近く、湿度が高めで不快指数がMAXに…。下りだと云うのに、汗を拭っても拭っても止まりません…。




でもこの日のゴールは待望の日光澤温泉なのです。きっと可愛いサンボもボクらの帰りを待ちわびてくれているはず。先におつかれビールかな、いや温泉だな。いややっぱり温泉入ってビールだな、などと頭の中はもうすっかりと先の愉しみのことばかり考えてました。
因みにサンボちゃんの愛らしいお出迎えは無く、サンボちゃんはいつまでもいつまでも寝ていて起きなかった…。





待望の温泉。内湯、一番風呂♪




そして洗いたての露天風呂へ。




待ちわびた瓶ビールで喉を大いに潤した。

――――――――――


〈晩ごはん 18:00から〉


〈朝ごはん 07:00から〉

おつまみ大量に持ってきたけれど、晩ごはんまではあまり時間がなかったのでバカやらずに我慢となった。おかげで日光澤温泉の美味しい晩ごはんは残さずに、お櫃の中のご飯までも一粒も残さずに食べていた。朝晩のごはんは本当に美味しくて何もかもがお気に入り。




サンボ、朝にやっと少しだけ相手をしてくれた。
しょうがねぇな感がサンボの顔から見て取れる…。
なにはともあれ、楽しい慰安温泉山行であった。

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〈1階 廊下〉


〈食堂と囲炉裏〉


〈浴室の前室〉

さてこのコロナ禍での、日光澤温泉の営業姿勢。
基本的に宿泊客は今までよりも人数を制限し、密になる機会を減らして過ごしてもらうと云う方針のようです。
宿側スタッフはマスクを着用し、消毒用アルコールスプレーの設置など対処してくれている他、常に換気用として、扉や引戸や窓を開けているなど、今までとは違った宿の様子となっており、コロナウイルス感染防止の措置をとっている姿勢が随所に垣間見えました。




あとは利用者側である我々も、今までやってきたような予防と対策を忘れずに、気持ちよく宿を利用できたら良いのではないかと感じました。
何れにしろ、色々と双方で模索しながらこのコロナ禍を乗り切らないと、最善の方法なんて見つかりません。withCでの山歩きの仕方もなかなか難しい問題。こうして県外へ越境できても、スカッと晴れた気持ちで山歩きができないのは矢張り辛いものがありますね…。
 
| 山歩きと山登り | 17:24 | comments(0) | -
平標山歩き


関東甲信越は“梅雨”真っ只中の、2020年6月25日、木曜日のこと。
そして、コロナ禍のよる非常事態宣言の規制が緩和され、他県への越境が許されてからの初めての山歩きのこと。
今回はお花の山で有名な『平標山』へ行ってきました。

✿❀✿



この日は山の天気予報では梅雨の晴れ間。夕方までは雨も風も穏やかなオールAのお天気でした。お昼過ぎには晴れマークもちらほらとお目見え。たとえ曇天なお天気でもお花見山行なら問題なしと…。
がしかし…蓋を開けてみたらとやらで、駐車場から風が強く霧雨が舞う濡れる雨でした。😣




覚悟を決めて雨合羽を着込んで歩き始めるも、初っ端からの急登に汗だくとなり、早々にいつものTシャツ暑がりスタイルに戻ります。
幸い?にも霧雨がガスに代わり、視界は多少良好となりますがガスった景色では残念ながら眺望はありません…。



ヒラタケ? ムキタケ? た、食べられるのかしら…?!






鉄塔の休憩ポイントや数合目の標識ポイントで息を整えながら、先ずは“松手山”を目指します。そこからは兎にも角にもべらぼうに風が強くて色々と難儀しました。




体重のあるボクですら風に飛ばされそうな勢いです。先ゆく登山者も、沢山の方々が山頂へも行かず諦めて下りてきてました。






途中でたくさん遭遇するお花を撮影しようとしても、風でびゅんびゅん動いてゆっくり撮らせてもくれません。




結局…、iPhoneで撮影したこの“ハクサンイチゲ”が一番綺麗に撮れていたという始末でまいっちんぐ…。😭




楽しみにしていたハクサンイチゲを見に行く“飯豊朳差岳山行”が、今年はこのコロナ禍で中止となってしまいました。特にその山行を楽しみにしていたヨメ氏にとって、この“お花の山歩き”が代替えとなってくれたらなと思って望みましたが、天気が悪天し読みが大外れ。




当初は平標山のその先の、仙ノ倉山まで行って、“お花の稜線歩き”が楽しめたらいいなとの思いも目論見通りにはゆきません。今回は平標山の山頂での“強風”にギブアップ。
無理せずに、平標山ノ家を経由して“平元新道”で下ることとなりました。






梅雨の中での山歩き。好天もすれば悪天にもなるわけで、土砂降りの中での山歩きとならなかっただけでも良しとしなければ贅沢者。




ところで、平標山の山頂を過ぎて下り始めるとすぐに難儀していた強風がピタリと止みました。とは云え廻りはまだガスッガスで眺望はありませんでしたが、ものすごい天気の変わりように驚かされます。




唯一好きなワタスゲも↑ご覧のように濡れてしまっては全く可愛くもなんともありません。これじゃあただの湿った脱脂綿。やっぱりワタスゲはぽわぽわしていてほしいものです。残念でした。






大休止は“平標山ノ家”で。ガスった景色で相変わらず眺望は無いけれど、お天気は意外にも回復傾向でとにかく暑い。外のベンチをお借りして山ごはんとしました。
青鬼ビールはコクがあって苦くて矢張り旨い。家でつくってきた🍙おにぎりは味も具も大きさも理想的でコンビニで買うものとは矢張り違います。






下山路は“平元新道”を経由して“上信越自然歩道”を歩いて駐車場まで戻ります。約一時間の緩〜い林道歩きの道のりですが、これが単調で暑くて実にしんどい。最終ゲートの横にある沢での水浴びで、なんとか生き返りゴール地点へ。




“平標登山口 元橋駐車場”の駐車料金は600円。とても綺麗なトイレがあって、汚れた登山靴を洗える足洗い場もあって快適でした。
ジムニーの高速道路料金(軽自動車)は最寄りICから関越道の湯沢ICまでで片道3850円。休日だったら片道3530円。その差320円ほど。




これは節約したいところではあるのだけれど、仕事上リモートワークよる平日登山が可能となった現状では、『with C』での山歩きはやっぱり空いている平日に是非とも歩きたい。
さてまた来週。今度はどこで汗を流してこようかしら。

 
| 山歩きと山登り | 13:36 | comments(0) | -
大持山 小持山 武甲山歩き


コロナ禍によるリモートワークをいいことに、今週は土日に家でみっちり仕事をして、水曜日の6月17日に山歩きに行ってきました。
ビックリしたのは人の多さ。奥武蔵の山は、、平日の山歩きはガラガラのはずなのに、、この日は梅雨の晴れ間だからなのか皆リモートワークを実施中だからなのか、とにかく登山者が多かった。30人ぐらいまでは数えていましたが、途中から馬鹿らしくなり数えるのを止めたほど…。




とは云え、ボクらも梅雨の晴れ間の山狙い♪
この日は終日お天気で、妙に心地よい風も吹いていて、とても快適な山歩きを愉しんでくることができました。
さて歩いてきた山は、大持山、小持山、武甲山。奥武蔵では人気の高い低山です。
ジムニーを“一の鳥居の駐車場”に置いて、時計回りにぐるっと16kmほど歩いてきました。






駐車場には6:50分に到着するも、平日にもかかわらず8割ほどの車で埋まっておりビックリ仰天。帰りに確認したら、道路脇にも駐車してある車があったからきっと満車以上だったのでしょう。これにも驚いた。






先ずは妻坂峠まで向かいます。緑が鮮やかで綺麗でとても気持ちが良い。だがそこでほんの少しだけ作戦会議を。ウノタワへ向かうかこのまま大持山へ向かうか迷っていたのです。
暑いけれど風が吹いてて涼しくて調子がよかったので、予定通り大持山方面へ歩いてゆくこととなりました。




途中、ハート♡の形の石を見つけて、おじさん、ほっこり……するわけもなく、一応、何かのために写真におさめておきましたが、結局使い道が見つからないのでこの場で使ってみることにしたりして。ほっこり…。(~_~;)




展望の良い“大持山の肩”に到着。しばらくたたずみまったりする。&再び作戦会議をする。この地点からならまだ、ウノタワへ行ってぐるっと回って帰ることができるのだったからだ。カラダが重かったからだ。




結局、大持山へ向かって小休止。ポケモンGOのジムとポケストップのチェックに余念が無い。けれどもれなくチェックするも電波が無い…。最近、山頂標識のあるギフトを送るのが仲間で流行っております。



〈絶景展望台=大持山の雨乞岩〉



さてお次は“とっておきの場所”へと歩を進めてゆきます。場所は大持山と小持山の間の絶景展望台。スペースはそれほど広くありませんが、この場所は何が何でも訪れたい景色の良いポイントです。ひとしきり楽しんだら小持山へ。



〈武甲山〉


〈武甲山御嶽神社〉

そして急で辛い登り返しを経由して武甲山へ。武甲山の山頂からも相変わらずすんばらしい景色。秩父市街から遠くの山並みまで綺麗に見渡せました。




晴れた日の山歩きって本当に気持ちがよい♪




山ごはんは薬味たっぷりの“冷しぶっかけうどん”を家でタッパーに詰めて持ってきた。山の上で食べる山めしは“3割うまい!!”から、何を食べても美味しくなるんで不思議で仕方がない。
因みにこの日は“日清のそのまんま麺”としてみた。たまにはいつものシマダヤ流水麺とは違ううどんを食べてみたかったのだ。そのまんま麺には“タレ”が付いていて某麺よりもほぐしやすいとのこと…。まぁそんな感じではあった。



〈残念ながら“屋久島の山旅”で大迫力の杉の大木を見てしまったので感動はもう無い…。〉



大持山、小持山、武甲山のこの『ルート』。久しぶりに歩きましたが矢張り良い。そしてまだ記憶に新しい“台風19号”による影響で、こちらの登山道にも大きな被害が出てました。
登山道の修復と整備に尽力くださっている方々には本当に頭が下がる思いです。m(_ _)m
 
| 山歩きと山登り | 14:01 | comments(0) | -
お久しブリーフの山歩き


山歩きを自粛してから早二ヶ月半。ギリギリアウトであった『屋久島の山歩き』から、もうこんなにも月日が経過していた。
その間、仕事はリモートワークとなりステイホームも併せて実施し、いまもなお2つとも継続中なんですが、やはり家にいるとカラダが鈍って(にぶって)鈍って(なまって)しょうがない。




毎朝のストレッチや“プチ家庭菜園”に精を出したり、人気を避けて長い距離をだらだら散歩しても、ボクにとって理想的な有酸素運動である“山歩き”を無くしてはカラダがどうにもこうにも具合が悪くてしょうがない。




そんな中、コロナ禍。
先月の5月25日に“緊急事態宣言”が解除され、外出の自粛も緩和され、いよいよ、いややっと、山歩きに行けるようになった。
東京など首都圏の1都3県(我が埼玉県も含む)は、“他県への越境はまだ我慢”の条件付きではあるが、埼玉の山なら歩けることになったことは本当に嬉しかった。




そんな中で、山歩きをリスタートするには何処にしようかと思案するも、ボクとヨメ氏の山歩きはきまって何かに付けては『奥武蔵の山』なので、このようなケースの場合も当然ながら奥武蔵の山々を歩いてくることになるのでした。

そんな6月9日、火曜日のこと。平日に山歩きができるだなんて、こんなときはリモートワーク、様様です♪




のんびり歩いてきたのは奥武蔵の“日向山”と“丸山”の低山。
5時起き5時半出で行動をしましたが、平日の道路はやっぱり車が多い。次も平日に山歩きをするのならば、もう30分早く行動した方が無難かしら。朝めしはすき家のまぜのっけごはん朝食を食べる。べらぼうに美味しくて安くてビックリだ。




山歩きのスタート地点は、道の駅果樹公園あしがくぼ↑ から。
身支度を整えて、withC対策のため一応マスクを着用して歩き始めるも、この日は朝からうだるような暑さで早々にリタイヤしてしまう。
これ…気温が高い場合、マスクがリスクにもなるから、マスクしないでも歩けるような山選びも慎重にしたいところ。なかなか難しいことだとは思うのだが…。






最初は日向山へ。ところが、、…おかしい!! …足がやけに重いのだ!! カラダが相当鈍っていた。
でもまぁ…、今年も歩きに行きたいところがたくさんなのだが、、今年の山行は色々な障害で計画倒れになりそうな案件もたくさんアリだと思うので、ゆる〜く始動してゆくつもりです。関東甲信越は梅雨入りにもなりましたしね。






次は額に汗しながら秩父は横瀬の丸山へ。展望は相変わらずに良いが、今年の『1月に登ったとき』とは遠くまで見渡せる景色がまるで違っていて驚いた。
霞んでいて両神山も浅間山も日光連山も八ヶ岳もほとんど見えなかった。こんな季節に登ったことが無かったので、緑鮮やかな山の情景にも驚かされた。




さてまた来週。今山行のように緩く16kmほど何処か人の少ない山を歩けたら嬉しいのだが、コロナ禍での山歩き、どうなることやらです。




それにしてもこの山歩きは暑かった…。ヨメ氏、軽い熱中症になりました。暑熱馴化にも時間がかかりそうです。
 
| 山歩きと山登り | 18:08 | comments(0) | -
屋久島縦走歩き vol.3(終)


――― 屋久島縦走歩き vol.2の続き ―――

屋久島縦走 三日目
3月20日(金曜日)のこと。お天気は朝からスッキリ晴れてくれてもう感無量♪♪♪
昨夜眠りについてしばらくすると、沢の流れる音で目が覚めました。けれどその音が雨が降る音にも聞こえ、気が気じゃないまままた眠りにつき、トイレに起きた朝5時の空模様は、なんと雲ひとつ無い青空を予感させてくれるほどの星空だったのです。
三日目の屋久島の山。これは大きな期待が持てる山行と相成りました。



〈ローソク岩展望台〉



6時30分、お世話になった『鹿之沢小屋』を出発。標高差300mを登り返し、先ずは『永田岳』を目指します。前日は雨とガスで幻想的な景色を見せてくれたローソク岩の岩稜も、晴れた日に見ると見方が変わり、何だか昨日の方が雰囲気良かったねと無いものねだり。あのときの暴風雨にさらされた辛い思いだなんて何処へやらだ。




ところで辛かった前日は、全く素晴らしい景色を見られなかったことにびっくり仰天だ。遠くに見える白い筋のようなものが波だと分かり、さらにびっくり仰天だ。これぞ洋上アルプスの景色なのだろう。これから先に見る景色に心躍ります。



〈永田岳 山頂〉



『永田岳』の山頂直下でザックをデポし、身軽になって岩の山を登ります。標高は1886mで屋久島では第二の高峰。ぐるりと見渡せる“パノラマの景色”がとても美しかった。特に海が見える景色はやはり素晴らしいものがある。大きな花崗岩の岩がごろごろあるのにも目をみはる。永田岳では30分ほど留まり大満喫。





〈宮之浦岳 方面〉



そう云えば、屋久島観光協会で色々と助言をくれた方の“永田岳推し”があまりにもスゴくて笑ってしまった。宮之浦岳はただの通過点、その先にある永田岳こそ屋久島を象徴する山なので、是非とも登ってきてくださいと推されては登らない訳には行きません。その方の言葉の通り、永田岳は本当に素晴らしかった。ありがたい。



〈独特な山容の、永田岳〉


〈凍った地面、まるでスケートリンク〉




〈白い地面が、平石〉




〈平石岩屋〉

さて焼野三叉路まで戻ってきたら、平石、平石岩屋と歩いてゆきます。途中、凍った地面があったりして昨夜の気温の低下が見て取れます。風が本当に強かった。顔に見える岩がたくさんの平石岩屋の下には祠があり、この山行の安全を祈願して先へ進みます。






展望が良好なところではたくさんの小休止。この日のCTは目的地までかなりの余裕があったため、後悔などしないように廻りの景色をしっかりと目に焼き付けて歩いてゆきます。口永良部島や種子島、遠くには鹿児島半島の先端まで見えてヨメ氏と二人で盛り上がる。



〈ビャクシン岳〉



シャクナゲの森を抜けビャクシン岳(坊主岩)を過ぎて第二展望台を通過して第一展望台まで歩いてくると、新高塚小屋まではあと30分ほどの道のりです。ここまでの稜線歩き、歩きやすくって景色が良くってとても気持ちの良い登山道でした。青空の下を歩けるだなんて前日までの激しい雨がまるで嘘のよう。



〈新高塚小屋 ウッドデッキのテント場〉


〈新高塚小屋〉


〈新高塚小屋 室内〉


〈新高塚小屋 水場〉




〈高塚小屋〉

新高塚小屋では、まだ誰も居ない小屋の中を見学し、綺麗なトイレを借りて、水場で水を3L汲んで、この日の目的地『高塚小屋』へ向かいます。緩いアップダウンを繰り返し歩いていると、およそ1時間で高塚小屋へ到着。2階の隅に就寝スペースを陣取り、まだ空いているであろう『縄文杉』へと向かいます。



〈真後ろが縄文杉〉


〈縄文杉〉


〈呑み過ぎ〉

高塚小屋からは歩いて10分ほどの距離に『縄文杉』はあります。今はもうしっかりとした展望台と木の柵によって、縄文杉の直近までゆくことが叶わないんだけれど、それでも遠目から見ても縄文杉の大きさはよく分かります。ひとしきり縄文杉との時間を楽しんだら、さっさと小屋へ戻りビールで喉を潤します。



〈ワインを瓶で持ってくるツワモノ〉


〈立ち呑みスタイルのツワモノ〉

この日は年齢の近い呑兵衛カップルと盃を交わし、楽しい屋久島の時間を過ごします。永田岳からの帰りに出会ったソロのお若い女性が隣の寝床。またフランス人の若いカップルとも交流したりして、とても思い出深い良い“いちにち”となりました。
夕方にも再度 縄文杉へ訪れて、夕焼けの顔はどんなものなのかを見に行きましが、大して変化もなく水を汲んで早々に退散。そして小屋ではまた時間と酒の量がゆるす限り、宴会が続きます。



〈ウッドデッキのテント場〉


〈地面のテント場〉

20日(金曜)の高塚小屋は、1階〜3階までの収容数15人のところ、17人の登山者が寝床をともにしていました。結構ぎゅうぎゅうでした。外のテントスペースにもところ狭しとテントがぎゅうぎゅう詰め。三連休はこんなところまで混むのだなと改めて驚いた。翌土曜のことを考えると少し怖い。(~_~;) トイレは少し離れたところに一箇所だけあって、とても綺麗で良かった。何よりも洋便器だったのが使いやすくて良かった。



因みに今回持参してきた酒とつまみの量が完璧だったことに驚いた。今回もオーバーウエート気味の酒とつまみではありましたが、酒一滴柿ピーの一粒まですべて平らげてからお開きとしたこと、ヨメ氏の読み通りであったことがスゴい。


■三日目ルート:〔鹿之沢小屋 06:30 → 永田岳 07:50 → 焼野三叉路 09:30 → 平石岩屋 10:20 → 第二展望台 11:30 → 新高塚小屋 12:10 → 高塚小屋 13:30〕

 



屋久島縦走 四日目
3月21日(土曜日)のこと。この日もお天気は朝からスッキリと晴れ模様で嬉しい限り。
これはもしや!!と、急いで『縄文杉』へと向かいます。“朝焼け”の縄文杉狙いです♪





でもなかなか真っ赤になるまでの時間は許されず、この日のタイムスケジュールではなんとしても“13時45分”のバスに間に合わせたかったので、縄文杉の展望台を早々に出発。長〜い階段を踏み外さないように降りてゆきます。赤い縄文杉がなんとも中途半端。(´Д`)








〈自然観察路〉


〈大きな切り株〉

そして夫婦杉、大王杉などの有名どころの屋久杉を観察したあとは、『自然観察路』の分岐を左へ入ってゆきます。次の目的地は“ウィルソン株”なので、山の仲間が歩いてきたように、ボクらも同じ道を歩いてウィルソン株まで進みます。この登山道がじつに良かった♪ そこかしこにウィルソン株のような大きな切り株があったのも楽しめた。Thanksチュチュさん



〈ウィルソン株〉



さて本家の『ウィルソン株』へ。
ボクらが到着したときはまだ人はまばら。切り株の中で2〜3人、にぎやかにあーでもないこーでもないしながら目当ての“♡マーク”を探してうろうろしてましたが、切り株から出た瞬間に目を疑った。あっという間に長蛇の列ができあがってました。(~_~;) まさにギリギリセーフ。
因みにボクの♡マークので出来栄えは70点ほどか。右側の丸みがいびつでまるでダメですね。涙




次はいよいよ“楠川分れ”まで長い『トロッコ道』を歩きます。
レールの間に設置された連続する“木床”歩きは気持ちが良くってたしかに歩きやすい。がしかし前方からくる観光客とのすれ違いに、ストレスが生じてかなり難儀しました。



お互いに“必ず”譲り合って左右のどちらかへ体を避ければ気持ちよく歩けるものを、我が物顔で避けもせず真ん中だけを歩いてくる人が多くてとても腹が立つ。ましてやガイドが居るにもかかわらず、話に夢中で譲り合う指示すら出さないのには本当に腹が立った。



とても気持ちの良いガイドさんがたくさんいる中で、こうした残念なガイドが少数いると、やはりかなり目立ってまいっちんぐ。トロッコ道は、観光客の少ない早い時間に歩くことを学びました。



〈楠川分れ〉




〈辻の岩屋〉

“楠川分れ”から楠川歩道へ入り、今度は『白谷雲水峡』を目指します。
楠川歩道にも幹の大きな屋久杉があって圧巻されます。岩がどかんと張り出した“辻の岩屋”にも圧倒されて、これはスゴいなと開いた口がふさがらない。



〈辻峠〉



『太鼓岩』には“辻峠”でザックをデポして空身で向かいます。
なるほどと思える素晴らしい景色が目の前に広がり、人気のポイントなのがすごく良くわかる。縦走最終日のこの日も本当に晴れてくれてラッキーでした。








苔の歩道、苔の森、苔の沢はどこも素晴らしく、何処を向いても苔だらけ。木の葉の隙間から落ちるきらきらの日差しが、苔へ当たるととても幻想的でファンタスティック。友人の“背景画家”に、この苔のシーンを是非とも描いてもらいたくなりました。



〈白谷山荘〉



“白谷山荘”を過ぎ、くぐり杉を抜けて、さつき吊橋を渡ったらもうこの山旅が終わるのも間近なのが分かります。バス乗り場は管理棟の前から。考えていたバスの時間よりも早い13:00時の便に乗れて、時間のロスも無く大変満足のゆく山旅となりました。最後の最後まで屋久島の深い森が楽しめて本当に何よりでした。






そして宮之浦港へ向かうバスの中で、屋久島観光協会で出した登山届の“下山報告”の電話をかけました。
「どうでしたか?屋久島の山は」の問いに、『ありがとうございました、感動しました!』と答えるのが精一杯。とても思い出深い山旅をすることができました。感慨無量です。(°∀°)


■四日目ルート:〔高塚小屋 06:00 → ウィルソン株 07:50 → 大株歩道入口 08:20 → 楠川分れ 09:40 → 辻峠 10:35 → 白谷山荘 12:00 → バス停 12:55〕


――― 終わり ―――




屋久島縦走歩き vol.1
屋久島縦走歩き vol.2
屋久島縦走歩き vol.3(終)

 


下山後の話
宮之浦港で予約してあった“レンタカー”をピックアップ。バスを乗り継いで宿へ向かうのでも良かったのだけれど、四日間の縦走でカラダが汗と匂いで※■▽☆+*✕□◆~_~; こんなときレンタカーはありがたいと思った。

縦走後に先ず向かったのは『尾之間温泉』のお風呂。捨て猫が居付いてしまったようで、ネコちゃんたくさんいました。猫好きにはたまらない温泉かも。入浴料が200円と格安。脱衣室あり。シャンプー、石鹸無し。シャワーも無いと思った方が良い。
地元人向けの温泉なので、ルールに従った方が良い。浴槽の縁の床に直接座ってカラダを洗う。髪の毛も浴槽縁で洗う。お湯はヌルヌルして最高の湯質♪ ものすごく気持ちが良い♪




屋久島の最終日に泊まる宿は『モスオーシャンハウス』としました。この宿も、屋久島に詳しい仲間の助言を参考にして決めた宿。ログハウスの母屋の目の前が海という素敵なロケーション。デッキテラスから見る屋久島の海とビールが格別でした。

反省点は、『携帯トイレ』を山中の携帯トイレブースで一回も使わなかったこと。


屋久島山旅 費用》※二人分
・飛行機代:東京→鹿児島〔21,880円〕 鹿児島→屋久島〔26,400円〕/屋久島→鹿児島〔32,600円〕 鹿児島→東京〔59,880円〕 小計;140,760円
・宿泊費:エコホテルソラ 和室=9,600円/モスオーシャンハウス=26,400円 小計;36,000円
・レンタカー代:ワゴンR(軽自動車)を〔6時間〕と〔48時間〕のレンタルで≒15,000円
・羽田空港駐車場代:〔6日間〕の個室駐車場=18,000円

・上記旅費合計:209,760円
・その他別費用:75,000円〔タクシー代(エコホテルSORAからヤクスギランドまで5,100円)、バス代(白谷雲水峡から宮之浦港まで560円✕2人)、山中宿泊の屋久島山岳部環境保全協力金2,000円✕2人、登山用品代、飲食代など〕
・屋久島山旅費:284,760円

※3月の“春分の日”の三連休を行程に入れたため、飛行機代はその三連休最終日が高額。復路も平日だったらかなり安かった。羽田空港駐車場代は、個室じゃなければ“半分の料金”で利用ができた。
3月の“屋久島の山旅”は比較的空いているようで快適に山歩きすることができました。避難小屋を利用する縦走スタイルでは、ボクはもう空いている時期の空いている平日の屋久島以外は考えられません。次にまた屋久島へ訪れる機会があったら、また3月の平日狙いです。
因みに屋久島山旅の最後の最後、屋久島空港で“建築士の講師”の仕事をしていたときの生徒さんに会ったのには最高に驚いた( ఠ_ఠ )!
 
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屋久島縦走歩き vol.2


――― 屋久島縦走歩き vol.1の続き ―――

屋久島縦走 一日目
3月18日(水曜日)のこと。いよいよ『屋久島』の山へ足を踏み入れる日だ。お天気は、曇のち雨。あまり芳しくない。

前乗りした宿へ予約したタクシーに6時30分ごろ迎えに来てもらうため、5時に起床し、毎日の日課となっているストレッチを始めて“うんち体操”を開始する。ボクは山歩きをする際、うんちが出ないと調子が悪くなって歩きに支障をきたすので、切実です。
因みに令和二年の元旦から、今年の目標に『180度の開脚』をかかげているため、ストレッチは最近特に時間をかけて入念にします。けどまだまだ先は長い。(´Д`)




タクシーに乗り込んだら前日に頼んでおいた“お弁当かもがわ”の『たけのは弁当』を受取りにゆきます。朝と昼のセットで800円。リーズナブルな価格で美味しい。何よりも竹の皮でお弁当を包んでくれるから、エコロジーでコンパクトになってとても良い。まさに山歩き向けのお弁当と思う。
そしてタクシー運転手のプチガイドを聞きながら、入山するための登山口となる“ヤクスギランド”へ向かいます。トイレを済ませ、身支度を整え、屋久島の山へ、いざ入山!




先ずはこの日一番の目的としている『大和杉』へ歩き始めます。
千年杉、仏陀杉、三根杉などを経由し、ヤクスギランドのよく整備された幾つかのコースを歩き渡り、“17番の標識”があるところから『花之江河登山道』へIN。




屋久島の森が何やらしっとりしていることを肌で感じます。早々に上着を脱ぎ、早々に朝弁当も食べて腹ごしらえ。そしてまた誰も居ない静かな深い森を歩いてゆきます。




ああ、、なんだ此、あまりにも気持ち良すぎるこの登山道。そんなことを常に考えながら、肩に食い込む重たいザックのことは考えないようにして、先へ進みます。



因みにこの日のザックの重さは完全にお酒でオーバーウエート。「山で呑むビールは何が何でも外せないし、屋久島で呑む三岳は絶対にマストだよ!」とヨメ氏に伝えた前日の夜。ヨメ氏がトイレに行っている隙にこそっと三岳のボトル二本を忍ばせておいたのは内緒の話。
屋久島は、水の豊富な島で本当に良かったと思っている。なんせ水の心配をしないで良いのが嬉しい。感激だ。






屋久島の森は、何もかもがスケールが大きく感じました。
例えばサルノコシカケ。ボクですら座れるほどに大きいの発見。それから屋久杉。樹齢1000年を超える杉が屋久杉にランクインされるようなのだが、あまりにも幹が太くてデカイ。いったいこの杉の大木は、樹齢どのくらい経っているのだろうかと思える杉がそこかしこにありビックリする。





そうこうして歩を進めてゆくと、とうとう待望の『大和杉』へ着いた。
樹齢は3000年とも4000年とも云われ、あまりにも大きくて、超感動する。大和杉のある花之江河登山道にはほとんど登山者が居ないので、じっくりゆっくり大和杉を見ることができた。近くに寄って見上げ、遠くに離れて再び見る。
木の柵で囲まれた縄文杉とは違い、今はまだ近くで見ることができる大和杉は矢張り迫力が違います。花之江河登山道を歩いてきて本当に良かった。




ところで、今回考えていた縦走路の北には“縄文杉”があり、そして南にはこの“大和杉”がありました。
洋上アルプスと云われる屋久島の素晴らしい稜線を歩くことが本来の目的ではありますが、それに伴って発生するこうしたモニュメント的な屋久杉が素晴らしすぎて涙もの。特に登山者以外の観光客があまり立ち入れないところは、当然ながら自然が成す造形が美しくて言葉を失います。








そんな、これまた感動した苔苔のビャクシン沢の渡渉ポイントでのお昼ごはん。苔むした岩場の上に置いたお弁当かもがわの『たけのは弁当』がよく似合う。その美味しさもさることながら、このロケーションがまた何倍も良い味にしてくれるのです。たまらん♪




そしてとうとう雨が降ってきます。大木の影に隠れてカッパ上下を着て雨仕様に備えます。入手していた天気予報よりもかなり早い雨でした。屋久島の天気はころころ変わると云われているようで、何やら嫌な予感。



〈みはらし台からの眺望〉


〈高盤岳の、とうふ岩〉


〈翁岳〉

絶景と云われていた『みはらし台』では、少々残念な景色でまいっちんぐ。まだガスっている訳ではなかったので稜線の景色は見えましたが、翌日歩く予定としていた稜線の景色は青空ではありませんでした。






そして本格的な雨となってしまった頃、一日目の終着点『石塚小屋』へ到着します。15時45分頃のことでした。
びっしょり濡れた雨具を脱いで干したら、石塚小屋の特等席を陣取り風呂敷を広げます。窓を開けて外を見ると、そこには屋久杉(?たぶん)がありました。それを見ながら呑む三岳のお湯割りが最高に美味しかった。




翌日以降のためにも、三岳はほどほどにしておきます。夜の小屋内の気温は5度でした。ダウン上下を着ていたのでそれほど寒くはありません。むしろボクにとっては快適な気温です♪



因みにこの日の石塚小屋はボクとヨメ氏の他にソロの男性が一人の計3人。酒はほどほどにしたはずなので、迷惑をかけていなかったことと祈りたい。


〈岩屋の下が、水場〉

それからトイレは小屋の裏手にあって近いのだが、水場が10分程歩いてかなり遠い。岩屋の下の溜り水から汲むので、浄水器を持参していると安心です。水は美味しい。




■一日目ルート:〔ヤクスギランド 07:00 → 大和杉 10:30 → ビャクシン沢渡渉地点 11:40 → みはらし台 14:25 → 石塚小屋 15:45〕

 


■縦走装備memo:
ザック(KLATTERMUSEN アルヴォーケル60L)、追加サイドポケット×2(12L)、ザックカバー(KLATTERMUSEN レインカバー)、ストック(ローカスギアCP2)、ヘッデン(ブラックダイヤモンド スポット 予備電池含む)、寝袋(mont-bell ダウンハガー800#3)、防水シュラフカバー(ISUKA ゴアテックスシュラフカバー ウルトラライト)※ヨメ氏のみ、エアーマット(mont-bell U.L.コンフォートシステムパッド120)、座布団(サーマレストZシート)、ダウンソックス(INTEGRAL DESIGNS ホットソックス)、ダウンパンツ(マーモット)、ダウンジャケット(Patagonia マイクロパフフーディ)、カッパ上下(THE NORTH FACE クライムベリーライトジャケット+mont-bell レインダンサー)、予備靴下(DARN TOUGH タクティカルT4033エクストラクッション)、予備ニット手袋(ミズノ ブレスサーモインナーニットグラブ)、ゴアテックス手袋(アクシーズクイン GORE-TEXストレッチシェルグローブ)、ネックゲイター(SmartWool メリノ)、膝サポーター(ザムスト ZK-7)、エマージェンシーセット、メスティン、火器(JETBOILミニモ)、ガス缶、チタンシェラカップ×3(ベルモント)、チタンシングルマグ×2(スノーピーク)、カトラリー(箸とスプーン)、iPhone X、充電器、小型LEDランタン(GOAL ZERO ライトハウス マイクロ)、トイレットペーパー、携帯トイレ、着替え、カメラ(CANON PowerShot G3X)、カメラレインカバー(mont-bell)、タオル(MOKUライトタオル)、手ぬぐい、ツェルト(finetrack ツエルト2ロング)、簡易アイゼン(mont-bell リバーシブル グリッパー)、ゴミ袋(mont-bell ガベッジバッグ

■共通装備memo:
プラティパス水筒(2L)、サブ水筒(0.5L)、ナルゲンボトル(1L×2個)、ナルゲンボトル(0.5L×2個)、袋めし×14、インスタント物×10、インスタント味噌汁×8、スティックパン、缶ビール(500ml×3)、缶チューハイ(350ml×2)、三岳ペットボトル大×4、三岳ペットボトル小×2、おつまみ各種、乾き物各種

■縦走服装memo:
帽子(Patagonia サーフブリム)、サングラス(Oakley Latch)、すけすけアンダーTシャツ(finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ)、しましま長袖Tシャツ(ポリエステル100%)、ソフトシェル(Haglöfs ボアフード)又はレインジャケット(THE NORTH FACE クライムベリーライトジャケット)、すけすけパンツ(finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ)、サポートタイツ(C3fit フォーカスロングタイツ)、ズボン(THE NORTH FACE トレックカーゴパンツ NB81223)、靴下(DARN TOUGH タクティカルT4033エクストラクッション)、登山靴(HANWAG アラスカGTX)、ニット手袋(ミズノ ブレスサーモインナーニットグラブ)

 




屋久島縦走 二日目
3月19日(木曜日)のこと。お天気は朝から雨・・・。とても芳しくない。




石塚小屋はかろうじて携帯電話の電波(docomo)が入るので、昨夜から何度もこの日の天気予報をみるもどれもこれも全然芳しくない。しかも風が台風並みにスゴいのが分かって尻込みしてしまうお天気でした。
ボクもヨメも、この天気じゃせっかくの屋久島がもったいないので、“晴天”となっている翌日にかけよう!と覚悟を決め、もう一泊を山中で過ごすことに早々に決めたのです。ところがここで意見が対立。




再度、石塚小屋でこのまま停滞するか、少しでも先に進んで『鹿之沢小屋』まで行って停滞するかの2択。ボクとヨメさんの性格の違いが見て取れます。(~_~;)






意を決し、カッパを着てザックカバーをかけてゴアテックスの手袋もして雨仕様で6時に小屋を出発します。日の出は6時30分と遅くまだ廻りは薄暗い。ヘッドランプを付けての歩行に慣れていないボクらはのろのろ歩きます。




雨でつるつるの丸太の橋をのろのろ歩き、激しい雨と真っ白なガスで廻りが見えなくてのろのろ歩いていたら、気がついたら黒味岳分れ(分岐点)まで来てました。もちろん黒味岳へ行っても展望など望めそうもないのでスルーをする。先に進みます。




8時ごろ。激しい雨に辟易し、大きな岩の影に隠れて雨宿りを決め込みます。地図を見て確認したら、そこが『投石岩屋』と云うところでした。
ゴアテックスのカッパ上下も、ましてやゴアテックスの手袋もまさに全身水びたし。ゴアテックスの登山靴を履いているはずなのに、ヨメ氏は右足の靴下が濡れてきていると云う始末。「雨が痛かった」と云う大雨の日に屋久島へ来ていた山仲間ちいさんの“blog記事”を思い出して意気消沈。






でもま、登山道が川のようにはなっていないからまだマシだと言い聞かせ、岩屋を飛び出したのもつかの間で、今度はヤクシマシャクナゲの稜線で暴風雨にひどくやられます。本当に飛ばされるのではないかと思ったものです。ヨメ氏、岩にひっつき虫




栗生岳の祠では、本来ならば米と塩と焼酎と海砂を供えるものらしいのですが、この日の祠は風の通り道。翌日の晴天を心のなかでお祈りし、手を合わせて願かけの岳参り。とにかく風と雨がスゴいんです。




「雨こそが屋久島の本当の美しさを教えてくれる。」と、雨の恵みを受けていきいきとする屋久島の森のあり方を何かで読んだことがありますが、そんなものは眠っているときにでもやってほしいと切実に願います。雨の屋久島はもう十分に堪能させてもらったので、晴れた屋久島がそろそろ見たいんです。(´Д`)




宮之浦岳の山頂で、下山後に泊まる予定としていたエコホテルソラへ、山中でもう一泊するために『宿泊キャンセル』の電話をします。
ごぉーーーっと風の音で聞きづらかったことと思いますが、なんとかこちらからの連絡が通って何よりでした。iPhone、防水で本当に良かったと思う♪ ホテル側の、臨機応変の対応に大感謝。



さて、暴風雨の『宮之浦岳』を過ぎたら、30分で“焼野三叉路”に行き着きます。そして左へゆき永田岳方面へ歩を進めます。
もしもこの日このまま目的どおりのルートを歩いていたとしたら、悪天候で真っ白な永田岳もきっとスルーしていたことになっていたであろうし、あとでこの山行を振り返ったとき、なんてもったいないことをしたもんだと大後悔していたかもしれません。そんなことにならないように、この日は“翌日の晴天”を信じて『鹿之沢小屋』へ向かうのです。





〈ローソク岩展望台からの眺望〉

途中、視界が悪くて見落とした“落とし穴”に片足を取られ、前方へくるりと一回転してしまった。急な坂道での出来事だったので呆気に取られましたが、何より骨折などしなくて良かったなと本当に胸をなでおろしている。もしかして180度開脚の特訓の成果かしら。カラダが柔らかくって助かった♪






鹿之沢小屋』には13時50分ごろに到着。少し早い気もするが、この日の山行は停滞なのでこれで終いとした。小屋中心部の共有部分に濡れた衣類を全部干して乾かし、三岳のお湯割りをやって冷えたカラダを温めた。




この日の小屋の気温も5度。寝袋に入ってダウン上下とダウン靴下を履いてりゃ全く寒くなく、むしろ快適で塩梅よし。




水場は小屋裏の沢からじゃぶじゃぶ汲めるから近くて便利でしたが、トイレが遠くてやや難儀した。滑りそうな橋や斜面があるので、きちんと登山靴を履いて行かないと後悔しそうでもう大変。
星が綺麗な夜でした。翌日の山行のお天気に期待大♪(・∀・)




■二日目ルート:〔石塚小屋 06:00 → 花之江河 06:45 → 黒味岳分れ 07:10 → 投石岩屋 08:00 → 栗生岳 09:50 → 宮之浦岳 10:20 → 焼野三叉路 10:55 → ローソク岩展望台 13:10 → 鹿之沢小屋 13:50〕

――― 屋久島縦走歩き vol.3へ続く ―――
 
| 山歩きと山登り | 12:24 | comments(2) | -
屋久島縦走歩き vol.1

プロローグ
2020年3月17日(火曜)から3月22日(日曜)のこと。ヨメさんと二人、5泊6日で憧れの【屋久島】を歩いてきました。山中では4日間の大縦走。屋久島特有の激しい雨も風も体験し、とても内容の濃い縦走歩きとなりました。

さて、ボクのブログ記事はいつもはただの日記口調で全く参考になりませんが、今回はボクもそうしたように、先人の先輩方のブログ記事のように、多少詳しく山行記録的なものを真面目に残しておこうかと思っています。もしもボクらの今回記事が、いつか誰かのお役に立てれば良いなと思います。



屋久島への山旅の動機
生命力あふれる屋久島に呼ばれたから!、とかそんなロマンチックな理由なんて全くなく、ただ単に一度、海に浮かぶ“洋上アルプス”の稜線を歩いてみたかっただけ。
あとはまとまった休暇が取れるチャンスが不意に訪れたので、このタイミングを失うことの無いように行使してきただけ。



屋久島への計画と準備
山旅の期間を、3月の春分の日の連休のある週に定めて計画を開始。悩んだのが屋久島をどのコースで歩くかと、何日間の山旅とするかでした。

愛用の『屋久島トレッキングサポートBOOK』を参考にし、歩くコースはヤクスギランドから入って白谷雲水峡へ抜ける花之江河登山道を歩く2泊3日の“縦走コース”と、予備日としても使える“日帰りコース”を幾つか検討し、前泊と後泊も含めて、全行程としては“5泊6日の旅”として計画をする。
それからとても参考になったのが、山仲間の『パノラマの写真』であった。沢山の写真よりも一つの動画の方が良く分かるように、ぐるりと写真で見渡せるパノラマ写真は、動画に匹敵する分かりやすさがあった。ふかくんThanks。

ある程度日程を決めたら、次は旅の足となる“交通手段”と寝床となる“宿泊施設”の検討を開始。ここでももう先人たちのアドバイスやブログ記事を大いに参考にさせてもらいました。



さて当初の予定はこう↓でした。
〈結果的には、縦走が四日間となり日帰り山行が無くなります。〉


・自宅 → 羽田空港:自家用車で移動 『羽田空港P4駐車場』に駐車(6日間)
・羽田空港 → 鹿児島空港:飛行機(ソラシドエア)*富士山ビューは右側席
・鹿児島空港 → 屋久島空港:飛行機(JAC
・屋久島空港 → 前泊宿(エコホテルソラ)[レンタカー(6時間 カミヤマレンタカー)*空港で受け取り、ホテルに乗り捨て]
・ガス缶、食料、お酒、携帯トイレの買いだし、登山弁当の予約注文、屋久島観光協会(安房)へ『登山届』の提出と環境保全協力金(一人2000円)の支払い

・縦走一日目:宿(エコホテルソラ) → 予約送迎タクシー(屋久島交通) → 弁当屋(かもがわ) → ヤクスギランド → 花之江河登山道 → 石塚小屋(避難小屋)泊
・縦走二日目:石塚小屋 → 黒味岳 → 栗生岳 → 宮之浦岳 → 永田岳 → 新高塚小屋 or 高塚小屋(避難小屋)泊
・縦走三日目:避難小屋 → 縄文杉 → ウィルソン株 → トロッコ道 → 白谷雲水峡 → バス → 宮之浦港(レンタカー 48時間*宮之浦港で受け取り) → 宿(エコホテルソラ)

・日帰り山行:宿(エコホテルソラ) → 弁当屋(かもがわ) → 蛇之口滝 → 大川の滝 → 千尋の滝 → 尾之間温泉 → 宿(モスオーシャンハウス
・最終日:宿(モスオーシャンハウス) → 観光 → 屋久島空港[レンタカー *空港に乗り捨て]

・屋久島空港 → 鹿児島空港:飛行機(JAC)
・鹿児島空港 → 羽田空港:飛行機(ソラシドエア)*富士山ビューは左側席
・羽田空港 → 自宅:自家用車で帰宅



上記の準備にほぼ一か月以上をかけて色々と手配。航空券は『エアトリ』を使いました。

所感:羽田空港までは、自家用車での移動が極めて楽ちん。大きなザックもなんのその。コロナウイルスの件もあり、極力電車移動をしたくなかったので丁度良かった。
羽田空港P4駐車場は一か月前から予約ができるのも良い。仮に山旅の期間が満車になっていたとしても、毎日webサイトをチェックしていると、キャンセルが出たりすることが多い。
事実ボクは毎日チェックしていたら、旅の2週間程前に予約ができてラッキーだった。個室だったので値段がちょっと高くてまいっちんぐではあるが。(~_~;)
因みに羽田空港P4駐車場の入口前には、ネズミ捕りの警察がいるので要注意。必ず一時停止は忘れずに!
 



屋久島山旅 初日
朝5時に自宅を出発し、首都高速道路を経由して“羽田空港P4駐車場”へ向かう。空港中央IC下車。P4駐車場予約済みのゲートに入るため、P4駐車場をぐるっと一回りし、見えづらい“一時停止”の表示を見落として、ネズミ捕りにまんまと引っかかる・・・。警察のバカ野郎。そんなところに隠れるのズルい。1点減点7000円の罰金であった。旅の初日についてない。(´Д`)

羽田空港P4駐車場からソラシドエアの荷物預かりカウンターへゆき指示に従う。ヨメさんともども重量オーバーにならず、生地の厚い大きなビニール袋にザックを入れて梱包してもらい、荷物もボクらも搭乗手続きを終えて朝ごはんへ。ザックの外に“ストック”を取り付ける場合は、ケースに入れてからにしたほうが無難。

羽田空港  07:25発 → 鹿児島空港 09:25着 / 乗り継ぎ路を通って、屋久島便へ。
鹿児島空港 11:00発 → 屋久島空港 11:40着 / ほぼ定刻通りに予定が進み、屋久島空港で予約済みのレンタカーをピックアップ。

レンタカーは“カミヤマレンタカー”を使いました。選んだ理由は一日目に泊まるホテルの目の前にあるレンタカー屋だったから。そこのおやじが面白くって気分良く借りられました。レンタル料金はだいたい何処も同じようなものなので、地の利を活かせるところで借りた方が良い。



先ずは山旅に必要な物を揃えに、スーパーや山道具屋にレンカターで移動します。縦走に必需品な『三岳』はスーパーやドラッグストアで手に入れた方がやっぱり安いんだけれど、一人幾つまでと個数が決められているので、一箇所でまとめてドカッと買える方が便利。ガス缶に食料、携帯トイレなんかは『山岳太郎』で購入。ガスの種類も袋めしも豊富で何でも売っていた。


〈太忠岳の天柱石〉

屋久島観光協会では、登山届の提出と一緒に現地の人から情報を収集。流石に色々な面に詳しく、ガイドブックに書いていないこともマズいことも何でも教えてくれた。(~_~;)
特に親身にアドバイスをくれた担当者の『永田岳』推しがすごくて、これは何が何でもボクらも歩いて来なければならないと云う気持ちにさえなってしまった。のちにこれが本当に良かったのは云うまでもありません。



素泊まり専用の“エコホテルソラ”は、二人で泊まれる『和室』を利用しました。ユニットバスと洗面所とトイレが付いており、部屋は畳の廻りに板の間があるのでかなり広くて快適でした。初日に縦走登山用の荷物と預ける荷物用に仕分けしたかったので、こうした和室で広いスペースがあって非常に大助かりなホテルでした。

ただエコホテルソラには、和室が一室しか設定が無いのが残念でなりません。しかも“じゃらん”からでしか予約が取れないので、いつも争奪戦のようでした。
特筆すべきは寝具にこだわっており、とても安眠ができたのはありがたい。寝心地の良い寝間着があったのも嬉しい。部屋には冷蔵庫が備え付けられているので、冷蔵物があっても心配不要でした。



ところで、縦走登山後に泊まる宿は、初日と同じエコホテルソラを予約していたのだけれど、どうしても一つ気になる懸案事項があったのでホテルの支配人にちょっと相談をしてみました。
内容は「縦走二日目のお天気がすこぶる悪いので、もしかしたらキャンセルするかもしれない」と云うもの。もちろん、こちら側の勝手な申し出なので、下山後にきちんと全額のキャンセル料金は支払うつもりであることを伝えます。
せっかく初めての『屋久島』ですから、何としても“晴れた稜線を歩きたかった!”のです。暴風雨で風速20m以上の終日悪天候の翌日のお天気は、何度調べても揺るぎない『晴天』のマークが続いていました。~_~;

と云うことで、悪天候でキャンセルをする場合、一度何処かで連絡をすることで話がまとまり、翌日の山歩きへと備えます。臨機応変に対応してくれたエコホテルソラの方々に大感謝。




屋久島へ着いた初日の食事は、“お昼ごはん”は翌日の『登山弁当』の予約も兼ねて“レストランかもがわ”へ。
ボクは“トビウオの唐揚げ定食”を注文し、ヨメさんは“有頭エビフライ定食”を食べた。美味しくてボリュームがあって◎。二つで2000円ほど。



レストランかもがわの横が“お弁当かもがわ”になっており、登山弁当が頼めます。
かもがわの『たけのは弁当』は竹の皮でお弁当を包んでくれるので、エコロジーでコンパクトでありがたい。もちろん美味しくて◎。朝と昼のセット弁当で800円。お値段的にも◎。



“晩ごはん”はエコホテルソラから歩いて5分で行ける“定食パスタかたぎりさん”へ。
呑み目的で行ったので最初は肴になるおつまみばかり食べていましたが、最終的には名物料理の“トビウオひつまぶし”までしっかりとたいらげ、満腹に。
ボクらの後ろの席には、屋久島のガイドさんと撮影隊の方々がいらしていたようで、小耳にはさむプチ情報が面白くてとても良い肴となりました。



初日は翌日からの“縦走登山”のことを考えて、軽く3時間、ほろ酔い程度で切り上げます。(´_ゝ`)

――― 屋久島縦走歩き vol.2へ続く ―――
 
| 山歩きと山登り | 15:44 | comments(4) | -
しらびそ小屋歩き&稲子湯


2月29日(土曜)〜3月1日(日曜)のこと。
八ヶ岳は“しらびそ小屋”まで歩いてきた話と、“稲子湯旅館”に泊まった話です。

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さて、しらびそ小屋には、宿泊した人しか食べられない“厚切りトースト”と云う名物料理があるのは有名な話。
てことでいつかはそちらへ泊まりたい!と考えているのだけれど、山行どきにしらびそ小屋を利用するタイミングがなかなか見出せずで、泊まることが叶わないまま今日に至ります。




てことでせっかく近くにいるのだから、気分だけでも味わいに、しらびそ小屋の“目の前”で厚切りトーストを焼いて食べてみようじゃないかと云うことになったのである。~_~;
とはいえ、トーストは“辻和金網の焼き網”のおかげでこんがり焼けて美味しかったんですが、、トッピングのバターが雪山の寒さで上手く融けず、カチカチでまいっちんぐ。バターかじりながら少しずつ食べました。やっぱり本場の厚切りトーストは、、一度は食べてみないとダメであるな。(´Д`)






山歩きの話。車は山歩き後に宿泊予定としている稲子湯に駐車。10時20分に歩き始め、12時にはしらびそ小屋へ着いてしまった。この日の雪のコンディションはトレースも付いてとても歩きやすい。12本爪アイゼンもチェーンアイゼンも持参してきたけれど、終始つぼ足で歩き通せました。


〈スポルティバ トランゴタワーGTXウーマン

ヨメ氏は新しい登山靴の履き慣らしも兼ねた山歩きだったので、調子を見るには最適な雪山歩きとなったようでした。




しらびそ小屋で、エセ厚切りトーストを食べたりして楽しんだあとは、仲間の待つ温泉宿へ一気に駆け下りた。14時のことである。
集合場所の稲子湯では、ボクらスノーハイキング組とは別に、小海リエックススキー場でスキーをしていた仲間と合流。福井からはコージさんmieさん、そして“いちにち”blogの克ちゃん雅ちゃんがチャックイン。
気持ちの良い温泉で汗を流してから宴会へ突入だ。






稲子湯旅館はボリュームのある晩ごはんで有名なので、この日の酒のアテは少な目にして大正解。炙り師による名物の“炙りタコ刺し”、べらぼうに美味しかった。醤油とねぎ塩で味が2種類楽しめたのも良かった。セミプロの腕前、流石である。ごちそうさん!




翌日は定番の二日酔い。仲間に「あんた二日酔いじゃないとき無いよね?」と指摘されまいっちんぐ。(´д`)
せめて翌日もちゃんと動けるような呑み方を心がけないとなと猛省する。またこんな呑み山行したいので、皆さんどうかよろしくお付き合いを頼みます!(´_ゝ`)
 
| 山歩きと山登り | 12:26 | comments(2) | -
福寿草パトロール歩き


のっけから急登で、どこぞの犬には遠くから吠えられ、崩落した登山道を慎重に進み、ザレて急なトラバースを這いつくばり、鹿よけゲートを幾つも越えて、道に迷いに迷い、大きめの岩がごろごろした沢を進み、苔むした岩場のエリアを過ぎたら、今年も黄色くて色鮮やかな“福寿草”がにょっきりとたくさん顔を出していました。




いったい何がいいんだか、眺望もたいして良くなく景色もそれほどでもない渋〜い秩父のとある山を、今年も“秘密の花園”と云われる場所を目指して歩いてきました。



その“秘密の花園”に咲く、山の中腹に自生している黄色の花の“福寿草”が目当てですが、このお花が無ければ本当に渋くて渋くてまいっちんぐ山。








駐車場から福寿草の咲く自生地までは、約3時間の険しい道のりを歩きます。ぐるっと回れる下りは、尾根道を歩いてこられるので2時間かかりませんが、実はこちらも結構な急坂で気が抜けない。スリップ注意。
福寿草のところでたっぷりと1時間花と戯れたら、見晴らしの良い広い尾根でゆっくりとお昼ごはんを楽しみます。横着して最近はラーメンばかりです。(~_~;)




さて今回のこの山行も、翌日はちゃんと筋肉痛になれるレベルですから、なかなか険しい山歩きだったことが分かります。
そんな山を、よくぞ4年も連続して遊びに行っているなーと不思議でなりません。秩父の山の斜面に自生する、ダイナミックな福寿草がきっと魅力的だからでしょうか。花に興味が無かったボクも、やっと花慣れしてきた模様です。


 
| 山歩きと山登り | 12:48 | comments(2) | -
刈込湖・切込湖歩き


2月9日、日曜日のこと。山仲間にとても良いところを教えてもらった。
場所は日光の『刈込湖』と『切込湖』。凍てついた湖上の上を歩いてゆくスノーハイキングだ!




コースは“光徳牧場の駐車場”に車を1台デポし、メンバー皆でもう一台に乗り合わせて“湯元温泉の駐車場”までゆき、そこからスタートしてぐるりと回れるルート。
ん?車を1台デポ? ・・・なるほど、どMルート好きの夫婦からお呼びがかかった訳が分かったぞ。この日の山行はカッチンとちいちゃんがご一緒。普段厳しくて渋い山行ばかりしているので不安が隠せなかったが、たまにはこんなゆるい山行もするのだなと安堵。



黒いクマの尻皮を付けて参上。お尻まわりが温かいのだそうだ。雪山では腰からお尻など冷え込むことが多いから、尻皮はやはり便利そうだ。何処にでも座れるし。ボクも何かの皮でヨメさんにつくってもらおうかしら。




さて山行の話。スタート地点の湯元温泉の駐車場で身支度を整えるも、吹きすさぶ風とあまりの寒さで心少し折れる。~_~;
いったん車の中へ避難して、皆でせーの!のかけ声で出立したもんです。



登山口の前にある源泉帯を通過すると温泉臭(屁)が香り、山へ繰り出すのは止めてお風呂に入りたくなりました。それほどに寒かった。仲間のデジカメなんて低温のためにエラー音がピーピーうるさかった。結局この山行、低温による電池消耗が激しく10枚しか写真が撮れなかったとか・・・。(´д`)






先ずは凍てついた蓼ノ湖(たでのうみ)の上を歩きます。ヨメさんあまりのへっぴり腰に大笑いしてしまうが、雪の乗っていないスケートリンクの上をつぼ足で歩けばやっぱりこうなるのだろう。








つるつるの階段などの障害をいくつか乗り越えて、歩を進めて次に立ち入ったのは『刈込湖』の湖上。見晴らしがすこぶる良い。気持ちが良い。誰も居ない。あっという間にお気に入りになってしまった♪(´_ゝ`)






そしてここからボクだけスノーシューを付けてスノーシューイング。せっかく重いの持ってきたのだからこれで遊ばないだなんて勿体ない。もちろん、ボク以外はみんな自分に厳しい人たちだから、終始つぼ足でづぼづぼ足を取られながら黙々と歩いていた。
ボクは縦横無尽、林の中へ、ノートレース地帯へスノーシューで突入。浮力があって沈まない。快適スノーシュー歩きを満喫だ。






続いて『切込湖』の湖上を通過し、陽だまりを探して涸沼が見下ろせるエリアまで歩いてゆきそこで大休止。お昼ごはんとした。
日が差していても寒さで手袋を外せないので、箸がつかめない使えないとヨメさんがうるさい。そんなときにこそフォークなのだなと実感。山ではいまいちフォークの出番って無いよなーて感じていたので、これでどうやら眠っている道具が日の目を見そうです。






涸沼へ下りたあとは、今度は急な斜面を登り返して山王峠へ。そしてまた小休止。
目の前には見たことの無い角度の男体山が見えて迫力満点。山頂があんなに平らだとは思わなかったな。




さて下りはいつものごとくあっという間。光徳牧場の駐車場へ辿り着いたら、もう一台の車をピックアップしに移動する。
ボクらは早い時間からハイクアップしたのがよかったようだ。帰り道の赤沼茶屋周辺の駐車場は大混雑であった。今度からも、寒くても早い出立を心がけよう。楽しい山歩きであった。
 
| 山歩きと山登り | 12:00 | comments(0) | -
アイスモナカ雪歩き
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『アイスモナカの雪歩き』 歩きにくいことこの上ない。
翌朝、ふくらはぎが超の付く筋肉痛となりました。階段おりるのに超難儀 (´д`)


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2月1日、土曜日のこと。
この週末は関東近辺の山なら、何処もお天気が約束されていた週末。珍しく土曜も日曜もよいお天気。
となれば、こんな日に山を歩かない訳にはいきません。がしかし前日の金曜日。晩ごはんを食べた後お酒を呑みながらだらだら過ごしてしたら、あれよあれよと言う間に“明日はゆっくりモード”へ突入しそうになった。
ここ最近の暴飲暴食による体重増加のため、とにかくカラダを動かさねばならないのだ。

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そんなこんなで重い腰を上げ、山歩きの用意をして就寝。朝4時30分起床、5時出発。目的地は・・・、下道でだらだら行けて、のんびり歩けて、ホッと一息つけるお気に入りのところ。

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ところが登山口。スタート地点からがっつり雪がありまして、そしてほぼノートレース。しかもずーっとアイスモナカ。ちらほら見える前を歩く足跡は、シカだけでした。シカも途中からいつシカまたノートレースに。
無雪期なら苔も登山道も森も日差しできらきらして美しく、コースもなだらかで非常に歩きやすいのだけれど、この日の雪質はとても硬くバリッバリ。表面はまるでタイルのようにかたい。


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ツボ足で歩けたのは最初の方だけ。次第に足を乗せたところは全部沈むようになり、超絶歩きにくい。ワカン及びところによりアイゼン装着する。
アイスモナカ雪の表面はおよそ5cmほどあり、その下の雪の餡がこれまたふっかふか。ひざ下まで沈みこむところ多数。しかもこれが実に、い、痛い!(>_<)

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痛いとはなかなか表現が上手くないかもしれませんが、アイスモナカ雪を踏み込んで沈んだ足の“弁慶の泣き所(すね)”に、硬くカチカチになったアイスモナカが刺さるのだ。そして其れに足を取られ、ワカンを抜け出せずに転ぶことヨメさん数回繰り返す。


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結局目的のところまで行けず、時間切れとなりこの日の山行は途中で引き返してしまった。
ラーメン食べて思いにふけ、帰路につくこととした。とりあえず朝8時から10時間歩き続けたので良しとする。少しは痩せたかしら。

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| 山歩きと山登り | 19:51 | comments(0) | -
日光澤温泉呑み山行


今年も恒例、雪のある“日光澤温泉”へ呑み山行してきました。
メンバーは7名。毎度の“いちにち”克ちゃん雅ちゃん尻皮夫婦の他に、飯豊LOVE&雨巻山命のカッチンちいちゃん夫婦、いぶし銀フカくんの3人が初参加。+ヨメ氏とボクを含めて今年の日光澤温泉山行は7人でのにぎやか山行となりました。



〈ゴロー’S〉

北の国からの黒板五郎さんをオマージュする“五郎さんのニット帽”で登場してきた仲間の洒落っ気には脱帽。前日に「ゴローさんのニット帽かぶってきてね!」とヨメ氏に伝えた意味がやっと分かったのであった。(´∀`)





〈ある意味、一番の核心部〉

さてその山行。
“女夫渕温泉の駐車場”へ10時頃集合し10時30分には皆で歩き始めるも、のっけから雪が少なくてびっくり仰天する。気温の上昇により雪が解けてつるつるのアイスバーンとなっている箇所多数により、さらにびっくり仰天もする。もう何度も歩きに来ている過信からか、ヨメ氏ともどもアイゼンを忘れると云う大失態を犯しさらにさらにびっくり仰天する。なんとかなったから良いものの、二人して新年早々、猛省する。(´ε` )



〈中洲ができてた〉


〈渡渉〉

しかしながら今回は本当に雪が少ない。いつも歩く奥鬼怒遊歩道の冬道は、沢が露出していたり渡渉しなくてはならなかったりで、まるで初めて歩くコースにみえて何やら違和感を覚えます。


〈雪の大海原〉

トレースの付いていない雪の大海原へスノーシューで足を踏み入れるも、まるでモナカの上を歩いているようで歩きにくいことこの上ない。できれば、ぱふぱふの雪の上を歩いてみたかったのである・・・。



〈眼光鋭いつららハンター〉


〈白州の、つららオンザロック〉


〈陽だまり休憩中〉

ところで道中では、凍てついた滝からつららを少し頂戴し、ウイスキーの“つららオンザロック”を愉しんだり、陽だまりがあれば輪になってまたウイスキーを呑んだりおやつを食べたり、今回も毎年のルーティンを実行できたのはとても嬉しいことでありました。



〈チャンわらサン〉たまらん♪


〈食事風景〉


〈晩ごはん〉


〈炙りタコ刺しとサーモン〉

あとは日光澤温泉にて、3匹の柴犬チャンわらサンと戯れることと、温泉♨に三度入ることと、朝晩の美味しいごはんを味わうこと、そして克上魚類の炙り師(いちにちの克氏のこと)による炙りタコ刺しをアテに、時間のゆるす限り呑んで語るのがいつものルーティン。今年も大満足でした。



〈ノシ滝の氷瀑〉

翌朝。これまた恒例としている“ノシ滝の氷瀑”を見に朝の散歩。今年は雪が少なかったからその先の鬼怒沼湿原まで行けたかもしれない。呑みすぎたていでなければの話だけれど。(~_~;)



今年の日光澤温泉山行は、ボクらが贔屓にしている宿へ山仲間を初めて連れてゆくことができて何よりでした。いつもは四人で夜通し語り合うのだが、色々な山に明るい三人の仲間の参上で、これまた至福のひとときを愉しむことができました。話題に上がった今年のいくつもの山行計画、今からもう楽しみで仕方がありません♪



※NHK BSプレミアム“グレートトラバース3”でお馴染みの、プロアドベンチャーレーサーの“田中陽希”氏が日光澤温泉で滞在した様子が観られるようです。何やら温泉につかっている姿など映るんだとか。
2月1日の土曜日に放送されるとのことだけど、ウチ・・・、BS観られないのよねぇ〜。残念賞(´ε` ) 誰か観せてちょんまげ。

 
| 山歩きと山登り | 07:06 | comments(2) | -
奥武蔵歩き


年が明けて令和二年。1月19日、日曜のこと。
この山歩きがボクら夫婦にとって、初歩きとなりました。




前日は雨。気温が低くとても寒かった。天気予報では山間部は雪となる模様と言っていた。
これは朝早く山へ出かけたら、きっと低山でも綺麗な雪化粧が拝めると思い、何処の山へ行こうかといろいろ思案するも、結局前日に呑んで食べてだらだら過ごしていたら、サクッと身近にゆける“奥武蔵の山”となりました。相変わらず今年も、困った時の奥武蔵である。



山歩きの序盤。か、からだが重い・・・(´д`)
このお正月休み、食べに食べて吞みに呑んで過ごした不摂生が祟ったのだろう。どすどすと、どすこいステップになってしまっている。
暇を見つけて山歩きへゆくと云うよりも、これは強制的に毎週末山歩きをせねばマズイ状態だ。新年早々、まいっちんぐ。(>_<)



〈武甲山〉


〈両神山〉


〈浅間山&黒斑山〉


〈日光連山〉


〈八ヶ岳〉

山頂までの道中。予想の通り、低山でも綺麗な雪山を楽しめた。
展望台からは、武甲山、両神山、浅間山&黒斑山、日光連山、八ヶ岳、と遠くまでたくさんの山々が見通せてスカッと爽快で気持ちが良い。








下りの樹林帯では、木々の上から日差しで解けた雪が落ちてきて、キラキラして幻想的で綺麗であった。
・・・がしかしものには綺麗に感じるための限度があるようで、途中から背の高い木立から落ちる雪が大粒の水と変わり、それはまるでどしゃ降りの雨のようになり、不快にかわってしまったのは予想外。~_~;




とは云え、樹林帯さえ抜けてしまえば気持ちの良い山歩きに変わりはありません。奥武蔵の山に、今年も楽しませてもらえてなによりでした。



※新しい“山専ボトル”のテストも兼ねてきた。
マットブラック。艶消しの黒い水筒が格好いい。
 
| 山歩きと山登り | 18:14 | comments(4) | -
忘年山行


12月28日から29日のこと。今年の『忘年山行』は、“燗酒”と“お鍋”が特に印象的な山行となりました!(・∀・)




標高こそそんなに高くはないものの、この日は雪が結構あって非常に嬉しい。真っ青な空と真っ白な雪とのコントラストが綺麗で非常に美しかった。しかも気温が低かったので、あまり汗もかかず、山を歩くにはとても快適な状態。
低山で、そして近場で、なかなか楽しめた山でした。同行した山仲間の千里眼、2019年、最後までナイスチョイスでした。カッチンとちいちゃんのお陰さま。



そう云えばこの山仲間と付き合うようになってから、今年は随分と素敵な山へのサポートをしてもらいました。GWの前半に歩いた残雪の“飯豊山 頼母木山”の山行を始め、ハクサンイチゲが満開だった“杁差岳”の山行など、今年は3回も『飯豊山』を歩いてくることができました。



狙っていた北アルプスの山々も、相次ぐ天候不良によって延期と断念の繰り返しだったのだけれども、飯豊山を歩けたおかげで、実はあまり消化不良とは思ってはいないのだ。
そして、“天ぷらの雨巻山”と“トレランの雨巻山”など、美味しくて面白い山行も経験し、実に楽しい山歩きをすることができた年でした。










さて山歩きの後の、忘年会。囲炉裏のある、とある小屋にて。
メスティンでつける熱燗が最高に美味でした♪
アルミ鍋で煮込んだピェンロー鍋がたまらない♪










囲炉裏の中心に置いた炭火が心地よく、四人で火を囲んで長々と呑みました。
チリコンカーンとフランスパンで♪
栃尾のあぶら揚げと黒はんぺんを炭火で炙って♪




酔い醒ましに小屋の外へ出ると、それはそれは綺麗な星空でした。
2019年以上に、2020年はもっとたくさんの山を歩きたい。
南の方のあの人気の島も歩いてみたい願望もあり、行きたいところだらけでもう大変だ。
 
| 山歩きと山登り | 20:44 | comments(0) | -
トレラン益子と雨巻山歩き


この週末は、“益子いくべ会”に所属する山仲間を手伝いに、『第6回トレラン益子』へボランティアスタッフとして参加してきました。
12月7日の土曜日は雪が舞うとても寒い一日でしたけれど、かなり盛り上がった大会でした。引き続きまた来年そして再来年と、末永く続く大会となることを切実に望みます。目当ての“お店”の出店もあり、参加してきてとても良かった週末でした。12/7(土)〜12/8(日)のこと。


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朝7時、裏方さんの待ち合わせ場所であるCAFEマシコビトへ集合。カレーが旨いらしいがそんな時間なし。また今度来ることを誓い、トレランの大会が始まる10時に合わせて、各自持ち場へ散って準備に忙しい。ボクの持ち場は林道の中腹で、外気温は2度でした。
山歩きを趣味としているのでこんな寒さは屁でもないんですが、一箇所でじっとしているとこの寒さがじわじわと骨身に染みてきます。
持ってきた山の防寒着を総動員。同じ持ち場の仲間が入れてくれたホットドリンクが五臓六腑に染みました。こっそりブランデー入れたらもっと沁みたかしら。(~_~;)


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〈↑beefさん:レースの模様(YouTube)

さて持ち場にてランナーを応援し誘導していると、ボクの目の前を颯爽と駆け抜けていったロマンスグレーの男がいた。“仲間”であった。
色々なトレランのレースに出ていると云う話はblogを読んだり呑んだりしたときに聞いてはいましたが、実際に目の当たりにした衝撃は大きかった。しかも結果は13位とな。めちゃくちゃ速く、格好いい。

そして先頭ランナーたちが“雨巻山”を周回してきてボクらの持ち場を二回目に通過したとき、ちらほらと雪が降ってきた。どうりで寒いはずです。
でもランナーたちは皆カラダ中からもわもわと湯気が立ち上っていて寒さを感じなさそうだった。スゴイ!そして皆の顔がスゴイ!にこにこしてみんな笑顔なのだ。応援している側からも見ていてこれは実に気持ちがいい♪
特に印象に残っているのは、「あと3.4km〜!もうちょっとで〜す」の返しに、「え〜!もう終わっちゃうの〜、残念〜」てな返事。スゴイ!(°∀°)

ボクも走ってみたくなりました。いったいどんだけ気持ちが良いのだろうか。

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さて翌日。
裏方さんの反省会で日本酒を呑みすぎてぐだぐだに。茶屋雨巻の石窯ピザがべらぼうに美味しかった記憶はあるが、カラオケの、ましてや何を歌ったかの記憶はない。(>_<)
二日酔いでとてもとても辛かったんですが、それでもリフレッシュしに(酒を抜きに)“雨巻山”を歩きます。で残念ながら晴天。この青空が前日だったらどんなに良かったことかと云う意味で。


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雨巻山のスペシャリストたちに、抜け道的なスペシャルなコースを案内してもらってお初のタイタニック岩へ。山の上から見える景色はまだまだ紅葉が綺麗でした♪
上に着いた頃はすっかりと酒も抜けよい気分に。山歩きは心身ともにやっぱり気持ちがよい。ボクはまだ“山歩き”でよいのかも。


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〈タイタニック岩〉

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余談。タイタニック岩でトレラン軍団と遭遇。そしてトレランシューズの本当の靴紐の結び方を教えてもらいました。これはめっけもん。なるほどである。一番上にある“二つの穴”の使い方である。シューレース穴と云うらしい。これはやっぱり飾りではなかった。特に下りでスゴイ威力を発揮。この日、ぐいぐい下れました。(°∀°)

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| 山歩きと山登り | 07:45 | comments(8) | -
白井差新道の“両神山”歩き〈ケーコ編〉

〈両神山 山頂にて〉

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台風19号による崩落のあと

ガードレールが落ちてるなぁくらいに見えるけど、
角度を変えてこっち側とあっち側から、よーく見ると道の下がえぐれて恐ろしい。
まだ汲み取り車が入って来られないとのこと、工事の予定も未定だそう。
ジムニーは通行できる。ジャガーは無理。





流された木の橋や梯子を新たに架け直し、それが出来ない箇所は
迂回して岩の上を渡るようにしたりと登山道も変わっていた。
木の材質や長さや角度(水平さ?)などのこだわりが強く、
気に入らず直したい所が色々とあるようだった。



山中さんは左手に竹の棒を右手にペットボトル飲料を持って歩く。
棒で登山道の落ち葉や枝を除けながら、
150mおきに隠しているという飲料水やら登山道整備の道具、装備品のチェックも怠らず、
お口は救助や木や動物の話でフル回転・・・こんなに面白い人だったんだ。



終始、山中さんの後ろに着いていた私は山歩きよりも山中さんの行動が気になり、
なんだか登山そっちのけだった。
埼玉県警山岳救助隊でもある山中さんは、漫画「岳」以上にリアルな「岳」だけではなく、
+火曜サスペンス劇場+ダーウィンが来た+チコちゃんに叱られる
を織り交ぜたような話をするものだから、もうホントに聞き入ってしまった。
夢中になりすぎて、携帯電話で通話中の山中さんにも合いの手を入れてしまう始末、私はあほだ。

だもんで、今、
情報通な私が書かされているのだが、具体的には書けない話が多すぎて困っている。(~_~;)



白岩山と雲取山


珍しく空いていた狭い山頂

中国系のカップルと南米系のメンズが写真を撮りあい、
インスタグラムの交換をしようぜ〜#$&’”!#みたいな会話をしていた、多分。


先週登った“蓼科山”にだいぶ雪が着いている。
浅間、北ア、南ア、ヤツ、こんなに見えたの初めてかも。





「念願の第2コースへ!」


梵天尾根を行くのかと思いきや、少し下って、落ち葉の中をトラバース気味に進む。
近道なんだそうで。



前方の屏風のような壁を登る。



と、その前に腹ごしらえ





北斜面で全体が筋状に凍っている。



尾根に出ると、中津川の集落が見えた。素晴らしい眺めだ。
山中さんちの庭を山中さんに案内してもらう。なんて贅沢なことか。



モモンガの木


自慢のゴヨウマツ



こちら側には落ちないでよーーーてな痩せ尾根もいくつか出てきて、
距離にすると5mもないが、幅15cm以下、塔渡りか?みたいなとこもあったりで気が抜けない。



逆さ橋
えらい所に梯子を架けたなぁ。


昇竜の滝の手前で、白井差新道に合流する。


この日、第2コースを歩かせてもらい、なにが良かったか?て
山中さんの『話』、此れに尽きる。
眼光鋭いのに笑うと可愛いんよ。

春にまたお邪魔します。



覚え書き

トリカブトのあれこれ
ハシリドコロ
ロート
メグスリノキ
ミズキ
こけしの木
ヤマグルマ
とりもち
皮がネバネバ

 
| 山歩きと山登り | 06:52 | comments(0) | -
蓼科山歩き with 克雅


久しぶりに、いちにちblogの“鬼コーチ”と一緒に、北八ヶ岳の“蓼科山”を歩いてきました。
11月23日(土曜)〜24日(日曜)のこと。記録は23日の日帰り山行になります。






車二台あるのを活かし、この日のコースは『女乃神茶屋〜蓼科山七合目登山口』までとし、一台を白樺高原国際スキー場より上の“蓼科山七合目P”に駐め、もう一台は女乃神茶屋前の“すずらん峠園地P”に駐めて山歩きを開始。スタート地点から気温は高く暖かい。滝のような汗をかくことを想定し、ソフトシェルを脱いで長袖Tシャツ一枚で歩く。
つい先程まで降っていたと思しき雨のせいか、湿気がカラダにまとわりつき、とにかく暑い。袖をめくって半袖Tのようにする。タオルも頭に巻いて滝汗防止スタンバイ。






健脚な“いちにち”の克雅夫妻にぐいぐい引っ張っていってもらい、苔むしたエリアで小休止。苔を愛でながらいつしか体験した“北八苔ツアー”の話をしていると、その辺の有名所である北横岳には登ったことが無いと云う。あまりにもメジャーで混雑した山を避ける傾向にある二人には、これからもきっと、縁のない山になるのだろう。呑み山行と称して、雪のある時期にでも誘ってみるかな。






ごろごろした岩場の急登にさしかかり、森林限界を越えると、急に風が強くなり寒さを感じるようになってきた。ソフトシェルを着て防寒し、一息いれていると、今度はあたり一面が真っ白にガスってしまい、青空の山頂は何処へやらになってしまった。山頂へゆけばきっと晴れるだろうとの思い虚しく、写真を撮って先へ進むことにした。山頂ビールをあきらめて、将軍平へ。








山頂から将軍平へは北斜面。ごつごつした大きな岩場の陰は雪が氷になっており滑る。チェーンアイゼンを付けるまでもないが、やや注意して下り、将軍平の“蓼科山荘”でお昼ごはん。沸かした湯を山専ボトルに入れて持ってきて、即席カップラーメンとした。・・・微妙にいつもよりお湯がぬるい。そろそろ寿命かなと感じるようになってきた。








七合目登山口までの登山道は、ガスで何やら幻想的でメルヘン。苔むした北八ヶ岳は、お天気の悪いときでも愉しめるのはやはり良いなと思う。将軍平から車を駐めた七合目登山口までは約一時間で下山。9時30分に歩き始めたこの日の山歩きは14時30分に終了し、『目的のため』に5時間ほどカラダを動かすことができて何よりであった。“蓼科温泉共同浴場”に立ち寄り、目的の宿へと向かいます。






さて目的とは、『美味しいごはんと美味しいワイン』をたらふく味わうため。山歩きをして腹を空かせる戦法です。
リゾート イン スクアミッシュ編”に続きます。

■ルートラボ:https://yahoo.jp/AUL0ec
 
| 山歩きと山登り | 19:41 | comments(0) | -
鬼怒沼湿原歩き&日光澤温泉

〈池塘が凍っている 鬼怒沼湿原〉


11月9日(土曜)〜10日(日曜)の週末のこと。
日光澤温泉』で宴会山行とするときは、“雪”が無ければ決まって鬼怒沼湿原まで登ります。宿の美味しいごはんを食べるためには、少しでもカラダを動かしたほうが良いに決まってます。
女夫渕温泉駐車場から日光澤温泉までは、標高差300mほどの緩〜〜〜い山道。そして日光澤温泉から鬼怒沼湿原までは、標高差600mほどのなか↗なか↗の急な山道。


〈遊歩道〉


〈仲間の差し入れおにぎり:すじこ〉


〈遊歩道〉


〈おやつに舟和のいもようかん〉


〈木道〉


〈一番大きい池塘(金沼)前のベンチにて山ごはん〉


〈仲間の差し入れおにぎり:ベーコンと枝豆〉

この緩急のある登山道を歩いた先にある高層湿原『鬼怒沼湿原』は、それはそれは見事な景色なんです。青空の下で眺める景色ならなおさらのこと。
ところが、到着した鬼怒沼湿原は青空で超の付く最高のお天気だったんだけれども、鬼怒沼湿原の池塘も凍りつき、超が付くほどに寒かった。(´д`)



それでも“山頂ビール”を嗜みます♪
缶ビールの右が日光白根山で、左が根名草山。



〈サンボちらりズム〉

さて、前哨戦で骨の髄まで冷えてしまったカラダを温め♨に、日光澤温泉へと一目散に駆け下りてゆきます。
8時30分に女夫渕温泉Pを出発して、鬼怒沼湿原に着いたのが13時45分。たっぷり一時間ほど休憩して、日光澤温泉へ戻ったのが16時30分。お待ちかねの晩ごはんがこの日は18時00分でしたので、ゆっくりと一時間、露天風呂の湯につかってスタンバイ。



〈食事風景〉

この日の山仲間はボクら夫婦を含めて6人のにぎやかなメンツ。
エベレストやデナリ・マッキンリーを登ってきちゃうような猛者から、いったいいつ寝ているの?と思うほど元気で遊びに忙しいはつらつお母さん、うん。それから山のムック本をつくることを生業にしている山のプロ夫婦でチーム編成。
そんなにぎやかなメンツだったもので、宿や温泉では、はたして他の人たちに迷惑をかけていないかと心配で心配で本当にたまらなかった。~_~;


〈晩ごはんも朝ごはんも安定の美味しさ〉




〈爪痕:土砂崩れ〉


〈爪痕:削り取られた河川の肩〉

甚大な被害がでた台風19号の爪痕は、“奥鬼怒遊歩道”のいたるところでも目の当たりにしましたが、山歩きを心得ている方々ならばまったく問題はありませんでした。
ただ何かあったら困るので、役所からは遊歩道への入口と脇道からの進入路に、立ち入り禁止の札とトラロープで塞がれてはいました。あくまでも自己責任で立ち入るのが賢明です。



〈紅葉の奥鬼怒スーパー林道〉

ほんのりと紅葉の残る日光澤温泉は、空いていてとても快適に過ごすことができました。次の日光澤温泉は雪でもふもふの頃にまたゆくことになっています。スノーシューでバフバフと、雪の大海原を歩いて思いっきり汗を流したい♪
それもこれも、宿で食べる美味しいごはんと酒と温泉のためなのです。(°∀°)

 
| 山歩きと山登り | 18:12 | comments(0) | -
平ヶ岳歩き


鈍ったカラダに“喝”を入れるべく、平ヶ岳を歩いてきました。9月15日、日曜日のこと。




引っ越し”の梱包作業や荷解きの後始末に忙しくしていたら、気が付けば一ヶ月以上も山歩きをしていなかった。山歩きはボクにとって、健康維持のためのバイタルであり、ストレス発散のための大切な手段であるので、欠かすとカラダが不調になってきます。特にお腹まわりがひどくなる。~_~;




平ヶ岳は、流石は百名山。駐車場は“朝5時前”でほぼ満車。何とか路肩に停めることができましたが、ギリギリセーフな塩梅。お便所は小便器が一つ、洋便器が一つ。携帯の電波は山頂も含めてほぼ圏外でした。今後はうんちもオンラインの登山届も、麓の“道の駅 尾瀬檜枝岐”あたりで出してきた方が良さそうだ。



さて平ヶ岳までの登山道。序盤は、樹林帯の急登で大汗をかきまくり、息切れして生あくびが連発する。蒸して暑かったからなのか、初っぱなから疲れてクタクタでした。



頑張って踏ん張って景色の良い稜線に出るも、痩せ尾根が次に控えているもんで全く気が抜けない。しかもザレていたりするものだから、ザレ場がトラウマなヨメ氏はもう帰りの心配で気が気でない。







きつい下台倉山を過ぎたあたりからだったでしょうか、だんだん景色を楽しみながら山歩きをすることができるようになってきます。そして台倉山、台倉清水の水場(未確認)、白沢清水の水場(水たまり?)と、幾度となくアップダウンを繰り返し、疲れる山道を進んでゆくと、姫ノ池なる高層湿原のある“池ノ岳”に到着。






姫ノ池越しに見える『平ヶ岳』が素晴らしかった。空が青くて快晴だったらもっと素晴らしかった。(~_~;)






池ノ岳から平ヶ岳の山頂までは約30分の道のり。疲れてヘトヘトだったため木道が歩きやすくてとても助かります。ガスってきてやや残念な景色ではありましたが、山頂へ向かうにつれ元気も取り戻し、“山頂ビール”を楽しむことができました。



龍馬ビール(ノンアルコールビール)で我慢ですが・・・。






今山行はあまりのんびりしていられない長丁場なので、30分ほど休憩したあとは重い腰を上げて再び来た道を戻ります。山頂まできて時間と体力にまだ余裕があったら、立ち寄りたいと考えていた“玉子石”は残念ながらスルー。



帰りの脚と時間配分を考えると、玉子石までの往復一時間がどうにも捻出できません。姫ノ池でテント泊できたらどんなに良かったか。(>_<) ああ、もったいない。




広大な景色をじっくりと堪能したら、下山に取りかかります。痩せ尾根から続く稜線を目で追うと、結構な距離を歩いてきたことがよく分かる。下りも暑くてヘトヘトです。



と、ここで案の定ヨメさんが懸念していたザレ場で軽くアクシデント。滑って転んで危なく尾根道から滑落する勢いでしたから、精神的にもヘトヘトです。(´д`)




満身創痍ではありましたが、ゆっくりと下って何とか暗くなる前に帰ってくることができて何よりでした。
山行時間にして12時間30分。距離にして21.3kmの道のり。今山行の目的は二つありまして、運動不足の解消と今週末に登る予定としている山への足馴らし。どちらも準備は万端なので、あとは何としても晴れてほしい!
平ヶ岳、ああ・・・しんどかった。汗

――――――――――



■山域:平ヶ岳 2019年09月15日(日)
■目的:運動不足解消と次週山への足馴し
■山水:水場をあてにせず二人で“7L”の飲料水、ゼリー飲料4つを歩荷。
■山行:
05:12 鷹ノ巣登山口 ⇒ 07:23 下台倉山 ⇒ 08:19 台倉山 ⇒ 08:29 台倉清水 ⇒ 09:24 白沢清水 ⇒ 11:05 池ノ岳 ⇒ 11:41〜12:16 平ヶ岳三角点 ⇒ 12:45 池ノ岳 ⇒ 13:42 白沢清水 ⇒ 14:22 台倉清水 ⇒ 14:40 台倉山 ⇒ 15:42 下台倉山 ⇒ 17:42 鷹ノ巣登山口


〈オオシラビソの青い松ぼっくり〉

■山記:12時間30分(山行 11時間42分・休憩 48分) / 距離 21.3km
■ルートラボ:https://yahoo.jp/LtLOIP
 
| 山歩きと山登り | 12:36 | comments(0) | -
飯豊本山・大日岳歩き〈続き〉

1日目の続き
ちょっと早い夏休み山行の、飯豊山の『飯豊本山』と『大日岳』を歩いてきた話。8月5日(月曜)の、2日目のこと。





切合小屋のテントの中で、3時半に自然と目が覚めた。日中はあんなにもうだるような暑さだったのに、朝方テントの中はやや涼しい。それもそのはずだ、ボクの寝袋が消えていた。『ん?』っと思い横で寝ているヨメ氏を見ると、自分の寝袋を下に敷いて、ボクの寝袋を掛け布団として使っていた・・・。(´Д`)
朝からまいっちんぐであったが、昨夜は記憶を無くして、辺りをヒッチャカメッチャカにしてぶっ倒れるように寝てしまったみたいなので、朝ごはんの用意には細心の注意をはらって準備した・・・。(~_~)



〈切合小屋とテント場〉

さて、この日の予定はこうでした。
今回の山行の拠点はもう“切合小屋のテント場”として、2泊目の山行は身を軽くして行けるところまで行こう!と云うもの。でも目的はあくまでも“飯豊本山”と“大日岳”として、“御西岳”あたりまで行って時間切れなら引き返そうと云うことになりました。この暑さに、果たして何処まで耐えられるのか、答えを見いだせない山歩きが始まります。




まずは“飯豊本山”までの山歩き。
テント場を5時に出発。本来ならば3時あたりに出立して涼しいうちに高度を稼ぎたいところですが、これはヨメさんとも相談して決めたこと。初めて歩く山道は、やっぱり景色を見て感動しながら歩きたいので、少しあたりが明るくなってからにしようと決めたのです。
これにより前日の山歩きは暑さからえらくバテたものでしたが、この日はこの場にいるボクらの高度からして全く違うので、朝はとにかく涼しくて気分爽快で歩くことができて何よりでした。



〈草履塚〉


〈姥権現〉

“草履塚”からの景色がこれまた良くて、足がなかなか前へ進まない。“姥権現”では、真っ白なよだれ掛けを身に付けた姥さまに安全登山を祈願し、御秘所、御前坂、と過ぎたら、あっという間に昨日目指していた“本山小屋のテント場”へと到着したのでした。


〈本山小屋のテント場〉

までもこれはやっぱり昨日では、気温高くてザック重くて疲労度MAXなボクらでは恐らくたどり着けない。暑くならないうちに早々に本山小屋から下ってくる登山者の何人かと話したら、「日帰り山行のつもりだったのに暑さにバテて本山小屋へ泊まってしまった」と云う方が何人かいて驚いた。




テント場から歩いて5分ほど行った先にある本山小屋を過ぎたら、いよいよ一つ目の目的である『飯豊本山』に到着。小屋からは20分ほどの道のり。



小屋を過ぎたあたりの稜線から、“イイデリンドウ”がちらほらと目につくようになってきた。初めて見たのだが、青くて小さくてなかなか可愛らしい♪(゚∀゚)



そして誰もいない飯豊本山タイムをひとしきり楽しんだら、さらにその先のお花畑へと歩いてゆきました。




つぎは“御西岳”までの山歩き。
特に、飯豊本山から御西岳までの稜線歩きは兎にも角にもスゴかった。お花に疎いボクでさえ、その風景を見たら声が漏れるほどの美しさ。とても綺麗で色鮮やかな稜線でした。



青い空に真っ白な雪渓も効果的。キスゲにハクサンフウロ、アザミにコバイケイソウ、そしてお目当てのイイデリンドウが鮮やかでとにかく美しい。暑くてたまらなかったけれど、足をのばして歩いてきて本当に良かった。


〈御西岳の山頂〉

百名山の“飯豊山”を目指す行程上、飯豊本山まで来て引き返す話はよく聞きますが、こんなお天気の日だったらその先の御西岳まで歩かないともったいない。本当に素晴らしい稜線歩きだった。




御西小屋の水場。オアシス♪
小屋からはちょっと遠いが、ここの水場で大休止を決め込まなければ、ボクらはきっとこの先へは進めませんでした。
水は冷たくて超絶美味しい。水量も豊富だったので、頭から幾度となく冷水をかけてリフレッシュ。日焼けで火照った腕を冷やしてリフレッシュ。足りない水を補給して、持参してきた水も全部入れ替えた。




いよいよ“大日岳”までの山歩き。
水場から御西小屋へ戻りリスタート。コースの途中にある雪渓へ降りることができたら、すかさず雪渓の雪を日本手ぬぐいで包む“雪渓手ぬぐい”をつくります。雪渓から綺麗な雪を掘り出して、大盛りにして包むのです。これを首に当てたり後頭部に当てたりして灼熱の登山道を進みます。



暑くて日射のきつい山歩きの道中、これに随分と助けてもらいました。一時間半ほどは氷でキンキンに冷えた手ぬぐいだったので、次なる目的の『大日岳』へとまっしぐら。




偽ピークに辟易しながらも、なんとか晴れた大日岳の頂きを踏むことができて感無量。山の仲間によると、初めてでこんなに晴れた大日岳に遭遇できるのはとてもラッキーなんだとか。いまのところ飯豊山は全部晴れ♪( ´∀`) 持っている夫婦で良かったです♪



山頂では、御西小屋から良きペースメーカーをしてくれた笑顔の爽やかなおじ(兄?)さんとしばし雑談会。皆さんこの暑さにはほとほとまいっていたようで、お互いの顔からは苦労が垣間見えました。




さて大日岳からの下りは、今まで歩いてきた稜線が一望できて実に美しい風景でした。下りは登りよりも気持ちに余裕が生まれるので、見忘れていた景色を確認しながら歩いてゆきました。





そうこうして、あっという間に御西小屋へ。雪渓では再び雪を手ぬぐいに入れてリフレッシュ。帰りは水場をスルーして、切合小屋のテント場までの帰路を急ぎます。



〈飯豊本山〉



帰りはありがたいことに曇りがち。飯豊本山までの稜線の風はあまり期待できなくなっていたので、太陽の日差しが隠れてくれるのはとてもありがたかった。雪渓手ぬぐいを首に巻いて、クールダウンしながら足早に戻るのです。



しかしテント場が見え、小屋まであともうちょっとのところでペースダウン。また再び手ぬぐいに雪渓の雪を入れて、家路を急ぎます。夕方だってぇのにとにかくまだ暑い。




この日の山行の後半。山行時間は11時間半と長丁場でしたので、最後の方はもう〜切合小屋のキンキンに冷えた“缶ビール”だけを考えて歩いていました。(~_~) 駆けつけに一本呑んで、あとはテントからつまみを持ってきて日陰でもう一本。きっとそれもすぐに呑むだろうからまたもう一本。と云う具合に。



それが何と!!テントの延泊と“缶ビール”をお願いしに小屋番さんのところへゆくと!!!
「あ、ビールはもう“売り切れ”です」と云う返答が・・・・・。ガ〜ン! ( ꒪Д꒪)白目
しかも小屋番さん、そのきつい本気みたいなジョーダンを5分ほどボクに放置するものだから、山行の最後の最後で凍りついたのです。暑いのにもうキンキンです。(-_-;)



延泊の手続きをしている最中、小屋番さんから「缶酎ハイが品切れだから2ケース歩荷してくれない?日当15000円だすよ!」との今度はジョーダンみたいな本気の申し出がありましたが、そんなことがボクらには到底できるはずもなく、丁重にお断りを申し上げ、テントに引き上げて翌日をむかえます。




切合小屋のテントの中で、4時に自然と目が覚めた。昨日はあんなにもうだるような暑さだったのに、朝方テントの中はやや寒い。それもそのはずだ、ボクの寝袋が消えていた。『ん?』っと思い横で寝ているヨメ氏を見ると、自分の寝袋を下に敷いて、またボクの寝袋を掛け布団として使っていた・・・。(´Д`)
2日連続で朝からまいっちんぐであったが、清々しい朝を台無しにしたくなかったので、不問にして出立するのであった。



〈激下り〉


〈無風の稜線〉


〈剣ヶ峰〉

冗談の好きな小屋番さんへ挨拶をして、6時、川入へ下山開始。急登、岩場、高温、多湿、と最後の最後まで油断のおけない下山路でありました。なんせ切合小屋で汲んだ水も、途中の峰秀水場で汲んだ水も、すべて飲みきってへろへろになって登山口へと到着。11時頃のこと。 一ノ戸川での水浴びがなんとも気持ちが良かった。(゚∀゚)




初めての夏の飯豊山。厳しい暑さで思うように行程が進みませんでしたが、結果蓋を開けて見たらボクらには“切合小屋のテント場”を拠点とした山行で丁度良かったように思います。小屋もテント場も水場もトイレも近いので、とても利用しやすくお気に入り。テン場からの景色だってそんな悪くない。
夏のビール事情や飯炊きなどの話も聞けて、とても楽しくて印象深い山行となりました。次はぜひとも御西岳から北股岳の稜線などを歩いてみたいなと思っている。飯豊の年、まだまだ歩いてみたいところだらけです♪
 



〈夏休み山行記録〉
1日目:川入in 04:30 ⇒ 御沢野営場 05:00 ⇒ 横峰小屋跡 08:00 ⇒ 峰秀水場 08:30 ⇒ 地蔵山分岐 09:00 ⇒ 剣ヶ峰岩稜 09:20 ⇒ 三国小屋 10:30 ⇒ 種蒔 12:50 ⇒ 切合小屋 13:40 (テント泊)
2日目:切合小屋 05:00 ⇒ 草履塚 05:35 ⇒ 姥権現 05:55 ⇒ 御秘所 06:00 ⇒ 御前坂 06:20 ⇒ 本山小屋 07:00 ⇒ 飯豊本山 07:30 ⇒ 玄山道分岐 08:20 ⇒ 御西岳 09:05 ⇒ 御西水場 09:20 ⇒ 御西小屋 09:40 ⇒ 大日岳 11:05 → ピストン → 切合小屋 16:30 (テント泊)
3日目:切合小屋 06:00 → 種蒔 06:30 → 三国小屋 07:30 → 剣ヶ峰岩稜 08:00 → 地蔵山分岐 09:00 → 峰秀水場 09:10 → 横峰小屋跡 09:45 → 一ノ戸川 11:20 → 御沢野営場 11:30 → 川入out → いいでのゆ
 
| 山歩きと山登り | 17:25 | comments(8) | -
飯豊本山・大日岳歩き


ちょっと早い夏休みは、今年は山形、新潟、福島三県にまたがる“飯豊の山”を歩いてきました。8月4日(日曜)〜6日(火曜)のこと。大変に暑すぎてまいっちんぐな山行でしたが、無事に下山してみたら何とも達成感が半端ではない満足のゆく山歩きでした。
いやしかし夏山ってやっぱり暑いのなんの・・・。こんなにもバテるのだから、まだまだボクら修行が足りません。~_~;




〈夏休み山行記録〉
1日目:川入in ⇒ 御沢野営場 ⇒ 横峰小屋跡 ⇒ 峰秀水場 ⇒ 地蔵山分岐 ⇒ 剣ヶ峰岩稜 ⇒ 三国小屋 ⇒ 種蒔 ⇒ 切合小屋(テント泊)
2日目:切合小屋 ⇒ 草履塚 ⇒ 姥権現 ⇒ 御秘所 ⇒ 御前坂 ⇒ 本山小屋 ⇒ 飯豊本山 ⇒ 玄山道分岐 ⇒ 御西岳 ⇒ 御西水場 ⇒ 御西小屋 ⇒ 大日岳 → ピストン → 切合小屋(テント泊)
3日目:切合小屋 → 種蒔 → 三国小屋 → 剣ヶ峰岩稜 → 地蔵山分岐 → 峰秀水場 → 横峰小屋跡 → 御沢野営場 → 一ノ戸川 → 川入out → いいでのゆ



「蒸し暑くって・・・」

ゴールデンウィークに初めて歩いた飯豊山。デビュー山の“頼母木山”を皮切りに、どうせなら今年は飯豊の年にしようとヨメさんと二人して心に決めていたので、ならば早いうちに、“杁差岳”に続き、飯豊山の本丸である『飯豊本山』と『大日岳』を歩いて来ようじゃないかと計画。そしてわざわざ暑い夏に実行。目的は“イイデリンドウ”などの飯豊山の夏に咲く花を見るためでありました。



「蒸し暑くって・・・」

いやしかし飯豊の夏は暑い暑いと聞いてはいましたが、まさかこんなにも“暑い”とは想像を絶するものでした。登山口から初っ端の樹林帯の3時間歩きで、暑さと湿気でとても息苦しくなり意気消沈。



「ダウン・・・。(-_-;)」

実は早々にヨメさんへギブアップを申告。ザックの重さと寝不足からくる体調不良によるものと想像できましたが、飯豊のお花をすぐにでも見たいヨメには全く取り付く島もなく、華麗に却下。
尻をたたかれながら、水と塩とカロリーを摂取されながらの小休止をたくさん取らされながら、先ずは“三国岳避難小屋”を目指したのです。




コースの途中には“峰秀水”なる冷たくてべらぼうに美味しい水場があって、それはそれは生き返ったものでした♪(º∀º) ちょうど持参してきた水の半分を飲み干していたので、全て満タンに給水補給。冷たくて美味しい水場だっただけに、その場から離れるのがとても辛かった。



〈稜線〉


〈剣ヶ峰 岩稜〉



そして稜線へ出て、廻りの景色を楽しみ、蒸し暑かった樹林帯から解放されたと思いきや、今度は剣ヶ峰岩稜の岩肌に蓄熱された暑さにダメージを受ける。相当ヘロヘロになって“三国小屋”へ到着するのであった。




三国小屋では少々小休止。岩場の暑さにやられ水の消費が激しかったので、三国小屋でポカリスエット500円をひとつ追加購入。・・・ぬるくて涙する。(>_<)



「奥に見える山が飯豊本山」

さて、三国小屋からこの日の目的としていた“本山小屋のテント場”のある飯豊本山をロックオン。・・・遠い。コースのCTを確認すると、4時間ちょっとで着けるようだ。






だが今度は、三国小屋を過ぎてからはヨメさんが激しくバテ始める。逆にボクは元気に元通り。ヨメさんは日陰を探しては小休止を取りまくり、ボクは稜線で少しでも風を受けたいがために少しでも先へ急ぎたい。
暑い時期のコンビ山行はなかなか上手く行かないものである。まさかCTが2倍もかかるとは思いもよらず。



「なんだか遠い飯豊本山」






〈マツムシソウと大日岳〉

結局この日は“種蒔山”を過ぎた辺りでターゲットを“切合小屋のテント場”へと変更。お互い体を労わりながら、お花でも撮ってゆるゆると先へ行くことにしたのです。もうバテバテで喉がカラカラだったので致し方無し。




切合小屋”へ到着。テント場の受付をし、とりあえず一泊分の二人料金2000円を支払い、テントの幕営地へ向かって急いで設営する。テントの中へ放り投げたザックからは、キンキンに冷やして持ってきた大量の缶ビールとつまみをだけを取り上げて、小屋の影になっているベンチの特等席へ向かうのであった。・・・ビールが旨くて涙する。(º∀º)



「歩荷したビール類」

ところで、切合小屋には、とても“冷えた”缶ビールも缶酎ハイもジュースもあってものすごく驚いた。これは小屋番さんが取りにいける雪渓がまだ残っているお盆の時期あたりまでは、こうして冷え冷えのドリンクを提供できるのだそうだ。
ああぁぁぁ(´Д`)、この情報さえ知っていれば、ヘタに大量のビールと酒を歩荷してバテる必要など無かったのに・・・と大失敗。




切合小屋は、テント場も水場もトイレも全てが近くてすこぶる良かった。冗談に全く聞こえないギャグを云う小屋番さんも面白くって良かった。噂の温い水は、夜になるとちゃんと冷えるからボクはあんまり気にはなりませんでした。




テント場からの景色は北西側しか見えませんが、飯豊本山も大日岳も見えて、意外と良くって感無量。この日はその景色に酔いしれて、そして疲れて酔いつぶれて翌朝を迎えます。(~_~;)

2日目に続く
 
| 山歩きと山登り | 11:14 | comments(2) | -
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